今の日本人は、他人(特に上司など)と衝突や摩擦を産まないように、
とりあえず言われたことは受け止め、無難に対応をしているのが
多いのではないでしょうか。
これが日本人のいい面でも有り、悪い面でもあると思う。
その点外国人は、上司であろうとなんであろうと、自分の思ったことは
はっきりと言うし、それが当然であり、いいことなんだという認識ですよね。
確かに、自分を抑えて抑えて生きているうちに、生きていること自体に
ワクワクできず、何のために生きているのか分からなくなってしまう、
そんな人もきっと多いと思います。
ではどうすれば良いのか?
この本では「いい人」であることを止め、自分のやりたいようにやる、
人と衝突することを避けない、気にしない、そんな生き方を提案しています。
ただ、それを本当にするには、最後は会社には頼らないという覚悟も必要でしょう。
その覚悟ができないからズルズルと行ってしまうのですね。
まぁまぁ面白かったけど、
同じような内容で後半は完全に間延びしていたので★は3つくらいですかね。

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません。
ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
島耕作に知る 「いい人」をやめる男の成功哲学 (講談社+α文庫) 文庫 – 2005/1/21
弘兼 憲史
(著)
自分の中の「だけど」にこだわって生きたほうが人生はうまくいく!!
潔さが生む“人望力”
集団のなかで「いい人」を演じて楽に生きても、残るのは後悔だけ。他人に好かれても、自分に嫌われる「いい人」など大して意味がない。しかも、実は自分の思うがままに生きたほうが、人間関係も、より円滑になるのだとしたら!? 周囲の評価にこだわらず、誤解を恐れず、打算も計算もなく行動しても、なぜか成功する男の秘密に迫る。
潔さが生む“人望力”
集団のなかで「いい人」を演じて楽に生きても、残るのは後悔だけ。他人に好かれても、自分に嫌われる「いい人」など大して意味がない。しかも、実は自分の思うがままに生きたほうが、人間関係も、より円滑になるのだとしたら!? 周囲の評価にこだわらず、誤解を恐れず、打算も計算もなく行動しても、なぜか成功する男の秘密に迫る。
- 本の長さ256ページ
- 言語日本語
- 出版社講談社
- 発売日2005/1/21
- ISBN-104062569132
- ISBN-13978-4062569132
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ 1 以下のうち 1 最初から観るページ 1 以下のうち 1
登録情報
- 出版社 : 講談社 (2005/1/21)
- 発売日 : 2005/1/21
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 256ページ
- ISBN-10 : 4062569132
- ISBN-13 : 978-4062569132
- Amazon 売れ筋ランキング: - 277,360位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

1947年、山口県に生まれる。早稲田大学法学部を卒業後、松下電器産業に勤務。のち、漫画家として独立。1976年「朝の陽光の中で」で本格デビュー。 人生、人間、社会についての縦横無尽な洞察が弘兼漫画の特徴である。「人間交差点」で小学館漫画賞(1984年)、「課長島耕作」で講談社漫画賞 (1991年)。「黄昏流星群」で文化庁メディア芸術祭マンガ部門優秀賞(2000年)、日本漫画家協会賞大賞(2003年)。紫綬褒章受章(2007 年)(「BOOK著者紹介情報」より:本データは『男は「笑顔」だ!―なぜか「人の心をつかむ人」の共通点』(ISBN-10:4860813480)が刊行された当時に掲載されていたものです)
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2022年5月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
