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葬式不滅: 儀式はアップデートする 単行本 – 2022/12/7
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- 本の長さ206ページ
- 言語日本語
- 出版社星雲社
- 発売日2022/12/7
- 寸法12.8 x 1.2 x 18.8 cm
- ISBN-104434314726
- ISBN-13978-4434314728
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商品の説明
著者について
登録情報
- 出版社 : 星雲社 (2022/12/7)
- 発売日 : 2022/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 206ページ
- ISBN-10 : 4434314726
- ISBN-13 : 978-4434314728
- 寸法 : 12.8 x 1.2 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 289,418位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について

一条 真也(いちじょう しんや)
1963年北九州市生まれ。早稲田大学政治経済学部卒。作家、(株)サンレー代表取締役社長。大手冠婚葬祭会社の経営者として、新時代の冠婚葬祭サービスの提供はもちろん、婚活プロデュース、グリーフケアの普及、有縁社会を再生するための「隣人祭り」の推進、さらには介護事業のイノベーションなどに精力的に取り組んでいる。また、「人間尊重」思想を広めるべく「天下布礼」の旗を掲げて、作家「一条真也」として旺盛な執筆活動を続ける。「ハートフル」という言葉を時代のキーワードにした処女作『ハートフルに遊ぶ』(東急エージェンシー)をはじめ、作家として幅広いテーマで多くの著書を上梓。2008年、北陸大学客員教授に就任し、「孔子研究」「ドラッカー研究」を教える。2012年、第2回「孔子文化賞」を稲盛和夫氏らと同時受賞。2014年、全国冠婚葬祭互助会連盟会長に就任。同年、九州国際大学客員教授に就任。2018年、上智大学グリーフケア研究所客員教授に就任。
一条真也公式サイト https://heartful-moon.com/
一条真也公式ブログ https://shins2m.hatenablog.com/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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葬儀に参列するとよく目にすることがあります。
私も同様なのですが、親族は葬儀の際、出棺前まで気丈に振舞っていても、出棺の時には故人を思い出し、涙が止まらなくなります。これは、故人の顔をもう二度と拝めないと実感し、笑った顔や思い出が走馬灯のようにフラッシュバックし、悲しみに直面するからだと思います。悲しみに直面するこの体験は、葬儀の時だから出来る体験だと思います。もちろん、悲しい思いは誰もしたくはないですが、これはその時に悲しみを募らせ、以後悲しみに打ちひしがれないために、少しでも和らげる意味もあると思うのです。
不要論には、費用や労力面ばかりが前面に出ていて、生活を考えると低く抑えたい気持ちもよく分かりますが、精神面はどうでしょうか?人間には、お金より精神、気持ちが重要だと思います。費用は、いくらでも安くさせる方法はあると思います。それよりも、故人を思い出す時間、偲ぶ時間、悲しむ時間、悲しみを乗り越える時間を過ごす機会を得るべきだとつくづく思いました。
注目されていますが(まずもって葬式が消滅することはありませんし、
不要になることもありえません。)、
本質は第三章以降のグリーフケアと葬式のイノベーションにあると思います。
身近な人を亡くした悲しみの理解とケアは非常に重要なことです。
そして葬式を単純に亡き人とのお別れの儀式と捉えるのではなく、
亡き人との永遠のつながりを感じる儀式としたり、
葬式が楔となって残された人々が助け合いの心を強くするなど
更なる縁となっていくことに大きな意味を感じることができました。
葬式が仏教界と葬祭業者にとってはビジネスとして始まっており、利益のために行われてきたところが大きな問題で、ビジネスとしての価値がなくなれば、それは自然とすたれていくことになると主張する島田氏。
日本が家社会ではなくなった社会の変化によって、仏教式の葬儀を選択しなければならない必然性もなくなり、「葬式の消滅は歴史の必然性」である。高齢者が施設に送られた時点で社会的には死んだことになり、つまり肉体的な死を迎えたとしても、家族以外にはさほど重要なことではない。死が重要性を失ったことで、葬式に意味を見出せなくなったという、あまりにも悲観的な考え方。
葬式をしなくても、何も問題が起こらない。葬られる故人にとって葬式の有無は「自分は死んでいるわけですから、関係がありません」という考え方にはショックを受けました。それは仏教が問題にしてきた「苦」が日本人にとって、さほど切実なことではなくなってきたことが要因であり、そこから「生きている人が死んでいる人に縛られている」「意義のない葬式などは廃止してしまったほうがよい」へ繋がってしまっているのが分かりました。
そして「仏式葬儀は不必要で意味のないもの」という結論に向かって主観的な論理を構築するのはまさに道徳論の欠如であり、根絶主義の行き着いた先の「葬式消滅」は非常に危険であるとも思いました。
