Dear Yohei Shimada
このたびは出版おめでとうございます。
この本を読んだ率直な感想として、ほんと日頃から言ってることばかりだな、全部やってきたことばかりというのがスゴイ、こうして文字にして整理された状態で読むと、さらに分かりやすいなぁと思いました。それにしてもプロジェクトの話はかなりぶっちゃけていますねw
そして、ルーツを大切にすることって大事なことだと改めて感じました。実際、この本を読み進めながら、そこで触れられている嶋田さん自身の様々な瞬間を自分自身の人生に置き換えて考えてみると、色んなことを思い出すことができて良かったです。
これは日頃から接するなかで感じていたことですが、この本を読んで改めて感じました。
考え方がハッキリしている。
表面的には同じ結果だったりやり方だったとしても、それをどういう考え方でやるのかってのはとても大事なことだなと思いました。嶋田さんはその考え方というか基準が明確で、しかも実践する際にそれを貫き通している、それってなかなかできることではないと思います。結果的に目指している方向にいくのなら、わざわざぶつかる必要もないのにと思う瞬間もこれまで多々ありましたが、それをしないのが嶋田洋平たる所以なのだなということが改めて理解できました。
さて、ここ数年の僕にとっては小倉家守構想が入り口で、リノベーションスクールというものが大きな転機だったわけですが、本の中で後者を「変化や成長のスイッチが入る場」と言っていたのはまさにその通りだと思いました。当事者として付け加えるとすれば、そこにいたるまでに何かしらの問題意識を持っていたかどうか、そして、そういう感覚でリノベーションスクールを捉え、そこに可能性を見いだしたかどうかってのも大事な要素かなと思っています。
そういう意味で、北九州家守舎誕生のくだりで、「前のめり」と表現してくれたのはまさにその通りだったし、僕にとっても「点と点がつながった瞬間」だったわけです。さらに言うなら、本にも書かれていましたが、東京に行ったときにわざわざ嶋田さんが3331や横浜を案内してくれたってのがとても大きいです。だから、第2回リノベスクール開催中の、あのとき僕に声をかけてくれたのがものすごく嬉しかったのを今でも覚えています。そのへんの感覚っていうのはなかなか表現しにくい「定性的な」ものなのであえて説明しませんが、それは僕にとっての宝物だと思っています。
また、家守会社をつくるポイントのところで触れていた「異なる職能」ってのは大事ですね。僕自身、地域創生学群というところで、まさに色んな専門分野の先生たちと新しいものを生み出すという場に身を置いていたという経験からもすんなり理解できるし、実際、北九州家守舎で嶋田さん、遠矢さん、徳田さんと一緒にやっていく中でもつくづくそう感じました。自分にできないことは得意な人に任せればいいし、そんな風にリスペクトできる相手と一緒にチームが組めるというのは幸せなことです。それに、一人では見ることのできなかった世界を見ることができるし、発想がひろがるってのが自分自身の成長のためにもイイですね。
さいごに、この歳になって、こんな仲間と巡り会い、一緒にやれるなんて若い頃は想像もしていませんでした。けど、ルーツの話を考えてみると、人それぞれにそれがあり、色んな瞬間に大なり小なり判断や決断を繰り返すことで現在があるわけで、それらを積み重ねる中で持ち得た問題意識があったからこそ飛び込めたってのはある意味必然だし、意思あるところに縁は繋がるんだなと思いました。だからこそ、いまがある。
そして、この本を読み終えた直後に頭をよぎったことが2つ。
いざという時に動けるよう、少しはお金を蓄えとかんといかんな(笑)
色んなことが活きているので、あとは、どうやって自分たちの暮らしに活かすか。
一緒に船に乗ってよかった。
ありがとう。
これからも、よろしく!
Hiroyuki Kataoka
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ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり 単行本 – 2015/5/28
嶋田洋平
(著)
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空き家だらけのまちを元気に!
これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。
【主な内容】
「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。
これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと
建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。
それが、「リノベーションまちづくり」です。
本書は、著者が、故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり東京23区内で唯一の
「消滅可能性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を
巻き込んで実践してきたまちづくりの記録です。
CHAPTER1 ぼくの仕事はリノベーション
ぼくのルーツ――らいおん食堂と建築家へのあこがれ
社会へのまなざしと『リノベーション』という仕事
リノベーションは建物のことじゃない
CHAPTER2 まちで暮らす、まちで働く
ふるさとが『衰退』し始めた
リノベーションまちづくりの第一歩
東京の真ん中で子育て
CHAPTER3 リノベーションがまちを変える
リノベーションスクールという発明がまちを変え始めた
家守の精神を現代によみがえらせる
ほしい暮らしは自分でつくる
CHAPTER4 リノベーションまちづくりを始めよう(実践編)
この章の使い方
小倉編――仲間を集めてまちを変える
雑司が谷編――自分のまちで楽しく暮らす
ぼくらのまちを探検しよう!
CHAPTER5 リノベーションで社会の課題を解決する
都市でのこれからのリアルな暮らし
この時代に建築家として働くということ
リノベーションで次の社会をつくる
嶋田洋平本人によるあとがき
「一歩踏み出す勇気にあふれた人たち」
これからの時代の「新しいまちづくり」実践の記録。
【主な内容】
「ほしい暮らしは自分でつくる」を合言葉に著者が続けてきた、新しいまちづくりの方法。
これまでの20世紀型発想によるまちや建築ではなく、これからの日本に必要なまちと
建物の使い方、そこでの働き方や暮らし方、お金のもらい方、それらを生み出す方法。
それが、「リノベーションまちづくり」です。
本書は、著者が、故郷の北九州・小倉と、現在の住まいであり東京23区内で唯一の
「消滅可能性都市」とされる豊島区・雑司ヶ谷を往復しながら、仲間や市民、自治体を
巻き込んで実践してきたまちづくりの記録です。
CHAPTER1 ぼくの仕事はリノベーション
ぼくのルーツ――らいおん食堂と建築家へのあこがれ
社会へのまなざしと『リノベーション』という仕事
リノベーションは建物のことじゃない
CHAPTER2 まちで暮らす、まちで働く
ふるさとが『衰退』し始めた
リノベーションまちづくりの第一歩
東京の真ん中で子育て
CHAPTER3 リノベーションがまちを変える
リノベーションスクールという発明がまちを変え始めた
家守の精神を現代によみがえらせる
ほしい暮らしは自分でつくる
CHAPTER4 リノベーションまちづくりを始めよう(実践編)
この章の使い方
小倉編――仲間を集めてまちを変える
雑司が谷編――自分のまちで楽しく暮らす
ぼくらのまちを探検しよう!
CHAPTER5 リノベーションで社会の課題を解決する
都市でのこれからのリアルな暮らし
この時代に建築家として働くということ
リノベーションで次の社会をつくる
嶋田洋平本人によるあとがき
「一歩踏み出す勇気にあふれた人たち」
- 本の長さ312ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2015/5/28
- 寸法12.9 x 1.8 x 18.9 cm
- ISBN-104822200426
- ISBN-13978-4822200428
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対象商品: ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり
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ほしい暮らしは自分でつくる ぼくらのリノベーションまちづくり | 2025年の建築「新しいシゴト」 | 2025年の建築「七つの予言」 | |
カスタマーレビュー |
5つ星のうち4.3
90
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5つ星のうち3.7
6
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5つ星のうち3.7
7
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価格 | ¥2,420¥2,420 | ¥61¥61 | ¥279¥279 |
