嘆きの王冠 ホロウ・クラウン ヘンリー四世 第一部 【完全版】 [DVD]
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フォーマット | 色, 字幕付き |
コントリビュータ | ジェレミー・アイアンズ, リチャード・エア, ジュリー・ウォルターズ, トム・ヒドルストン, サイモン・ラッセル・ビール |
言語 | 英語 |
稼働時間 | 2 時間 |
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商品の説明
「力を見せれば、やがて反逆者たちは力を失うだろう」
王冠はリチャード二世からヘンリー四世へ。
やがて訪れる宿命の敵との戦い。
☆2013年 BAFTAアワード助演男優賞受賞(サイモン・ラッセル・ビール)
英国史に名を刻んだ王たち、彼らの壮絶なる生き様。
豪華絢爛、圧倒的なスケールで活写されるW・シェイクスピアの世界。
シェイクスピア作品の中でも人気の高い『ヘンリー四世 第一部』
リチャード二世から王冠を継いだヘンリー四世と放蕩息子ハル王子にスポットを当てる。
主演はオスカー俳優ジェレミー・アイアンズ、王子を演じるのは人気俳優トム・ヒドルストン。
そして屈指の人気キャラクター、フォルスタッフを演じるのは名優サイモン・ラッセル・ビール。
彼は本作の演技で2013年BAFTAアワード助演男優賞を見事受賞した。
【物語】
ヘンリー四世の悩み種は、放蕩息子ハル王子だ。
酒場で悪い仲間とつるんで遊んでばかりいる息子が果たして国を統治する王の座に就くことができるのか。
やがてリチャード二世から正当な王位後継者とされていたエドムンド・モーティマー側を援護するハル王子のライバル的存在のハリー・パーシー、
そしてその父ノーサンバランド伯らはヘンリー四世に対し反乱を起こすのだった・・・。
■STAFF:
監督・脚色:リチャード・エアー
原作:ウィリアム・シェイクスピア
撮影:ベン・スミサード
音楽:スティーブン・ウォーベック
■CAST:
ジェレミー・アイアンズ
トム・ヒドルストン
サイモン・ラッセル・ビール
ジョー・アームストロング
アラン・アームストロング
ジュリー・ウォルターズ
ミシェル・ドッカリー
2012年│イギリス作品│カラー│120分│片面・二層│16:9│英語音声(DTSサラウンド、2.0ステレオ)
発売:IVC/カルチャヴィル合同会社
THE HOLLOW CROWN: © Carnival Film & Television Limited 2012. All Rights Reserved.
© 2018 Universal Studios. All Rights Reserved.
登録情報
- メーカーにより製造中止になりました : いいえ
- 言語 : 英語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 80 g
- EAN : 4933672251448
- 製造元リファレンス : 43215-9917
- 監督 : リチャード・エア
- メディア形式 : 色, 字幕付き
- 時間 : 2 時間
- 発売日 : 2018/2/28
- 出演 : ジェレミー・アイアンズ, トム・ヒドルストン, サイモン・ラッセル・ビール, ジュリー・ウォルターズ
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : IVC,Ltd.(VC)(D)
- ASIN : B077XY2RYJ
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 167,560位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- - 16,751位外国のドラマ映画
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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!中世英国(歴史・言語・文化等)に興味ある方必見!
"Hollow Crown"serise
↓ ↓
Richard Ⅱ
Henry Ⅳ
Henry Ⅴ
Henry Ⅵ
Richard Ⅲ
「嘆きの王冠」と表示されていますが、
「虚しい正当性の王位」と私訳してみました。
個人的には、王位短命ながらも、波乱の経緯を過ごす
”Richard Ⅲ”に関心があり、いちばん最初に観ました。
後に、"Hollow Crown"は連続制作であると気づき、
”Richard Ⅱ”から、順におっています。
でも(きっと)最終作である”Richard Ⅲ”に、
いちばん力がはいっているようです。
昨今の本歌取り映画にはない映像を観ることができます。
実のところ興味深いのは、”Richard Ⅲ”で最終的に
「薔薇戦争」を終え王位についた”Henry Ⅶ”の子、
”Henry Ⅷ”の時代です。「薔薇戦争」までは「血筋」で
内乱を起こしていましたが、”Henry Ⅶ”以降は「宗教戦争」
で紛争を起こしました。一部経緯としてShakespeareに
”Henry Ⅷ”もあります。
