ユニットのネーミングが気に入ってamazonで購入したCD。ダウンロードも出来る。
介護やら夜勤やらで、心身ともに憔悴しきった時に聴くのだが、毎度程良く癒される。
透明で伸びのある女性ボーカルが心地良く、優しく好感の持てるメロディーも興に入る。
それと、音質が良いなというのが第一印象。
テープヒス気にしてDolbyかけたり、レコード針に一円玉載せたりして音質を追求していたあの頃とは次元が違う。
iphone再生でMPOWのBluetoothイヤースピーカーで聴いた時だったのだが、
ハイ上がりのせいか、歌もメロディーも雑踏に掻き消されずに細かいタッチまで聞き取れる。
思うに、今時の楽曲はこういった騒音環境下で聴くのが当たり前だから、オープンよりは
密閉空間でのリスニング効果を意識したアレンジをしてるんだなと思った。
そして、「DEAR TIME LEAP」は正にそうだった。
チッチと時を刻む音像が頭の中を駆け廻り、脳内を左右にleapする。なんかクリーニングされてるみたいにくすぐったい。
これは密閉空間じゃないとわからないよ。
SENNHEISER・MM450でもleapしたが、ドンシャリMPOWの方が効果あったかという印象かな。
なんだろ。感覚的な表現だが、繊細で、クールでシャープでダイナミックでレンジが広いって感じか。
「きっと、楽しみながら創ったんだろうな」なんて、にんまりしている作者の姿も伺える。
巧みを凝らした音のいじりはもとより、穏やかで優しい女性ボーカルと、琴線をくすぐる様なインストが心地よい。
あくまでも個人的期待だが、NEXTが待ち遠しい。