発売日 | 2015/5/28 | 2014/12/16 | 2014/9/17 |
商品の説明
著者について
らいおん建築事務所 代表取締役
一般社団法人 リノベーションまちづくりセンター 理事
1976年北九州市生まれ。「みかんぐみ」チーフを経て2010年に独立。
北九州市小倉や豊島区の雑司が谷を行き来しながら、仲間たちを巻き
込んで「リノベーションまちづくり」を実践。
一般社団法人 リノベーションまちづくりセンター 理事
1976年北九州市生まれ。「みかんぐみ」チーフを経て2010年に独立。
北九州市小倉や豊島区の雑司が谷を行き来しながら、仲間たちを巻き
込んで「リノベーションまちづくり」を実践。
登録情報
- 出版社 : 日経BP (2015/5/28)
- 発売日 : 2015/5/28
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 312ページ
- ISBN-10 : 4822200426
- ISBN-13 : 978-4822200428
- 寸法 : 12.9 x 1.8 x 18.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 206,643位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 69位家選び
- - 87位リフォーム
- - 204位住宅建築・家づくり (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1976年福岡県北九州市生まれ。株式会社みかんぐみを退職後、らいおん建築事務所を設立し、建築設計を軸にリノベーションでのエリアの再生事業など横断的に活動。
イメージ付きのレビュー

5 星
リアルな現場のリノベーションの姿がここにある
どうも。登場人物です。文中に少し紹介されていることもあって思い入れたっぷりにざーーーっと一気に読了しました。なかには辛いエピソードでもある「火事」のことも書かれていて、涙も出てきたりと。さて、嶋田さんの縦横無尽に走り回る姿の一端を知ってきたものの、彼がどういう思考回路で事を起こしてきたかは知るすべがありませんでした。ここに書かれてあることは(特に金額のお話は)まさにリアルな現場の現在進行形ばかり。この本が参考になるのは、もちろん建築家だけでなく、まちづくりを標榜する方々や商店街の人、いちサラリーマンであれ学生であれ、楽しく興味を持って読んでいただけると思います。
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上位レビュー、対象国: 日本
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2016年1月14日に日本でレビュー済み
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全国で静かにムーブメントを起こしているリノベーションスクールの「切り込み隊長」嶋田さんの著書。「リノベーションまちづくり」の要点がすごくよく分かります。
単なるリノベーションでもなく、単なるまちづくりでもない「リノベーションまちづくり」。「パブリックな視点のある民間プロジェクト」を自ら行うことで、まちを活性化する試みが、プロジェクトX的な面白さで語られています。
利益は回収する自立した持続可能なプロジェクトですが、単なる不動産投資でもありません。設計者、施工者、不動産業者、大家の枠組みを壊すことで新たな可能性と楽しさを見つけ出す手法です。行き詰まりを感じている人が読むといろんなヒントがあるのではないでしょうか。実例とノウハウもしっかり書かれているので、すごく参考になります。
確かに、「この方法が正解だ!」という決めつけのような部分も多少ありますが、新しいことにチャレンジするにはそういう部分がないと、勢いが出ないのではないでしょうか。 面白いので、まずはご一読ください。
単なるリノベーションでもなく、単なるまちづくりでもない「リノベーションまちづくり」。「パブリックな視点のある民間プロジェクト」を自ら行うことで、まちを活性化する試みが、プロジェクトX的な面白さで語られています。
利益は回収する自立した持続可能なプロジェクトですが、単なる不動産投資でもありません。設計者、施工者、不動産業者、大家の枠組みを壊すことで新たな可能性と楽しさを見つけ出す手法です。行き詰まりを感じている人が読むといろんなヒントがあるのではないでしょうか。実例とノウハウもしっかり書かれているので、すごく参考になります。
確かに、「この方法が正解だ!」という決めつけのような部分も多少ありますが、新しいことにチャレンジするにはそういう部分がないと、勢いが出ないのではないでしょうか。 面白いので、まずはご一読ください。
2015年6月15日に日本でレビュー済み
