いろんな人が言っている結果論ですね。
当時なり、その場で書いていることが出来たか疑問です。
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私の保守宣言 (WAC BUNKO 266) 新書 – 2017/11/20
和田秀樹
(著)
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購入オプションとあわせ買い
「真の保守」とは何か? ──を考えるための一冊!
自民党が総選挙で圧勝し「安倍一強」時代が続くからこそ言いたいこと
精神科医であり、また、正論新風賞を受賞(2004年)し、産経新聞「正論欄」のメンバーでもある和田秀樹が敢えて
「もうひとつの保守」像の復興を直言する――日本を劣等国家に転落させないために!
(著者の言葉)→日本は油断してはいけない! 学力にしても科学技術力にしても中国や韓国に負け始めている。そして「日本のよかった、保守すべき価値観」が崩壊寸前だ! 「太平洋戦争」や「戦後民主主義」や「日本人のアイデンティティ」を考える上でも、「右か左か」といった二分割思考ではなく、「ここの部分は是認できるが、ここの部分は否定する」という是々非々の視点からの保守論があってしかるべきだ。
はじめに 自民党が圧勝し、「安倍一強」が続くからこそ言いたいこと
プロローグ 「保守」とは何か
二分割思考ではない保守論を求めて
「古い歴史を持ち、伝統のある国」というアイデンティティ
素直に負けを認めて取り入れる力
戦前のどこが守るべきものなのか
アジアを解放する理想主義が日本にあった
勝った人間の言うことすべてに従ういわれはない
第一章 一番守るべきは日本人の知的レベルだ
何をもって人は「劣等民族」と見るのか
ゆとり教育がもたらした深刻な学力低下
ノーベル賞受賞は「昔はよかった」という話にすぎない
日本人が愛国的でなくなっている大きな理由
学問を尊ぶ国民性は徳川綱吉から始まった
勉強のできる人間が尊敬されなくなった三つの原因
「バカがいない国」は日本人として誇っていい
日本でバカが増えた原因
なぜ、大学入学の資格試験をつくらないのか
AO入試の面接だけで医学部に入った人が医者になったら……
ハングリー精神とデフレ経済
第二章 一億総中流の意味を再考する
貧乏人がいない社会は豊かに見える
所得税増税でアメリカの格差が小さくなった
国際競争力を上げた国民の要求水準
人件費を増やして市場を拡大する
格差が小さい方がやる気は失せない
「高賃金、高消費」で経済を活性化させる
十万円の損は二十二万五千円分の得と同じインパクトがある?
国力を支えるものは生産力より消費力が大きくなっている
アメリカ留学で知った本当のアメリカ
第三章 日本人の道徳と治安のよさ
なぜ、日本人は道徳的なのか
徳がなくなってきた為政者と経営者
地位と富のリンク
税金を高くしたら国を出ていくのは非国民
治安のよさは国際的競争力である
終身雇用、年功序列が日本の治安を維持してきた
外国人リスクより格差リスクのほうが深刻な問題だ
第四章 クレバーな外交力を取り戻せ
北朝鮮がICBMを持って一番困るのは誰か
言うべきことを言わないと本当に舐められる
明治維新から七十年後と戦後七十年後の違い
「経済的な力関係」と「カード」
慰安婦問題で賢く反論するポイント
日本が持っていた国家宣伝力
民主主義を逆手にとった対米外交のアイデア
日米安保条約の幻想が生んだ犠牲
第五章 国を守るために何をすべきか
日本が核武装する時代は始まっている
アメリカに戦争で勝つ方法はある
