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もっと知りたいシャガール 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション) 単行本 – 2012/4/25
木島 俊介
(著)
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二つの大戦とロシア革命を生き抜き、迫害と亡命、最愛の妻ベラの死といった苦難や悲しみを経てなお、人生の歓びと愛のメッセージを発し続けた異色の画家98年の生涯と油彩の傑作。
終生ユダヤ人としてのアイデンティティーを失うことなく、故郷ロシアの大地とパリの自由を愛した画家だが、その作風やテーマは時々の心を映し多様である。作品の深い魅力を支える哲学的・宗教的なイマジネーションにふみこみ、画家の無意識にまで迫った著者のシャガール観により、恋人や花束、異形の生き物たちは新たな意味を帯びて立ち現れるだろう。版画やステンドグラスなどの、油彩とは異なる魅力も紹介。
終生ユダヤ人としてのアイデンティティーを失うことなく、故郷ロシアの大地とパリの自由を愛した画家だが、その作風やテーマは時々の心を映し多様である。作品の深い魅力を支える哲学的・宗教的なイマジネーションにふみこみ、画家の無意識にまで迫った著者のシャガール観により、恋人や花束、異形の生き物たちは新たな意味を帯びて立ち現れるだろう。版画やステンドグラスなどの、油彩とは異なる魅力も紹介。
- 本の長さ80ページ
- 言語日本語
- 出版社東京美術
- 発売日2012/4/25
- 寸法25.7 x 18.2 x 2 cm
- ISBN-104808709503
- ISBN-13978-4808709501
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対象商品: もっと知りたいシャガール 生涯と作品 (アート・ビギナーズ・コレクション)
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登録情報
- 出版社 : 東京美術 (2012/4/25)
- 発売日 : 2012/4/25
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 80ページ
- ISBN-10 : 4808709503
- ISBN-13 : 978-4808709501
- 寸法 : 25.7 x 18.2 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 55,708位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 232位趣味・実用の絵画 (本)
- - 764位手芸 (本)
- - 2,973位アート・建築・デザイン (本)
- カスタマーレビュー:
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2020年12月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今まで知らなかったシャガールの生涯がわかり、感動しました。
2021年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サイズ感が、丁度よいと思います。壁掛け金具等が、あればよかったかな。
2014年8月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
シャガールの絵がたくさん載ってました。
年代に沿ってその時期の彼の作品と彼の人生を知ることができます。
もっと知りたいシリーズはいいですね。
値段にしては十分な内容だと思います。
妻との思い出とか。妻が死んで悲しんでる割に結構早くに
再婚したりとか(笑)結構タフ?で元気なじいさんです
あとシャガールの作ったステンドグラスも載ってたんですけど
すごくきれいです!こんな1面があったなんて知りませんでした。
あまり世に知られてないですよね。
年代に沿ってその時期の彼の作品と彼の人生を知ることができます。
もっと知りたいシリーズはいいですね。
値段にしては十分な内容だと思います。
妻との思い出とか。妻が死んで悲しんでる割に結構早くに
再婚したりとか(笑)結構タフ?で元気なじいさんです
あとシャガールの作ったステンドグラスも載ってたんですけど
すごくきれいです!こんな1面があったなんて知りませんでした。
あまり世に知られてないですよね。
2012年5月27日に日本でレビュー済み
比較的廉価で分かりやすい美術ムック「もっと知りたい」シリーズにシャガールが加わりました。高島屋で開催していた『シャガール 愛をめぐる追想展』を先月観賞したこともあり、シャガールの生涯をつぶさに知る良い機会となりました。
79頁のおわりにで「筆者が実見した油彩画作品だけで300点は越すと思われる」ほどの作品が日本に所蔵されているようです。多くの美術館で観賞してきたはずですが、本書で初めて出会った作品が多く新鮮に受け取りました。実に変化に飛び、色彩豊かでした。愛の画家と呼ばれているのを裏付ける画風だけでなく、全く違うテーマの絵画も魅力的で、シャガールが世界的に愛される理由を確認できるでしょう。
ロシア人というイメージを持っていたシャガールですがユダヤ人だったのですね。確かに19世紀末の帝政ロシアの時代に生を受けたのですが、現ベラルーシのヴィテプスクに生まれ、フランスに憧れ、国籍を取得し、第2次世界大戦期には戦火を逃れアメリカに亡命し、その後またフランスに戻って生涯を終えたという生き様を知るとボヘミアン的な人生が作風に影響を及ぼしているようです。
また愛妻家であり、妻ベラ・ローゼンフェルトをモティーフに描いた作品の多いことを再確認しました。個人的には12ページ以降の初期のキュビスムの画風に惹かれました。後のシャガールの特徴の萌芽が見て取れました。
全体的に収録作品、解説とも満足のいく内容だったと思います。
