"SFを読んでいない人に、SFの魅力をどう伝えればいいのか(中略)パデルディスカッションの中で、SF文学振興会がやっているビブリオバトルについて触れられていて、『これだ!』と思いました"2014年発刊の本書は本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム、ビブリオバトル青春小説第一弾。
個人的にはメタバースでビブリオバトルの企画を準備している事から補助線として手にとりました。
さて、そんな本書は「トンデモ本」を研究する「と学会」初代会長や『ロードス島戦記』の原型、誌上リプレイで、ディードリットのプレイヤーとしても知られた著者が"若い世代にどのようにSFを浸透させるか"憂慮する中で出会ったビブリオバトルに可能性を感じて創作した青春小説シリーズの第一弾で。本書ではSF小説が大好きすぎる15歳の少女・伏木空(ふしきそら)"不思議ちゃん"が、ひょんな事からSFには全く興味のない同級生・埋火武人(うずみびたけと)に誘われビブリオバトル部に入部。個性的な五人の仲間たちと部活動を始めていくのですが。
前述した通り、ビブリオバトルの企画を(経験者でもないのに)進めている事もあって。フィクションであってもビブリオバトルの理解やイメージが膨らんで参考になりました。(ビブリオバトル部の発表レベルが高すぎる!とは思いましたが)
一方で、ビブリオバトルを要素を外しても、本書は語り手の伏木空、埋火武人がそれぞれの心の傷と向き合いながら成長し、距離を縮めていく王道青春小説としても読みやすく、また完成度は高く。とても面白かったです。
ビブリオバトルやSFに興味ある方はもちろん、本を題材にした青春小説としてもオススメ。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
BISビブリオバトル部1 翼を持つ少女〈上〉 (創元SF文庫) 文庫 – 2016/4/28
山本 弘
(著)
このページの読み込み中に問題が発生しました。もう一度試してください。
ビブリオバトルとは、本を通して人をつなぎ、人と知識をつなぐ知的ゲーム。SF小説が好きな15歳の少女・伏木空は、SFに理解のない同級生・埋火武人の誘いでビブリオバトル部に入部する。メンバーは、雑学本、ボーイズラブ、科学関係などそれぞれ得意分野を持つ個性派揃い。空は張り切ってデビュー戦に臨むが……。紹介書籍は多種多様、「本を紹介する小説」という新分野を切り開く、本格的ビブリオバトル青春小説シリーズ開幕!
- 本の長さ244ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2016/4/28
- 寸法10.7 x 1.2 x 14.9 cm
- ISBN-104488737048
- ISBN-13978-4488737047
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
登録情報
- 出版社 : 東京創元社; 文庫版 (2016/4/28)
- 発売日 : 2016/4/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 244ページ
- ISBN-10 : 4488737048
- ISBN-13 : 978-4488737047
- 寸法 : 10.7 x 1.2 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 570,775位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 288位創元SF文庫
- - 3,121位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 51,518位文芸作品
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと見つけたり、似たような著者を調べたり、おすすめの本を読んだりできます。
カスタマーレビュー
星5つ中4.4つ
5つのうち4.4つ
69グローバルレーティング
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中にエラーが発生しました。ページを再読み込みしてください。
- 2021年1月13日に日本でレビュー済みAmazonで購入読書が好きな人には多かれ少なかれ同意できるところ、「そうそう!そうなんだよ!」とヒザを打ちたくなる箇所があるように思う。無論同意できない箇所もあろうが、そこは「自分の嗜好を押し付けない」でいきましょう。ね。
- 2016年5月21日に日本でレビュー済みAmazonで購入登場人物の名前に違和感を覚えるが、作者らしい、細部へのこだわりなど安心して読める。まだ上巻のみなので、評価も暫定的だが、面白いSFを紹介して欲しいですね。
- 2016年5月30日に日本でレビュー済みビブリオバトルってひところ話題になった"詩のボクシング”みたいなものなのかな?と思いつつ読み進めました。
著者である山本弘センセイの趣味なのか、プロット上の必然なのか?僕の好きな本が話題に上っていました。
伏木、埋火、安土、輿水、小金井、菊地・・・5人のビブリオバトル部員はある意味、本好きを自認するひとが少なからず持ち合わせてる性質のメタファーではないだろうか?
SFマニアな祖父を持ちながら、その趣味を否定しノンフィクションばかり読んでる埋火クン。彼にSFを読みたいといわせたいSF少女の伏木さんのタタカイに後半の焦点が絞られていくのかな?本業を守るべくお役所と戦いを繰り広げたお爺さんの生きざまは酒造版「人民は弱し官吏は強し」?
出先で読み始め上巻読み終えて気がつけば下巻持って来てない。間に別の一冊ハサみます。
- 2017年8月6日に日本でレビュー済みAmazonで購入メインストーリーに入るまでがあまりに長くて、疲れてしまいました・・・・・・
- 2018年12月26日に日本でレビュー済み社会に対する自己主張をフィクションの中で一方的に論じる輩、ノンフィクションで書けばいいのに。
- 2022年3月30日に日本でレビュー済みSF好きの女の子によるSF好き礼賛小説だと思ったら、違った。人をやりこめるビブリオバトルの後味の悪さ。
(ここからネタバレ含む)
最初は楽しく読んでいた。だが、下巻になると、頭のよいお金持ち私立学校の生徒(と教員)が、公立のダサくてちょっとおバカな生徒をコテンパンにやりこめ、言い負かした後で、「ちょっとやりすぎたかも」テヘペロするお話でした。おかげさまでビブリオバトルが嫌いになりましたよ。
- 2020年6月9日に日本でレビュー済み最初は面白くて読んでたけど、登場人物たちに語らせる作者のナマの主張がイヤになって途中で止めた。残念。それに、こんな高校生なんかいねーよ、とも思うし。この作者のお子様はさぞかし意識高い系におなりだろな。MM9あたりは面白かったのになあ。残念。