世の中が、顔を伺う生き方や媚を売る社会になってきていて、生きにくい世の中になっていると思う。
だからこそ、この本に書かれたような人が求められると思った。
孤独を受け止められる人が結局は強い人なんだと感じた。
だからこそ、この本に書かれたような人が求められると思った。
孤独を受け止められる人が結局は強い人なんだと感じた。
2014年7月31日に日本でレビュー済み
社会、とりわけ会社等の「自分の生業と組織」の中で生きていくうえで
ヒトは表の顔と裏の顔。本音と建前。そういった2面性を持って生きている。
人間関係の構築と維持。波風立てず。予定調和。空気を読む。
これらの達成が目的化され、重用視されることで、
必然的に表の顔と建前が中心に据えられて優先度が増す。
別に悪いことをしていないのにすぐに「すいません」という。
引きつった作り笑い。群れて食べる昼食。
円滑に。そして、コミュニティから疎外されないように。
角が立つから言わない。見てないふり。
それで人間関係が維持できるならいいのではないか。
これが世の中一般的な正論であり、多くのヒトが支持する処世の1つだ。
だが、世の中的な正論と、個人の正論は異なる。
また、個人の正論は、その人間が大切にしている正義を前提とする。
個人的な解釈として、
この著者が言いたいことは、「いい人をやめろ」
というよりも「もっと自然体で生きろ」と聞こえる。
「強く生きろ」、「勇気を持て」とも言っている。
最後に、「大事にしている正義を簡単に投げてはいけない」とも。
著者のメッセージは抽象的でシンプルだが、その分力強い。
リーマンショック。大企業の経営破綻。不況。会社寿命の短命化。
もう寄らば大樹ではどうにもいかない。信用できない。
これほど「個」のチカラが試されている時代はないと思う。
そんな時代を生きていかないといけない我々にとっては、
貴重なメッセージだと思う。
この本を読んでまず最初にやらなければいけないことは、
「徹底的に自分と向き合うこと」だと思う。
ヒトは表の顔と裏の顔。本音と建前。そういった2面性を持って生きている。
人間関係の構築と維持。波風立てず。予定調和。空気を読む。
これらの達成が目的化され、重用視されることで、
必然的に表の顔と建前が中心に据えられて優先度が増す。
別に悪いことをしていないのにすぐに「すいません」という。
引きつった作り笑い。群れて食べる昼食。
円滑に。そして、コミュニティから疎外されないように。
角が立つから言わない。見てないふり。
それで人間関係が維持できるならいいのではないか。
これが世の中一般的な正論であり、多くのヒトが支持する処世の1つだ。
だが、世の中的な正論と、個人の正論は異なる。
また、個人の正論は、その人間が大切にしている正義を前提とする。
個人的な解釈として、
この著者が言いたいことは、「いい人をやめろ」
というよりも「もっと自然体で生きろ」と聞こえる。
「強く生きろ」、「勇気を持て」とも言っている。
最後に、「大事にしている正義を簡単に投げてはいけない」とも。
著者のメッセージは抽象的でシンプルだが、その分力強い。
リーマンショック。大企業の経営破綻。不況。会社寿命の短命化。
もう寄らば大樹ではどうにもいかない。信用できない。
これほど「個」のチカラが試されている時代はないと思う。
そんな時代を生きていかないといけない我々にとっては、
貴重なメッセージだと思う。
この本を読んでまず最初にやらなければいけないことは、
「徹底的に自分と向き合うこと」だと思う。
2008年9月28日に日本でレビュー済み
いい人=「周りの顔色ばかりうかがって自分の本心を抑えこんで窮屈に生きてるつまらない人」
不良=「人目を気にせず自分の気持ちに正直に、自分らしく生きている魅力溢れる人」
だそうです。
これじゃまるでヤンキーマンガ並の二元論でしょう。言うなれば本書は、「他人への気配りや親切=保身や日和見」というように徹底して性悪説的なんですよね。むろん性悪説的な考え自体はビジネスの世界ではリスクマネジメントを考える上で重要ですが、それにしても、周囲と調和をとって仲良くやっている人は、みんな例外なく裏表を使い分け自分に嘘をつき無理をしているかのような語り口はあまりに決めつけが過ぎるでしょう。