著者の木島 俊介氏は、群馬県立近代美術館館長、群馬県立館林美術館館長、共立女子大学文芸学部教授等を歴任後、同大学名誉教授、東急文化村プロデューサーの方でした。
本書の章立てと項目です。内容や流れはこれで分かると思います。
過去を深く知り、未来に開く ─シャガール芸術の隠された魅力
序 章 故郷ヴィテブスクの日々 1887(0歳)─1910(23歳)
第1章 旅立ち─パリへ 1910(23歳)─1914(27歳)
キュビスムを取り込むアポリネール、追想のヴィテブスク、もっと知りたいSTEP1 ボヘミアンたちの天国〈ラ・リュッシュ〉
第2章 ロシアへの帰還 1914(27歳)─1922(35歳)
ユダヤの伝統、恋人ベラとの再会 結婚、イダの誕生 家族の情景、ユダヤ劇場の装飾、傑作Close Up 「誕生日」、もっと知りたいSTEP 2 ロシア・アヴァンギャルドとシャガール
第3章 パリ再び 1922(35歳)─1941(54歳)
花束と恋人たち セーヌ河とエッフェル塔のパリ、シャガールと色彩、不安の時代、傑作Close Up 「白い磔刑図」「孤独」
第4章 亡命、ベラの死 1941(54歳)─1948(61歳)
アメリカ 旧作への加筆と再生、ベラの死を乗り越えて、傑作Close Up 「抵抗」「復活」「解放」、もっと知りたいSTEP 3 戦争への抵抗 平和への願い
第5章 愛と幸福の南フランス 1948(61歳)─1985(98歳)
ヴァンスからサン・ポール=ド=ヴァンスへ、シャガール最晩年の絵画の魅力、版画への情熱、ステンドグラス、もっと知りたいSTEP 4 サーカスには、魔法がある、もっと知りたいSTEP 5 パリ・オペラ座天井画
シャガールに出会えるおもな美術館、おわりに
Column シャガールとピカソの仲、ヴァリアント 複数存在する同一主題の作品、ロシア革命とシャガール、故国喪失に秘められた再生の力、マティス画廊、冬のサーカス
Key word エコール・ド・パリ、キュビスム、ダフニスとクロエの物語、アンドレ・マルロー
79頁のおわりにで「筆者が実見した油彩画作品だけで300点は越すと思われる」ほどの作品が日本に所蔵されているようです。多くの美術館で観賞してきたはずですが、本書で初めて出会った作品が多く新鮮に受け取りました。実に変化に飛び、色彩豊かでした。愛の画家と呼ばれているのを裏付ける画風だけでなく、全く違うテーマの絵画も魅力的で、シャガールが世界的に愛される理由を確認できるでしょう。
ロシア人というイメージを持っていたシャガールですがユダヤ人だったのですね。確かに19世紀末の帝政ロシアの時代に生を受けたのですが、現ベラルーシのヴィテプスクに生まれ、フランスに憧れ、国籍を取得し、第2次世界大戦期には戦火を逃れアメリカに亡命し、その後またフランスに戻って生涯を終えたという生き様を知るとボヘミアン的な人生が作風に影響を及ぼしているようです。
また愛妻家であり、妻ベラ・ローゼンフェルトをモティーフに描いた作品の多いことを再確認しました。個人的には12ページ以降の初期のキュビスムの画風に惹かれました。後のシャガールの特徴の萌芽が見て取れました。
全体的に収録作品、解説とも満足のいく内容だったと思います。
著者の木島 俊介氏は、群馬県立近代美術館館長、群馬県立館林美術館館長、共立女子大学文芸学部教授等を歴任後、同大学名誉教授、東急文化村プロデューサーの方でした。
本書の章立てと項目です。内容や流れはこれで分かると思います。
過去を深く知り、未来に開く ─シャガール芸術の隠された魅力
序 章 故郷ヴィテブスクの日々 1887(0歳)─1910(23歳)
第1章 旅立ち─パリへ 1910(23歳)─1914(27歳)
キュビスムを取り込むアポリネール、追想のヴィテブスク、もっと知りたいSTEP1 ボヘミアンたちの天国〈ラ・リュッシュ〉
第2章 ロシアへの帰還 1914(27歳)─1922(35歳)
ユダヤの伝統、恋人ベラとの再会 結婚、イダの誕生 家族の情景、ユダヤ劇場の装飾、傑作Close Up 「誕生日」、もっと知りたいSTEP 2 ロシア・アヴァンギャルドとシャガール
第3章 パリ再び 1922(35歳)─1941(54歳)
花束と恋人たち セーヌ河とエッフェル塔のパリ、シャガールと色彩、不安の時代、傑作Close Up 「白い磔刑図」「孤独」
第4章 亡命、ベラの死 1941(54歳)─1948(61歳)
アメリカ 旧作への加筆と再生、ベラの死を乗り越えて、傑作Close Up 「抵抗」「復活」「解放」、もっと知りたいSTEP 3 戦争への抵抗 平和への願い
第5章 愛と幸福の南フランス 1948(61歳)─1985(98歳)
ヴァンスからサン・ポール=ド=ヴァンスへ、シャガール最晩年の絵画の魅力、版画への情熱、ステンドグラス、もっと知りたいSTEP 4 サーカスには、魔法がある、もっと知りたいSTEP 5 パリ・オペラ座天井画
シャガールに出会えるおもな美術館、おわりに
Column シャガールとピカソの仲、ヴァリアント 複数存在する同一主題の作品、ロシア革命とシャガール、故国喪失に秘められた再生の力、マティス画廊、冬のサーカス
Key word エコール・ド・パリ、キュビスム、ダフニスとクロエの物語、アンドレ・マルロー
2020年8月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アイスコーヒーでも飲みながら、シャガールの足跡をざっと見るには、最適なダイジェスト版だと思います。
最愛の妻を失い、また最愛の女性と再婚・・シャガールの最愛とは何なの??(やっかみ男より)
最愛の妻を失い、また最愛の女性と再婚・・シャガールの最愛とは何なの??(やっかみ男より)
2020年1月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
A4サイズの、ポスターがおまけで付いていて、
知らなかったシャガールの人生の葛藤、パリのアトリエなど、詳しく掲載されてました。
もちろん絵画も沢山あって、今後の購入の参考にします。
知らなかったシャガールの人生の葛藤、パリのアトリエなど、詳しく掲載されてました。
もちろん絵画も沢山あって、今後の購入の参考にします。