増補新版の編集にあたって
日本のフェミニズム 編集にあたって
男性学・男性性研究の過去・現在・未来 (伊藤公雄)
参考文献・読書案内
I メンズ・リブ
●メンズ・リブのすすめ
男の子リブのすすめ (橋本治)
●フェミニズムへのとまどい
『メンズ・ノンノ』『ポパイ』『ホットドッグ・プレス』が男の不幸を象徴している!
(山崎浩一)
――今の男たちに必要なのは,女たちなどよりも,徹底的な孤独なのだ!
●シングルの権利
独身差別に怒る (海老坂武)
●男らしさの神話
「リアル マン」って,どんな奴? (細谷実)
II 男性学の誕生
●男性の自己探求
男の性もまたひとつではない (伊藤公雄)
●抑圧された男性
抑圧された男性 (渡辺恒夫)
●男性の性アイデンティティ
〈男〉と〈非男〉――性差による言葉のポリティクス (蔦森樹)
III 男のセクシュアリティ
●「攻撃性」神話
「戦争と性」にまつわる神話 (彦坂諦)
――兵士は殺し殺されるために女を犯す
●性的他者
空想の他者と現実の他者――「心因性不能症」について (金塚貞文)
●買春と男性
――女と男の豊かな関係――脱買春への道 (谷口和憲)
IV 家事・育児する男たち
●主夫革命
〈ハウスハズバンド宣言〉 (村瀬春樹)
●男の子育て
子育てから遥か離れて
――“男”の子育てから (星健男)
●「半分こ」イズムの実践
がんばらない哲学 (たじリけんじ)
V 企業戦士たち
●企業中心社会の抑圧
企業という“車座社会”のなかで (守永英輔)
●捨てられる夫たち
夫無用の時代 (鹿嶋敬)
●滅私奉公のツケ
『妻たちの思秋期』取材ノート (斎藤茂男)
VI ゲイ・スタディーズ
●男性同性愛者の社会史
同性愛者の社会史 (古川誠)
●カミング・アウト
両親への手紙 (鈴木アキラ)
●ゲイの対幻想
依存症患者の告白 (鳴海貴明)
増補編 I 男性学の発展
●メンズ・リブ
日本の男性運動のあゆみ I (大山治彦・大束貢生)
●男性学の発展
「男」をどう見るか (多賀太)
●ゲイ・セクシュアリティ
同性愛者の声が聞こえるか (風間孝)
●男性史
『男性史』刊行にあたって (阿部恒久)
増補編II 暴力と男の身体
●脱暴力の技法
DV――加害者をどうするのかという問題が問いかけること (中村正)
●同時代の男性学
殺す男たち (沼崎一郎)
●身体の声に耳を澄ます
男性更年期 (中村彰)
●ハゲとからかいの政治学
“男らしさ”はテストされ,そして維持される (須長史生)
出典一覧
執筆者紹介

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男性学 (新編 日本のフェミニズム 12) 単行本 – 2009/12/22
伊藤 公雄
(解説)
男性学
- ISBN-10400028147X
- ISBN-13978-4000281478
- 出版社岩波書店
- 発売日2009/12/22
- 言語日本語
- 寸法13.5 x 2.2 x 19.5 cm
- 本の長さ330ページ
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登録情報
- 出版社 : 岩波書店 (2009/12/22)
- 発売日 : 2009/12/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 330ページ
- ISBN-10 : 400028147X
- ISBN-13 : 978-4000281478
- 寸法 : 13.5 x 2.2 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 879,519位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2011年4月16日に日本でレビュー済み
2021年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
学術書というよりエッセイのような感じで期待していたものと違った
2018年10月14日に日本でレビュー済み
近年では、インターネットでも男性差別論は盛んであるが、この本はインターネットで語られているような話にすら到底到達していないレベルでしか話が進んでいない。
男性性により生きづらさを中心に語られているが、それ以外はないというくらい話題に乏しい。
男性差別には、女性専用関連を中心に法律的な規定(遺族年金、障碍者等級)、性役割からの更なる束縛、
アファーマティブアクションの弊害、男性のみにかす慣習etc 各論的なところに発展しているような部分がない。
この本の敢行は2010年あたりだったと思うが、この時代にこの程度の話題しか取り上げられていないのでは
正直語るレベルが非常に低いといわなければならないだろう。
男性性により生きづらさを中心に語られているが、それ以外はないというくらい話題に乏しい。
男性差別には、女性専用関連を中心に法律的な規定(遺族年金、障碍者等級)、性役割からの更なる束縛、
アファーマティブアクションの弊害、男性のみにかす慣習etc 各論的なところに発展しているような部分がない。
この本の敢行は2010年あたりだったと思うが、この時代にこの程度の話題しか取り上げられていないのでは
正直語るレベルが非常に低いといわなければならないだろう。