『共産主義者191号』を買って、ざっと通読しました。私としては、なんと言っても藤沢明彦さんの「ロシア革命100周年特別企画・第1弾」の「1905年革命とロシア・プロレタリアート」がイチオシです。
筆者は、トロツキー著『わが第一革命──1905年革命論文集』『一九〇五年』(現代思潮社)、レーニン著『一九〇五年の革命』(国民文庫)、和田春樹・和田あき子著『血の日曜日事件』(中公新書)、江口朴郎編『ロシア革命の研究』(中央公論社)などを参照しながら執筆した、と書いています。
わずか43㌻の中で、1905年の革命の進行をじつに正確にそして生き生きと描写しています(と私は思いました)。だから、あっと言う間に読めてしまいます。
韓国やアメリカで労働者人民の闘いが大爆発している現在、現代革命はどのように闘いとるべきか――その意味で今回の「1905年革命とロシア・プロレタリアート」はとても勉強になりました。
一読の価値、十分にあります。
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共産主義者191号2017.2ロシア革命100周年特別企画2017 (革命的共産主義者同盟全国委員会(中核派)政治機関誌) 雑誌 – 2017/2/20
革命的共産主義者同盟政治局
(著, 編集)
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100年後の現代にロシア革命の復権かちとる
今から100年前の1917年2月、ロシア革命(二月革命)がかちとられました。労働者階級の荒々しい闘いは、全世界に拡大し、労働者自己解放=人間解放というマルクス主義の思想と理論の実践として、ロシア革命が世界史に登場しました。この歴史のもつ偉大さ・教訓は100年経過した現在においても色あせることはありません。いや、韓国・民主労総ゼネストや米トランプ情勢下で闘うアメリカ労働者階級の闘いが巻き起こる今だからこそ、その意義は現在的にますます輝きを増しています。
前進社出版部は季刊『共産主義者』で「ロシア革命100周年特別企画」として、この冬号から特集を連載します。まず第1弾として、「1905年革命のロシア・プロレタリアート」を掲載。1905年の革命は、1917年革命の〈総稽古〉としてかちとられました。
本稿は1917年革命に勝利したレーニン自身の1905年総括をベースにして1905年革命を今日的にとらえ返したものです。
この論考の最後には次のような結論が示されています。
「ロシア革命がヨーロッパのプロレタリア社会主義革命との結合を求めていたように、韓国革命も日米欧のプロレタリア革命との国際連帯を求めている。……とりわけ日本帝国主義を打倒する日本革命が決定的である」――この実践的問題意識が全編に貫かれている、今の私たちにとってとても重要な論考です。
2017年 国鉄決戦と都議選決戦を闘う
このロシア革命特集をふまえて、今号に掲載されている論文を紹介します。
巻頭は、新春活動者会議における木崎冴子同志の基調提起を掲載。民主労総ゼネストの意義を深め、日本におけるゼネスト・革命―国鉄決戦・動労総連合建設の方針 を打ち出しています。また、2017年決戦の最先頭に学生戦線の闘いを位置づけ、都議選決戦(都労連=都議選決戦)と一体で一大飛躍をかちとろうと檄を発しています。これと一体のものとして、「小池打倒の都議選決戦へ」と題する元杉並区議会議員・北島邦彦さんの特別報告を掲載。
「3・11」企画とカクマル批判
「3・11」から6年目を迎える特集企画として、2本の論文を掲載。
一つは、被曝労働拒否で闘う動労水戸の闘いを土台に、帰還を進めるJRの常磐線全線再開との真っ向対決を提起する論文。
もう一つは「被曝と帰還の強制反対署名」の意義と展望を鮮明にさせ、署名運動の大前進で福島現地の労働者民衆の怒りの決起をかちとる筋道を提起する論文。3月末に迫った帰還強制、避難者への住宅「追い出し」との闘いが待ったなしに迫っています。今年の「 3・11」決起に向けて必読の2論文です。
カクマル批判の論文は、JR総連カクマルの裏切りの深まりと一体でカクマル中央派が次元を画する純然たるカルト集団と化し、階級闘争から完全にずれ落ちている現状を分析。カクマル両派打倒の絶好機が来ていることをこのうえなく明確にしています。
革共同政治局の2017年1・1アピールと、機関紙拡大の意義を訴える「全国的政治新聞で党と労働組合を建設したレーニン」(『前進』新年号掲載論文に大幅加筆)も収録。160㌻で1000円(本体)です。3月闘争の大高揚をつくりだそう。
