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アンリ=ジョルジュ・クルーゾー監督傑作選Blu-ray BOX 『恐怖の報酬』『悪魔のような女』『スパイ』
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フォーマット | 字幕付き, Blu-ray, ブラック&ホワイト |
コントリビュータ | ペーター・ヴァン・アイク, 『スパイ』, 『恐怖の報酬』, ジョー・デスト, シャルル・ヴァネル, ルイ・セニエ, ヴェラ・クルーゾー, ウィリアム・タッブス, クルト・ユルゲンス, ポール・カーペンター, ジェラール・セティ, ジャン・ブロシャール, ポール・ムーリス, ガブリエル・ドルジア, サム・ジャッフェ, ピーター・ユスティノフ, 『悪魔のような女』, O・E・ハッセ, ダリオ・モレノ, マーティタ・ハント, イヴ・モンタン, サッシャ・ピトエフ, アンリ=ジョルジュ・クルーゾー, シモーヌ・シニョレ, フォルコ・ルリ, フェルナン・ルドー 表示を増やす |
言語 | フランス語 |
稼働時間 | 6 時間 29 分 |
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商品の説明
名匠アンリ=ジョルジュ・クルーゾーの二大傑作『恐怖の報酬』『悪魔のような女』が4Kリマスターで復活! そして、隠れた名作『スパイ』が国内初ソフト化&特別限定収録!
【内容】
『恐怖の報酬』 中米ベネズエラ、ラス・ピエドラス。500km先の油田で起こった火事を消すために、マリオら4人の荒くれ者たちが、大量のニトログリセリンを運ぶ仕事を請け負う。少しの振動で爆発しかねないニトロ。命懸けの仕事だが、4人は一攫千金に挑む。現場に向かう2台のトラック。その行く手に恐るべき難関が待ち構える…。 『悪魔のような女』 パリ近郊の寄宿学校。校長のミシェルは妻クリスティーナの莫大な財産に支えられ、その地位を築いていた。そして、女教師ニコルと公然の愛人関係にあった。クリスティーナは横暴な彼に心を病んでいく。同情したニコルは、ある日、ミシェル殺害をクリスティーナに持ちかける。薬品の入った酒を飲んだミシェルは朦朧とし、二人に浴槽に沈められる…。 『スパイ』 チェコの作家エゴン・ホストフスキーの小説『深夜の患者』が原作。国際スパイ戦をめぐるサスペンスフルな物語。クルーゾーの隠れた名作。
【作品情報】
監督:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
スタッフ:『恐怖の報酬』:製作:レイモン・ボルデリエ、アンリ=ジョルジュ・クルーゾー /脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ/撮影:アルマン・ティラール/音楽:ジョルジュ・オーリック 『悪魔のような女』:脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ/撮影:アルマン・ティラール ロベール・ジュイヤール/音楽:ジョルジュ・ヴァン・パリス
『スパイ』:脚本:アンリ=ジョルジュ・クルーゾー、ジェローム・ジェロミニ/撮影:クリスチャン・マトラ/音楽:ジョルジュ・オーリック
出演:『恐怖の報酬』:イヴ・モンタン、シャルル・ヴァネル、ペーター・ヴァン・アイク、フォルコ・ルリ、ヴェラ・クルーゾー、ウィリアム・タッブス、ダリオ・モレノ、ジョー・デスト 『悪魔のような女』:シモーヌ・シニョレ、ヴェラ・クルーゾー、ポール・ムーリス、シャルル・ヴァネル、ジャン・ブロシャール 『スパイ』:ジェラール・セティ、クルト・ユルゲンス、サッシャ・ピトエフ、フェルナン・ルドー、ピーター・ユスティノフ、サム・ジャッフェ、マーティタ・ハント、O・E・ハッセ、ヴェラ・クルーゾー、ルイ・セニエ、ポール・カーペンター、ガブリエル・ドルジア、ジャン・ブロシャール
【スペック】
製作国:フランス・イタリア/フランス/フランス・イタリア、147+117+125(予定)分、モノクロ、日本語字幕、フランス語製作年:1953/1955/1957年
スタンダード
特製アウターケース仕様(予定)、封入リーフレット(予定)
パッケージデザイン:河村康輔
登録情報
- アスペクト比 : 1.33:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : フランス語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 280 g
- EAN : 4933672250137
- 監督 : アンリ=ジョルジュ・クルーゾー
- メディア形式 : 字幕付き, Blu-ray, ブラック&ホワイト
- 時間 : 6 時間 29 分
- 発売日 : 2017/7/28
- 出演 : 『恐怖の報酬』, イヴ・モンタン, シャルル・ヴァネル, ペーター・ヴァン・アイク, フォルコ・ルリ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC,Ltd.(VC)(D)
- ASIN : B0713X1H79
- ディスク枚数 : 3
- Amazon 売れ筋ランキング: - 67,315位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 2,336位外国のミステリー・サスペンス映画
- - 6,034位ブルーレイ 外国映画
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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彼の各国映画祭を席捲し、既に傑作の名が高い2作と、クセの有る陰謀ブラック・ユーモア作を本邦初Blu-Ray ボックス化。
