どうせその辺のコンサルくずれの自己流・・・と期待せず読み始め。
しかしさすが日経新聞出版社。
非常に良いでき、読み進めるとこれは必携の一冊と改まる。
筆者は原尻さんという方で大手広告代理店からエイベックスへ転じマーケティング、宣伝戦略、事業計画(ここだけ経験同じ)と現場育ちの様子。でもありがちな自己経験則振りかざし、結果論からの解説に陥いることもなく、非常に客観的、総合的、シンプルに要点を記している。またポーターやバームの言葉引用も、学者風情の知識ひけらかしもなく。
体裁は見開きで1つのフレームワーク、つまり手法を紹介。
左ページが解説(文書)で、右ページが図表。これが全体統一された纏まり感で非常に使い易いと感じる。
フレームワーク名の下には1行でその特徴を表し、さらにその下にフレームワークどう使うか3行でシンプルに示している点も小気味良い。
またページ右端はインデックスがあり、この本全体の構成となっているマーケティングプロセスのResearch(調査)、STP(戦略)、4P(製品価格流通販促)、Implement, Controlのどれに使えるものか分類され、フレームワークありきでなく戦略立案をやりたいがどんなフレームワークが適しているか、販促を考えたいが自分のビジネスに合うフレームワークは・・・という使う立場で出来ているのも必携の理由。
まいあめ工房の事例や各プロセスの終わり(見開き都合だが)には、地方創生時代のマーケティングソリューションとして参考事例もあり読んでいて納得感が高い。
開眼できたのがポジショニングで、ポートフォリオと混同してたけど違いが明確に。いつもこの縦軸と横軸、何にすればよいか、誰が見ても納得感あるもの、合理性のあるものは何をチョイス・・・と、書く前に迷宮入りだったが、本書で示されているジョブス、iPhoneの例からこれがこの商品のポジショニング、と俺がするんだ的な決めでスッキリ。
またPESTの分析項目の一覧、プロモーション・ミックスでの図はプロモーションメニュー一覧がプル型、プッシュ型に分けて体系化され、これだけでも価値あり。クラウドや仮想デスクトップの事業企画やってる時にこの本に出会えていれば無駄な時間費やさず・・と思い馳せ。
ということで、タイトルはマーケティング・フレームワークだが、事業戦略立案、販促、その実行にも使えて、今直面している人は直ぐに活用、広告宣伝や企画、販促のビギナーはまずはこの通りにやって体感、という実践指南書として役立つこと請け合いです。
プライム無料体験をお試しいただけます
プライム無料体験で、この注文から無料配送特典をご利用いただけます。
非会員 | プライム会員 | |
---|---|---|
通常配送 | ¥410 - ¥450* | 無料 |
お急ぎ便 | ¥510 - ¥550 | |
お届け日時指定便 | ¥510 - ¥650 |
*Amazon.co.jp発送商品の注文額 ¥2,000以上は非会員も無料
無料体験はいつでもキャンセルできます。30日のプライム無料体験をぜひお試しください。
新品:
¥1,100¥1,100 税込
ポイント: 66pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp 販売者: Amazon.co.jp
新品:
¥1,100¥1,100 税込
ポイント: 66pt
(6%)
無料お届け日:
3月31日 日曜日
発送元: Amazon.co.jp
販売者: Amazon.co.jp
中古品: ¥286
中古品:
¥286

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ビジュアルマーケティング・フレームワーク 単行本 – 2016/7/1
原尻 淳一
(著)
{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥1,100","priceAmount":1100.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"1,100","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MOMvqS5PYPdSIvQ14ojG9X8%2BD1yJYLFoQ5wgvt67vOo%2FFTcKZlYqxz9usWyRzpVfi5qJRFyXkdJNuD8BZrSLcsZ5YfmQm3ON4c0rZQbkmdUkZKXzC6hQjKFV9qOZkXAiLT%2F%2B4IRMNmM%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}, {"displayPrice":"¥286","priceAmount":286.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"286","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"MOMvqS5PYPdSIvQ14ojG9X8%2BD1yJYLFobEa1MffHkhcr6b47JMuAm%2FFixdsdURNtJz3LT4ip0h%2Fszi8J3g3DsbEkSJEeSe8gb0fS7adWiJWYeOG78dsiI9FxaVHkGraW23phhnYz%2FRuZEG%2FeDf0cFsf2YhJnmBiKSzv8by8YEI7GqgwFKsfroA%3D%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"USED","aapiBuyingOptionIndex":1}]}
購入オプションとあわせ買い
カタログじゃない、これはビジネス・ソリューション(問題解決)!
