大学院時代、和室空間での照明の感性評価をする研究をしていたので、
2年くらいかけて、隣町の建具屋や畳屋に通って工作を習い、
研究室に小さな和室をつくり、設置した照明をさまざまに駆動して、実験をしていた。
いまは、ぜんぜん関係ない仕事をしているけれど、
こういう研究は、おもしろいし、大事だと思います。
大学院って、こういうことしてるんだよ!と、
大学が、高校までみたいな勉強の延長だと思いこんで、
勉強する気がなくなっている子たちに教えてあげたい。
たぶん、みんなが本当にやりたいことは、全部できる。
夢のような日々だったし、この本でちょっと追体験できた。
ありがとう。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫) 文庫 – 2015/9/27
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥990","priceAmount":990.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"990","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"U3U4GrXkhayTUTZN%2BymxjDWFLO2%2FcUpkNmgWhBtuGk%2Fxr0vN2yNSU2FC3%2FBmQUe0wRrXlcab%2FTBVaVAhAdvHXaCbn59nKP1s%2BU1KCFg5OxroI%2BwuuTjLN6b8qUqmOrcTIR38uRhzfIE%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}
購入オプションとあわせ買い
トースターをまったくのゼロから、つまり原材料から作ることは可能なのか? ふと思い立った著者が鉱山で手に入れた鉄鉱石と銅から鉄と銅線を作り、じゃがいものでんぷんからプラスチックを作るべく七転八倒。集めた部品を組み立ててみて初めて実感できたこととは。われわれを取り巻く消費社会をユルく考察した抱腹絶倒のドキュメンタリー! 『ゼロからトースターを作ってみた』改題。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2015/9/27
- 寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
- ISBN-104102200029
- ISBN-13978-4102200025
よく一緒に購入されている商品

対象商品: ゼロからトースターを作ってみた結果 (新潮文庫)
¥990¥990
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
在庫あり。
¥1,210¥1,210
4月 1 - 3 日にお届け
通常2~3日以内に発送します。
¥1,078¥1,078
最短で3月30日 土曜日のお届け予定です
残り14点(入荷予定あり)
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2021年8月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「やってみた」系のYouTube動画とは違って、動機や試行錯誤の考察、事後の内省がちゃんとある。
2019年11月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
筆者のユーモア溢れる文体で非常に読みやすく、工学的な内容も期待以上にしっかり記載されているので幅広い層が楽しめる本だと思います。
2017年3月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
面白い着眼点の本だけど、途中でひよってるし、情報量もそれほどでもないので800円の価値あるかな。
途中でバスに乗っちゃったヒッチハイクの旅みたいな....
途中でバスに乗っちゃったヒッチハイクの旅みたいな....
2016年9月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書き方が非常に軽く楽しく読めました。
そして何より、著者がゼロからトースターを作る旅を追体験しているような
描写がワクワクしました。
持ち帰った材料を自宅で加工したりするのが、ギャグ漫画みたいではあるものの
本気で取り組んでいる姿勢が素晴らしいなと感じました。
この本を読んで何より自分自身で、物を大切にしようと思えるようになったこと
もっと気軽に自分のやってみたいことに、小さくチャレンジしようと思ったこと。
私にとっては、貴重な読書体験になりました。
ありがとうございます!
そして何より、著者がゼロからトースターを作る旅を追体験しているような
描写がワクワクしました。
持ち帰った材料を自宅で加工したりするのが、ギャグ漫画みたいではあるものの
本気で取り組んでいる姿勢が素晴らしいなと感じました。
この本を読んで何より自分自身で、物を大切にしようと思えるようになったこと
もっと気軽に自分のやってみたいことに、小さくチャレンジしようと思ったこと。
私にとっては、貴重な読書体験になりました。
ありがとうございます!