それに対して葬式の要・不要論ではなく、儀式の重要性を訴えながら「どう変化していくかが重要」と主張する一条氏の言葉は、またもや圧倒的でした。
埋葬で死者を悼む気持ちは、人類の普遍の感情であり、儀式は死者を悼む祈りがあって、人間の尊厳を守ることに最大の意味があるということ。供養とは死者(先祖)に対して行う「たましい」のケアであり、僧侶には遺族の悲しみに対するグリーフケアを行う役割を持っていること。そのグリーフケアは今や葬儀における最大のキーワードであり、動揺して不安を抱え込んでいる「こころ」にひとつの「かたち」を与えることが、葬式の最大の意味であるということがあらためて分かり感動致しました。
そして人間には、さまざまな縁があり、どんな人でも多くの人々の「縁」によって支えられている「社会的な存在であることを忘れてはならない」ということ。「社会」とは、最初から「有縁」であり、たとえ社会の変化が起こっても、そのことは不変なものであると理解することはとても重要であると思いました。
日本仏教の核心は葬式であり、葬式によって社会的機能を果たし、また一般庶民の宗教的欲求を充たしてきたこと。その宗教的欲求とは自身の「死後の安心」であり、先祖をはじめとした「死者の供養」ということに、まさに葬儀ほど崇高な営みはないのだと理解できました。そして、生きている人間は死者から縛られるのではなく、逆に死者から支えられており、仏式葬儀には「ヒトを永遠の存在に昇華させる機能がある」ということに心が揺さぶられました。
また、葬儀とは、人間の存在理由にかかわる重大な行為であり、儀式には普遍性があるので人類は未来永劫にわたって儀式を続けるということが分かり、まさに「儀式は永遠に不滅である!」のだと強く確信いたしました。そして日本社会の無縁化を食い止めてきた互助会が冠婚葬祭だけではなく、グリーフケアの受け皿ともなり得るということには驚きました。
「制度疲労を迎えたのなら、ここで新しい制度を再創造しなければなりません」「新しい社会的意義のある価値を創るべき」ということには、まさに希望や輝ける未来へ向かう「コンパッション」という新たな幕開けを感じました!
葬儀の意義と重要性を訴え、日本人の死生観に広く影響を与えた青木新門氏。
すでに極楽浄土の書斎の本棚には、この『葬式不滅』が置かれていることと思います。
青木氏の遺志がここに受け継がれ、この本を読んだ私にも受け継がれました。
ありがとうございます。
合掌。
島田氏の主張する「消滅」に対し、葬式は消滅するものでないことを、歴史・日本仏教・葬祭業・死生観・儒教そしてグリーフケアなどといった様々な面からの視点で意義と関わりを説き、説得力を持って葬式は不滅であることを立証していきます。この視点と、それぞれが持つ意義について考えも及ばなかった部分があり、本書をお勧めする理由の一つとなります。
そして本書には今まで通りの葬式をかたくなに固辞していくのでなく、変わらなければいけないことにも言及しているというポイントがあります。どのように変化していくかを、時代や社会を見つめながら、人として大切なことを守りながら考えていくことが重要であることが説かれ、お勧めしたいポイントとなっています。
コロナ禍や少子高齢化、「縁」の希薄化等々、社会には様々な問題が累積しており、これからもさまざまな変化や問題が発生してくると思います。そのなかで『葬式不滅』という普遍のキーワードを基にして、これからのありようを説いた本書は、葬式というカテゴリーだけでなく、「これから」に対しての指針となってくるような思いをもって読了しました。
考えさせられる一冊です。
お葬式が無くなることで本当に失ってしまうのは人の心。
いる、いらないではなく、どう変わるべきかを考えるということは全ての事に当てはまることだと思いますし、まさに諸行無常の言葉通り、時代が変われば人の考え方や価値観が変わります。
お葬式も、他にも必要性が問われている物事も、考えるのをやめるのではなく、考えて考えて、どう残していくかを前向きに試行錯誤するべきだと感じます。
その一歩一歩が人類の前進だと思いますし、その先駆者として一条先生が引っ張ってくれているのだと思いました。
この一冊が、全ての人にとっての大いなる出逢いであることを願ってます。
そこに人間らしさが何か抜けているように考えていました。
コロナ禍においてその傾向が加速している様に感じていましたが
この一冊を読んで改めて人のこころの在り方を考えるきっかけとなりました。
コロナ禍だからこそ、人との繋がりが希薄になりつつある今こそ読むべき本だと思います。
グリーフケア、コンパッション(おもいやり・利他)というキーワードをもとに、儀式の必要性について詳しく解説され、人が過去現在未来へと永続する限り、葬式は永遠に不滅であることを感じさせられる。
第四章「永遠」というキーワード
では、昨今の葬儀について、また国葬について筆者の考えや思いが述べられており、アントニオ猪木さんの言葉「元気がなけりゃあ、あの世にも旅立てない」という闘病の末、最後まで闘魂で逝去された姿に感動を覚えました。
その為には周りの人達に生きているうちに優しくしたりすることが大事なのだと改めて感じました。
葬式不滅を多くの人たちが手に取り、周りの人達と良好な関係をつくっていけば、それはクモの巣のように繋がり、素晴らしい社会になっていくと思います。ぜひ世界中の人々に手にとって欲しい作品です。

その為には周りの人達に生きているうちに優しくしたりすることが大事なのだと改めて感じました。
葬式不滅を多くの人たちが手に取り、周りの人達と良好な関係をつくっていけば、それはクモの巣のように繋がり、素晴らしい社会になっていくと思います。ぜひ世界中の人々に手にとって欲しい作品です。
