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DSM-5 精神疾患の分類と診断の手引 単行本 – 2014/10/23
- 本の長さ377ページ
- 言語日本語
- 出版社医学書院
- 発売日2014/10/23
- ISBN-104260019082
- ISBN-13978-4260019088
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出版社より
【目次】
DSM-5の分類
I DSM-5の基本 1 本書の使用法 臨床症例の定式化の方法 精神疾患の定義 診断の要素 未来を見据えて:評価およびモニタリング尺度 2 司法場面でのDSM-5使用に関する注意書き
II 診断基準とコード 1 神経発達症群/神経発達障害群 知的能力障害群 コミュニケーション症群/コミュニケーション障害群 自閉スペクトラム症/自閉症スペクトラム障害 注意欠如・多動症/注意欠如・多動性障害 限局性学習症/限局性学習障害 運動症群/運動障害群 他の神経発達症群/他の神経発達障害群 2 統合失調症スペクトラム障害および他の精神病性障害群 緊張病 3 双極性障害および関連障害群 4 抑うつ障害群 5 不安症群/不安障害群 6 強迫症および関連症群/強迫性障害および関連障害群 7 心的外傷およびストレス因関連障害群 8 解離症群/解離性障害群 9 身体症状症および関連症群 10 食行動障害および摂食障害群 11 排泄症群 12 睡眠-覚醒障害群 呼吸関連睡眠障害群 睡眠時随伴症群 13 性機能不全群 14 性別違和 15 秩序破壊的・衝動制御・素行症群 16 物質関連障害および嗜癖性障害群 物質関連障害群 物質使用障害群 物質使用障害の記録手順 物質誘発性障害群 中毒と離脱の記録手順 物質・医薬品誘発性精神疾患の記録手順 アルコール関連障害群 カフェイン関連障害群 大麻関連障害群 幻覚薬関連障害群 吸入剤関連障害群 オピオイド関連障害群 鎮静薬,睡眠薬,または抗不安薬関連障害群 精神刺激薬関連障害群 タバコ関連障害群 他の(または不明の)物質関連障害群 非物質関連障害群 17 神経認知障害群 神経認知領域 認知症(DSM-5)および軽度認知障害(DSM-5) 18 パーソナリティ障害群 A群パーソナリティ障害 B群パーソナリティ障害 C群パーソナリティ障害 他のパーソナリティ障害 19 パラフィリア障害群 20 他の精神疾患群 21 医薬品誘発性運動症群および他の医薬品有害作用 神経遮断薬誘発性パーキンソニズム 他の医薬品誘発性パーキンソニズム 神経遮断薬悪性症候群 医薬品誘発性急性ジストニア 医薬品誘発性急性アカシジア 遅発性ジスキネジア 遅発性ジストニア 遅発性アカシジア 医薬品誘発性姿勢振戦 他の医薬品誘発性運動症 抗うつ薬中断症候群 医薬品による他の有害作用 22 臨床的関与の対象となることのある他の状態 対人関係の問題 虐待とネグレクト 教育と職業の問題 住居と経済の問題 社会的環境に関連する他の問題 犯罪または法制度との関係に関連する問題 相談や医学的助言など他の保健サービスの対応 他の心理社会的,個人的,環境的状況に関連する問題 個人歴における他の状況
索引
登録情報
- 出版社 : 医学書院 (2014/10/23)
- 発売日 : 2014/10/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 377ページ
- ISBN-10 : 4260019082
- ISBN-13 : 978-4260019088
- Amazon 売れ筋ランキング: - 152,615位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
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そのAPAが発行した精神疾患の診断をつけるガイドラインがあり、その簡易版、通称「ミニD」になります。
多くは病気になった場合、「症状→受診→診察→検査→診断→治療」という順番になります。
検査は状況によってしないこともありますし、病状によっては診断をはっきりとつけず症状を和らげる対症療法となることも多いでしょう。
上の流れの中で、診察で確認した症状と、場合によって行った検査をもとに、病気の診断をつけるための基準のガイドラインです。
この中の一例として、5不安症群/不安障害群の社交不安症/社交不安障害(社交恐怖)の部分を下記に引用します
社交不安症/社交不安障害(社交恐怖)
A. 他者の注視を浴びる可能性のある1つ以上の社交場面に対する、著しい恐怖または不安、例として、社交的なやりとり(例:雑談すること、よく知らない人に会うこと)、見られること(例:食べたり飲んだりすること)、他者の前で何らかの動作をすること(例:談話をすること)が含まれる。
注:子どもの場合、その不安は成人との交流だけでなく、仲間達との状況でも起きるものでなければならない。
B. その人は、ある振る舞いをするか、または不安症状を見せることが、否定的な評価を受けることになると恐れている(すなわち、恥をかいたり恥ずかしい思いをするだろう、拒絶されたり、他者の迷惑になるだろう)。
C. その社交的状況はほとんど常に恐怖または不安を誘発する。
注:子どもの場合、泣く、かんしゃく、凍りつく、まといつく、縮みあがる、または、社交的状況で話せないという形で、その恐怖または不安が表現されることがある。
D. その社交的状況は回避され、または、強い恐怖または不安を感じながら耐え忍ばれる。
