多様性の重要性が叫ばれるということは、現代が多様性が認められていない社会であることの証左なのだろう。実際に世界ではあらゆる分断が発生している。
本書は、各人のまなざし、すなわち「モノの見方」を変えることによって、見える世界も変わり、より自由にモノを見ることができるようになると説いている。
分断を招いているのは、ひとつの見方のみが正しいと固執することだと私は思う。もっとおおらかな社会を作るためには、いろいろな見方があるのだと各人が「モノの見方」すなわち、まなざしを変えることが必要なのだ。
ハナムラ氏をハラリに例えたコメントがあるが、かくいう私もそのように感じている。
本書の記載内容も、ハナムラ氏の専門を超えた心理学や文化、歴史、観光、システム工学、はては陰陽五行などその対象は広範であり学際である。
2018年11月に千葉市美術館で開催されたイベント『地球の告白』は、フーコーの振り子を模した地球が揺れる仕掛けがなされ、内容も人類、地球の歴史を紐解くもので、まさにハラリの『サピエンス全史』を想起させる内容であった。
写真は本書の出版記念講演会参加者限定で配布された栞
記載された内容は、本書から抜き出された一節で、全部で50種くらいあった模様。
私がいただいた栞には、
「人が無駄だとか、価値がないとか、意味がないというような状況。そんな状況であればあるほど、本当にそれは無駄なのか、意味がないのかと誰かが考えることは大切なことである。」
と書かれている。
皆がそれぞれの思いを自由に言い合えて、あー、そんな意見もあるんだね、じゃあ、どうしよう、と建設的に考えられる社会を作っていくためにも必読の書である。
また本書を読まれた方は、
本書の続編でもある新刊の
『まなざしの革命 世界の見方は変えられる』
を是非読んでほしい!
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まなざしのデザイン:〈世界の見方〉を変える方法 単行本(ソフトカバー) – 2017/11/13
ハナムラチカヒロ
(著)
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風景の半分は、「まなざし」でできている
「モノの見方」を変えることは、「世界」を変えることに等しい。しかし、「モノの見方」を変えることほど難しいことはない。私たちのモノの見方は知らず知らずに固定され、見たいものしか見なくなっている。ネット社会の情報技術はさらにその傾向を強めている。私たちの世界は変わらないどころか、どんどん凝り固まっている。
ランドスケープデザインで〈風景〉を変えようとしてきた著者は、風景の半分は人間の想像力に根ざした〈まなざし〉から生まれるため、人間の外側のデザインばかりを洗練させたところで、その効果はどこまでいっても半分しかないということを悟る。
そこで、人のモノの見方を変えること、すなわち、「まなざしのデザイン」を提唱し、方法論の構築を試みると同時に、実践的にワークショップやパフォーマンスをおこなうことで、〈まなざし〉を変えることから〈世界〉を変えるという冒険に挑戦する。
平成30年度日本造園学会賞受賞。
中学、高校、大学などの模試や入試の国語の問題に採用。
「モノの見方」を変えることは、「世界」を変えることに等しい。しかし、「モノの見方」を変えることほど難しいことはない。私たちのモノの見方は知らず知らずに固定され、見たいものしか見なくなっている。ネット社会の情報技術はさらにその傾向を強めている。私たちの世界は変わらないどころか、どんどん凝り固まっている。
ランドスケープデザインで〈風景〉を変えようとしてきた著者は、風景の半分は人間の想像力に根ざした〈まなざし〉から生まれるため、人間の外側のデザインばかりを洗練させたところで、その効果はどこまでいっても半分しかないということを悟る。
そこで、人のモノの見方を変えること、すなわち、「まなざしのデザイン」を提唱し、方法論の構築を試みると同時に、実践的にワークショップやパフォーマンスをおこなうことで、〈まなざし〉を変えることから〈世界〉を変えるという冒険に挑戦する。
平成30年度日本造園学会賞受賞。
中学、高校、大学などの模試や入試の国語の問題に採用。
- 本の長さ321ページ
- 言語日本語
- 出版社NTT出版
- 発売日2017/11/13
- 寸法15 x 2 x 21 cm
- ISBN-104757170491
- ISBN-13978-4757170490
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商品の説明
著者について
ハナムラチカヒロ
1976年生まれ。博士(緑地環境科学)。大阪府立大学経済学研究科観光地域創造専攻・准教授。バルセロナ大学遺産観光研究所客員研究員。大阪府立大学生命環境科学研究科修了後、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任助教を経て、現職。ランドスケープアートの制作も行い、「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。