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ぼくの相方の嶋田 洋平が本を描きました。
本当かどうかわかりませんが、彼は僕への嫉妬から本を「描く」ことを決めたようです。
でも実際に自分が「書く」とうまく伝えられないからかな、ぼくらの仲間でぼくらが一番の伝え手だと思う石神 夏希ちゃんにゴーストライターとして書くことを委ねたそうです。
本当かどうかはわかりません。
でも彼らしいなと感じます。
ぼくのよく知る彼の姿そのものだ思います。
彼は嘘や誤魔化しができるほど上手くないからです。
彼の違和感に対する嗅覚というか着想力、実現に向けた構想力にぼくはいつも嫉妬します。
でも実践に対しては、言葉を選ばずに言えば「上手くない」のです。
だから上手くできる人をいつも探しているように感じます。
彼自身、上手くできるはずなんですが、より上手くできる人に委ねます。
時にはそれが上手く受け止められないこともあるように思います。
結果が上手くいかなかったときは批判の矛先が向かってしまうことも。
そんなときはこれまた上手くなく「自分◯◯ですけん」と彼はすべてを受け止めます。
この本はそんな彼のことを、上手く受け止めてない人にこそ、手に取ってほしいです。ぼく自身、上手く受け止められないことがよくあるので、夏希ちゃんが書いてくれた嶋田洋平の取扱マニュアルを常にそばに携えて置こうと思います。
どうぞ、一気に読み上げてみてください。
彼の動機が驚くほどにピュアであることに気がついてもらえるかもしれません。
ぼくが彼のことを信頼するのはこのピュアさだったりします。
本当かどうかわかりませんが、彼は僕への嫉妬から本を「描く」ことを決めたようです。
でも実際に自分が「書く」とうまく伝えられないからかな、ぼくらの仲間でぼくらが一番の伝え手だと思う石神 夏希ちゃんにゴーストライターとして書くことを委ねたそうです。
本当かどうかはわかりません。
でも彼らしいなと感じます。
ぼくのよく知る彼の姿そのものだ思います。
彼は嘘や誤魔化しができるほど上手くないからです。
彼の違和感に対する嗅覚というか着想力、実現に向けた構想力にぼくはいつも嫉妬します。
でも実践に対しては、言葉を選ばずに言えば「上手くない」のです。
だから上手くできる人をいつも探しているように感じます。
彼自身、上手くできるはずなんですが、より上手くできる人に委ねます。
時にはそれが上手く受け止められないこともあるように思います。
結果が上手くいかなかったときは批判の矛先が向かってしまうことも。
そんなときはこれまた上手くなく「自分◯◯ですけん」と彼はすべてを受け止めます。
この本はそんな彼のことを、上手く受け止めてない人にこそ、手に取ってほしいです。ぼく自身、上手く受け止められないことがよくあるので、夏希ちゃんが書いてくれた嶋田洋平の取扱マニュアルを常にそばに携えて置こうと思います。
どうぞ、一気に読み上げてみてください。
彼の動機が驚くほどにピュアであることに気がついてもらえるかもしれません。
ぼくが彼のことを信頼するのはこのピュアさだったりします。
2015年6月25日に日本でレビュー済み
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この本を彼が「生活」コーナーに置きたい理由が良く分かった。
リノベーションまちづくりの方法論というのは一側面でしかなく、自分や家族・地域・社会とどう向き合うか生き方を問われているような気がする。
今の自分の生き方・働き方・暮らし方に違和感はないか?
自分は、自分や家族・地域・社会にどこまで向きあえているだろうか?と。
書かれている内容の多くが、これまで断片的に聞いていたこと、その場に居合わせていたことだけど、彼のルーツから近年の北九州・雑司が谷での取り組みがパラレルに描かれていて、その根底には常に家族・地域への想いと業界や社会への違和感に素直に向き合って彼なりの答えを自ら実践して積み重ねてきた結果だということがストンと胸に落ちた。
タイトルにまちづくりを掲げてはいるが、彼自身はまちづくりをやろうとしてやっているわけではない。
結果としてのまちづくりであって、自分や家族が楽しく住んで、子育てして、働くためには、まちが楽しくなければならない、起点は常に自分や家族にある。
だからこそ、シンプルでリアリティしかないし、共感するんだと思う。
彼は自分が感じた違和感を隠さないし、彼の物言いや態度がストレート過ぎて余計な反発や誤解を招くこともあるけど、そんな彼に本書に登場する人々に限らず、多くの人々が喜んで巻き込まれていく。
そんな彼に僕は嫉妬している。
建築やまちづくりに関わる人はもちろん、自分の生き方や働き方に違和感を感じている人に読んで欲しいし、ほしい暮らしは自分でつくれるんだと気づいて欲しい。
リノベーションまちづくりの方法論というのは一側面でしかなく、自分や家族・地域・社会とどう向き合うか生き方を問われているような気がする。
今の自分の生き方・働き方・暮らし方に違和感はないか?