理論(フレーム)と実践(ケース)が合体! だからビジネスで使えます。
市場分析→戦略立案→商品開発→プロモーション→実行と、
マーケティングの全プロセスでプロが活用するフレームを、まるごと解説。
事例解説では、話題の「まいあめ工房」の事業戦略をフレームで完全再現。
◆――市場分析から始まり、戦略立案、商品開発、プロモーション、実行・管理まで、マーケティングの各プロセスで用いるフレームワークを、ビジネス・プランニング順にギュッと1冊に凝縮しました。
◆――内容は、基本解説と事例解説の2本立て。事例では、ネット活用に優れた地方の中小企業のケースとして、「金太郎飴」として知られている日本伝統の「組み飴」の技法で、世界で一つだけのオリジナルキャンディーをつくることができるウェブサイトを展開する「まいあめ工房」の事業戦略を、フレークワークで再現しました。理論と実践を、シームレスに学べます。
◆――著者は、広告会社・エンタメ企業で数多くのマーケティング・宣伝プラン、商品企画・開発を手がけてきた、ソーシャル・メディア活用に詳しいマーケティング・コンサルタントです。本書で紹介するフレームは、自身が実際に活用してきた効用お墨付きのものばかりです。
◆――コトラーやポーターをはじめとする経営学の泰斗たちの理論から、ソーシャル・メディア活用によるプロモーションの実践まで、この1冊でカバーします。
理論(フレーム)と実践(ケース)が合体! だからビジネスで使えます。
市場分析→戦略立案→商品開発→プロモーション→実行と、
マーケティングの全プロセスでプロが活用するフレームを、まるごと解説。
事例解説では、話題の「まいあめ工房」の事業戦略をフレームで完全再現。
◆――市場分析から始まり、戦略立案、商品開発、プロモーション、実行・管理まで、マーケティングの各プロセスで用いるフレームワークを、ビジネス・プランニング順にギュッと1冊に凝縮しました。
◆――内容は、基本解説と事例解説の2本立て。事例では、ネット活用に優れた地方の中小企業のケースとして、「金太郎飴」として知られている日本伝統の「組み飴」の技法で、世界で一つだけのオリジナルキャンディーをつくることができるウェブサイトを展開する「まいあめ工房」の事業戦略を、フレークワークで再現しました。理論と実践を、シームレスに学べます。
◆――著者は、広告会社・エンタメ企業で数多くのマーケティング・宣伝プラン、商品企画・開発を手がけてきた、ソーシャル・メディア活用に詳しいマーケティング・コンサルタントです。本書で紹介するフレームは、自身が実際に活用してきた効用お墨付きのものばかりです。
◆――コトラーやポーターをはじめとする経営学の泰斗たちの理論から、ソーシャル・メディア活用によるプロモーションの実践まで、この1冊でカバーします。
- 本の長さ159ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BPマーケティング(日本経済新聞出版
- 発売日2016/7/1
- 寸法11.6 x 1 x 17.7 cm
- ISBN-104532119332
- ISBN-13978-4532119331
よく一緒に購入されている商品

対象商品: ビジュアルマーケティング・フレームワーク
¥1,100¥1,100
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り8点(入荷予定あり)
¥1,100¥1,100
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り11点(入荷予定あり)
¥2,049¥2,049
最短で3月31日 日曜日のお届け予定です
残り1点 ご注文はお早めに
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計:
pt
もう一度お試しください
追加されました
一緒に購入する商品を選択してください。
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
商品の説明
出版社からのコメント
著者からのメッセージ
フレームワークとは、先人たちの経験や知見を練り上げ「ビジネスの本質」として凝縮したものです。ビジネスには各領域に本質を含んだ典型となるフレームワークがいくつもあります。これらを活用し、本質を忘れずに押さえることで、私たちは失敗しにくい筋の通ったビジネスプランを素早く作ることができます。また、チーム運営にも効果を発揮します。フレームワークがコミュニケーションメディアとして、散漫になりがちなチーム内の議論を本質的なテーマに集中させてくれるからです。このようにフレームワークは「素早いビジネス構築のサポート」と「コミュニケーションメディア」としての2 つの機能を有しており、ビジネスの現場で大変重宝されています。