本来は、自分の中に揺るぎない信念があればこそそれを貫くことに意味があり、その信念がたまたま多くの他人の価値観と違っていれば「結果として」孤立したり嫌われたりすることもあるということでしょう。インパクトを出すために「嫌われる人間になれ」のような扇情的な物言いをするから話がおかしくなるんです。もう絶対に勘違いする人間が出てくる。嫌われる「理由」を突き詰めて考えず安易に自己正当化したがる人間が出てくる。
まわりと自分が「違う(同じ)」こと、それ自体に価値や意味があるわけではありません。
昨今「個性」「自分らしさ」といった言葉を盾に、自身の快楽優先でしかないわがまま勝手な振る舞いを正当化したがる人間が目立ちます。本書の著者のように誤解を招く誘い文句で煽る人間と、それを自分に都合よく解釈する人間が増えていることもその一因かもしれません。
それでも、ビジネスでの成功を人生における一番の価値に置く人は本書のような生き方を選択するのもありかもしれませんが、本書は唯一そういう生き方だけがより良い生き方であるかのような切り口が押しつけがましいです。やりたい人はやればいいし、でも逆にそうしたくない人がつまらない生き方などと言われる筋合いもないはず。でも本書ではそんな人(生き方)はつまらないとさんざんに書かれています。この著者の考える「成功」や「幸福」は自分一人では成り立たない、常に誰かを下に見ることによる比較優位でしか得られないものなのでしょうか。
不良=「人目を気にせず自分の気持ちに正直に、自分らしく生きている魅力溢れる人」
だそうです。
これじゃまるでヤンキーマンガ並の二元論でしょう。言うなれば本書は、「他人への気配りや親切=保身や日和見」というように徹底して性悪説的なんですよね。むろん性悪説的な考え自体はビジネスの世界ではリスクマネジメントを考える上で重要ですが、それにしても、周囲と調和をとって仲良くやっている人は、みんな例外なく裏表を使い分け自分に嘘をつき無理をしているかのような語り口はあまりに決めつけが過ぎるでしょう。
本来は、自分の中に揺るぎない信念があればこそそれを貫くことに意味があり、その信念がたまたま多くの他人の価値観と違っていれば「結果として」孤立したり嫌われたりすることもあるということでしょう。インパクトを出すために「嫌われる人間になれ」のような扇情的な物言いをするから話がおかしくなるんです。もう絶対に勘違いする人間が出てくる。嫌われる「理由」を突き詰めて考えず安易に自己正当化したがる人間が出てくる。
まわりと自分が「違う(同じ)」こと、それ自体に価値や意味があるわけではありません。
昨今「個性」「自分らしさ」といった言葉を盾に、自身の快楽優先でしかないわがまま勝手な振る舞いを正当化したがる人間が目立ちます。本書の著者のように誤解を招く誘い文句で煽る人間と、それを自分に都合よく解釈する人間が増えていることもその一因かもしれません。
それでも、ビジネスでの成功を人生における一番の価値に置く人は本書のような生き方を選択するのもありかもしれませんが、本書は唯一そういう生き方だけがより良い生き方であるかのような切り口が押しつけがましいです。やりたい人はやればいいし、でも逆にそうしたくない人がつまらない生き方などと言われる筋合いもないはず。でも本書ではそんな人(生き方)はつまらないとさんざんに書かれています。この著者の考える「成功」や「幸福」は自分一人では成り立たない、常に誰かを下に見ることによる比較優位でしか得られないものなのでしょうか。
2019年12月9日に日本でレビュー済み
「いい人」をやめる事で魅力的な人生が送れますという内容。「情動的な言動の手放しでの肯定」みたいな部分は私自身の意見と相違する箇所が多く、著述は全体を通して著者の私見を軸に進められていく。
それでも「自分で考える、感じる」ことの大切さを改めて思うきっかけになる一冊になった。
それでも「自分で考える、感じる」ことの大切さを改めて思うきっかけになる一冊になった。
2008年10月2日に日本でレビュー済み
気の乗らない飲み会や集まりに愚痴をいいながら参加して、更に金を使うなんて愚の骨頂
行きたくないなら行かない!って言えばいいじゃない
一回言えば、次はもっと言いやすくなる。
気分がいいとき参加したいと思えば参加すればいい。
この本を読んで
「それは自分にとってメリットがあるのか?ないのか?」という視点で以前にもまして