Anglican Church発端と対Catholicの歴史に入り、
Bloody Mary、Elizabethと題材に欠きません。
”Henry Ⅵ”は、英仏関係がいちばんややこしい状況に
あり、「バラ戦争」と表示されるように、英国内乱の
最盛期なので、興味を惹かれます。
Franceの"Jeanne d'Arc"と英国Henry Ⅵ王妃(フランス人)
の2女傑登場が、場面をもりあげます。
(王妃が戦場での奮闘とは!剣さばき等に?ありますが・)
一方”Henry Ⅵ”は、謙遜な祈りと平和の持ち主であり、
この時代の統率者として「軟弱者」とされています。
イメージ的に、Jesus Christを引用しているようで、
一時、俗世の「王位略奪内乱」から解放され、野で過ごす
喜びの生活をし、タワー幽閉後に暗殺される(殉教者)、
という流れが、他の王位者と各段の違いを持っています。
Shakespeareと表示されますので、台本がベースにあるの
でしょう。
日本語翻訳がありますから、それを表示するのも結構ですが、
字幕なし・でも、進学校高校レベル(実用)以上であれば、
かなり聴き取れ、本来の「劇風」を感じることができるでしょう・
なぜなら、16世紀の庶民舞台劇用で制作されていますから。
Queen's Englishをより知ることもできるでしょう。
現代の義務教育等に用いられる「En_Us」とは、かなり違います。
現代制作の米国映画と交互に観ると、Uk/Usの語彙等の違い等を
楽しめます。
参考までに、Shakespeareの制作順(cite Wiki)では、
↓
Henry Ⅵ
Richard Ⅲ
Richard Ⅱ
Henry Ⅳ
Henry Ⅴ
となっており、中世英国の薔薇(百年)戦争の最盛期と終焉
からはじまり、その発端を加えたようになっています。
So,Shakespeareの舞台では、「Shakespeareの恋人」でも
判るとおり、当時の役者は「男性」ばかりで「女性」は
いませんでした。その点では当該作品群は違っています。
使われる小道具「聖書」は、かなり小さい物で、ほとんど明かり
のない昔に「よく読めるなァ~」と感心します。
1672のKJV Bibleでも、印刷された活字の実際は8ポ以下ですし、
現在基督教会で用いられる個人用聖書等の活字も、感心するほど
小さな文字です。教会祭壇用であれば、比較的読みやすい活字ポ
です。KJV Bibleまでに制作された祭壇用聖書は、それ自体が
約55cm×約45cm×約20cm程度と大きく重いもので、
これであれば、ようやく読みやすい大きさの文字です。
また、作品中予言者を”Merlin(魔法使い/THE TALE OF KING ARTHUR)”
と聴きこえたように思いますので、「引用?」とも思います。
&
彼のオルレアン解放の「神の使い"Jeanne d'Arc"」も登場します。
これが”Richard Ⅲ”で記載した「中世仏国歴史映画」も望む・
ということに関係します。
通して残念なことに、フランス国内を舞台にした場面も相当
あるのですが、フランス人同士の間で、英語会話で疎通する
という不自然さを感じます。(Francaseじゃ・ない!)
(英国内制作なので致し方ないのですが・・・)
* 対して、原本を再度精査しなければ判りませんが、
美しいWalshで表す場面があります(”Henry Ⅳ”??)。
言語実用例として、初めて聴きました。
● 約20年前、限定的にBBC制作のShakespeare series DVDが
発売されました(遡ること更に約20年前NHKで放映されています)。
もしこの版を入手することができましたら、一見する価値が
あります。(TV用でありながら、舞台設定で制作されています)
"Hollow Crown"を比較すると、
より一層楽しむことができるでしょう・・・ まで・
せっかくのキャストなのにこの退屈さ…。どいつもこいつも底が浅い。
信長の如くウツケの若様をやってるハル王子は早々に戦略だと内心を吐露する。だから王が放蕩息子の行状を嘆いても「フリだってよ」と思って観てるから白ける。歴史の成り行きも分かっているから最後は美味しいとこ取りかよとも思い感情移入できない。
フォルスタッフはお好きな人には「待ってました」なのかもしれないが延々と続く彼のターンにウンザリする。英語が解せれば面白いのか?ちっとも愛着が湧かない。
後編も見ないとリチャードIII まで辿り着けないから憂鬱。飛ばしてしまおうか悩む。
中でも、その筆頭は、サー・ジョン・フォルスタッフ。
彼は、初老の大酒飲みで、太鼓腹を抱えた大ぼら吹き。
格式ばった王宮で生きてきたハル王子には魅力的だったようであるが、私は好きになれなかった。
しかし、この作品の主人公は、ヘンリー四世でもなく、ハル王子でもなく、フォルスタッフ。
向こう見ずで勇敢なハリー・"ホットスパー"・パーシーは、父親のノーサンバランド伯、叔父のウスター伯、それにスコットランドのダグラス伯、モーティマー、ウェールズのグレンダワーと共謀して、ヘンリー四世に対して反乱を起こす。
何故か、俄然、やる気を起こしたハル王子は、ホットスパーと一騎討ちの末、倒し、ヘンリー四世の勝利に終わった。
「ヘンリー4世」の前に観た「リチャード二世」が、重厚感ある作品だったので、ちょっと軽く感じられた。