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中東・エネルギー・地政学 単行本 – 2016/8/26
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中東、アメリカを中心に欧州など、世界と深く深くかかわってきた著者が、
自身の過去を語りつつ、いま世界で何がおきているかを整理する。
戦後、海外派兵をしなくなった日本で、ピーク時は3500人もの邦人がイランで働いていた
三井物産のIJPCプロジェクト。
イラン革命、イラン・イラク戦争の荒波に翻弄され、そのとき
世界で何が起きているのかを現地で調査するところから、
寺島氏の情報収集活動が始まったーー。 そうして形成されたインテリジェンスが、
現在の知的活動を支えている。
寺島氏の経験を追体験することで、エネルギー面で見た戦後日本の歴史と、
これからの日本のエネルギー政策、中東との関わりがどうあるべきか、気づきを得られる。
宗教対立、グローバル・ジハード、エネルギーとしての原子力、アメリカの外交政策など、
現代を動かす重要な要素のそれぞれがどう絡み合っているかを読み解いていく。
21世紀の経済社会を生きる人へ、現場からのインテリジェンスに基づいた世界認識を示す。
- 本の長さ304ページ
- 言語日本語
- 出版社東洋経済新報社
- 発売日2016/8/26
- ISBN-104492444319
- ISBN-13978-4492444313
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出版社より

21世紀の経済社会を生きる人へ、現場からのインテリジェンスに基づいた世界認識を示す
本書は、私の中東体験を総括し、このところ一段と混迷を深めるユーラシアの心臓部に関する認識を整理する試みであり、エネルギー問題への視界を拓くための私なりの論点整理である。
論稿を書き進めながら、この総括は、戦後生まれ世代の先頭たる自分が、一九七〇年代に社会参加し、エネルギー問題を軸に世界と日本との関係性を探究する現場に立ち、格闘してきたことの確認であり、個人的体験でありながら、この時代を生きた日本人が何らかの形で目撃してきたことの整理でもあることに気づいた。(中略)
また、一企業のサラリーマンとして、中東イランの革命と戦争に巻き込まれて、必死に企業のサバイバル・ゲームに参加して中東を動き回った段階から、アメリカ東海岸での10年間の活動を通じて、次第に「企業の論理」と「国家の論理」の乖離を認識し、さらに国家の論理を超えた世界観へと視座をパラダイム転換させる必要を感じ始めた。(中略)
この本は中東を正視した私自身の三五年間の行動と思索のマイルストーンであり、揺れ動く世界への現時点での私の視座でもある。
(「はじめに」より抜粋)
本書の構成
はじめに――エネルギー問題、そして中東との運命的な縁
第1章 中東との出会い――IJPCプロジェクトの衝撃
第2章 ユダヤとは何か――イスラエル体験での学び
第3章 イスラムとは何か――中東体験の総括
第4章 アメリカでの10年――思考のパラダイム転換
第5章 9・11、イラク戦争、日本外交――時代の発言者として
第6章 今、中東・エネルギーをどう観るか――全体知の視点から
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ナショナリズムの美徳 | 新しい地政学 | 西洋の自死 | 富国と強兵 | 新しい世界の資源地図: エネルギー・気候変動・国家の衝突 | |
カスタマーレビュー |
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価格 | ¥2,860¥2,860 | ¥2,350¥2,350 | ¥3,080¥3,080 | ¥3,960¥3,960 | ¥3,520¥3,520 |
内容紹介 | トランプ政権の外交基盤となり、アメリカ保守主義再編や欧州ポピュリズムに大きな影響を与えた問題作! 自由と民主主義を守るのは国民国家であるとして、誤解されがちなナショナリズムの価値観を問い直していく。 その一方で、リベラリズムのパラダイムは、専制や帝国主義と同じだと警鐘を鳴らす。 ナショナリズムと国民国家400年の歴史を再評価する括目に値する1冊。 中野剛志、施光恒の両氏によるダブル解説付。 | 民主主義や法の支配が失われ、リベラルな国際秩序が失われつつある世界はどこに向かうのか? 日本を代表する知性を結集し、再び動き始めた「地理」と「歴史」で世界を理解する視座を提示。 「ポスト・マッキンダー」時代の地政学を示す。 | 英国で10万部超、世界23ヵ国で翻訳、英国のアマゾンレビュー700件超! 「サンデー・タイムズ」紙のナンバーワンブック、「イブニング・スタンダード」紙のブックオブザイヤーに輝いたベストセラー! 英国で数々の賞を受賞した若きジャーナリストが欧州の移民問題を徹底ルポ。 移民受け入れをめぐる「罪悪感」と「疲れ」がもたらした 欧州リベラリズムの死に方を克明に描く。 | 本書では、「地政経済学」とは、「富国」と「強兵」、すなわち経済力と政治力・軍事力との間の密接不可分な関係を解明しようとする社会科学であることを示し、地政学なくして経済を理解することはできず、経済なくして地政学を理解することはできないことを明らかにする。 『TPP亡国論』で日米関係のゆがみを鋭い洞察力でえぐり出した著者が、資本主義終焉論と地政学が復活する今と未来を読み解く渾身の書き下ろし大著。 | 地政学とエネルギー分野の劇的な変化によって、どのような新しい世界地図が形作られようとしているのか?エネルギー問題の世界的権威で、ピューリッツァー賞受賞者の著者が、エネルギー革命と気候変動との闘い、ダイナミックに変化し続ける地図を読み解く衝撃の書。 |