日米間に「無謀な戦争」というほどの戦力差はなかった
中野学校出身者はどこに消えたのか
情報機関をつくり、日本の宣伝に力を入れるべきだ
産業スパイとして訴えられた日本の医学者
第六章 古くて優れた文化を有する国は強い
「日本の古いものはすごい」という意識を海外の人は持っている
日本人は自分たちのよさに気がついていない
日本語による高等教育は誇るべきことだ
国連の公用語に日本語を加えよう
英語公用語論ほどバカげた話はない
税金をたくさん納めた人には名誉を与える
日本は世界最初の庶民文化の国である
日本の食文化ほど競争力を持つものはない
一ドル=三十円になれば、日本とアメリカのGDPはほぼ並ぶ
JRのバリアフリー化が遅れている理由
第七章 日本的人間関係は本当に悪いのか
終身雇用、年功序列は会社を繁栄させる合理的なシステム
YKKは本当の終身雇用を実践している
甘えより甘えられないほうが悪い
二十年前の知識を最新と思いこむ大学教授は少なくない
超高齢社会にキリスト教は古い
「一人ひとりが助け合う文化」が日本を救う
優しすぎる日本の労働者
『甘えの構造』と『バカの壁』
エピローグ 「日本一強」になる気概を持とう
日本人の知的レベルは教育さえきちんとすれば、世界の上位に戻れる
「日米安保条約があるから守ってもらえる」と思うのは甘い
できの悪い子を減らして国を強くする
子どもが日本に誇りを持てるようにする
根拠のない自信がうぬぼれを生み、うぬぼれが油断を生む
自民党が総選挙で圧勝し「安倍一強」時代が続くからこそ言いたいこと
精神科医であり、また、正論新風賞を受賞(2004年)し、産経新聞「正論欄」のメンバーでもある和田秀樹が敢えて
「もうひとつの保守」像の復興を直言する――日本を劣等国家に転落させないために!
(著者の言葉)→日本は油断してはいけない! 学力にしても科学技術力にしても中国や韓国に負け始めている。そして「日本のよかった、保守すべき価値観」が崩壊寸前だ! 「太平洋戦争」や「戦後民主主義」や「日本人のアイデンティティ」を考える上でも、「右か左か」といった二分割思考ではなく、「ここの部分は是認できるが、ここの部分は否定する」という是々非々の視点からの保守論があってしかるべきだ。
はじめに 自民党が圧勝し、「安倍一強」が続くからこそ言いたいこと
プロローグ 「保守」とは何か
二分割思考ではない保守論を求めて
「古い歴史を持ち、伝統のある国」というアイデンティティ
素直に負けを認めて取り入れる力
戦前のどこが守るべきものなのか
アジアを解放する理想主義が日本にあった
勝った人間の言うことすべてに従ういわれはない
第一章 一番守るべきは日本人の知的レベルだ
何をもって人は「劣等民族」と見るのか
ゆとり教育がもたらした深刻な学力低下
ノーベル賞受賞は「昔はよかった」という話にすぎない
日本人が愛国的でなくなっている大きな理由
学問を尊ぶ国民性は徳川綱吉から始まった
勉強のできる人間が尊敬されなくなった三つの原因
「バカがいない国」は日本人として誇っていい
日本でバカが増えた原因
なぜ、大学入学の資格試験をつくらないのか
AO入試の面接だけで医学部に入った人が医者になったら……
ハングリー精神とデフレ経済
第二章 一億総中流の意味を再考する
貧乏人がいない社会は豊かに見える
所得税増税でアメリカの格差が小さくなった
国際競争力を上げた国民の要求水準
人件費を増やして市場を拡大する
格差が小さい方がやる気は失せない
「高賃金、高消費」で経済を活性化させる
十万円の損は二十二万五千円分の得と同じインパクトがある?
