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バナナの歴史 (「食」の図書館) 単行本 – 2016/11/21
ローナ・ピアッティ=ファーネル
(著),
大山 晶
(翻訳)
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みんなが大好き、バナナ。その歴史は意外にも波瀾万丈。
栽培の始まりから神話や聖書との関係、非情なプランテーション経営、「バナナ大虐殺事件」に至るまで、
さまざまな視点でたどる。世界のバナナ料理も紹介。レシピ付。
■目次■
序章 バナナの一族
バナナは木ではない/バナナの実/バナナの分類/バナナの品種/クローンと病気/バナナの語源
第1章 バナナの歴史、伝説、神話
バナナ栽培の始まり/古代世界のバナナ/欧米へ/「贅沢品」から「ありふれた果物」へ/神話――「善悪の知識の木」バナナ説/伝説と民間伝承
第2章 バナナを味わう
バナナプティング/朝食/甘いごちそう/アジアのバナナ料理/中南米/アフリカのバナナ料理/バナナスプリット/バナナブレッド/バノフィーパイ
第3章 バナナ取り引きの歴史
巨大バナナ会社――ユナイテッド・フルーツ・カンパニー/ドール・フード・カンパニー/ファイフィス・グループ/興亡/「バナナ共和国」/「バナナ大虐殺」/南太平洋のバナナ
第4章 象徴としてのバナナ
「イエス・ウィー・ハヴ・ノー・バナナ」/「バナナボート」/アンディ・ウォーホル/「少々頭がおかしい」/子供向けテレビ番組の中のバナナ
セクシー・バナナ/「バナナ・ダンス」/史上もっとも有名なコマーシャルソング/バナナの皮ですべる
終章 バナナは世界を変える
謝辞
訳者あとがき
写真ならびに図版への謝辞
参考文献
レシピ集
注
■著者略歴
ローナ・ピアッティ=ファーネル(Lorna Piatti-Farnell)
イギリスのラフバラー大学で英文学の博士号を取得し、現在はニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所所長を務める。研究分野は文化史、20世紀と21世紀文学、映画、アニメ、広告、ゴシック文学(とくに吸血鬼小説)と多岐に渡る。食物に関する知識も豊富で、歴史や文学と食物の関係に焦点をあてた著作を発表している。著書に『「食」の図書館 牛肉の歴史』(2013年。邦訳は原書房/富永佐知子訳)他がある。
栽培の始まりから神話や聖書との関係、非情なプランテーション経営、「バナナ大虐殺事件」に至るまで、
さまざまな視点でたどる。世界のバナナ料理も紹介。レシピ付。
■目次■
序章 バナナの一族
バナナは木ではない/バナナの実/バナナの分類/バナナの品種/クローンと病気/バナナの語源
第1章 バナナの歴史、伝説、神話
バナナ栽培の始まり/古代世界のバナナ/欧米へ/「贅沢品」から「ありふれた果物」へ/神話――「善悪の知識の木」バナナ説/伝説と民間伝承
第2章 バナナを味わう
バナナプティング/朝食/甘いごちそう/アジアのバナナ料理/中南米/アフリカのバナナ料理/バナナスプリット/バナナブレッド/バノフィーパイ
第3章 バナナ取り引きの歴史
巨大バナナ会社――ユナイテッド・フルーツ・カンパニー/ドール・フード・カンパニー/ファイフィス・グループ/興亡/「バナナ共和国」/「バナナ大虐殺」/南太平洋のバナナ
第4章 象徴としてのバナナ
「イエス・ウィー・ハヴ・ノー・バナナ」/「バナナボート」/アンディ・ウォーホル/「少々頭がおかしい」/子供向けテレビ番組の中のバナナ
セクシー・バナナ/「バナナ・ダンス」/史上もっとも有名なコマーシャルソング/バナナの皮ですべる
終章 バナナは世界を変える
謝辞
訳者あとがき
写真ならびに図版への謝辞
参考文献
レシピ集
注
■著者略歴
ローナ・ピアッティ=ファーネル(Lorna Piatti-Farnell)
イギリスのラフバラー大学で英文学の博士号を取得し、現在はニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所所長を務める。研究分野は文化史、20世紀と21世紀文学、映画、アニメ、広告、ゴシック文学(とくに吸血鬼小説)と多岐に渡る。食物に関する知識も豊富で、歴史や文学と食物の関係に焦点をあてた著作を発表している。著書に『「食」の図書館 牛肉の歴史』(2013年。邦訳は原書房/富永佐知子訳)他がある。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社原書房
- 発売日2016/11/21
- ISBN-104562053275
- ISBN-13978-4562053278
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商品の説明
著者について
ローナ・ピアッティ=ファーネル(Lorna Piatti-Farnell)
イギリスのラフバラー大学で英文学の博士号を取得し、現在はニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所所長を務める。研究分野は文化史、20世紀と21世紀文学、映画、アニメ、広告、ゴシック文学(とくに吸血鬼小説)と多岐に渡る。食物に関する知識も豊富で、歴史や文学と食物の関係に焦点をあてた著作を発表している。著書に『「食」の図書館 牛肉の歴史』(2013年。邦訳は原書房/富永佐知子訳)他がある。
イギリスのラフバラー大学で英文学の博士号を取得し、現在はニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所所長を務める。研究分野は文化史、20世紀と21世紀文学、映画、アニメ、広告、ゴシック文学(とくに吸血鬼小説)と多岐に渡る。食物に関する知識も豊富で、歴史や文学と食物の関係に焦点をあてた著作を発表している。著書に『「食」の図書館 牛肉の歴史』(2013年。邦訳は原書房/富永佐知子訳)他がある。
登録情報
