軌道上の怪物 列車砲
報復兵器V3
トンデモ対空兵器
パンジャンドラム
デコイ大作戦
八木アンテナと日本レーダー開発史
AZON誘導爆弾
奇想天外 動物兵器
戦象の世界史
化学戦
「魔法の弾丸」ペニシリン
劣化ウラン弾
鹵獲兵器物語
軍用自転車発達史
陸軍鉄道部隊
モニター艦
Nonリーサル・ウェポン
というのが内容。第二次大戦をメインに、古代から現代まで様々な特殊兵器について解説。
V3や列車砲、モニター艦など、今更・・・な兵器から、パンジャンドラム、第二次大戦中の米軍の誘導爆弾など、目新しい兵器(そうでもないの?)の開発まで、広く浅く載ってます。
古代の戦象とか、旧ソ連の地雷犬とか(ライカ犬と同じ使い捨て!)、毒ガスとか、人間ってのは残酷だなぁ・・・と改めて思い知らされます。
極右レビュアー氏がレーダーさえあれば・・・みたいに書いてますが、日本は逆立ちしても絶対勝てなかったです!(レーダー以外の一例として航空機輸送では、米軍が桟橋建設してた時に日本軍は艀(はしけ)で一機一機運んでいた!諸外国ではエースパイロットは指揮官に抜擢されたが、日本では硬直人事で原則エリートのみ!一事が万事その調子で、近代消耗戦を戦えるノウハウなど持ってなかったんです)
また、日本陸軍幹部が守っていたのは陸軍組織の省益と国体であって、国民を守る、という発想など一切無かったと言い切って良いと思います。((もちろん全員が極悪な侵略者、というのも幻想で、下士官には立派な人物もいっぱいいたけど(いないと緒戦の快進撃は不可能)そういう人が幹部になることは無く、そういう人ほど黙って戦犯されちゃったんでしょう))
ただ、歴史に学ぶべきなのは真実。かつて第一次大戦後のフランスは反戦意識の高まりから、軍備増強改革を怠って、ナチスに蹂躙された訳だが、今の平和ボケ日本も似てないか?戦争はいかんし、好戦バカの暴走を許してはならないが、反戦だけで平和は守れないのも冷酷な歴史の事実なんだよね。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
歴史群像ア-カイブ: Filing book (volume 1) (歴史群像シリーズ 歴史群像アーカイブ VOL. 1) ムック – 2008/2/1
雑誌『歴史群像』のバックナンバーに掲載された過去記事をジャンル別に編集して再録した新シリーズ「歴史群像アーカイブ」が登場。第一弾は、「列車砲」や「報復兵器V3」「動物兵器」「軍用自転車」など、知られざる特殊兵器を大特集。
- 本の長さ127ページ
- 言語日本語
- 出版社学研プラス
- 発売日2008/2/1
- ISBN-104056050554
- ISBN-13978-4056050554
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 学研プラス (2008/2/1)
- 発売日 : 2008/2/1
- 言語 : 日本語
- ムック : 127ページ
- ISBN-10 : 4056050554
- ISBN-13 : 978-4056050554
- Amazon 売れ筋ランキング: - 861,776位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
星5つ中4.7つ
5つのうち4.7つ
7グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2008年6月21日に日本でレビュー済み
自走臼砲カールが好きなのですが、専用の資料は高くて手が出ないのでこの資料で代用しています。
列車砲はそんなに珍しい記事でもないですが、これまた専用の資料は高いので...(以下同じ)
軍用自転車の記事はそこそこ面白いですね。
あとは、軍象。意外とメンテナンスが大変な事が分かりました。
決して使いやすい兵器ではないようですね。
特殊兵器は意外と他の本でも多く取り上げられていますので、丹念に探せばこの本で書いてある内容には出会えると思います。