自分は、自分や家族・地域・社会にどこまで向きあえているだろうか?と。
書かれている内容の多くが、これまで断片的に聞いていたこと、その場に居合わせていたことだけど、彼のルーツから近年の北九州・雑司が谷での取り組みがパラレルに描かれていて、その根底には常に家族・地域への想いと業界や社会への違和感に素直に向き合って彼なりの答えを自ら実践して積み重ねてきた結果だということがストンと胸に落ちた。
タイトルにまちづくりを掲げてはいるが、彼自身はまちづくりをやろうとしてやっているわけではない。
結果としてのまちづくりであって、自分や家族が楽しく住んで、子育てして、働くためには、まちが楽しくなければならない、起点は常に自分や家族にある。
だからこそ、シンプルでリアリティしかないし、共感するんだと思う。
彼は自分が感じた違和感を隠さないし、彼の物言いや態度がストレート過ぎて余計な反発や誤解を招くこともあるけど、そんな彼に本書に登場する人々に限らず、多くの人々が喜んで巻き込まれていく。
そんな彼に僕は嫉妬している。
建築やまちづくりに関わる人はもちろん、自分の生き方や働き方に違和感を感じている人に読んで欲しいし、ほしい暮らしは自分でつくれるんだと気づいて欲しい。
2015年11月3日に日本でレビュー済み
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率直にいうととても面白い本です。
世間に出ているまちづくり関係の本は、理論に偏っているか実体験のみが語られていることが多いですが、
まちづくりに関わった経緯、考え方、実際の進め方、などバランスよく扱っています。
町の課題を発見してから、どのように地域住民の信頼感を構築し、物件を借り受け、
そしてリノベーションの方針を決めて、実際に効率的に施工する、
このプロセスが具体的でよくわかります。
ビジネスを創っていくことの大切さ、行政の果たすべき役割についての記述も的確です。
地域活性化の仕事に関わる方々にはぜひ読んで欲しい本でした。
世間に出ているまちづくり関係の本は、理論に偏っているか実体験のみが語られていることが多いですが、
まちづくりに関わった経緯、考え方、実際の進め方、などバランスよく扱っています。
町の課題を発見してから、どのように地域住民の信頼感を構築し、物件を借り受け、
そしてリノベーションの方針を決めて、実際に効率的に施工する、
このプロセスが具体的でよくわかります。
ビジネスを創っていくことの大切さ、行政の果たすべき役割についての記述も的確です。
地域活性化の仕事に関わる方々にはぜひ読んで欲しい本でした。
2017年2月13日に日本でレビュー済み
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かわいらしい装丁と気さくな文体の本著。
しかし、内容は対象地域の人口コーホート分析と建物ストックのマップを重ね合わせてターゲット入居者を捉える手法や、オーナーのリスクにも配慮し、かつ一般的には収益の少ないリノベーションでも収益を上げられるビジネスモデルの提案と実践などなど。建築・都市の分野の専門書ではあまり触れられない「ビジネスの側面」について新しい実践例を提示されている名著です。それらが更に、地域の課題解決を図ることも意図していたり、正に地方創生のド本命の実践例であると感じました。
江戸時代の地方創生の担い手・二宮金次郎の名言「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」に対し、正に道徳と経済の両立事例です。
本当に素晴らしいです。感動しました。
しかし、内容は対象地域の人口コーホート分析と建物ストックのマップを重ね合わせてターゲット入居者を捉える手法や、オーナーのリスクにも配慮し、かつ一般的には収益の少ないリノベーションでも収益を上げられるビジネスモデルの提案と実践などなど。建築・都市の分野の専門書ではあまり触れられない「ビジネスの側面」について新しい実践例を提示されている名著です。それらが更に、地域の課題解決を図ることも意図していたり、正に地方創生のド本命の実践例であると感じました。
江戸時代の地方創生の担い手・二宮金次郎の名言「道徳なき経済は罪悪であり 経済なき道徳は寝言である」に対し、正に道徳と経済の両立事例です。
本当に素晴らしいです。感動しました。
2016年1月27日に日本でレビュー済み
ゴーストライターの存在を明かすという確信犯的な手法に明らかなように、リノベーションをテーマにした本らしく、本自体の作り方もすでに既存を更新するように構成されているところから入り込みやすいし、遅読の自分も1日あれば一気に読めるようなポップな文体も魅力的だった。
建築デザインの作家性の類と無縁な分、誰でも身近な問題として実感しながらも、例えばサラリーマンの生活はまだリノベーションの対象としては捉える範疇に入っていなかったりと無理矢理全体を語ることもしていないので、著者のやり方に陶酔することなく自分の問題として読み直すキッカケにもなりやすかった。
何しろ金額の単位が数千、数万円〜と個人的な範疇から始まるので、個人的な一歩目を後押ししてくれることは間違いない。
建築デザインの作家性の類と無縁な分、誰でも身近な問題として実感しながらも、例えばサラリーマンの生活はまだリノベーションの対象としては捉える範疇に入っていなかったりと無理矢理全体を語ることもしていないので、著者のやり方に陶酔することなく自分の問題として読み直すキッカケにもなりやすかった。
何しろ金額の単位が数千、数万円〜と個人的な範疇から始まるので、個人的な一歩目を後押ししてくれることは間違いない。