スピードが求められる今日、このフレームワークの2 つの機能は、実はリーダーが有していなくてはならない必須要素でもあります。日々変化するビジネスの現場で柔軟にフレームワークを使いこなし、あるいは作り出して、チームを統率していくことがリーダーの役割であるならば、フレームワークに対する深い理解と蓄積こそ、リーダーを育成する上で欠かせないものになるはずです。
その意味で、本書は、未来の若きビジネスリーダーのために書きました。しかも、そこには筆者の戦略的意図を潜ませることにしました。
1 フレームワークを単にカタログのように集めた本にするのは避ける。ビジネス・プランニングの順序を意識し、フレームワークを並べて活用すれば、そのまま事業計画書の骨格ができるように工夫する。本書では、コトラーが提唱するマーケティングプロセスに準じ、その段階ごとに適切なフレームワークを選択・配置する
2 本書では、フレームワークを活用した本物の事業計画書を描く。こうすれば、単にフレームワークの知識で終わることがなく、マーケティング事例を学べるとともに、読者が実際に事業計画を描く際に参考になるはずだ。リアルビジネスの生々しさを感じられる本にしたい
3 事例を選択するにあたり、ウェブ戦略に優れていること、地方の中小企業の事例であること、日本の地方創生のヒントになることを意識した。具体的には、名古屋の伝統飴職人の技を活かし、世界に一つだけのオリジナルキャンディーを製作する「まいあめ工房」の事例を採用した。まいあめ工房は小さな会社であるにもかかわらず、ここ数年ヤフートピックスで取り上げられるほど注目されており、誰もが参考にできる事例である
以上、3 つの戦略的意図を踏まえ、本当の意味で読者のビジネスソリューション(解決策)として進化すべく執筆しました。また、本書はビジネスに不可欠なマーケティングを軸にフレームワークを描いています。第1 章では広くマーケティングプロセスの概要を解説し、第2 章以降で具体的なフレームワークにブレイクダウンしています。さらに各章の後半に「まいあめ工房」の事例を入れています。フレームワークの基本解説から事例解説(実践)へ移動しますので、注意して読んでください。
フレームワークとは、先人たちの経験や知見を練り上げ「ビジネスの本質」として凝縮したものです。ビジネスには各領域に本質を含んだ典型となるフレームワークがいくつもあります。これらを活用し、本質を忘れずに押さえることで、私たちは失敗しにくい筋の通ったビジネスプランを素早く作ることができます。また、チーム運営にも効果を発揮します。フレームワークがコミュニケーションメディアとして、散漫になりがちなチーム内の議論を本質的なテーマに集中させてくれるからです。このようにフレームワークは「素早いビジネス構築のサポート」と「コミュニケーションメディア」としての2 つの機能を有しており、ビジネスの現場で大変重宝されています。
スピードが求められる今日、このフレームワークの2 つの機能は、実はリーダーが有していなくてはならない必須要素でもあります。日々変化するビジネスの現場で柔軟にフレームワークを使いこなし、あるいは作り出して、チームを統率していくことがリーダーの役割であるならば、フレームワークに対する深い理解と蓄積こそ、リーダーを育成する上で欠かせないものになるはずです。
その意味で、本書は、未来の若きビジネスリーダーのために書きました。しかも、そこには筆者の戦略的意図を潜ませることにしました。
1 フレームワークを単にカタログのように集めた本にするのは避ける。ビジネス・プランニングの順序を意識し、フレームワークを並べて活用すれば、そのまま事業計画書の骨格ができるように工夫する。本書では、コトラーが提唱するマーケティングプロセスに準じ、その段階ごとに適切なフレームワークを選択・配置する
2 本書では、フレームワークを活用した本物の事業計画書を描く。こうすれば、単にフレームワークの知識で終わることがなく、マーケティング事例を学べるとともに、読者が実際に事業計画を描く際に参考になるはずだ。リアルビジネスの生々しさを感じられる本にしたい