- 出版社 : 原書房 (2016/11/21)
- 発売日 : 2016/11/21
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4562053275
- ISBN-13 : 978-4562053278
- Amazon 売れ筋ランキング: - 416,120位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,199位グルメ一般の本
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年2月22日に日本でレビュー済み
バナナという今では一般化している作物をめぐり、
世界史、そして本邦の歴史も影響を受けるなど動いてきた。
本書は、いわばそのテーマ史的集大成としてあり、
食の歴史をたどりつつ、今後の生産面、流通面、消費面をつうじて、
いわゆるグローバルな産業動態を模索してゆこうとの意図も込められた、
「食」の図書館シリーズの1冊として刊行されたものである。
第1章は、バナナの歴史・伝説・神話として、栽培開始から普及までの複線的な時系列モデルを提供している。
おもなトピックスとしては、古代オリエント世界における栽培化(端緒)~欧米への伝播~一般化(普及)、
その他民間伝承などを扱っている。
第2章は、味わうとして、楽しみ(効用)の側面をもカバーしており、各地のバナナ事情やバナナ料理を紹介、
巻末のレシピ集ともリンクしている。
第3章は、取引史として構造問題(プランテーションを含む)に触れ、ユナイテッド、ドール、ファイフスなどの取引会社も登場し、
その興亡(攻防)や盛衰、「~共和国」や「~大虐殺」、南太平洋の場合などを扱っている。
第4章は、象徴化として、バナナから広がるユニークで愉快な側面をもとりあげ、
おもなトピックスとしては、アンディ・ウォーホルや子供向け番組、セクシャリティ、CM、滑るバナナの皮など。
因みに、序章はプランテンを含むバナナ族としての性質・分類・品種(銘柄)・病気・語源(エティモロジー)を以て、
追加的な予備知識を提供し、終章は「バナナは世界を変える?」として、問題提起をも含んでいる。
バナナについてのまとめ…1.ヒストリー、2.テイスティング、3.(フェア)トレーディング、
4.シンボリズム、序.グルーピング、そして…
最後に、Do bananas change the world?となっている。
本書で食の歴史に興味を深められた場合、さらにという向きには、同著者だと『牛肉の歴史』もあり、
またとくにバナナをおそう疫病等については、『バナナの世界史』(太田出版)などもあるので、
この際あわせておすすめとしておきたく思います。
世界史、そして本邦の歴史も影響を受けるなど動いてきた。
本書は、いわばそのテーマ史的集大成としてあり、
食の歴史をたどりつつ、今後の生産面、流通面、消費面をつうじて、
いわゆるグローバルな産業動態を模索してゆこうとの意図も込められた、
「食」の図書館シリーズの1冊として刊行されたものである。
第1章は、バナナの歴史・伝説・神話として、栽培開始から普及までの複線的な時系列モデルを提供している。
おもなトピックスとしては、古代オリエント世界における栽培化(端緒)~欧米への伝播~一般化(普及)、
その他民間伝承などを扱っている。
第2章は、味わうとして、楽しみ(効用)の側面をもカバーしており、各地のバナナ事情やバナナ料理を紹介、
巻末のレシピ集ともリンクしている。
第3章は、取引史として構造問題(プランテーションを含む)に触れ、ユナイテッド、ドール、ファイフスなどの取引会社も登場し、
その興亡(攻防)や盛衰、「~共和国」や「~大虐殺」、南太平洋の場合などを扱っている。
第4章は、象徴化として、バナナから広がるユニークで愉快な側面をもとりあげ、
おもなトピックスとしては、アンディ・ウォーホルや子供向け番組、セクシャリティ、CM、滑るバナナの皮など。
因みに、序章はプランテンを含むバナナ族としての性質・分類・品種(銘柄)・病気・語源(エティモロジー)を以て、
追加的な予備知識を提供し、終章は「バナナは世界を変える?」として、問題提起をも含んでいる。
バナナについてのまとめ…1.ヒストリー、2.テイスティング、3.(フェア)トレーディング、
4.シンボリズム、序.グルーピング、そして…
最後に、Do bananas change the world?となっている。
本書で食の歴史に興味を深められた場合、さらにという向きには、同著者だと『牛肉の歴史』もあり、
またとくにバナナをおそう疫病等については、『バナナの世界史』(太田出版)などもあるので、
この際あわせておすすめとしておきたく思います。
2017年2月7日に日本でレビュー済み
どんなに絵が下手な人でも、バナナを描いてバナナに見えないことはない。みんなが知っているバナナ。大好きなバナナ。
この食の図書館シリーズは、どれも実に面白く、有益な内容である。
本書を執筆したファーネルさんは、現在ニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所の所長。意欲的にバナナの歴史に取り組んで描いている。執筆を依頼されて大喜びしたそうで、バナナのことならたいて知っている、と思って書き出したところ、知らなかったことが次々に出てきたという。
歴史、伝説から始まり、料理のいろいろ、バナナ取引の歴史、文化としてのバナナと進んで行くが、どの章も充実して興味深い。歴史の章では「大虐殺」も取り上げられているが、この事件はガルシア・マルケスの『百年の孤独』にも取り上げられていることも記されている。ルノワールが描いた「バナナ畑」のカラーの絵もある。ルノワールがバナナ畑を描いていたとは初めて知った。キリコの描いたバナナも出ている。キリコがバナナを描いたらどんなバナナになるだろう、と思ったが、実に普通の写実的なバナナだった。
カラー写真がたくさんあり、ポスターが特に楽しい。歌も出ている。
なぜ5つ星にしなかったか?
