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冷泉家・蔵番ものがたり 「和歌の家」千年をひもとく (NHKブックス) 単行本(ソフトカバー) – 2009/8/27
冷泉 為人
(著)
- 本の長さ254ページ
- 言語日本語
- 出版社NHK出版
- 発売日2009/8/27
- ISBN-104140911417
- ISBN-13978-4140911419
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登録情報
- 出版社 : NHK出版 (2009/8/27)
- 発売日 : 2009/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 254ページ
- ISBN-10 : 4140911417
- ISBN-13 : 978-4140911419
- Amazon 売れ筋ランキング: - 228,450位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 38,382位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2022年6月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
藤原定家は、小倉百人一首で有名だが、和歌が後世迄伝えれる仕組として、冷泉家を残した。若い頃の定家、冷泉家について、分かりやすくまとめてあり、和歌に親しむ方には、楽しく読める本だと思います。
2018年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
冷泉家の歴史が簡潔にまとめられ、歴史の一場面に遭遇しているような感じがあります。
2009年11月3日に日本でレビュー済み
ひょんな事からNHKでやってた番組を見、初めて冷泉家の事を知ったのがほんの数ヶ月前。
芸術新潮 2009年 11月号 [雑誌 ]を読んでいて面白かったので、
もっと踏み込もうとこの本を選んでみました。
さすが、まさに内部の視点から描かれている分、内容も真剣で面白いです。
単なる儀式保存の家系だと考えていたのですが、少し調べてみるだけでそんな甘さは粉砕されました。
深すぎる!
惜しむらくは若い頃に日本史を学ぶのをサボっており、平安でも前半部はまるで理解できない事です。
何の背景知識も無しで、いきなり冷泉家の全貌を知ろうと云うのは無謀な事なのでしょうか?
(私は、少なくとも道長の頃から地道に勉強して行かないと...と覚悟しています)
芸術新潮 2009年 11月号 [雑誌 ]を読んでいて面白かったので、
もっと踏み込もうとこの本を選んでみました。
さすが、まさに内部の視点から描かれている分、内容も真剣で面白いです。
単なる儀式保存の家系だと考えていたのですが、少し調べてみるだけでそんな甘さは粉砕されました。
深すぎる!
惜しむらくは若い頃に日本史を学ぶのをサボっており、平安でも前半部はまるで理解できない事です。
何の背景知識も無しで、いきなり冷泉家の全貌を知ろうと云うのは無謀な事なのでしょうか?
(私は、少なくとも道長の頃から地道に勉強して行かないと...と覚悟しています)
2009年11月23日に日本でレビュー済み
千年間綿々と続く冷泉家の現当主が、冷泉家の歴史と現在を余す所無く紹介した書である。東京都美術館の「冷泉家 王朝の和歌守展」で、日本史の授業で聞いただけの歴史上の人物の肉筆や和歌集の数々などに接して甚く驚き、これらを現代に伝えてきた冷泉家とは一体何なのかと、これも授業で習っただけの冷泉家の歴史をもっと知りたく思って売店で本書を購入した。この私の知識ギャップを埋めて余りある書だった。これだけの情報を収集して一冊にするのは並大抵の努力では出来ない。
筆者は十数年前にやっと冷泉家の蔵番が自分の使命と本格的に自覚されたという。それが表題の背景だ。冷泉家の先祖である藤原俊成・藤原定家が、極めて多数の優れた和歌を収集し、新古今和歌集などの勅撰に加わり、多くの和歌集や文芸書を校正し書き写して増刷したのが、現代に伝わっている。歴代の当主は、「和歌の家」として伝統を守り普及に努める一方で、世の変遷や天災にも拘わらず、政治から距離を置くことにより蔵番として先祖の書を守り通してきたことが本書で詳らかにされている。上記の展示会すらも蔵番としての必須の施策と知った。
本書は、伝えられた古文書の概説に止まらず、現存最古の公家住宅、冷泉流歌道、年中行事などをも紹介している。
和歌を嗜む人や文学史に造詣が深い方には必読の書であろう。そうではない私のような一般人にも常識の幅を広げる興味深い優れた書である。
筆者は十数年前にやっと冷泉家の蔵番が自分の使命と本格的に自覚されたという。それが表題の背景だ。冷泉家の先祖である藤原俊成・藤原定家が、極めて多数の優れた和歌を収集し、新古今和歌集などの勅撰に加わり、多くの和歌集や文芸書を校正し書き写して増刷したのが、現代に伝わっている。歴代の当主は、「和歌の家」として伝統を守り普及に努める一方で、世の変遷や天災にも拘わらず、政治から距離を置くことにより蔵番として先祖の書を守り通してきたことが本書で詳らかにされている。上記の展示会すらも蔵番としての必須の施策と知った。
本書は、伝えられた古文書の概説に止まらず、現存最古の公家住宅、冷泉流歌道、年中行事などをも紹介している。
和歌を嗜む人や文学史に造詣が深い方には必読の書であろう。そうではない私のような一般人にも常識の幅を広げる興味深い優れた書である。