国力を支えるものは生産力より消費力が大きくなっている
アメリカ留学で知った本当のアメリカ
第三章 日本人の道徳と治安のよさ
なぜ、日本人は道徳的なのか
徳がなくなってきた為政者と経営者
地位と富のリンク
税金を高くしたら国を出ていくのは非国民
治安のよさは国際的競争力である
終身雇用、年功序列が日本の治安を維持してきた
外国人リスクより格差リスクのほうが深刻な問題だ
第四章 クレバーな外交力を取り戻せ
北朝鮮がICBMを持って一番困るのは誰か
言うべきことを言わないと本当に舐められる
明治維新から七十年後と戦後七十年後の違い
「経済的な力関係」と「カード」
慰安婦問題で賢く反論するポイント
日本が持っていた国家宣伝力
民主主義を逆手にとった対米外交のアイデア
日米安保条約の幻想が生んだ犠牲
第五章 国を守るために何をすべきか
日本が核武装する時代は始まっている
アメリカに戦争で勝つ方法はある
日米間に「無謀な戦争」というほどの戦力差はなかった
中野学校出身者はどこに消えたのか
情報機関をつくり、日本の宣伝に力を入れるべきだ
産業スパイとして訴えられた日本の医学者
第六章 古くて優れた文化を有する国は強い
「日本の古いものはすごい」という意識を海外の人は持っている
日本人は自分たちのよさに気がついていない
日本語による高等教育は誇るべきことだ
国連の公用語に日本語を加えよう
英語公用語論ほどバカげた話はない
税金をたくさん納めた人には名誉を与える
日本は世界最初の庶民文化の国である
日本の食文化ほど競争力を持つものはない
一ドル=三十円になれば、日本とアメリカのGDPはほぼ並ぶ
JRのバリアフリー化が遅れている理由
第七章 日本的人間関係は本当に悪いのか
終身雇用、年功序列は会社を繁栄させる合理的なシステム
YKKは本当の終身雇用を実践している
甘えより甘えられないほうが悪い
二十年前の知識を最新と思いこむ大学教授は少なくない
超高齢社会にキリスト教は古い
「一人ひとりが助け合う文化」が日本を救う
優しすぎる日本の労働者
『甘えの構造』と『バカの壁』
エピローグ 「日本一強」になる気概を持とう
日本人の知的レベルは教育さえきちんとすれば、世界の上位に戻れる
「日米安保条約があるから守ってもらえる」と思うのは甘い
できの悪い子を減らして国を強くする
子どもが日本に誇りを持てるようにする
根拠のない自信がうぬぼれを生み、うぬぼれが油断を生む
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社ワック
- 発売日2017/11/20
- 寸法18.2 x 11.3 x 2 cm
- ISBN-104898317669
- ISBN-13978-4898317662
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商品の説明
著者について
和田秀樹(わだ・ひでき)
国際医療福祉大学大学院教授。川崎幸病院精神科顧問。和田秀樹こころと体のクリニック院長。1960年、大阪市生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、浴風会病院精神科を経て現在に至る。2004年第五回正論新風賞受賞。著書に『感情的にならない本』(新講社)、『テレビの大罪』(新潮新書)、『医学部の大罪』(ディスカヴァー21)、『悪口を言う人は、なぜ、悪口を言うのか』『だから、これまでの健康・医学常識を疑え! 』(ワック)、『大人のための勉強法』『老人性うつ』(PHP新書)などがある。
国際医療福祉大学大学院教授。川崎幸病院精神科顧問。和田秀樹こころと体のクリニック院長。1960年、大阪市生まれ。東京大学医学部卒業。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学校国際フェロー、浴風会病院精神科を経て現在に至る。2004年第五回正論新風賞受賞。著書に『感情的にならない本』(新講社)、『テレビの大罪』(新潮新書)、『医学部の大罪』(ディスカヴァー21)、『悪口を言う人は、なぜ、悪口を言うのか』『だから、これまでの健康・医学常識を疑え! 』(ワック)、『大人のための勉強法』『老人性うつ』(PHP新書)などがある。