(少し内容に触れています)
【収録作】
1.「恐怖の報酬」(’53)
2.「悪魔の様な女」(’55)
3.「スパイ」('57)
サイコ」や「鳥」まではハリウッド娯楽作としての範疇を大きく越えようとしなかったヒッチコックに比べ、無常観が強く、異性嫌悪やホモソーシャルな雰囲気の暗い話が多く、ブラック・ユーモア作である3も独特の感覚です。
我が国でも名高い1,2は仕様についてのみ述べます。
2011年紀伊國屋版DVD出ていた前半2作はHDリマスターのDVDも絵が大変綺麗だった為、劇的に絵が美しくなった様には見えません。
階調が良くなり、白がより明るい白になっています。そして音声も良くなっています。
ただ、「恐怖の報酬」はDVDがディレクターズ・カット版148分なのに、本BDは153分となっています。
DVDがPALマスターで有った訳では無く、BD冒頭23秒は後付けの字幕(カンヌ映画祭の受賞作である、等)で、合間にほんの数瞬カットが長くなっていたり、逆にDVDの方がマルコとジョーが初対面の口笛合奏シーンが少し長かったり等、細かい差が御座います。
BDに追加されていた画面は
(ご覧になるまで知りたくない方は次の(*)まで飛ばして下さい)
1.ルイジがニトロ運び募集に列をなして並ぶマリオ達を嘲笑し、その後咳きこむシーン。
2.リンダが酒場の軒先で主人からニトロ運びの危険さを聴いてから走って行くシーン。
その後にテストに向かうマリオ達を乗せたトラックに縋りついて止めようとするシーンに続きます。
3.ルイジ、ビンバ車の爆発で出来た原油溜りで重傷を負ったジョーを厄介者扱いするマリオに、ジョーが脱出方法を教えるシーン。
4.重傷を負ったジョーが折れた側のズボンの生地をナイフで切り裂いて患部を観るシーンが長めになっている。
5.その他、このシーンではDVDより数カット多く追加されている。
6.原油溜りから脱出し、火災現場に向かうマリオと瀕死のジョーがパリの街について語るシーンが一部追加されている。
7.油田で工場責任者が成功報酬小切手にサインするシーンが追加。
他にも見落としが有るかもしれません。
(*)
解説は3作とも名映画評論家の遠山純生氏による書き下ろしとなっており、紀伊國屋版DVDの癖は有りましたが興味深い内容だった中条省平氏の解説は再録されていません。
ディスクの映像特典は
・1,2はメニュー画面でチャプターと字幕の切り替えが選択出来るのみ。
・3は上記に加えて劇場予告編が収録。これが凄く凝った予告編で一見の価値が有りました。
3.「スパイ」のみ単独販売されなかったので、本BOXを買って観賞するしか無く、他のBOX専用特典は有りませんでした。
・「スパイ」
入院患者二人が退院すれば廃院確実の寂れた自宅兼精神病院の医師マリク(ジェラール・セティ)は金策に困り果てていた。
そんなマリクを婦長も料理係も軽んじ、唯一慕ってくるのは患者の失語症の女性ルシ(ヴェラ・クルーゾー)のみと言う有り様。
そんな時、往診を騙り、マリクを呼び出したアメリカの諜報部員と名乗る男は正体を明かさない条件で「アレックス」と言う人物を病院で数日預かってくれれば大金を渡すと持ちかけて来る。
話に乗った途端、病院のスタッフは前日とは全く異なった面々に入れ替り、行き付けのカフェも見知らぬ店員や客で一杯になっていた。
病院の前は怪しげな物売りやバード・ウォッチャー、アンテナ修理人で溢れる様になった。
加えて患者と称して米国人クーパー(サム・ジャッフェ)や東欧系のカミンスキー(ピーター・ユスチノフ)が来院、そして体格の良い中年のドイツ訛りの「アレックス」が夜半現れ…。
諜報戦に巻き込まれた市井の精神科医を主人公にしている為、謎が謎を呼ぶ複雑なプロットに幻惑されます。
正直、2度、3度観ないと良く解らない所が御座いました。
巻き込まれ型主人公「マリク」を演じるジェラール・セティは物真似芸人から役者になった方らしいですが、他はクルト・ユルゲンス(「眼下の敵」「眼には眼を」「悪魔のワルツ」)、大道具の様な堂々たるマティータ・ハント(「追想」「吸血鬼ドラキュラの花嫁」)、若い頃から曲者振りは発揮しているピーター・ユスチノフ(「スパルタカス」「トプカピ」「死海殺人事件」)、サム・ジャッフェ(「アスファルト・ジャングル」「恋のページェント」TV「ベン・ケーシー」)、O.E.ハッセ(「私は告白する」「誰が祖国を売ったか?」)等世界中から集められた曲者名優達の演技は本作の謎めいた雰囲気を盛り上げるのに大いに役立っています。
ローラン・トポールの小説やポランスキーのブラック・ユーモア作と感覚が似ています。
少し病んだ不条理なユーモアが好きな方には波長が合うと思います。
本作の不条理さについては遠山純正氏が解説である小説家を例に上げて居られます。
近年、同じくBDで再発されたジュリアン・デュビビエ監督の一見優しげなタッチだが人生の無常を語る「詩的リアリズム」を観てから本BOXを拝見すると、厭世感は引き継ぎつつもより映画としてのアクションを重視した作品となっているのが良く解ります。
3作続けて出演している監督夫人でも有ったヴェラ・クルーゾーは狷介な監督のシゴキに良く耐え、特に2では見事な演技を見せます。
3では失語症の狂言回し的な女性を演じていますが、喋れない彼女に懸命に話しかけるマリク医師のシーンは映画「ザ・フライ」で実験動物のマントヒヒに話しかけるブランドル博士(ジェフ・ゴールドブラム)を彷彿とさせます。
「スパイ」も決して凡作では無く(嫌な感じの映画ですが)、スリルとサスペンスに満ちた映画がお好きな方、未見の方には大いにお薦めです。
とは一味違いラストまで目が離せない「悪魔のような女」、
説明の必要がないくらい有名な「恐怖の報酬」、
C・ユルゲンス、P・ユスティノフなど曲者の存在感が
圧倒的で初DVDの「スパイ」といずれもフランスらしさ
とういうか、アメリカ映画とは一味違う味が感じられる
名作ぞろいでサスペンス好きには見ごたえある作品集。