高野山といえば、小学生のころ、夏休みにカブトムシをとりに出かけた思い出があり、
うっそうと茂った樹々、苔むした石籠、夏なのにヒンヤリしていて、
静かでひっそりとした印象でした。
それは、寺院の中を訪れていなかったからなのですね。
まさかこの本に記載されているような、
キラッキラの金色の世界が広がっているなんて。
こちらの本では、高野山の中でも「一乗院」という寺院がピックアップされています。
そちらのご本尊、金色に輝く弥勒菩薩像が、上品でとてもとてもステキです。一目でファンになりました。
(表紙を飾っている仏様です)
また、新しく迎えられたという、「十一面観音菩薩像」「光華観音菩薩像」が、優雅で美しくてたまらないです。
気がつくと、本をパラパラめくり、仏様のお顔を拝見してしまいます。
(これは、仏像萌えでしょうか ^^)
中の文章に、「本来、真言密教は古代インドの影響を受けた美しい極彩色の仏像が特徴です」とあります。
先だって、平等院鳳凰堂を訪れたのですが、その中も昔は極彩色に飾られていたとのことで、その鮮やかさに驚いたところでした。
今、我々が見ているお寺さんのわびさびというのは、年月をへたもので、元々はそうではないのですね。
わびさびの美しさも良いですが、こういった極彩色の美しい仏様を、その当時と同じようにライブで体験できるのはいいなと思いました。
それから、一乗院は宿坊でもあるとのことで、そこでの一日の様子や、お部屋のことが記載されています。
宿坊というと、なんとなく、質素でさびしい印象だったのですが、
料亭のような精進料理、清潔で大きな大浴場、美しい庭に面した客室など、
いままでのイメージが払拭されました。
また、宿坊での一日が丁寧に書かれてありますので、宿泊の様子がイメージしやすくシュミレーションできます。
宿坊にも大変興味が湧きました。
ぜひとも、高野山を訪れて、金色に輝く仏様を拝見し、一乗院に宿泊したいなと思います。

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高野山 一乗院 単行本(ソフトカバー) – 2014/11/28
kankan
(写真)
奥之院、檀上伽藍や総本山金剛峯寺をはじめ、100以上の寺院が織り成す荘厳な景観、
仏像や曼荼羅(マンダラ)が語りかける真言密教の素晴らしさ……。
心や体を元気にしてくれる信仰の地として、国内や海外からの人気を集めている天空の聖地・高野山。
総本山金剛峯寺の塔頭寺院、人気宿坊の一乗院を舞台に、
日本の聖地を撮り続けているKankan氏の迫力ある圧倒的な写真とやさしい文章で、
高野山の美と魅力に迫ります。
空海の教えと密教曼荼羅が語る宇宙の法則、高野山、別格本山一乗院のすべてをお伝えします。
仏像や曼荼羅(マンダラ)が語りかける真言密教の素晴らしさ……。
心や体を元気にしてくれる信仰の地として、国内や海外からの人気を集めている天空の聖地・高野山。
総本山金剛峯寺の塔頭寺院、人気宿坊の一乗院を舞台に、
日本の聖地を撮り続けているKankan氏の迫力ある圧倒的な写真とやさしい文章で、
高野山の美と魅力に迫ります。
空海の教えと密教曼荼羅が語る宇宙の法則、高野山、別格本山一乗院のすべてをお伝えします。
- 本の長さ128ページ
- 言語日本語
- 出版社日本文芸社
- 発売日2014/11/28
- 寸法21.1 x 1 x 25.7 cm
- ISBN-104537260955
- ISBN-13978-4537260953
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商品の説明
著者について
kankan(かんかん)
写真家。東京生まれ。ネイチャー、文化を中心に聖地、神社、仏閣を撮り続けている。書籍、雑誌島を中心に作品を発表。神仏と鳥の写真には特に定評がある。著書に『伊勢神宮』写真(書肆侃侃房)、『JTBムック伊勢神宮式年遷宮のすべて』『楽学ブックス伊勢神宮』『楽学ブックス高野山』『関東の聖地と神社』『日本の大聖地』(以上、JTBパブリッシング)、『皇室日記特別編 伊勢神宮式年遷宮』(日テレBOOKS』、『高野山 一乗院のこころとからだをととのえる精進料理』(ワニブックス)、『今、行く! 伊勢神宮お参りパーフェクトブック』(みらい出版)などがある。
写真家。東京生まれ。ネイチャー、文化を中心に聖地、神社、仏閣を撮り続けている。書籍、雑誌島を中心に作品を発表。神仏と鳥の写真には特に定評がある。著書に『伊勢神宮』写真(書肆侃侃房)、『JTBムック伊勢神宮式年遷宮のすべて』『楽学ブックス伊勢神宮』『楽学ブックス高野山』『関東の聖地と神社』『日本の大聖地』(以上、JTBパブリッシング)、『皇室日記特別編 伊勢神宮式年遷宮』(日テレBOOKS』、『高野山 一乗院のこころとからだをととのえる精進料理』(ワニブックス)、『今、行く! 伊勢神宮お参りパーフェクトブック』(みらい出版)などがある。