それには理由がある。日本には芭蕉はあるが食用バナナは生産できない。すべて輸入である。バナナは船で運ばれて日本の港に着くが、着いた時は緑色の、まだ未熟なバナナである。市場に出す日を計算して熟成させて出荷する仕組みだ。
船で運ばれてくる間に熟してしまわないように薬品で調節する。温度調節だけでは不可能だという。さて、この薬品が、なんという薬であり、バナナのどの部分に、どのくらい残留しているかを知りたかったのであるが、全く言及されていなかった。
この食の図書館シリーズは、どれも実に面白く、有益な内容である。
本書を執筆したファーネルさんは、現在ニュージーランドのオークランド工科大学大衆文化研究所の所長。意欲的にバナナの歴史に取り組んで描いている。執筆を依頼されて大喜びしたそうで、バナナのことならたいて知っている、と思って書き出したところ、知らなかったことが次々に出てきたという。
歴史、伝説から始まり、料理のいろいろ、バナナ取引の歴史、文化としてのバナナと進んで行くが、どの章も充実して興味深い。歴史の章では「大虐殺」も取り上げられているが、この事件はガルシア・マルケスの『百年の孤独』にも取り上げられていることも記されている。ルノワールが描いた「バナナ畑」のカラーの絵もある。ルノワールがバナナ畑を描いていたとは初めて知った。キリコの描いたバナナも出ている。キリコがバナナを描いたらどんなバナナになるだろう、と思ったが、実に普通の写実的なバナナだった。
カラー写真がたくさんあり、ポスターが特に楽しい。歌も出ている。
なぜ5つ星にしなかったか?
それには理由がある。日本には芭蕉はあるが食用バナナは生産できない。すべて輸入である。バナナは船で運ばれて日本の港に着くが、着いた時は緑色の、まだ未熟なバナナである。市場に出す日を計算して熟成させて出荷する仕組みだ。
船で運ばれてくる間に熟してしまわないように薬品で調節する。温度調節だけでは不可能だという。さて、この薬品が、なんという薬であり、バナナのどの部分に、どのくらい残留しているかを知りたかったのであるが、全く言及されていなかった。
2017年1月29日に日本でレビュー済み
バナナは、老若男女を問わず人気がある食品だし、栄養的にも優れていて、スポーツの合間に摂取することを推奨されたりもしている。しかし、本書冒頭に書かれているように、バナナは木ではない、ということを知っている人がどれだけいるだろうか。本書は、バナナに関する植物学的知識、人類との関わり、料理法(レシピもついている)、文化誌的な側面など、極めてバランスがとれたものとなっている。
日本では果物として扱われ、おやつやデザート、もしくは朝食などに供されることが多いが、主たる炭水化物として甘くないバナナを食べている地域も少なくない。また、「草」であるバナナの増やし方も面白い(芭蕉布と原料となる芭蕉もバナナである)。
個人的には第3章「バナナ取り引きの歴史」と第4章「象徴としてのバナナ」が興味深かった。前者では、現在のバナナ供給のほとんどをわずかな会社が支配していることなど、後者はその形状ゆえに“性”と結びつけられる部分が多かったことなどが書かれている。
極めて馴染み深い食材だが、意外に知らないことが多いことなどに気付かされた。
日本では果物として扱われ、おやつやデザート、もしくは朝食などに供されることが多いが、主たる炭水化物として甘くないバナナを食べている地域も少なくない。また、「草」であるバナナの増やし方も面白い(芭蕉布と原料となる芭蕉もバナナである)。
個人的には第3章「バナナ取り引きの歴史」と第4章「象徴としてのバナナ」が興味深かった。前者では、現在のバナナ供給のほとんどをわずかな会社が支配していることなど、後者はその形状ゆえに“性”と結びつけられる部分が多かったことなどが書かれている。
極めて馴染み深い食材だが、意外に知らないことが多いことなどに気付かされた。