1976年生まれ。博士(緑地環境科学)。大阪府立大学経済学研究科観光地域創造専攻・准教授。バルセロナ大学遺産観光研究所客員研究員。大阪府立大学生命環境科学研究科修了後、大阪大学コミュニケーションデザイン・センター特任助教を経て、現職。ランドスケープアートの制作も行い、「霧はれて光きたる春」で第1回日本空間デザイン大賞・日本経済新聞社賞受賞。
登録情報
- 出版社 : NTT出版 (2017/11/13)
- 発売日 : 2017/11/13
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 321ページ
- ISBN-10 : 4757170491
- ISBN-13 : 978-4757170490
- 寸法 : 15 x 2 x 21 cm
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- - 4,116位デザイン (本)
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おおらかな社会を実現するための必読の書
多様性の重要性が叫ばれるということは、現代が多様性が認められていない社会であることの証左なのだろう。実際に世界ではあらゆる分断が発生している。本書は、各人のまなざし、すなわち「モノの見方」を変えることによって、見える世界も変わり、より自由にモノを見ることができるようになると説いている。分断を招いているのは、ひとつの見方のみが正しいと固執することだと私は思う。もっとおおらかな社会を作るためには、いろいろな見方があるのだと各人が「モノの見方」すなわち、まなざしを変えることが必要なのだ。ハナムラ氏をハラリに例えたコメントがあるが、かくいう私もそのように感じている。本書の記載内容も、ハナムラ氏の専門を超えた心理学や文化、歴史、観光、システム工学、はては陰陽五行などその対象は広範であり学際である。2018年11月に千葉市美術館で開催されたイベント『地球の告白』は、フーコーの振り子を模した地球が揺れる仕掛けがなされ、内容も人類、地球の歴史を紐解くもので、まさにハラリの『サピエンス全史』を想起させる内容であった。写真は本書の出版記念講演会参加者限定で配布された栞記載された内容は、本書から抜き出された一節で、全部で50種くらいあった模様。私がいただいた栞には、「人が無駄だとか、価値がないとか、意味がないというような状況。そんな状況であればあるほど、本当にそれは無駄なのか、意味がないのかと誰かが考えることは大切なことである。」と書かれている。皆がそれぞれの思いを自由に言い合えて、あー、そんな意見もあるんだね、じゃあ、どうしよう、と建設的に考えられる社会を作っていくためにも必読の書である。また本書を読まれた方は、本書の続編でもある新刊の『まなざしの革命 世界の見方は変えられる』を是非読んでほしい!
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2022年2月9日に日本でレビュー済み
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多様性の重要性が叫ばれるということは、現代が多様性が認められていない社会であることの証左なのだろう。実際に世界ではあらゆる分断が発生している。
本書は、各人のまなざし、すなわち「モノの見方」を変えることによって、見える世界も変わり、より自由にモノを見ることができるようになると説いている。
分断を招いているのは、ひとつの見方のみが正しいと固執することだと私は思う。もっとおおらかな社会を作るためには、いろいろな見方があるのだと各人が「モノの見方」すなわち、まなざしを変えることが必要なのだ。
ハナムラ氏をハラリに例えたコメントがあるが、かくいう私もそのように感じている。
本書の記載内容も、ハナムラ氏の専門を超えた心理学や文化、歴史、観光、システム工学、はては陰陽五行などその対象は広範であり学際である。
2018年11月に千葉市美術館で開催されたイベント『地球の告白』は、フーコーの振り子を模した地球が揺れる仕掛けがなされ、内容も人類、地球の歴史を紐解くもので、まさにハラリの『サピエンス全史』を想起させる内容であった。
写真は本書の出版記念講演会参加者限定で配布された栞
記載された内容は、本書から抜き出された一節で、全部で50種くらいあった模様。
私がいただいた栞には、
「人が無駄だとか、価値がないとか、意味がないというような状況。そんな状況であればあるほど、本当にそれは無駄なのか、意味がないのかと誰かが考えることは大切なことである。」
と書かれている。
皆がそれぞれの思いを自由に言い合えて、あー、そんな意見もあるんだね、じゃあ、どうしよう、と建設的に考えられる社会を作っていくためにも必読の書である。
また本書を読まれた方は、
本書の続編でもある新刊の
『まなざしの革命 世界の見方は変えられる』
を是非読んでほしい!