しかし、この本の値段以上の出費には必ずやなるでしょうから、お得というのは間違いないと思います。
列車砲はそんなに珍しい記事でもないですが、これまた専用の資料は高いので...(以下同じ)
軍用自転車の記事はそこそこ面白いですね。
あとは、軍象。意外とメンテナンスが大変な事が分かりました。
決して使いやすい兵器ではないようですね。
特殊兵器は意外と他の本でも多く取り上げられていますので、丹念に探せばこの本で書いてある内容には出会えると思います。
しかし、この本の値段以上の出費には必ずやなるでしょうから、お得というのは間違いないと思います。
2009年3月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この本を読むと、いかに我々日本人が先の大戦から何も学んでいないと言う事を痛感させられる。たしかに、戦争の悲惨さは文字通り、痛いほど分かったでしょう。しかし、それだけ分かれば良いのかと問われれば、答えは否です。あまり詳しく書くと本の内容から逸脱してしまうので、八木アンテナについてだけ書きます。
大げさに言うならば、日本は日本の技術で負けたのです。もし、陸海軍が八木アンテナを評価し研究していれば、(物量を考慮に入れなければ)アメリカと互角に戦っていたはずです。少なくとも、海では連合艦隊が壊滅する事は無かったかもしれないし、陸ではB29による無差別爆撃を防げた可能性だってあるのです。軍は日本を守“れ”なかった(守“ら”なかったのではありませんよ!)と言う汚名を受けず、無条件降伏だって回避できたはず。
WW2で八木アンテナを使用しなかったのは日本だけだと、本には書かれています。多少意味合いが違いますが、現在の日本も似たり寄ったりな部分が多々有るではありませんか。世界に誇るアニメ文化も肝心の基礎技術の軽視で痛い目にあっているし、青色発行ダイオードの件(個人的には、金の問題じゃないだろうと思うのですが…)もこんだけ出せばいいだろ的な金額しか出さず人材が流出してしまった。町工場だってそうです。
先の戦争は侵略だったと言うのも結構、日本軍を悪く言うのも勝手にやってろ。けれども、失敗から何も学ぼうとしないのは愚かな事だ。
リメンバー・八木アンテナ!
大げさに言うならば、日本は日本の技術で負けたのです。もし、陸海軍が八木アンテナを評価し研究していれば、(物量を考慮に入れなければ)アメリカと互角に戦っていたはずです。少なくとも、海では連合艦隊が壊滅する事は無かったかもしれないし、陸ではB29による無差別爆撃を防げた可能性だってあるのです。軍は日本を守“れ”なかった(守“ら”なかったのではありませんよ!)と言う汚名を受けず、無条件降伏だって回避できたはず。
WW2で八木アンテナを使用しなかったのは日本だけだと、本には書かれています。多少意味合いが違いますが、現在の日本も似たり寄ったりな部分が多々有るではありませんか。世界に誇るアニメ文化も肝心の基礎技術の軽視で痛い目にあっているし、青色発行ダイオードの件(個人的には、金の問題じゃないだろうと思うのですが…)もこんだけ出せばいいだろ的な金額しか出さず人材が流出してしまった。町工場だってそうです。
先の戦争は侵略だったと言うのも結構、日本軍を悪く言うのも勝手にやってろ。けれども、失敗から何も学ぼうとしないのは愚かな事だ。
リメンバー・八木アンテナ!
2011年3月5日に日本でレビュー済み
表題で書いた通り、それぞれ知っていそうで知らない話が殆どで無いかと。個人的に気に入ってるのを挙げるとしたら、旧ドイツ軍の報復兵器・秘匿コードV3と列車砲に関する記述、英国のオバカな対空兵器物語、そして世界各国の滷獲兵器物語、後はアメリカに端を発したモニター艦の製作競争話等と、この程度なら某国営放送局辺りが特番組んでるんじゃ?と思う様な内容ですがやりませんね。最近は。後、八木サンに関してはレーダー網が400%完成していても駄目でしょう。幾ら技術が有っても使う側のオツムがペケポンではね。