E. その恐怖または不安は、その社交的状況がもたらす現実の危険や、その社会文化的背景に釣り合わない。
F. その恐怖、不安、または回避は持続的であり、典型的には6ヶ月以上続く。
G. その恐怖、不安、または回避は、臨床的に意味のある苦痛、または社会的、職業的、または他の重要な領域における機能の障害を引き起こしている。
H. その恐怖、不安、または回避は、物質(例:乱用薬物、医薬品)または他の医学的疾患の生理学的作用によるものではない。
I. その恐怖、不安、または回避は、パニック症、醜形恐怖症、自閉スペクトラム症といった他の精神疾患の症状では、うまく説明されない。
J. 他の医学的疾患(例:パーキンソン病、肥満、熱傷や負傷による醜形)が存在している場合、その恐怖、不安、または回避は、明らかに医学的疾患とは無関係または過剰である。
>該当すれば特定せよパフォーマンス限局型:その恐怖が公衆の面前で話したり動作をしたりすることに限局されている場合
やっぱり、英訳だからわかりにくい、読みにくいですね。周りくどい。仕方ないですけど。
精神疾患の診断の特徴として、「検査」がなかったり少なかったりすることだと思います。
例えば新型コロナ肺炎の場合、咳とか痰とか息苦しさとかという「症状」があり、胸部レントゲン検査で肺炎の所見やPCR陽性などの「検査」で診断することが多いでしょう(状況的に症状で診断することもあるかもしれませんが)しかし、この検査で陽性なら社交不安症という検査はありません。
もちろん、MRI,f MRI,PET,SPECT,NIRSといった脳検査が研究により進んでおり、診断基準にSPECTなどの結果が含まれている精神疾患もありますが、全体の中ではとても少なくなっています。
この問診で症状のみから診断をつけるという状況は、早く改善されてほしいと個人的には思っています。
また、厄介なことに、DSMの他にICDという診断基準もあります。日本ではどちらかというとDSMが優勢な印象ですが保険などではICDが記載が必要だったりします。さらに、この2つが主流になる前の従来の診断や、医療保険では保険病名もあります。病気が違うということはないのでほぼほぼ似ているのですが、それぞれ微妙に違っていてわかりにくく、紛らわしい現状です。さらに改訂のたびに変わるので、何がなんだか、です。
さて、このDSM-5は2014年のものです。2023年には、TRが出ました。が、23100円とお高すぎるので、こちらもミニが出るのを待ってます。職場で買ってくれないかしら、、
国家資格化によって専門家としての知識や技能をより広い領域で活かし、心理職の質の向上や雇用の安定を目指すことが大きな狙いです。
実際に、2020年度の診療報酬改定では「小児特定疾患カウンセリング料」について公認心理師が実施する場合の評価が新設されました。その背景には、自閉症スペクトラムや発達障害などのために専門的な支援を必要とする児童が増え続ける一方で、受け皿が足りず、診断を受けるための待機期間が長期化していたことが挙げられます。
今後も公認心理師の算定項目が増えることで、心に問題を抱える患者さんに必要なケアが届きやすくすることはもちろん、医師の負担軽減や心理職の雇用拡大につながっていくのか、動向に注目が集まっている新しい資格と言えると思います。
特に、特例措置が切れる2022年の第5回試験は大きなポイントだと思います。現在、公認心理師の受験資格は特例措置を含めてAからGまでの(DのみD1とD2がある)8つの受験ルートが存在しています。一番受験者が多いのは、区分Gになります。区分Gは実務経験5年と現任者講習によって受験資格を取得するルートになります。私自身も、本書を購入したのは最後のチャンスである今年の第5回試験に挑戦しようと思ったからです。何とか現任者講習を修了することもできました。
しかし、その特例措置も今年の第5回試験までです。
今後は、公認心理師の本来の受験ルートでもある区分AからCまでの3ルートのみとなるからです。
今現在、実務経験を満たしている人も第6回試験からは大学などで心理学の単位を取得しなければ受験資格を満たすことはできません。
試験範囲も幅広く試験勉強は容易ではありません。しかし、実務経験5年+現任者講習で受験資格を得られるというこのようなチャンスはそうはないと思います。今年が最初にして最後の機会になりますが、悔いのないよう試験勉強に取り組んでいきたいと思います。
試験本番まで残り時間はあまりありません。今現在、このテキストを使って最後の試験勉強中です。
テキスト自体は公認心理師試験対策のものではありませんが、他のテキストともあわせて有効に活用しています。
元々、私自身が公認心理師の受験対策講座に通っており、そこの講師の先生からこの手引きを紹介されたのが購入するきっかけでした。実際、購入して読んでみましたが、とてもわかりやすいテキストだと思います。公認心理師試験を目指している方にはおすすめの一冊!
一緒に公認心理師試験合格を目指しませんか。
私自身も7月の試験本番に向けてラストスパートしていきたいと思います。
(2022.7.15記)
専門家でなくても、基礎知識があり、また不足する知識を補う方法を知っている人にとっては、精神医学のうちかなり広い範囲に渡って、辞書のように使うことができます。
きちんとした指針があればと思い購入。
値段は専門書の御多分に洩れずいい値段ですが、
いろいろなパターンが記載されていてとても参考になりました。
この本の本編ともいうべき「DSM-5 精神疾患の診断・統計マニュアル」
という本が出ていますが、さすが本編だけあって価格が4倍以上もします。
お医者さんなどでない限りはこちらの手引きのほうでよいかと思います。
デイや居宅の事業所にはぜひ欲しい1冊だと思います。