PRの実践的な手法よりも考え方を知りたい人におすすすめできる本です。
PRが「広報」と訳されていることや、戦略的PRが流行った時代があったりしたことで、昨今PRの本来の意味がわかりにくくなってしまっていますが、コミュニケーションの確立こそがPRであるということを思い出させてくれます。
この本に書かれているように広告はダメになってきていますが、同様に報道もダメになってきています。これは、これまでのような広報的PRが通用しなくなってきていることを意味します。ではどうしたらいいかという考え方は、ビルディングコミュニケーションを提唱するビルコムならでは。
またモノが主軸じゃない今の時代の消費行動モデル「PLSA」モデルに関しては、確かに今こんな感じだなと納得できます。
P→L→S→Aの流れは、消費者の期待感の自然な成長を表す極めて象徴的なモデルだと思います。
かつてDrupalの設立者 ドリス・バイテルトが提唱した、ウェブがプル型からプッシュ型へ再構築されるだろうという世界観にも合致していると思います。
もう一つのキーワード「マイクロコンテキスト」に関しても、今の生活者の実態をよく捉えています。
これからのPRについて考えるヒントがもらえる本。
新品:
¥1,760¥1,760 税込
お届け日 (配送料: ¥460
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3月30日 - 4月2日
発送元: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店 販売者: 金沢ビーンズ 明文堂書店金沢県庁前本店
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中古品: ¥282
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広告をやめた企業は、どうやって売り上げをあげているのか。 単行本(ソフトカバー) – 2018/1/31
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購入オプションとあわせ買い
CMをやめて2年で売り上げ130パーセントに。
あの“国民的ブランド"復活のしかけ人が語る
「ポスト広告時代」のコミュニケーション論。
広告がかつてのようには効かなくなった。
かけた費用に見合うだけの効果が得られなくなった。
広告の炎上がおそろしい──。
企業の担当者が広告にアタマを抱えるいまの状況は、なぜ起こっているのか。
そんななかで企業は、どのように生活者に働きかけていけばいいのか。
著者であるビルコムの太田滋氏は、
現代の生活者の価値観や行動をつぶさに分析したうえで、
・企業からの発信ではないこと
・演出がないこと
・マイクロコンテキストをふまえていること
の3つが大切だと指摘します。
そして、その条件を満たしたところにこそ、
広告に代わる「つぎのコミュニケーション」があると説きます。
歴史ある国民的食品ブランドを復活に導いたり、
高い技術に支えられてはいたものの知名度ゼロだったホーロー鍋を
短期間のうちに「15ヶ月待ち」の予約状態にもちこんだりと、
広告をつかわずに数々の企業の売り上げをあげてきた筆者が、
その知見をまとめた1冊です。
あの“国民的ブランド"復活のしかけ人が語る
「ポスト広告時代」のコミュニケーション論。
広告がかつてのようには効かなくなった。
かけた費用に見合うだけの効果が得られなくなった。
広告の炎上がおそろしい──。
企業の担当者が広告にアタマを抱えるいまの状況は、なぜ起こっているのか。
そんななかで企業は、どのように生活者に働きかけていけばいいのか。
著者であるビルコムの太田滋氏は、
現代の生活者の価値観や行動をつぶさに分析したうえで、
・企業からの発信ではないこと
・演出がないこと
・マイクロコンテキストをふまえていること
の3つが大切だと指摘します。
そして、その条件を満たしたところにこそ、
広告に代わる「つぎのコミュニケーション」があると説きます。
歴史ある国民的食品ブランドを復活に導いたり、
高い技術に支えられてはいたものの知名度ゼロだったホーロー鍋を
短期間のうちに「15ヶ月待ち」の予約状態にもちこんだりと、
広告をつかわずに数々の企業の売り上げをあげてきた筆者が、
その知見をまとめた1冊です。
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社インプレス
- 発売日2018/1/31
- ISBN-104295003085
- ISBN-13978-4295003083
商品の説明
著者について
太田滋(おおたしげる)
ビルコム株式会社 代表取締役 兼 CEO
1976年生まれ。オーストリア共和国ウィーン出身。経営管理修士(MBA)。
Stanford-NUS Executive Program in International Management修了。
株式会社アイ・エム・ジェイ、ソースネクスト株式会社を経て、2003年にビルコム株式会社を創業。
デジタル領域にとくに強みをもつPR会社として注目される。
WOMマーケティング協議会理事長(2009~2011年)、
総務省「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」構成員(2010年)、
日本インタラクティブ広告協会「ネイティブアド研究会」主査(2014年)、
同「ネイティブ広告部会」推進メンバー(2015年)、
同「ネイティブ広告部会」事例研究分科会リーダー(2016年)などを歴任。
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程に在籍中。
著書に『WebPRのしかけ方』(インプレス)がある。
ビルコム株式会社 代表取締役 兼 CEO
1976年生まれ。オーストリア共和国ウィーン出身。経営管理修士(MBA)。
Stanford-NUS Executive Program in International Management修了。
株式会社アイ・エム・ジェイ、ソースネクスト株式会社を経て、2003年にビルコム株式会社を創業。
デジタル領域にとくに強みをもつPR会社として注目される。