3 事例を選択するにあたり、ウェブ戦略に優れていること、地方の中小企業の事例であること、日本の地方創生のヒントになることを意識した。具体的には、名古屋の伝統飴職人の技を活かし、世界に一つだけのオリジナルキャンディーを製作する「まいあめ工房」の事例を採用した。まいあめ工房は小さな会社であるにもかかわらず、ここ数年ヤフートピックスで取り上げられるほど注目されており、誰もが参考にできる事例である
以上、3 つの戦略的意図を踏まえ、本当の意味で読者のビジネスソリューション(解決策)として進化すべく執筆しました。また、本書はビジネスに不可欠なマーケティングを軸にフレームワークを描いています。第1 章では広くマーケティングプロセスの概要を解説し、第2 章以降で具体的なフレームワークにブレイクダウンしています。さらに各章の後半に「まいあめ工房」の事例を入れています。フレームワークの基本解説から事例解説(実践)へ移動しますので、注意して読んでください。
著者について
原尻 淳一(はらじり・じゅんいち)
◆――マーケティング・コンサルタント。HARAJIRI MARKETING DESIGN 代表取締役。龍谷大学経済学部客員教授。日経ビジネススクール講師。
◆――1972 年生まれ。龍谷大学大学院経済学研究科修士課程修了。大手広告代理店に入社し、飲料をメインとしたブランドマーケティング業務を担当後、エイベックス・グループに転じ、アーティスト・映画・アニメのマーケティング計画・宣伝戦略・事業計画立案をおこなう。エイベックス・マネジメント株式会社宣伝開発本部リアル&デジタル部部長を経て、現職。企業研修や大学講義を通じて、マーケティング視点の企画発想力を鍛える実践型ワークショップも展開している。
◆――主な著書
『企画のつくり方』(日経文庫)
『HACKS ! 』シリーズ(東洋経済新報社)
『アイデアを形にして伝える技術』(講談社現代新書)
『「キャリア未来地図」の描き方』(ダイヤモンド社)
◆――マーケティング・コンサルタント。HARAJIRI MARKETING DESIGN 代表取締役。龍谷大学経済学部客員教授。日経ビジネススクール講師。
◆――1972 年生まれ。龍谷大学大学院経済学研究科修士課程修了。大手広告代理店に入社し、飲料をメインとしたブランドマーケティング業務を担当後、エイベックス・グループに転じ、アーティスト・映画・アニメのマーケティング計画・宣伝戦略・事業計画立案をおこなう。エイベックス・マネジメント株式会社宣伝開発本部リアル&デジタル部部長を経て、現職。企業研修や大学講義を通じて、マーケティング視点の企画発想力を鍛える実践型ワークショップも展開している。
◆――主な著書
『企画のつくり方』(日経文庫)
『HACKS ! 』シリーズ(東洋経済新報社)
『アイデアを形にして伝える技術』(講談社現代新書)
『「キャリア未来地図」の描き方』(ダイヤモンド社)
登録情報
- 出版社 : 日経BPマーケティング(日本経済新聞出版; New版 (2016/7/1)
- 発売日 : 2016/7/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 159ページ
- ISBN-10 : 4532119332
- ISBN-13 : 978-4532119331
- 寸法 : 11.6 x 1 x 17.7 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 31,183位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 62位商品開発
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

マーケティング・ジェネレーター。Harajiri Marketing Design代表取締役。
一般社団法人みつかる+わかる共同代表。龍谷大学 客員教授。
『IDEA HACKS!』等、東洋経済ハックシリーズ、『マーケティング・フレームワーク』(日本経済新聞出版社社)の著者。
龍谷大学社会科学研究所共同研究員。龍谷大学経済学部アドバイザリーボードメンバー。
日経ビジネススクール講師。リクルートマネジメントスクール講師。環境省家庭エコ診断推進基盤整備事業検討委員 他。
クリエイティブやプロモーションにつなげる触媒としての役割を自覚し、
アーティストやタレント等、人のブランディングを得意とする、マーケティングマン。
現在、そのノウハウを一般人に応用し、個人の価値を高めるワークショップや学校を主催している。