登録情報
- 出版社 : ワック (2017/11/20)
- 発売日 : 2017/11/20
- 言語 : 日本語
- 新書 : 224ページ
- ISBN-10 : 4898317669
- ISBN-13 : 978-4898317662
- 寸法 : 18.2 x 11.3 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 820,514位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,771位日本の政治
- - 55,683位新書
- - 100,797位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年大阪府生まれ。東京大学医学部卒。東京大学医学部付属病院精神神経科助手、米国カール・メニンガー精神医学学校国際フェローを経て、現在は精神 科医。国際医療福祉大学教授。ヒデキ・ワダ・インスティテュート代表。一橋大学国際公共政策大学院特任教授。川崎幸病院精神科顧問(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『「できる!」と強く信じればあなたは9割成功している』(ISBN-10:4860813502)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年12月9日に日本でレビュー済み
和田秀樹氏。 ちょいと異端な感じがかえって好感もてます。 たとえば、受験勉強は役に立つ。 計画性を育み根性をつける、という意味では確かに、と思います。 数学は暗記科目だ、もそうです。 一部の天才は別にして、一般人は解法を暗記しながら問題を解く。 分からないことをいつまでも考えるより答えを先に見て解法を覚える。 分かったつもりを繰り返せば、理解となる。 確かに、と思います。
そんな彼が、保守宣言をしたのが本書です。 保守論陣のなかでもオモロイ主張をする方です。 どんな異端度が繰り出されるか? いやはや、ハチャメチャなようで筋は通っている。 それも悪くないかも、と思わず考えてしまいます。
まず保守とは何か。 それを冒頭でまとめています。 リベラルと同様、保守って何?と問われたら意外と即答しづらいものです。 彼の保守の基本的スタンスは、「日本のよかったところを守ろう」だ、と述べています。 日本には誇れることが歴史上たくさんあえります。 それを守ろうというわけです。 分かりやすいですね。 そのとおりだと思います。 そして、そのよかった点をいろいろな側面から掲げ、日本を誇りある国に保っていこう、というのが本書の内容と言っていいかと思います。
国の総合力は「軍事力」「経済力」「文化力」で成り立つ。 そう、さらっと言ってのけるあたり賛意を表したいと思います。 一方、高額納税者を園遊会に招待し、天皇陛下に「アナタは偉い」と褒めてもらえば、脱税していた高収入者もこぞって税金をおさめるようになる。 つまり、高額納税者に名誉を与えて税収を確保する、という方法論を述べていますが、これはいかがかなものか、、、と思う反面、ハチャメチャだけど意外にいいかも、とも思ってしまうのです。 敬意の対象からの承認を心理的に納税意識に仕向ける、という発想が精神科医らしくもあり、天皇への国民の意識を妙に言い当てているような気もします。 後半繰り出される、1ドル30円の円高繁栄論もハチャメチャなんだけれども、効果的な側面も考えると、意外にいいかも、という気になってしまいます。
英語礼賛論はダメ、日本語で考えよ。 終身雇用制と年功序列型の日本の雇用制を蔑ろにするな。 このあたりは、まったくそのとおりと思います。 批判的に読むにはもってこいの、おいしいモノイイが凝縮されていて新鮮な保守系エッセイとしても楽しめます。 日本の誇るべきを守り伸ばしていこう、そのためにも知的レベルを磨き続けよう、という気概が感じられ、面白くもあり好感が持てる内容でもありました。
そんな彼が、保守宣言をしたのが本書です。 保守論陣のなかでもオモロイ主張をする方です。 どんな異端度が繰り出されるか? いやはや、ハチャメチャなようで筋は通っている。 それも悪くないかも、と思わず考えてしまいます。