WOMマーケティング協議会理事長(2009~2011年)、
総務省「ラジオと地域情報メディアの今後に関する研究会」構成員(2010年)、
日本インタラクティブ広告協会「ネイティブアド研究会」主査(2014年)、
同「ネイティブ広告部会」推進メンバー(2015年)、
同「ネイティブ広告部会」事例研究分科会リーダー(2016年)などを歴任。
青山学院大学大学院国際マネジメント研究科博士課程に在籍中。
著書に『WebPRのしかけ方』(インプレス)がある。
登録情報
- 出版社 : インプレス (2018/1/31)
- 発売日 : 2018/1/31
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 208ページ
- ISBN-10 : 4295003085
- ISBN-13 : 978-4295003083
- Amazon 売れ筋ランキング: - 904,068位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 659位広告・宣伝 (本)
- - 874位マーケティング・セールス一般関連書籍
- - 1,836位マーケティング・セールス全般関連書籍
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
2018年2月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
yahooニュースの広告で買いました。
結論は、インフルエンサーや消費者イベントを通じてsnsで広める、ということのようです。
pr分析ツールは知らなかったので良かったです。
結論は、インフルエンサーや消費者イベントを通じてsnsで広める、ということのようです。
pr分析ツールは知らなかったので良かったです。
2022年3月24日に日本でレビュー済み
これからPR業界に関わることになり、読みました。
1〜3章は、時代の移り変わりを根拠に、なぜ企業や人々が広告ではなく、PRを求めているのか、という内容。
このあたりは、PR業界にいなくとも、多少なりともアンテナを張っている方であれば、説明されなくとも理解している内容かと思いました。
4〜5章は、前半の時代背景を基に、実際にどのようにPRしていくのかという手法。
「PLSAモデル」などは、自分自身にも当てはまり、言語化されて、腑に落ちた部分でした。
「コト消費の目的」については、自身に当てはまらなかったが、こういった思考の人が少なくない人数でいるのだ、と勉強になりましたが、この目的の消費を続けていても、根本的な幸福には繋がらないではないかと考えてしまいました。(本書の範疇外と思いますが)
こういった消費行動に当てはめてPRを行っていけばPR手法としてはうまくいくのだろうと理解をした上で、自分自身では、その消費の先に、幸せがあるようなPRをしていきたいと、改めて考えるきっかけとなった。
1〜3章は、時代の移り変わりを根拠に、なぜ企業や人々が広告ではなく、PRを求めているのか、という内容。
このあたりは、PR業界にいなくとも、多少なりともアンテナを張っている方であれば、説明されなくとも理解している内容かと思いました。
4〜5章は、前半の時代背景を基に、実際にどのようにPRしていくのかという手法。
「PLSAモデル」などは、自分自身にも当てはまり、言語化されて、腑に落ちた部分でした。
「コト消費の目的」については、自身に当てはまらなかったが、こういった思考の人が少なくない人数でいるのだ、と勉強になりましたが、この目的の消費を続けていても、根本的な幸福には繋がらないではないかと考えてしまいました。(本書の範疇外と思いますが)
こういった消費行動に当てはめてPRを行っていけばPR手法としてはうまくいくのだろうと理解をした上で、自分自身では、その消費の先に、幸せがあるようなPRをしていきたいと、改めて考えるきっかけとなった。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
期待して購入したものの、、新しい提案もなく、既視感のあることばかりでした。
適切な言葉が見つからなかったのか、“PR的コミュニケーション”という表現には共感できない。
PRのデジタル化=分析ツールと捉えているが、PR会社の煩雑な作業の一部をオートメーション化、簡易化しているに過ぎない。
一方で、本書のタイトルにある『広告をやめた企業はどうやって売り上げを上げているのか。』については、全く深掘りされていない。
同社の事例や一般の事例を用いて、専門家としての見解、新しい価値提案が欲しかったが残念だ。
同社の事例の大塚食品「ボンカレー」のように、高いブランド認知で、打ち手に困ったブランドビジネス、事業部をどう再生したのかを提示してもらうことが、マーケティングやPR業に携わるビジネスパーソンへのヒントになるのではないかと感じる。
今後の同社へ期待を込めて。。
適切な言葉が見つからなかったのか、“PR的コミュニケーション”という表現には共感できない。
PRのデジタル化=分析ツールと捉えているが、PR会社の煩雑な作業の一部をオートメーション化、簡易化しているに過ぎない。
一方で、本書のタイトルにある『広告をやめた企業はどうやって売り上げを上げているのか。』については、全く深掘りされていない。
同社の事例や一般の事例を用いて、専門家としての見解、新しい価値提案が欲しかったが残念だ。
同社の事例の大塚食品「ボンカレー」のように、高いブランド認知で、打ち手に困ったブランドビジネス、事業部をどう再生したのかを提示してもらうことが、マーケティングやPR業に携わるビジネスパーソンへのヒントになるのではないかと感じる。
今後の同社へ期待を込めて。。
2018年2月12日に日本でレビュー済み
PR会社の本でありながら「広告かPRか」という対立軸で書かれていないところに好感が持てた。中でも「社会が変わればコミュニケーションも変わる」という指摘は特に腑に落ちた。かつては存在しなかったSNSが社会インフラ化している今も相変わらず広告という概念が有効なのかと言われると確かに疑問が残る。コミュニケーション領域に今起こっている変化や問題をきちんと言語化して分析している良書。