本書は、各人のまなざし、すなわち「モノの見方」を変えることによって、見える世界も変わり、より自由にモノを見ることができるようになると説いている。
分断を招いているのは、ひとつの見方のみが正しいと固執することだと私は思う。もっとおおらかな社会を作るためには、いろいろな見方があるのだと各人が「モノの見方」すなわち、まなざしを変えることが必要なのだ。
ハナムラ氏をハラリに例えたコメントがあるが、かくいう私もそのように感じている。
本書の記載内容も、ハナムラ氏の専門を超えた心理学や文化、歴史、観光、システム工学、はては陰陽五行などその対象は広範であり学際である。
2018年11月に千葉市美術館で開催されたイベント『地球の告白』は、フーコーの振り子を模した地球が揺れる仕掛けがなされ、内容も人類、地球の歴史を紐解くもので、まさにハラリの『サピエンス全史』を想起させる内容であった。
写真は本書の出版記念講演会参加者限定で配布された栞
記載された内容は、本書から抜き出された一節で、全部で50種くらいあった模様。
私がいただいた栞には、
「人が無駄だとか、価値がないとか、意味がないというような状況。そんな状況であればあるほど、本当にそれは無駄なのか、意味がないのかと誰かが考えることは大切なことである。」
と書かれている。
皆がそれぞれの思いを自由に言い合えて、あー、そんな意見もあるんだね、じゃあ、どうしよう、と建設的に考えられる社会を作っていくためにも必読の書である。
また本書を読まれた方は、
本書の続編でもある新刊の
『まなざしの革命 世界の見方は変えられる』
を是非読んでほしい!
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2020年3月24日に日本でレビュー済み
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人間は、ある意味、物事を「見たいように解釈」しがちである。つまり、嫌われていると思っている相手が何かを話していることを見たならば、まるで自分の陰口を言われているように感じてしまいやすい。実際は、その逆かもしれないが、固定されてしまった「まなざし」によって、マイナスのイメージを受け取ってしまうことが多い。しかし、相手が自分を嫌っているかどうかさえ実際のところはわからないことが往々にしてよくある。かつ、陰口を言われていると断定することは、できようはずがないものだ。
本書の第9章「自分を発見する」の中で、「対象物にまなざしを向けることで風景が生まれるように、主体である自分自身にまなざしを向ける。それは〈私〉を風景化することであり、〈私〉がどのようなまなざしをむけていたのかに気づくことである。そのためには〈私〉と距離をとらねばならない。(中略)そのトレーニングの成果を日々の生活の中で応用し、自分のまなざしをデザインできるのは〈私〉だけなのである。まなざしのデザインが持つ真の意味はそこにある。」ここが本書の最も伝えたい肝の部分ではないかと読み取れる。つまり、まなざし次第で、生き方も変わり得ると著者は主張しているのだ。
さらに最終章である第12章の締めくくりに、「人間が持つ空想という素晴らしい能力は現実を生みだす。だから頭の中で描く空想をどのようにマネジメントするかによって私たちは現実を変えることができる。空想を使って「調和と共生」を目指すのか、それとも「生存と防衛」を目指すのかは、私たちのデザイン次第である。一人でも多くの人が自らのまなざしをデザインし、自由になる人々が増えると、個の生存ではなく私たち全体が生存できるのではないだろうか。」と結んでいる。
著者の様々なデザイン作品や経験を通じて、本書に通底しているのは、自らまなざしを変えることによって(「まなざしのデザイン」)、見方が変わり、考え方も変化し、行動も変わってくるということだと読み取れる。本書は、決してデザインやアート論だけを述べた本ではない。端的に言えば、「哲学書」である。共生の時代に、いかに生きるかの一つのヒントを示してくれる良書であると感じた。
