百物語なので各話比較的短めで、とても読みやすい。今回も海外生活の体験人脈から外国の怪奇譚が多いが、国内ものも海外ものに負けず劣らず、興味深い話があった。
怪談作家でも、書き手によっては怖さの肝の描き方がズレてしまっていたりすることはままあるが、こちらに関しては、怪異の現出を変に煽ることなく、淡々と、そしてリリカルに描いている。僅か数行の瞬殺怪談などもあり、メリハリが効いていたのもよかった。落ち着きのある、抑制の効いた筆致で、竹書房の怪談本にしては久しぶりに唸った一冊。
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実話怪談 奇譚百物語 (竹書房文庫) 文庫 – 2017/1/28
丸山 政也
(著)
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購入オプションとあわせ買い
暗闇なのにはっきり見えた…
確かに感じる不安と恐怖!
この怨み、晴らさずには逝かれない……
怪を引き寄せる著者の大人気シリーズ、最新恐怖譚!
新たな怪異の紡ぎ手が登場した! 「数年をかけて取材をしてきたなかから、底味のある怖い話を“私"というフィルターを通して採話」したという99話。
特攻隊員におまもりを渡したが…「おまもり」。駅前のロータリーに幽霊が出るという噂があった。
K君はある日奇妙な視線を感じる…「授業参観」など、淡々とした日常とそのページの隙間から覗く魔の刻――怒涛の百物語を存分にお楽しみいただきたい。
確かに感じる不安と恐怖!
この怨み、晴らさずには逝かれない……
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新たな怪異の紡ぎ手が登場した! 「数年をかけて取材をしてきたなかから、底味のある怖い話を“私"というフィルターを通して採話」したという99話。
特攻隊員におまもりを渡したが…「おまもり」。駅前のロータリーに幽霊が出るという噂があった。
K君はある日奇妙な視線を感じる…「授業参観」など、淡々とした日常とそのページの隙間から覗く魔の刻――怒涛の百物語を存分にお楽しみいただきたい。
- 本の長さ224ページ
- 言語日本語
- 出版社竹書房
- 発売日2017/1/28
- 寸法10.6 x 1.2 x 15 cm
- ISBN-104801909965
- ISBN-13978-4801909960
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商品の説明
著者について
2011年「もうひとりのダイアナ」で第3回『幽』怪談実話コンテスト大賞受賞。著書に『怪談実話 死神は招くよ』、共著に『怪談実話コンテスト傑作選3跫音』『てのひら怪談』『みちのく怪談』シリーズ等。
登録情報
- 出版社 : 竹書房 (2017/1/28)
- 発売日 : 2017/1/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 224ページ
- ISBN-10 : 4801909965
- ISBN-13 : 978-4801909960
- 寸法 : 10.6 x 1.2 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 938,126位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,264位竹書房文庫
- - 4,304位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 7,668位超心理学・心霊
- カスタマーレビュー:
著者について
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第3回 『幽』 怪談実話コンテストにて「もうひとりのダイアナ」で大賞受賞。
著書に 『怪談実話 死神は招くよ』 (メディアファクトリー)、『実話怪談 奇譚百物語』シリーズ、『恐怖実話 奇想怪談』(竹書房文庫)
共著本に『てのひら怪談』シリーズ、『みちのく怪談』シリーズ、『怪談五色 破戒』(竹書房文庫)、『長野の怖い話』(TOブックス) 等。
DVDに『怪奇蒐集者』(楽創社)、CSテレビ『怪談のシーハナ聞かせてよ。』に出演。
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2017年3月10日に日本でレビュー済み
著者の言うには、怪談というよりも「ちょっと不思議。奇妙な話」という切り口で選んだものだというが、なかなかどうして、高水準の怪談集になっている。奇妙と言っても、タヌキに化かされたとか枕許に小人が出たとかいうありきたりの話ではなく、日常世界に確かに一瞬バサリと切れ目が入る話なので、凄味が出ている。語り口も冗長に流れず、要所要所がしっかり押さえられていて好もしい。怪談愛好家は手もとに置いてしかるべき一冊。今後が楽しみな書き手が現れてくださった。
2017年1月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
作者があとがきにて本書は「よりシンプルに、奇態で風変わりな後味の残るもの 」を選んだと書かれている。そのとおりの出来映えだと思う。震え上がるくらい怖い話というよりは不思議な、奇妙な話が簡潔に書かれている。語り口がすっきりしていて好ましい。この著者の書く話には海外の話が多いのも魅力。個人的にはその後どうなったの?と消化不良になる話が多かったのと、怪談ジャンキーとしては怖さが物足りなかったので☆3つ。ただ、この著者は書こうと思えば物凄く怖い話も書ける方だと思うので今後に期待。また買います。
2018年9月29日に日本でレビュー済み
ひとつひとつの話は掌編でころではなく、本当に短く、そういう決まりで書かれているとは思うのですが、それにしても
怖くない。驚くほど怖くない。少しも怖くなかったです。本当に実話を取材されたのでしょうか?
怖くない。驚くほど怖くない。少しも怖くなかったです。本当に実話を取材されたのでしょうか?