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神聖なる一族24人の娘たち アレクセイ・フェドルチェンコ監督 Blu-ray
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フォーマット | ワイドスクリーン, 字幕付き, Blu-ray |
コントリビュータ | ダリヤ・エカマソワ, アレクセイ・フェドルチェンコ, ユーリア・アウグ, ヤーナ・エシポヴィッチ, オリガ・ドブリナ |
言語 | ロシア語 |
稼働時間 | 1 時間 46 分 |
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商品の説明
世界に、平和を! 名前が“O"から始まる24人の娘たちの「生」と「性」の物語が幕をあける。 嘘か真か、真実は風の中。 ロシア西部のヴォルガ河畔に広がる魔法の国のような世界。そこはマリ・エル共和国。自然崇拝と大らかな性で人生を謳歌する人々の摩訶不思議な物語がベールをぬぐ―。 500年もの間、ヴォルガ河畔で独自の言語と文化を保ってきたMari(マリ)人たち。彼らは、ロシア連邦の中で際立って特異な民族で、どこにもない宗教や世界観を持ち、彼らの間には、今も様々なフォークロアが息づいている。本作は、マリの女性たちにまつわる説話を基に映画化。ロシア版「遠野物語」や「アイヌ民話」のような、優しくて哀しい不思議な世界が広がる。2016年全国劇場公開作!
【内容】
理想的な夫を選ぶ目を養うためにバケツいっぱいのキノコの形を丹念に調べるオシュチレーチェ、小枝のようにか細いオシャニクを豊満な体にするため、裸の体を拭くまじないを施すオカナイおばさん、友だちにそそのかされ、夫の股間の匂いを嗅ぐことで浮気の確証を得ようとするオーニャ、夫に想いを寄せる醜い森の精霊に呪いをかけられてしまうオロプチー、男の亡霊たちの気まぐれにのせられて、裸で踊る姉たちを目撃する少女オマルチェ…
【作品情報】
監督:アレクセイ・フェドルチェンコ
スタッフ:脚本:デニス・オソーキン 撮影:シャンドル・ベルケシー 編集:ロマン・ヴァジェーニン 美術:ゾリクト・ドルジエフ 衣装:オルガ・グサク 音楽:アンドレイ・カラセフ 録音:ティモフェイ・シェスターコフ
出演:ユーリア・アウグ、ヤーナ・エシポヴィッチ、ダリヤ・エカマソワ、オリガ・ドブリナ
【スペック】
製作国:ロシア、カラー、日本語字幕、ロシア語製作年:2012年
ビスタ
封入リーフレット、予告編
登録情報
- アスペクト比 : 1.78:1
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : ロシア語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 83 g
- EAN : 4933672250670
- 製造元リファレンス : 43215-21412
- 監督 : アレクセイ・フェドルチェンコ
- メディア形式 : ワイドスクリーン, 字幕付き, Blu-ray
- 時間 : 1 時間 46 分
- 発売日 : 2017/10/27
- 出演 : ユーリア・アウグ, ヤーナ・エシポヴィッチ, ダリヤ・エカマソワ, オリガ・ドブリナ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC,Ltd.(VC)(D)
- ASIN : B074G43N58
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 80,754位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 555位外国のドキュメンタリー映画
- - 6,803位ブルーレイ 外国映画
- - 7,489位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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いきなりアレですが、皆さん「マリ人」ってご存知ですか?って質問しておいてなんですが、知ってる人がいたら相当の少数民族マニアですね。知らないのは当たり前で恥ずかしい事ではありません。なのでぜひ、この映画で出逢いましょう(笑)。
ロシア中東部のヴォルガ河流域で、500年ものあいだ独自の文化を守り続けてきたのがマリ人で、その最大の特長は、キリスト教化されていない、自然崇拝と民間伝承が息づく社会に今も暮らしているということ。
本作は、24人のマリ人の女性を主人公にした物語を106分の中に詰め込んだ映画で、もはやオムニバスと呼ぶには細かすぎる、あまりにめくるめくエピソードが万華鏡のように現れては消えてゆく、前代未聞の数珠つなぎムービーなのです。
「ロシア版『遠野物語』」というのは本作のキャッチコピーで、そのまま流用させてもらったのだけど、言葉通りに解釈すると、いわゆる昔ばなし的な物語が次々と描かれていくようなイメージを持つかもしれない。もちろん、中には「風に秘所をさらしたせいで風の神に攫われてしまう娘」とか「夫に横恋慕した森の魔女(見た目がスゴイ・笑)に呪いをかけられ、股間から鳥の鳴き声が聞こえるようになってしまった人妻」とか「フォーマルに決めたイケメン亡霊たちにそそのかされて、素っ裸でドンチャン騒ぎを繰り広げる女の子たち」みたいに、性と死が混然一体となったような幻想譚もあるけど、ものによっては2~3分ぐらいで、おばあちゃんたちが世間話をしているだけで終わってしまう(でも会話の内容をよく聞いていると、実は呪術的だったりするんだけど)、ストーリーもオチも何にもないエピソードもある。確か「ゾンビを警察官が呪法で撃退する」みたいな話もあって、とにかく何でもアリで、荒唐無稽ですらあるような話も少なくない(笑)。
監督のアレクセイ・フェドルチェンコは、原作者で脚本も担当したデニス・オソーキン(この人、民俗学者でもある)の協力のもと、マリ人のコミュニティーに滞在しながら1年間かけて本作を撮影。移ろいゆく自然の中に暮らす人々の物語を、モザイク模様のようにスクリーンに映し出す。
劇中に登場する森の中での宗教儀式は実際に行われている祭事で、『神聖なる一族24人の娘たち』は、一方では文明化された現代マリ人の生活習俗と、片や古式ゆかしい信仰や神話・伝承の世界が虚実ないまぜになった、摩訶不思議な映画なのであります。
登場する女性は、全て「O」で始まる名前なのだが、それは去りてはめぐり来る四季のように、輪廻する生命の息吹のように、不思議色に編み込まれたフォークロアを紡ぐ糸車のように、とこしえに続く性と生の、スピリチュアルな永久運動の象徴なのである。
待ちに待ったBD&DVDリリース、心躍らせつつ待つとしましょう(変な日本語でスンマセン・笑)。