すっごく分厚くて、えっ?と思ったけど、ページあたりの文字数は少な目なんで
割とさくっと読めました。
やっぱりこういうキャラありきの群像劇は面白いですね。
でもサスペンス、とも違う感じ。
加筆もされているようで、連載時「?」と思った部分は気にならずに読めた気がします。
惜しむらくは、とりみき先生の挿絵の絵がほぼなかったことです。
あの絵で読みたかったんですよね、キャラクター達(^^;。
恩田先生、中古で買ってごめんなさいm(__)m。

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消滅 - VANISHING POINT 単行本 – 2015/9/24
恩田 陸
(著)
超巨大台風のため封鎖された空港。別室に集められた11人の中に、テロ首謀者がいるというらしい。閉鎖空間で推理合戦が始まった!
- 本の長さ523ページ
- 言語日本語
- 出版社中央公論新社
- 発売日2015/9/24
- ISBN-104120047644
- ISBN-13978-4120047640
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登録情報
- 出版社 : 中央公論新社 (2015/9/24)
- 発売日 : 2015/9/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 523ページ
- ISBN-10 : 4120047644
- ISBN-13 : 978-4120047640
- Amazon 売れ筋ランキング: - 991,838位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1964(昭和39)年、宮城県生れ。早稲田大学卒。
1992(平成4)年、日本ファンタジーノベル大賞の最終候補作となった『六番目の小夜子』でデビュー。2005年『夜のピクニック』で吉川英治文学新人賞、本屋大賞を、2006年『ユージニア』で日本推理作家協会賞を、2007年『中庭の出来事』で山本周五郎賞をそれぞれ受賞した。
ホラー、SF、ミステリーなど、さまざまなタイプの小説で才能を発揮している。著書に、『三月は深き紅の淵を』『光の帝国 常野物語』『ネバーランド』『木曜組曲』『チョコレートコスモス』『きのうの世界』などがある。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2019年9月13日に日本でレビュー済み
先端技術とか、「ウィキ・リークス事件」を盛り込んでいるけれど、恩田陸さんは、卑小な現実に寄り添わずもっと幻想の世界で活躍してほしい。
同著者の同じ群像劇である『ドミノ』と比べるても疾走感が足りない分、見劣りする印象。
登場人物同士が初対面という設定のため、「ヘッドホンの男」とか「ガラガラ声の女」などと読んでいる点も読みずらい。
とはいえ、終盤まで一気に読ませる筆力は変わらず秀逸。
もっと自由な舞台で文章を展開していく恩田陸ワールドを楽しみたい。
同著者の同じ群像劇である『ドミノ』と比べるても疾走感が足りない分、見劣りする印象。
登場人物同士が初対面という設定のため、「ヘッドホンの男」とか「ガラガラ声の女」などと読んでいる点も読みずらい。
とはいえ、終盤まで一気に読ませる筆力は変わらず秀逸。
もっと自由な舞台で文章を展開していく恩田陸ワールドを楽しみたい。
2016年9月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大好きな作家さんなので楽しみに読んだのですが、物語がなかなか進まず、劇的な出来事もあまりおこらず、結末も伏線が回収されていなような、すっきりしない感じが残りました。
なんだか思いついたことを思いついたまま書いて、最後にむりやりまとめたような・・・・・。
それでも最後まで読ませる力はプロだと思います。
なんだか思いついたことを思いついたまま書いて、最後にむりやりまとめたような・・・・・。
それでも最後まで読ませる力はプロだと思います。
2016年1月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待を裏切られませんでした。
月並みですが
引き込まれていきます。
特に親近感を覚えたのが
『ペルソナ・ノン・グラータ(招かれざる訪問者)』の方です笑
月並みですが
引き込まれていきます。
特に親近感を覚えたのが
『ペルソナ・ノン・グラータ(招かれざる訪問者)』の方です笑
2019年9月23日に日本でレビュー済み
登場人物が多すぎる上に、それぞれの人物のその時点までの人生にそんなに魅力を感じなかった。恩田陸は好きな作家で、他の作品を読んでいる時には自分の脳内に生き生きとした人物像が描かれて行き物語の顛末から目が離せなくなったのとは対照的に、この作品は読んでいるうちに「どうでもいいわ〜」という気持ちが高まってしまった。残念…。
[追記]頑張って最後まで読んで、さらに脱力…。テロ騒ぎの目的がこれ?