2018年11月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
なんだか凄く真剣に批判している人が居るが、これはその辺の大学生が
卒業制作として凡庸な家電製品を原材料から組み立てるだけの笑い話。
鉄と銅と雲母は何とかなったがニッケルとプラスティックはどうにもならないとか
実践してみて解かっただけでも教えられることはある。
原材料を採りに行くための旅行過程と各部品の作業工程をネット配信した今どきの若者らしい口語体の文章が読み易く好感を持った。
本人は現代社会が大量に化石燃料を消費しながら発電させた電力を無駄遣いしていることを理解している。
化石燃料や鉱物を精製する際に出てくる有毒物質の問題も解かっている。
資源の物理学と電力の異常な無駄。
プラスティックやビニールの作成の難しさと採算合わせのための大量生産。
人件費節約のために海外に工場を作らなければならない
(つまり輸送燃料として石油を無駄遣いしている)理由などについては解かっていないようだが
若いんだから勘弁してやろうじゃないか。
少なくとも、その辺の大学生が行なうにしては野心的であり、知性的なことだ。
あのネット口語文体を最後まで大真面目に読書した人はご苦労様。
卒業制作として凡庸な家電製品を原材料から組み立てるだけの笑い話。
鉄と銅と雲母は何とかなったがニッケルとプラスティックはどうにもならないとか
実践してみて解かっただけでも教えられることはある。
原材料を採りに行くための旅行過程と各部品の作業工程をネット配信した今どきの若者らしい口語体の文章が読み易く好感を持った。
本人は現代社会が大量に化石燃料を消費しながら発電させた電力を無駄遣いしていることを理解している。
化石燃料や鉱物を精製する際に出てくる有毒物質の問題も解かっている。
資源の物理学と電力の異常な無駄。
プラスティックやビニールの作成の難しさと採算合わせのための大量生産。
人件費節約のために海外に工場を作らなければならない
(つまり輸送燃料として石油を無駄遣いしている)理由などについては解かっていないようだが
若いんだから勘弁してやろうじゃないか。
少なくとも、その辺の大学生が行なうにしては野心的であり、知性的なことだ。
あのネット口語文体を最後まで大真面目に読書した人はご苦労様。
2017年3月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
おバカで無計画すぎて、相談した教授も最初は呆れるものの、驚異的な発想と行動力で次々と壁を克服する姿は痛快。
トースターは、壊れたら捨てて買い替える程度の値段で、どこにでも売られている
それは資本主義経済の成功だが、原材料を求めて駆け回り、その加工に悪戦苦闘するうちに、経済発展と環境問題の対立を痛感する。
そんなテーマだが、訳者がところどころネラー口調で訳しているので、堅苦しく感じさせない。
小学生の国語の教科書に、一本の鉛筆の向こうに、というのがあったと思いますが、この話も子供にはとても良いと思います。
トースターは、壊れたら捨てて買い替える程度の値段で、どこにでも売られている
それは資本主義経済の成功だが、原材料を求めて駆け回り、その加工に悪戦苦闘するうちに、経済発展と環境問題の対立を痛感する。
そんなテーマだが、訳者がところどころネラー口調で訳しているので、堅苦しく感じさせない。
小学生の国語の教科書に、一本の鉛筆の向こうに、というのがあったと思いますが、この話も子供にはとても良いと思います。
2018年9月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
1 「トースターは店で売っているようなものでなければならない(p.37)」
2 トースターの部品は「土から掘りだされた状態の原料(p.41)」から作らなければならない
3 「産業革命以前に使われていたものと『基本的に変わらない』道具(p.41)」で作らなければならない
という3つのルールを自分に課し、著者が、大学院の卒業制作としてトースターをゼロから作った記録。そこでは、鉄、マイカ(雲母)、銅、ニッケルが自然から取り出され(ズルをしているところもあるが)、トースターへと組み立てられる。とても可能とは思えないようなチャレンジである。
著者は、トースターに必要な鋼鉄をさんざん苦労して作った後「家路につきながら僕は、重くて純度の高い大量の鋼鉄が、都会ではありとあらゆる場所に転がっていることに圧倒されそうに(p.82)」なる。
読者もまた、著者ほど強烈にではないけれど、人類が蓄積してきた「信じられないような技術(p.8)」と社会的分業によって自分たちがいかに豊かな生活を享受しているか、また、そのためにどれだけ自然(環境)が搾取されているかに気づくだろう。世界の見方が変わるかもしれない。
2 トースターの部品は「土から掘りだされた状態の原料(p.41)」から作らなければならない
3 「産業革命以前に使われていたものと『基本的に変わらない』道具(p.41)」で作らなければならない
という3つのルールを自分に課し、著者が、大学院の卒業制作としてトースターをゼロから作った記録。そこでは、鉄、マイカ(雲母)、銅、ニッケルが自然から取り出され(ズルをしているところもあるが)、トースターへと組み立てられる。とても可能とは思えないようなチャレンジである。
著者は、トースターに必要な鋼鉄をさんざん苦労して作った後「家路につきながら僕は、重くて純度の高い大量の鋼鉄が、都会ではありとあらゆる場所に転がっていることに圧倒されそうに(p.82)」なる。
読者もまた、著者ほど強烈にではないけれど、人類が蓄積してきた「信じられないような技術(p.8)」と社会的分業によって自分たちがいかに豊かな生活を享受しているか、また、そのためにどれだけ自然(環境)が搾取されているかに気づくだろう。世界の見方が変わるかもしれない。