まず保守とは何か。 それを冒頭でまとめています。 リベラルと同様、保守って何?と問われたら意外と即答しづらいものです。 彼の保守の基本的スタンスは、「日本のよかったところを守ろう」だ、と述べています。 日本には誇れることが歴史上たくさんあえります。 それを守ろうというわけです。 分かりやすいですね。 そのとおりだと思います。 そして、そのよかった点をいろいろな側面から掲げ、日本を誇りある国に保っていこう、というのが本書の内容と言っていいかと思います。
国の総合力は「軍事力」「経済力」「文化力」で成り立つ。 そう、さらっと言ってのけるあたり賛意を表したいと思います。 一方、高額納税者を園遊会に招待し、天皇陛下に「アナタは偉い」と褒めてもらえば、脱税していた高収入者もこぞって税金をおさめるようになる。 つまり、高額納税者に名誉を与えて税収を確保する、という方法論を述べていますが、これはいかがかなものか、、、と思う反面、ハチャメチャだけど意外にいいかも、とも思ってしまうのです。 敬意の対象からの承認を心理的に納税意識に仕向ける、という発想が精神科医らしくもあり、天皇への国民の意識を妙に言い当てているような気もします。 後半繰り出される、1ドル30円の円高繁栄論もハチャメチャなんだけれども、効果的な側面も考えると、意外にいいかも、という気になってしまいます。
英語礼賛論はダメ、日本語で考えよ。 終身雇用制と年功序列型の日本の雇用制を蔑ろにするな。 このあたりは、まったくそのとおりと思います。 批判的に読むにはもってこいの、おいしいモノイイが凝縮されていて新鮮な保守系エッセイとしても楽しめます。 日本の誇るべきを守り伸ばしていこう、そのためにも知的レベルを磨き続けよう、という気概が感じられ、面白くもあり好感が持てる内容でもありました。
2017年12月29日に日本でレビュー済み
「真の保守」とは何なのか。筆者は、保守の立場から我が国が抱えている諸問題を憂えている。
とりわけ、「日本人の知的レベルの低下」を心配している。事実、ゆとり教育が深刻な学力低下をもたらしてることは確かである。その結果、日本にはバカが増えてしまった。このことは、私の日常生活においても肌で感じている。教育水準も高く、治安も良い日本が、日本人が、モラルを低下させている。
また、外交においても、アメリカや北朝鮮に振り回されて右往左往している。日本はこのままでいいのか?
我々日本人は、もう一度自分自身の問題として、現在の日本の政治・経済・社会・教育、そして文化について再考するべきときではなかろうか。そんな時、この本は、その道標としての役割を果たしてくれる有用な一冊である。
とりわけ、「日本人の知的レベルの低下」を心配している。事実、ゆとり教育が深刻な学力低下をもたらしてることは確かである。その結果、日本にはバカが増えてしまった。このことは、私の日常生活においても肌で感じている。教育水準も高く、治安も良い日本が、日本人が、モラルを低下させている。
また、外交においても、アメリカや北朝鮮に振り回されて右往左往している。日本はこのままでいいのか?
我々日本人は、もう一度自分自身の問題として、現在の日本の政治・経済・社会・教育、そして文化について再考するべきときではなかろうか。そんな時、この本は、その道標としての役割を果たしてくれる有用な一冊である。
2017年12月19日に日本でレビュー済み
日本は素晴らしいから大丈夫というような考えでなく、日本人の弱点を上げてうまく乗り越えないと自滅してしまう危険性を指摘しています。中韓の反日に対する反発から愛国を意識していった人たちとは違って、中韓との対比で日本の保守を論じているのではないのも、毛色がちがっていてよいと思いました。
2017年11月19日に日本でレビュー済み
「ゆとり教育」を批判し、保守派の一員とみなされている和田さんによる、もう一つの「保守(主義)宣言」。伝統を大事にする保守派なら、歴史の浅い国旗国歌にあまり拘泥する必要もなしとの立場。人を大事にする伝統的な会社文化が近年蔑ろにされ、格差社会が拡大していることに警鐘をならしている。総中流的な社会の復活のための宣言がなされている。保守二党論などが言われているが、思想の面で、こういう二つの流れがあってもいいのかと思った。核武装も肯定しているし……。