行動するようになりました。
だってメリットがなかったり、効果が出ないものなんて精神衛生上悪いですよ。
ただ単に空気をよめない人は、信頼や関心をもたれず、
皆の本心を“空気を読めない人”が代弁してくれたとき、
“空気の読めない人”は信頼を得ることができる
そういう点で“空気を読めない人”は実際には空気を読めているんですよね
だから(まとめになってないが)
自分の本心に正直に生きていくというのは面白い
人間一人が思うこと 絶対に共感者が周りにもいますよ
そういう奴ら同士が集まれば、あるときに、さっとくっつき、と思えば次の瞬間に離れる
流動性の高い集団(利己的集団)ができていいと思うんですけどね。私は
行きたくないなら行かない!って言えばいいじゃない
一回言えば、次はもっと言いやすくなる。
気分がいいとき参加したいと思えば参加すればいい。
この本を読んで
「それは自分にとってメリットがあるのか?ないのか?」という視点で以前にもまして
行動するようになりました。
だってメリットがなかったり、効果が出ないものなんて精神衛生上悪いですよ。
ただ単に空気をよめない人は、信頼や関心をもたれず、
皆の本心を“空気を読めない人”が代弁してくれたとき、
“空気の読めない人”は信頼を得ることができる
そういう点で“空気を読めない人”は実際には空気を読めているんですよね
だから(まとめになってないが)
自分の本心に正直に生きていくというのは面白い
人間一人が思うこと 絶対に共感者が周りにもいますよ
そういう奴ら同士が集まれば、あるときに、さっとくっつき、と思えば次の瞬間に離れる
流動性の高い集団(利己的集団)ができていいと思うんですけどね。私は
2017年1月25日に日本でレビュー済み
今の世の中、リーダーシップと人間力(人間性)を持つものが、成功する時代です。
だからチームビルディングだとか、他者への貢献、インサイドアウト等が重視されるわけです。
(これらは7つの習慣などを読めば明らかです)
つまりどんなに能力があっても個人の力は小さく、周りのスタッフからの貢献を得られるような
リーダーシップがないと、大きなことを成し遂げうることができないのです。
その意味でいえば、本書は時代にあっていないと思います。
(漫画家の書く自己啓発本って、この程度のものなのかな。)
だからチームビルディングだとか、他者への貢献、インサイドアウト等が重視されるわけです。
(これらは7つの習慣などを読めば明らかです)
つまりどんなに能力があっても個人の力は小さく、周りのスタッフからの貢献を得られるような
リーダーシップがないと、大きなことを成し遂げうることができないのです。
その意味でいえば、本書は時代にあっていないと思います。
(漫画家の書く自己啓発本って、この程度のものなのかな。)
2009年5月4日に日本でレビュー済み
どっかの関西芸人のセリフじゃないけど、
「中途半端やなぁ・・・」
と言うのが、途中まで読んだ感想です。
何が中途半端って、筆者の言ってるサラリーマン論が
丸きり中途半端だと思えてならない。
何故そう感じるんだろう、と考えてみると、自分の
現実とはかけ離れた理屈ばかりが並んでいるから、と
気がついた。
「あんたがサラリーマンやってみろ!」
思わずそう言いたくなる。
島耕作シリーズのコミックはほぼ全巻揃えるほどの
大ファンだけに、この本にはがっかり。
コミックの続きと割り切って読むにはムリがあり過ぎ。
多くのレビューが指摘するように、最初の数ページを
立ち読み5分でお終いにする本です。
半分も読まずにお蔵入りでした。
「中途半端やなぁ・・・」
と言うのが、途中まで読んだ感想です。
何が中途半端って、筆者の言ってるサラリーマン論が
丸きり中途半端だと思えてならない。
何故そう感じるんだろう、と考えてみると、自分の
現実とはかけ離れた理屈ばかりが並んでいるから、と
気がついた。
「あんたがサラリーマンやってみろ!」
思わずそう言いたくなる。
島耕作シリーズのコミックはほぼ全巻揃えるほどの
大ファンだけに、この本にはがっかり。
コミックの続きと割り切って読むにはムリがあり過ぎ。
多くのレビューが指摘するように、最初の数ページを
立ち読み5分でお終いにする本です。
半分も読まずにお蔵入りでした。