新聞の長期連載ということで間延びさせる必要があったのかもしれませんが、それにしても…。
[追記]頑張って最後まで読んで、さらに脱力…。テロ騒ぎの目的がこれ?
新聞の長期連載ということで間延びさせる必要があったのかもしれませんが、それにしても…。
2015年9月23日に日本でレビュー済み
読売新聞の朝刊に約一年間連載されていたものを単行本化した作品。一応、空港でのテロ事件を扱ったサスペンス小説の体裁をしているが、真の狙いは別にある。第一、サスペンス小説としてはストーリー展開が起伏に乏しく間延びしている上に、緊迫感に欠けて、連載当時から退屈だった。
本作は近未来小説であり、近未来社会における「****」技術の進歩・普及を予測し、その社会的影響を実験的に検証しようという試みが表面上の狙いである。だが、「****」技術に関する作者の知識が、近未来どころか現代においてさえも時代遅れで、読んでいて恥かしかった記憶がある(想像だが、その加筆・訂正のために連載終了から単行本化まで異例な程の時間が掛かったのかも知れない)。これが表面上の狙いだが、真の狙いは「****」技術を用いる事によって<ある物>が「消滅」するのではないか(して欲しい)という作者の希求である。しかし、これは楽観的に過ぎよう。「****」技術が文明に根付くものである一方、<ある物>は文化に根付くものであるからである。
一年間の連載というのは、内容に比して、余りにも長過ぎる感が否めなかった(その結果がこの大部)。サスペンス小説として読者を惹き付ける程の魅力がなく、近未来実験小説として「****」技術と<ある物>との関連性の考察も未熟という何とも中途半端な失敗作だと思った。
本作は近未来小説であり、近未来社会における「****」技術の進歩・普及を予測し、その社会的影響を実験的に検証しようという試みが表面上の狙いである。だが、「****」技術に関する作者の知識が、近未来どころか現代においてさえも時代遅れで、読んでいて恥かしかった記憶がある(想像だが、その加筆・訂正のために連載終了から単行本化まで異例な程の時間が掛かったのかも知れない)。これが表面上の狙いだが、真の狙いは「****」技術を用いる事によって<ある物>が「消滅」するのではないか(して欲しい)という作者の希求である。しかし、これは楽観的に過ぎよう。「****」技術が文明に根付くものである一方、<ある物>は文化に根付くものであるからである。
一年間の連載というのは、内容に比して、余りにも長過ぎる感が否めなかった(その結果がこの大部)。サスペンス小説として読者を惹き付ける程の魅力がなく、近未来実験小説として「****」技術と<ある物>との関連性の考察も未熟という何とも中途半端な失敗作だと思った。
2015年10月10日に日本でレビュー済み
時々新聞で見かけて、半端に読んでたんで「待ちに待った!」という感じ。
ノリが軽妙で楽しかった。オチやスジがどうこうというより、ノリとリズムを味わった感じ。
普段は間に挟まる挿絵って割と邪魔に感じる方だが、新聞でチラ読みしてる間に「文+挿絵=1セット」が刷り込まれたようで、とり・みきさんの絵ももっと欲しい!と、いうか、全部挿絵ごと通しで見たかった、と思ってもみたりして。
重量的にこれ以上重い本は持って読むの大変だけどw
ノリが軽妙で楽しかった。オチやスジがどうこうというより、ノリとリズムを味わった感じ。
普段は間に挟まる挿絵って割と邪魔に感じる方だが、新聞でチラ読みしてる間に「文+挿絵=1セット」が刷り込まれたようで、とり・みきさんの絵ももっと欲しい!と、いうか、全部挿絵ごと通しで見たかった、と思ってもみたりして。
重量的にこれ以上重い本は持って読むの大変だけどw
2015年12月27日に日本でレビュー済み
523ページもあるのに・・・・。
100ページを超えてしばらくすると。飽和状態。
結局結論も出ず・・・・。
こんな落ちでは納得できません。
連載物だったので、後半に巻き返そうとしたのでしょうが・・・・アイデアがなくて無理やり押し込めた典型でしょうか?
お金を出して読む価値もありません。
一体全体、恩田陸はどうなったんですか?
100ページを超えてしばらくすると。飽和状態。
結局結論も出ず・・・・。
こんな落ちでは納得できません。
連載物だったので、後半に巻き返そうとしたのでしょうが・・・・アイデアがなくて無理やり押し込めた典型でしょうか?
お金を出して読む価値もありません。
一体全体、恩田陸はどうなったんですか?