著者の映画監督としての才能はわかっています。
しかし、小説家としてももっともっと作品を書いてほしい。
この短編の、特に最初に収録されているものは、日本文学史上に残る傑作です。
なんで、これが川端賞などを受賞できないのか理解できません。映画監督というキャリアに嫉妬しているのではないでしょうか。
もっともっと広く読まれてほしいです。
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([に]1-2)きのうの神さま (ポプラ文庫 日本文学) 文庫 – 2012/8/7
西川美和
(著)
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購入オプションとあわせ買い
村からただ一人、町の塾へ通っているりつ子は、乗っていた路線バスの運転手・一之瀬から突然名前を呼ばれ戸惑う。りつ子は一之瀬のある事実を知っていた(「1983年のほたる」)。人の闇の深さや業を独自の筆致で丹念に描き出し、直木賞候補になった傑作が待望の文庫化。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社ポプラ社
- 発売日2012/8/7
- 寸法1.1 x 10.5 x 15.1 cm
- ISBN-104591130428
- ISBN-13978-4591130421
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登録情報
- 出版社 : ポプラ社 (2012/8/7)
- 発売日 : 2012/8/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4591130428
- ISBN-13 : 978-4591130421
- 寸法 : 1.1 x 10.5 x 15.1 cm
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2013年5月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人の動きと場面の情景がリアルに描かれておりどの作品もまるで映画を観てる
ように情景が思い浮かぶ。
僻地の高齢者医療、終末期医療の大変さ、その土地に住む人々の心情、老いや
人生について自然な口調で語られており心に残る短編集である。
ように情景が思い浮かぶ。
僻地の高齢者医療、終末期医療の大変さ、その土地に住む人々の心情、老いや
人生について自然な口調で語られており心に残る短編集である。
2016年4月7日に日本でレビュー済み
ディテールを丁寧に描写することで
その日常に流れる空気を鮮やかに浮かび上がらせる。
この感じどこかで見たことがあるな。
そうだ、THE・日本映画という感じ。
出来る限り正確に空気そのものを写し取ろうとする
日本映画のようだなと思いました。
・・・と思ったらまさに作者は日本映画を作っていらっしゃる方なんですね!納得。
個人的な好みでいえばハリウッドのように事件がどーん!アクションがばーん!という
わかりやす~いエンターテインメントが好きなので、
そういう「空気感」を大事にしてる映画苦手なんです。
なのでちょっとこの本も合わなかったかも・・・
でも逆に言えば日本映画大好きな方にはドはまりする一冊になると思います。
苦手苦手と言いながら、
「とにかく何でも新しいことをしようとする奴は、寂しくて、さっそうとしていて、おれはいいと思う」
というセリフがはっと胸に刺さったりして、
読んでよかった本でもあります。
その日常に流れる空気を鮮やかに浮かび上がらせる。
この感じどこかで見たことがあるな。
そうだ、THE・日本映画という感じ。
出来る限り正確に空気そのものを写し取ろうとする
日本映画のようだなと思いました。
・・・と思ったらまさに作者は日本映画を作っていらっしゃる方なんですね!納得。
個人的な好みでいえばハリウッドのように事件がどーん!アクションがばーん!という
わかりやす~いエンターテインメントが好きなので、
そういう「空気感」を大事にしてる映画苦手なんです。
なのでちょっとこの本も合わなかったかも・・・
でも逆に言えば日本映画大好きな方にはドはまりする一冊になると思います。
苦手苦手と言いながら、
「とにかく何でも新しいことをしようとする奴は、寂しくて、さっそうとしていて、おれはいいと思う」
というセリフがはっと胸に刺さったりして、
読んでよかった本でもあります。
2016年3月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
短編であまり心に響かなかった、意味も解らない部分が多かった。
2009年7月2日に日本でレビュー済み
本書は、映画監督であり
また自身が脚本を手がけた『ゆれる』を小説化するなど
小説家としても活動する著者による短編集。
本作に収録されるのは
一人しかいない医師の代わりに
さびれた漁村にやってきた代理医を主人公にした『ありの行列』
長年、研究室に勤めてきた医師が
定年後、田舎の診療所に赴任することになる『満月の代弁者』
―など、地方の医療にかかわる人々の姿を
鋭くい観察眼と、温かい筆致描いた5編。
