キトサンというこの人が開発したサプリを飲むと感情の爆発が抑えられる効果があるそうだ。
しかし、それは対処療法。問題はその後だ。
結局は、専門医に相談するしかない。
しかし、問題が厄介なのは、「自分の理不尽さを自覚しておらず、むしろ正当性を確信している」ところにある。

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突然、感情を爆発させる人々 (新書y) 新書 – 2017/4/4
酒井 和夫
(著)
いま感情が制御不能になる人たちが増えています。その時、脳の中で何が起こっているのでしょうか?衝動性疾患というべき現代病。あなたのまわりの困った人たち衝動性疾患にはどう対処するべきか?第一線の現場で衝動性疾患を治療する精神科医が感情をコントロールする技術を教えます!
- 本の長さ191ページ
- 言語日本語
- 出版社洋泉社
- 発売日2017/4/4
- ISBN-104800312191
- ISBN-13978-4800312198
商品の説明
著者について
酒井和夫(さかい・かずお)
1951年、東京都生まれ。77年、東京大学文学部卒業、86年、筑波大学医学部卒業、89年、筑波大学医学研究科博士課程修了。精神科医、医学博士、日本医師会認定産業医、臨床心理士。現在、ストレスケア日比谷クリニック院長。心身症、摂食障害、気分障害(うつ病)、強迫性障害などに悩む患者の治療を専門としている。
1951年、東京都生まれ。77年、東京大学文学部卒業、86年、筑波大学医学部卒業、89年、筑波大学医学研究科博士課程修了。精神科医、医学博士、日本医師会認定産業医、臨床心理士。現在、ストレスケア日比谷クリニック院長。心身症、摂食障害、気分障害(うつ病)、強迫性障害などに悩む患者の治療を専門としている。
登録情報
- 出版社 : 洋泉社 (2017/4/4)
- 発売日 : 2017/4/4
- 言語 : 日本語
- 新書 : 191ページ
- ISBN-10 : 4800312191
- ISBN-13 : 978-4800312198
- Amazon 売れ筋ランキング: - 816,341位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中3.5つ
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トップレビュー
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2018年7月22日に日本でレビュー済み
鉄道員に対する暴力行為抑止を訴えるポスターをよく見る。日本鉄道協会によれば、大手民鉄16社における鉄道係員に対する暴力行為の件数は174件(平成29年度)。2日に一回は起きている計算だ。けして人ごとではない。
人はなぜカッとなって暴力をふるうのか。防ぐことはできないのか。そのような問題意識から、本書を手に取った。
暴力の抑止について、目新しく感じたのは第3章である。衝動性疾患の治療にはキトサンというサプリメントが効くという。筆者はアメリカで用途特許を取得したとのこと。その位置付けや内容についてはもう少し噛み砕いた説明が欲しかった。
サプリや薬に頼らず感情をコントロールしたいとの向きもあるだろう。しかしながら、筆者によればそのような便法は存在しないという。
≪実際には、人間の本能と結びついた衝動性の発現は、そう簡単に治まることはない。大学病院の精神科などに通院してもなかなか治らないのだ。≫
本書はむしろ、感情をコントロールできなくなる前段階でイライラなどのネガティブな感情を解放し、暴発を予防するように説く。
その意味で、衝動的な夫婦喧嘩ーー相手に当たらないようにコーヒーカップを投げる程度のものーーはストレスをためないために有効であるとの主張が興味深い。人間、我慢するだけでなく、ときにはガス抜きも必要なのだ。
人はなぜカッとなって暴力をふるうのか。防ぐことはできないのか。そのような問題意識から、本書を手に取った。
暴力の抑止について、目新しく感じたのは第3章である。衝動性疾患の治療にはキトサンというサプリメントが効くという。筆者はアメリカで用途特許を取得したとのこと。その位置付けや内容についてはもう少し噛み砕いた説明が欲しかった。
サプリや薬に頼らず感情をコントロールしたいとの向きもあるだろう。しかしながら、筆者によればそのような便法は存在しないという。
≪実際には、人間の本能と結びついた衝動性の発現は、そう簡単に治まることはない。大学病院の精神科などに通院してもなかなか治らないのだ。≫
本書はむしろ、感情をコントロールできなくなる前段階でイライラなどのネガティブな感情を解放し、暴発を予防するように説く。
その意味で、衝動的な夫婦喧嘩ーー相手に当たらないようにコーヒーカップを投げる程度のものーーはストレスをためないために有効であるとの主張が興味深い。人間、我慢するだけでなく、ときにはガス抜きも必要なのだ。