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大坂堂島米会所物語 単行本 – 1994/6/1
島 実蔵
(著)
- 本の長さ242ページ
- 言語日本語
- 出版社時事通信社
- 発売日1994/6/1
- ISBN-104788794225
- ISBN-13978-4788794221
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商品の説明
内容(「MARC」データベースより)
八代将軍吉宗の治政下、大阪に開設された堂島米会所をめぐり、自由な市場を目指す商人、これを支配下に置こうとする幕府らの間で、熾烈な闘いが展開される。歴史上初の証券・先物取引所の産みの苦しみを鮮かに描いた小説。
登録情報
- 出版社 : 時事通信社 (1994/6/1)
- 発売日 : 1994/6/1
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 242ページ
- ISBN-10 : 4788794225
- ISBN-13 : 978-4788794221
- Amazon 売れ筋ランキング: - 794,995位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世界初?の先物取引所。権力の介入と、市場経済を守る人達の戦いがとても面白かったです。 NHKとかでドラマ化したらもっと面白いんだろうなあ。
2008年7月18日に日本でレビュー済み
大阪・北新地飲み屋街の入口辺り・堂島川の袂に「堂島米会所跡(=先物市場発祥の地)」の碑があるのをどれほどの人が知っているだろう。北新地のお姉ちゃん以外にも、知っている人は知っている。あの”ブラックーショールズーモデル”の開発者とか金融工学者たちが大阪に来たときは、その碑を拝んで帰国するそうな・・・・・。
本書は、元祖・堂島米相場が盛んな時代を描いたもので、一読・再読する価値は充分にある。
本書は、元祖・堂島米相場が盛んな時代を描いたもので、一読・再読する価値は充分にある。
2008年5月9日に日本でレビュー済み
これは優れた小説でもあると同時に、当時の大坂の町を知ることができるガイドブックでもある。見たことのない情景が鮮やかに浮かぶようで、読んでいてとても楽しかった。
それ以外に、米会所の様子などもよくわかって勉強になった。
ただ、米会所の場立ちって、屋外でやっているようだけど、雨が降ったらどうしていたんでしょうか?
それ以外に、米会所の様子などもよくわかって勉強になった。
ただ、米会所の場立ちって、屋外でやっているようだけど、雨が降ったらどうしていたんでしょうか?
2003年7月27日に日本でレビュー済み
相場に携わっている人間の目から見て、大坂堂島米市場の先進性には本当に驚かされる。オフバランスという考え方を導入した帳合物という名の先物取引、クリアリングハウス兼与信機関としての両替屋、差金決済、そのすべてのシステムが現在の市場システムと寸分たがわぬものであり、誰が考え出したのか本当に良くできている。
堂島は間違いなく近代的システムを備えた世界初の商品先物市場であり、シカゴ・マーカンタイル先物市場の手本ともなった。本書はフィクションの形をとってはいるも、市場のシステムと雰囲気を良く出している良書だ。やや説明過多なのはご愛嬌。
堂島は間違いなく近代的システムを備えた世界初の商品先物市場であり、シカゴ・マーカンタイル先物市場の手本ともなった。本書はフィクションの形をとってはいるも、市場のシステムと雰囲気を良く出している良書だ。やや説明過多なのはご愛嬌。
2002年3月7日に日本でレビュー済み
相場のノウハウを記した本ではありません。これを読むことでチャートを見る目が変わるとか、相場テクニックが上昇することを期待しているのでしたら時間の無駄かもしれません。ただ、世界初の相場システムを作り上げていく過程での、市場を守ろうとする者、値動きを我が物にして大もうけをしようとする者の丁丁発止のやり取りを、刀傷沙汰の伏線ともうまく絡めて、非常にエンターテイメント性の高い小説に仕上げてあります。相場に臨む人間の欲をバックグランウンドとする心理は現在も何ら変化していないと思いますので、その面では、相場にかかわっている方が読まれても非常に面白いと思います。