登録情報
- 出版社 : 日本文芸社 (2014/11/28)
- 発売日 : 2014/11/28
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 128ページ
- ISBN-10 : 4537260955
- ISBN-13 : 978-4537260953
- 寸法 : 21.1 x 1 x 25.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 785,084位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 2,142位世界遺産
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2014年12月9日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
空海や密教、曼荼羅や仏像のことなどを深く学ぶことができる本です。
もちろん、高野山や宿坊一乗院の詳細な説明があり、実際に行く時のガイド本となります。
著者は以前にも高野山の写真&解説の本を出していて、さらにパワーアップした美しさと内容の濃さだと思います。
表紙からして写真がすごい。
黄金のまばゆい仏像は一乗院のご本尊弥勒菩薩。鎌倉時代のものですが、修復をして当時のきらびやかさを目の当たりにできるそう。
一乗院住職のインタビューは高野山や空海、密教のことを歴史も含め分かりやすく解説されています。さらに英訳もついているので外国人の方にもご覧いただきたい。
また、曼荼羅の解説は分かりやすく非常に深いことにも触れているように思います。
仏像の写真が美しく、そこに真言や解説があり参考になります。
また、空海の言葉が原文のまま引用されていたりと、細部にわたって「高野山」が伝えられてきます。
また、一乗院での1泊2日の流れも数ページにわたって掲載されていて、
初心者には心強いです。修行僧も載っていて、なんというかリアルな高野山を感じました。
来年は一乗院へ宿泊して高野山へ行くことにします。
もちろん、高野山や宿坊一乗院の詳細な説明があり、実際に行く時のガイド本となります。
著者は以前にも高野山の写真&解説の本を出していて、さらにパワーアップした美しさと内容の濃さだと思います。
表紙からして写真がすごい。
黄金のまばゆい仏像は一乗院のご本尊弥勒菩薩。鎌倉時代のものですが、修復をして当時のきらびやかさを目の当たりにできるそう。
一乗院住職のインタビューは高野山や空海、密教のことを歴史も含め分かりやすく解説されています。さらに英訳もついているので外国人の方にもご覧いただきたい。
また、曼荼羅の解説は分かりやすく非常に深いことにも触れているように思います。
仏像の写真が美しく、そこに真言や解説があり参考になります。
また、空海の言葉が原文のまま引用されていたりと、細部にわたって「高野山」が伝えられてきます。
また、一乗院での1泊2日の流れも数ページにわたって掲載されていて、
初心者には心強いです。修行僧も載っていて、なんというかリアルな高野山を感じました。
来年は一乗院へ宿泊して高野山へ行くことにします。
2015年1月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
表紙の弥勒菩薩の写真もそうですが、仏像の写真に鳥肌がたちました。
一乗院の住職が語られる「高野山」についての説明は、
空海のプロフィールから「高野山」開祖にまつわるお話、密教について、
宿坊での過ごし方まで、優しくとてもわかりやすかったです。
それから、本文の文字が全体的に大きく読みやすく、
母やお世話になっている年配の方々にもオススメしやすいです。
お人柄がにじみ出ている高野山の住職の写真も素敵ですが、
巻末には、さらに5人の修行僧へのインタビュー記事と顔写真が掲載。
写真も文章も、高野山を身近に感じられる、行ってみたくなる、「高野山」の魅力が詰まった一冊だと思います。
身近に仏像好きのお友達がいらしたら、プレゼントにもオススメです。
一乗院の住職が語られる「高野山」についての説明は、
空海のプロフィールから「高野山」開祖にまつわるお話、密教について、
宿坊での過ごし方まで、優しくとてもわかりやすかったです。
それから、本文の文字が全体的に大きく読みやすく、