今から100年前の1917年2月、ロシア革命(二月革命)がかちとられました。労働者階級の荒々しい闘いは、全世界に拡大し、労働者自己解放=人間解放というマルクス主義の思想と理論の実践として、ロシア革命が世界史に登場しました。この歴史のもつ偉大さ・教訓は100年経過した現在においても色あせることはありません。いや、韓国・民主労総ゼネストや米トランプ情勢下で闘うアメリカ労働者階級の闘いが巻き起こる今だからこそ、その意義は現在的にますます輝きを増しています。
前進社出版部は季刊『共産主義者』で「ロシア革命100周年特別企画」として、この冬号から特集を連載します。まず第1弾として、「1905年革命のロシア・プロレタリアート」を掲載。1905年の革命は、1917年革命の〈総稽古〉としてかちとられました。
本稿は1917年革命に勝利したレーニン自身の1905年総括をベースにして1905年革命を今日的にとらえ返したものです。
この論考の最後には次のような結論が示されています。
「ロシア革命がヨーロッパのプロレタリア社会主義革命との結合を求めていたように、韓国革命も日米欧のプロレタリア革命との国際連帯を求めている。……とりわけ日本帝国主義を打倒する日本革命が決定的である」――この実践的問題意識が全編に貫かれている、今の私たちにとってとても重要な論考です。
2017年 国鉄決戦と都議選決戦を闘う
このロシア革命特集をふまえて、今号に掲載されている論文を紹介します。
巻頭は、新春活動者会議における木崎冴子同志の基調提起を掲載。民主労総ゼネストの意義を深め、日本におけるゼネスト・革命―国鉄決戦・動労総連合建設の方針 を打ち出しています。また、2017年決戦の最先頭に学生戦線の闘いを位置づけ、都議選決戦(都労連=都議選決戦)と一体で一大飛躍をかちとろうと檄を発しています。これと一体のものとして、「小池打倒の都議選決戦へ」と題する元杉並区議会議員・北島邦彦さんの特別報告を掲載。
「3・11」企画とカクマル批判
「3・11」から6年目を迎える特集企画として、2本の論文を掲載。
一つは、被曝労働拒否で闘う動労水戸の闘いを土台に、帰還を進めるJRの常磐線全線再開との真っ向対決を提起する論文。
もう一つは「被曝と帰還の強制反対署名」の意義と展望を鮮明にさせ、署名運動の大前進で福島現地の労働者民衆の怒りの決起をかちとる筋道を提起する論文。3月末に迫った帰還強制、避難者への住宅「追い出し」との闘いが待ったなしに迫っています。今年の「 3・11」決起に向けて必読の2論文です。
カクマル批判の論文は、JR総連カクマルの裏切りの深まりと一体でカクマル中央派が次元を画する純然たるカルト集団と化し、階級闘争から完全にずれ落ちている現状を分析。カクマル両派打倒の絶好機が来ていることをこのうえなく明確にしています。
革共同政治局の2017年1・1アピールと、機関紙拡大の意義を訴える「全国的政治新聞で党と労働組合を建設したレーニン」(『前進』新年号掲載論文に大幅加筆)も収録。160㌻で1000円(本体)です。3月闘争の大高揚をつくりだそう。
- 本の長さ160ページ
- 言語日本語
- 出版社前進社
- 発売日2017/2/20
- 寸法21 x 14.8 x 2.5 cm
- ISBN-104881392557
- ISBN-13978-4881392553
商品の説明
出版社からのコメント
【2017年新春活動者会議】
・基調提起 民主労総に続きゼネスト─革命へ
木崎冴子
・特別報告 小池打倒の都議選決戦へ
北島邦彦
【「3・11」6周年反原発福島行動企画】
・被曝労働拒否! 常磐線全線開通阻止!
森岡隆二
・国家・資本と非和解貫く、被曝と帰還の強制反対署名
革共同福島県委員会
・瓦解するカクマル吹き飛ばし、動労総連合建設で国鉄決戦へ
武元鉄
・全国的政治新聞で党と労働組合を建設したレーニン
【革共同政治局の2017年1・1アピール
民主労総と動労千葉先頭に世界革命の勝利切り開こう
【ロシア革命100周年特別企画 第1弾】
1905年革命のロシア・プロレタリアート
藤沢明彦
・基調提起 民主労総に続きゼネスト─革命へ
木崎冴子
・特別報告 小池打倒の都議選決戦へ
北島邦彦
【「3・11」6周年反原発福島行動企画】
・被曝労働拒否! 常磐線全線開通阻止!
森岡隆二
・国家・資本と非和解貫く、被曝と帰還の強制反対署名
革共同福島県委員会
・瓦解するカクマル吹き飛ばし、動労総連合建設で国鉄決戦へ
武元鉄
・全国的政治新聞で党と労働組合を建設したレーニン
【革共同政治局の2017年1・1アピール
民主労総と動労千葉先頭に世界革命の勝利切り開こう
【ロシア革命100周年特別企画 第1弾】
1905年革命のロシア・プロレタリアート
藤沢明彦
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