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2016年8月28日に日本でレビュー済み
2016年12月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レガシーなものから現代的なフレームワークまで
よく纏められていると思います。
戦略コンサルや広告代理店のマネージャークラス
ならおおよそのものは把握しているでしょうが、
クライアントのスキルレベルや問題種類によって
適用するフレームワークを考えるというのはなかなか
ハードルが高いものです。この本は、こういった
課題に直面した時にパラパラめくるだけで示唆を
与えてくれます。必携の書だと思います。
よく纏められていると思います。
戦略コンサルや広告代理店のマネージャークラス
ならおおよそのものは把握しているでしょうが、
クライアントのスキルレベルや問題種類によって
適用するフレームワークを考えるというのはなかなか
ハードルが高いものです。この本は、こういった
課題に直面した時にパラパラめくるだけで示唆を
与えてくれます。必携の書だと思います。
2016年7月19日に日本でレビュー済み
「フレームワーク」よく耳にする言葉である。
経営をする身にとってはすぐ傍にある言葉と言っても過言ではないかもしれない。
しかし自分も含めて「フレームワーク」のなんたるかを知り、自分のツールとして使い切っている人がどれだけいることだろう。
かつてはポーターやコトラーを読み、なるほどと思ったことがあっても、カタログ的な知識にとどまり、ツールとして使いきれていただろうか?
調査→戦略立案と進んでいく際、フレームワークの位置付けは、「ブレのない経営・ブレのないマーケティング」を醸成するチーム内のひいては社内の共通言語としての役割が非常に大きいのだと、この本を読むことで改めて感じた。
また、この手の本が事例として扱う大手企業のケーススタディーを使うことなく、地方の中小企業を一貫してケーススタディーとして使うことで、小さな会社でも「できる」と認識させてくれるところは非常にありがたい。
先回りをせず、端折らず、地道に順番に紹介されているフレームワークを使うことで、今まで出来なかった事業計画書が、できそうに思える。
そんなすばらしい教科書であり実践の書に出会ったと思えた。
経営をする身にとってはすぐ傍にある言葉と言っても過言ではないかもしれない。
しかし自分も含めて「フレームワーク」のなんたるかを知り、自分のツールとして使い切っている人がどれだけいることだろう。
かつてはポーターやコトラーを読み、なるほどと思ったことがあっても、カタログ的な知識にとどまり、ツールとして使いきれていただろうか?
調査→戦略立案と進んでいく際、フレームワークの位置付けは、「ブレのない経営・ブレのないマーケティング」を醸成するチーム内のひいては社内の共通言語としての役割が非常に大きいのだと、この本を読むことで改めて感じた。
また、この手の本が事例として扱う大手企業のケーススタディーを使うことなく、地方の中小企業を一貫してケーススタディーとして使うことで、小さな会社でも「できる」と認識させてくれるところは非常にありがたい。
先回りをせず、端折らず、地道に順番に紹介されているフレームワークを使うことで、今まで出来なかった事業計画書が、できそうに思える。
そんなすばらしい教科書であり実践の書に出会ったと思えた。
2016年7月21日に日本でレビュー済み
経営学の諸コンセプトは、エコノミストの私にとっては分野外であるが、「調査」「戦略」「製品・価格・流通」「販促」「実行+管理」の項目に分けて、マーケティング関係のコンセプト、ツールがわかりやすく解説されている。
また単なる解説にとどまらず、具体的なビジネス事例をこれらコンセプトに基づいている読み解いている。これが良い。マーケティング・コンサルタントとしての著者の実践経験が行間に溢れている。
ビジネスを志す学生諸君だけでなく、すでに現場のビジネスマンとして活躍されている方々も、読めば自身の知識と経験を整理、深化させることだできるだろう。
また単なる解説にとどまらず、具体的なビジネス事例をこれらコンセプトに基づいている読み解いている。これが良い。マーケティング・コンサルタントとしての著者の実践経験が行間に溢れている。
ビジネスを志す学生諸君だけでなく、すでに現場のビジネスマンとして活躍されている方々も、読めば自身の知識と経験を整理、深化させることだできるだろう。