発売日 | 2021/3/26 | 2020/2/28 | 2018/12/14 | 2016/12/9 | 2022/1/28 |
商品の説明
著者について
(一財)日本総合研究所理事長、多摩大学学長
1947年北海道生まれ。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程修了後、三井物産入社。米国三井物産ワシントン事務所所長、三井物産常務執行役員、三井物産戦略研究所会長等を経て、現在は(一財)日本総合研究所会長、多摩大学学長。国土交通省・社会資本整備審議会道路分科会国土幹線道路部会長、同省・国土審議会計画部会委員、経済産業省・資源エネルギー庁総合資源エネルギー調査会基本政策分科会委員、農林水産省・「食と農の景勝地」検討委員会委員長等兼任。
著書に『リベラル再生の基軸―脳力のレッスンIV』(岩波書店)、『大中華圏―ネットワーク型世界観から中国の本質に迫る』『新・観光立国論―モノづくり国家を超えて』(NHK出版)、『二十世紀と格闘した先人たち―一九〇〇年 アジア・アメリカの興隆』(新潮社)、『日本でいちばんいい県 都道府県別幸福度ランキング』『全47都道府県幸福度ランキング2014年版』『同2016年版』(いずれも監修、東洋経済新報社)他多数。
登録情報
- 出版社 : 東洋経済新報社 (2016/8/26)
- 発売日 : 2016/8/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 304ページ
- ISBN-10 : 4492444319
- ISBN-13 : 978-4492444313
- Amazon 売れ筋ランキング: - 265,485位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 7,691位ビジネス実用本
- カスタマーレビュー:
著者について

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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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中東に関しては、本年開始早々(新型コロナ問題深刻化以前の1月初頭)に米軍によるイランの軍人ソレイマニの暗殺(ドローンによるピンポイント攻撃)が記憶に新しく、これを端緒とする緊迫は新型コロナの流行加速の中でも変わらず続いています。
一般日本人にとって中東情勢は複雑で理解が難しい中、ビジネスマンとして中東と向き合い続けてきた寺島氏による中東指南は、非常にリアリティに富み、その深刻さを身震いするレベルで伝えてくれます。
ビジネスの最前線からという寺島氏の出自も、国際問題を実業のリスクマネジメントの視座から捉えるという独特の立ち位置を纏う点も、他には見られない魅力です。
読み応えはバッチリでした。
戦後、海外派兵をしなくなった日本で、ピーク時は3500人もの邦人がイランで働いていた戦後最大の海外プロジェクトであるIJPCプロジェクトは、イラン革命、イラン・イラク戦争の荒波に翻弄され、潰れ三井物産は危機に陥る。中東の専門家との不在とアラブ筋の情報に偏った世界観で無謀に推進したプロジェクトに取り組む中から、イスラエル、そして強いつながりを持つアメリカ、そして欧州の目線へと寺島の視界は広がっていく。そして日本の立ち位置のと未来へ向けての構想を描く。その過程を誠実に記していて深い感銘を受ける本だ。
この数十年の誠実な知的活動と人脈形成の中ではぐくまれたインテリジェンスが、現在旺盛な知的活動を支えている。
読者は寺島の経験を追体験することで、日本人のブラックボックスであった中東と、石油を中心とするエネルギーからで見た戦後日本の歴史の全貌を見ることができる。また、これからの日本のエネルギー政策のあり方、中東との関わりのあり方について、方向感を確認できる。
世界が近代に移行するきっかけとなった400年前のウエストファリア条約から大転換期であるy現代という視座から、宗教対立の復活、グローバル・ジハードの展開、エネルギーとしての原子力の扱い方、失敗の続くアメリカの外交政策など、現代を動かす重要な要素のそれぞれがどう絡み合っているかを読み解いていく名著だ。
中央公論の寺島論文「我ら戦後世代の坂の上の雲」を読み衝撃を受け、その数年後に偶然本人と接触し、それ以来30数年が経った。この間、私は東京、ニューヨーク、ワシントン、仙台、東京で寺島ウオッチャーとして並走してきた。その間に、聞いたこと、見たことなど、思い当たるところが多い。
仕事に真正面から取り組み、苦闘する中から、知的巨人が誕生する物語である。
自分史と戦後史、そして世界史をきっちりと関係づけた奥行きの深い本となっている。
本書にあるように著者の認識はワシントンや出張ベースの関係者へのインタビューで掲載されていると思われる。本書にはユダヤ人については沢山出てきが、アラブ・ペルシア・パレスチナ人については殆ど見受けられなかった。上記の「点での浅さ」はこいういところか来ているのかもしれない。肝心の中東への認識に多面性が無いのだ。
ということで、中東・エネルギー問題について関心のある人は買う必要なないだろう。ただ著者のファン、また「個人的手記」を求めている人にはいいのかもしれない。