本書の第9章「自分を発見する」の中で、「対象物にまなざしを向けることで風景が生まれるように、主体である自分自身にまなざしを向ける。それは〈私〉を風景化することであり、〈私〉がどのようなまなざしをむけていたのかに気づくことである。そのためには〈私〉と距離をとらねばならない。(中略)そのトレーニングの成果を日々の生活の中で応用し、自分のまなざしをデザインできるのは〈私〉だけなのである。まなざしのデザインが持つ真の意味はそこにある。」ここが本書の最も伝えたい肝の部分ではないかと読み取れる。つまり、まなざし次第で、生き方も変わり得ると著者は主張しているのだ。
さらに最終章である第12章の締めくくりに、「人間が持つ空想という素晴らしい能力は現実を生みだす。だから頭の中で描く空想をどのようにマネジメントするかによって私たちは現実を変えることができる。空想を使って「調和と共生」を目指すのか、それとも「生存と防衛」を目指すのかは、私たちのデザイン次第である。一人でも多くの人が自らのまなざしをデザインし、自由になる人々が増えると、個の生存ではなく私たち全体が生存できるのではないだろうか。」と結んでいる。
著者の様々なデザイン作品や経験を通じて、本書に通底しているのは、自らまなざしを変えることによって(「まなざしのデザイン」)、見方が変わり、考え方も変化し、行動も変わってくるということだと読み取れる。本書は、決してデザインやアート論だけを述べた本ではない。端的に言えば、「哲学書」である。共生の時代に、いかに生きるかの一つのヒントを示してくれる良書であると感じた。
2018年6月29日に日本でレビュー済み
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アイデア創出の書は数多あれど、この書は一線を画しています。身に付けることはサブタイトルにもある「<世界の見方>を変える方法」です。
アイデアに煮詰まったときに改めてこの書を見ると、それまでとは異なる切り口で問いに対峙出来るような気がします。
哲学でもあり、社会学でもあり、これこそがリベラルアーツの真骨頂といっても過言ではないでしょう。著者のハナムラ氏との知的ゲームのごとく読み進めていくことで学びの多い書となり、座右の書となっていくことでしょう。
アイデアに煮詰まったときに改めてこの書を見ると、それまでとは異なる切り口で問いに対峙出来るような気がします。
哲学でもあり、社会学でもあり、これこそがリベラルアーツの真骨頂といっても過言ではないでしょう。著者のハナムラ氏との知的ゲームのごとく読み進めていくことで学びの多い書となり、座右の書となっていくことでしょう。
2019年1月14日に日本でレビュー済み
どなたかが紹介していた本だと思う。面白い。
はじめに
第1章 見方を変える
第2章 眼をあざむく
第3章 幻覚を見やぶる
第4章 風景を解剖する
第5章 関係を異化する
第6章 日常を冒険する
第7章 場を組み替える
第8章 芸術を役立てる
第9章 自分を発見する
第10章 無意識を見つめる
第11章 異なりを結ぶ
第12章 空想を働かせる
おわりに
というのが目次で、内容は、研究報告に近いのだが、ポジション=理解の軸は、ユヴァル・ノア・ハラリに近い。人間存在の意識そのもののもつ架空性を鋭く指摘している。
芸術そのものが、マジシャンに近いというのは面白いし、そのような見立てというものの効用の議論も良い。エゴギョウという、陰陽五行説の現代版の紹介もなかなか。
はじめに
第1章 見方を変える
第2章 眼をあざむく
第3章 幻覚を見やぶる
第4章 風景を解剖する
第5章 関係を異化する
第6章 日常を冒険する
第7章 場を組み替える
第8章 芸術を役立てる
第9章 自分を発見する
第10章 無意識を見つめる
第11章 異なりを結ぶ
第12章 空想を働かせる
おわりに
というのが目次で、内容は、研究報告に近いのだが、ポジション=理解の軸は、ユヴァル・ノア・ハラリに近い。人間存在の意識そのもののもつ架空性を鋭く指摘している。
芸術そのものが、マジシャンに近いというのは面白いし、そのような見立てというものの効用の議論も良い。エゴギョウという、陰陽五行説の現代版の紹介もなかなか。