母やお世話になっている年配の方々にもオススメしやすいです。
お人柄がにじみ出ている高野山の住職の写真も素敵ですが、
巻末には、さらに5人の修行僧へのインタビュー記事と顔写真が掲載。
写真も文章も、高野山を身近に感じられる、行ってみたくなる、「高野山」の魅力が詰まった一冊だと思います。
身近に仏像好きのお友達がいらしたら、プレゼントにもオススメです。
2015年1月14日に日本でレビュー済み
清々しい、朝の勤行が聞こえてきます。
高野山へ、宿坊を訪れたくなるような。
実際に宿坊へ泊まるまで、シュミレーションできそうです。
この本を通してその日まで。
高野山へ、宿坊を訪れたくなるような。
実際に宿坊へ泊まるまで、シュミレーションできそうです。
この本を通してその日まで。
2014年12月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高野山に興味があり、以前購入した写真家の方の書籍と知って購入。
まずは表紙。写真で見てもきらびやかですが、その美しさと迫力に、しばらく目が離せませんでした。
そして中もまた豪華。大きいサイズの本なので見開きの写真の迫力には言葉を失います。
写真の迫力と、濃い内容の文章を読んでいくうちに、高野山一乗院の世界にあっという間に引き込まれてしまいました。
後半部分では、宿坊についても詳しく解説。
興味はあるものの、詳しい情報に今まであまり出会えなかったのですが、宿坊に宿泊するとどんな一日になるのか、というあたりがやさしく解説されていてうれしい。
これ読んで宿坊に行きたいと思う人が増えそう。もちろん私もそう思った一人です。
まずは表紙。写真で見てもきらびやかですが、その美しさと迫力に、しばらく目が離せませんでした。
そして中もまた豪華。大きいサイズの本なので見開きの写真の迫力には言葉を失います。
写真の迫力と、濃い内容の文章を読んでいくうちに、高野山一乗院の世界にあっという間に引き込まれてしまいました。
後半部分では、宿坊についても詳しく解説。
興味はあるものの、詳しい情報に今まであまり出会えなかったのですが、宿坊に宿泊するとどんな一日になるのか、というあたりがやさしく解説されていてうれしい。
これ読んで宿坊に行きたいと思う人が増えそう。もちろん私もそう思った一人です。
2015年8月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
高野山にはたくさんの宿坊寺院があり、どこも皆設備や料理、特典など「うちこそは…」と競い合っています。
一乗院も立派な本堂、高野山では指折りの精進料理、回泉池のある庭園などそういう意味でのアピール力はあると思います。
しかし本当の人気の理由は他にあるのではないでしょうか。
私は実はまだ行った事が無く、来月予約を入れたのでこの本を買ったのですが、佐伯副住職のお人柄や部下であるスタッフの僧侶の方々への暖かい気遣い思いやりがこの本を見ると随所随所に感じられる。そしてそれらのチームワークで一丸となったおもてなし…その最たるものが朝の勤行ではないだろうか。声が良いとか、よく練習されて上手いとかといったこともあるだろうが,何よりも人の心を揺さぶる「暖かいハーモニー」がきっと一番の「心に残るおもてなし」となってリピーターがあとを絶たないのだと思うのです。
一乗院も立派な本堂、高野山では指折りの精進料理、回泉池のある庭園などそういう意味でのアピール力はあると思います。
しかし本当の人気の理由は他にあるのではないでしょうか。
私は実はまだ行った事が無く、来月予約を入れたのでこの本を買ったのですが、佐伯副住職のお人柄や部下であるスタッフの僧侶の方々への暖かい気遣い思いやりがこの本を見ると随所随所に感じられる。そしてそれらのチームワークで一丸となったおもてなし…その最たるものが朝の勤行ではないだろうか。声が良いとか、よく練習されて上手いとかといったこともあるだろうが,何よりも人の心を揺さぶる「暖かいハーモニー」がきっと一番の「心に残るおもてなし」となってリピーターがあとを絶たないのだと思うのです。
2015年10月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
多くの寺院の中でも,有名な「一乗院」
旅行前の下調べを兼ねて,購入しました.
旅行前の下調べを兼ねて,購入しました.
2015年6月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
知人が持っていて良かったので私も購入しました。が、その方が亡くなられたので、思い入れのある本になりました。