著者が映画監督ということもあってか、文章がとても視覚的で、
人物や情景が、目の前に生き生きと浮かびあがるように感じました。
個人的に印象深かったのは『ディア・ドクター』
医師になる夢を断念し、東京の医療メーカーに勤める兄と
地元に残り、両親のそばで暮らす弟。
父の入院をきっかけに家族の過去が回想されます。
家族ならではの反目と和解、
身近な人の老いや死に向き合うの重みが
ズッシリと伝わりますが、
ほどよいユーモアがそれを和らげ、清清しい読後感が残ります。
多くの人々の『普通』を見定め、
そのかけがえのなさを伝える本書。
著者の作品が好きな方に限らず
一人でも多くの方に読んでいただきたい著作です。
また自身が脚本を手がけた『ゆれる』を小説化するなど
小説家としても活動する著者による短編集。
本作に収録されるのは
一人しかいない医師の代わりに
さびれた漁村にやってきた代理医を主人公にした『ありの行列』
長年、研究室に勤めてきた医師が
定年後、田舎の診療所に赴任することになる『満月の代弁者』
―など、地方の医療にかかわる人々の姿を
鋭くい観察眼と、温かい筆致描いた5編。
著者が映画監督ということもあってか、文章がとても視覚的で、
人物や情景が、目の前に生き生きと浮かびあがるように感じました。
個人的に印象深かったのは『ディア・ドクター』
医師になる夢を断念し、東京の医療メーカーに勤める兄と
地元に残り、両親のそばで暮らす弟。
父の入院をきっかけに家族の過去が回想されます。
家族ならではの反目と和解、
身近な人の老いや死に向き合うの重みが
ズッシリと伝わりますが、
ほどよいユーモアがそれを和らげ、清清しい読後感が残ります。
多くの人々の『普通』を見定め、
そのかけがえのなさを伝える本書。
著者の作品が好きな方に限らず
一人でも多くの方に読んでいただきたい著作です。
2012年8月10日に日本でレビュー済み
ごめんなさい。これもまた、八重洲ブックセンター丸井柏店にて、購入。
10数年ぶりに首都圏へ“Uターン”してきて、大型書店あり、シネコンありの
街中暮らしというのも悪くない・・・としみじみ思っている身として、拝読。の
西川美和氏、映画監督として存じ上げていたつもりですが、はて?作品って、
拝見したことあっただろうか・・・・。
20代の頃過ごした離島の夕暮れ時。夕涼みを兼ねて道に出てくる老人の姿。
「どこへ行くんじゃ〜」と声を掛けられ・・・・・、
そんな“日常の光景”が、脳裏に鮮やかに甦ってきて、息苦しくなり・・・。
(いえ、決してこの短編集、すべてが僻地を舞台とした作品ではなく)
ただ、一点、余計なことを。
『1983年のほたる』という題名の作品が収録されているように、“ひと昔前”
を舞台とした作品集として読むべきでは?
平成の市町村合併以降、“へき地医療”の実情は、もっと変容しているんじゃない
でしょうか・・・・。
10数年ぶりに首都圏へ“Uターン”してきて、大型書店あり、シネコンありの
街中暮らしというのも悪くない・・・としみじみ思っている身として、拝読。の
西川美和氏、映画監督として存じ上げていたつもりですが、はて?作品って、
拝見したことあっただろうか・・・・。
20代の頃過ごした離島の夕暮れ時。夕涼みを兼ねて道に出てくる老人の姿。
「どこへ行くんじゃ〜」と声を掛けられ・・・・・、
そんな“日常の光景”が、脳裏に鮮やかに甦ってきて、息苦しくなり・・・。
(いえ、決してこの短編集、すべてが僻地を舞台とした作品ではなく)
ただ、一点、余計なことを。
『1983年のほたる』という題名の作品が収録されているように、“ひと昔前”
を舞台とした作品集として読むべきでは?
平成の市町村合併以降、“へき地医療”の実情は、もっと変容しているんじゃない
でしょうか・・・・。
2016年8月30日に日本でレビュー済み
映画監督でもある作者が書いた、医療関係を題材にした短編集。
名作『ディア・ドクター』のための取材で得た情報を元に、本も書いたようです。
西川監督らしい人間の嫌な部分の描写の上手さや、生理的に気持ち悪い
比喩などらしさが満載なのだが、映画ほど面白くなかった。
『ゆれる』と『ディア・ドクター』は歴史に残る名作だと思うので、映画に期待したい
と思います。
名作『ディア・ドクター』のための取材で得た情報を元に、本も書いたようです。
西川監督らしい人間の嫌な部分の描写の上手さや、生理的に気持ち悪い
比喩などらしさが満載なのだが、映画ほど面白くなかった。
『ゆれる』と『ディア・ドクター』は歴史に残る名作だと思うので、映画に期待したい
と思います。
2009年7月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
地方の医療現場をとても丹念に取材されたのでしょう.取り上げられている情景,心情,特別なものではないのですが,とても心が打たれます.少なくとも私が感じたことがある,何とも言葉にできない”におい”,”きゅんとなる気持ち”,自分でも感じるいやなところが,嫌みなく,ユーモアーを交え,悲観的でもなくつづられています.その中で平凡な日常を過ごしていく一人一人が大切に扱われていく目を感じます.ディア・ドクターが最も心打たれた作品でした.この数年の読んだ中では最もすごさを感じます.これだけのものを作るのは大変だと思いますが,次回作にも期待したい作家です.