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グリム童話の魔女たち: ドイツ魔女街道を歩く 単行本 – 1999/6/1

4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

童話は、良い主人公が幸せになり、怖くて悪い魔女は殺されて「めでたし」と終わるのが一般的。だがグリム童話の魔女は本当は怖くない。なぜ、いつそのイメージは生まれたのか? ドイツを訪ねて紹介する、魔女発見の旅。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 洋泉社 (1999/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 1999/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 205ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4896913914
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4896913910
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 6個の評価

著者について

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西村 佑子
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カスタマーレビュー

星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2010年10月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本は、ドイツに行く人、グリムに興味のある人以外でも
とても楽しめる本だと思います。
魔女の世界、歴史的背景、どれも大変興味深くヨーロッパの風俗から成る
世界観もよくわかる内容です。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年4月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ドイツに特化した魔女情報として大変面白いです
行ってみたくなりますね
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2016年2月13日に日本でレビュー済み
 この三部作とは私の勝手な命名である。
 ドイツではクリスマスの4週間前から待降節といってクリスマス当日を待ち望む前祝いの日々が始まる。街の中心にある広場には大きなクリスマスツリーが立てられ、クリスマス飾りや冬の服飾品、飲み物や食べ物を売る屋台小屋がずらっと出現する。大きな町だと小屋は百以上も立ち並び、毎日大変な賑わいとなる。しかし、このクリスマスムードあふれる広場に、キリスト教以前のゲルマンの伝統や風習や人々の思いがちらりと顔を見せることがある。そもそもクリスマスツリーからしてキリスト教とは直接の関係はない。
 前置きが長くなったが、この本の著者はキリスト教の背後に見えるドイツの姿に興味があるようだ。それを足で確かめようとドイツ中を歩き回っている。その収穫が3冊の本を生み出した。
 著者がまず着目するのはグリム童話に登場する魔女たちである。それから、キリスト教の布教にともなって退けられた旧来の宗教や習慣を担っていた人々が魔女として断罪されていった歴史をたどり、その過程で浮かび上がった伝説の女性たちについて語る。これが本書である。
 次に出版された『ドイツ魔女街道を旅してみませんか?』では、なんと教会から話が始まっている。しかしこの著者のこと、本来のキリスト教の教義から離れた黒い聖母子や聖アンナについて紹介してから、「魔女街道」を旅していく。この本の特色は主要な都市や建物への行き方のデータや都市の関係図が付されていることである。内容は1冊目と重複する個所もある。 これは3番目に出た『ドイツ メルヘン街道 夢街道』も同じで、こちらは旅のガイドブックとしての体裁がより鮮明になり、表現も簡潔になっている。
 三部作と名付けた所以は、この3冊が揃うことで大きなひとつのテーマが明らかになるからである。世界中どこの土地もそこならではの歴史や習俗を持っている。ドイツも同じ。ドイツを旅するときは、こんな歴史や伝説があり、魔女と呼ばれた人々が生きていたことに思いを馳せてほしいと、著者は情熱的に語りかけてくる。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年5月5日に日本でレビュー済み
現実と空想。この2つの世界の間には”隙間”がある。辛い現実から逃れたいがために、なにかに依存する人間の弱さ。実態のないものを都合よく操作する人間の強欲さ。自分の弱い部分を守るためなら罪をも犯す人間の残酷さ。全てをひっくるめて葬るには”隙間”は都合がよかった。これらの歴史的背景に加えて本書では、『グリム童話』に出てくる魔女たちを読み解くことで現実と空想の狭間に生きた魔女たちの姿をより具体的にしている。鋭くウィットに富んだ著者の考察が、時折挟まれているところもとても面白い。