¥4,950 税込
ポイント: 297pt  (6%)  詳細はこちら
無料配送5月22日 水曜日にお届け
詳細を見る
または 最も早い配送 明日 5月21日にお届け(10 分以内にご注文の場合)
詳細を見る
残り9点(入荷予定あり) 在庫状況について
¥4,950 () 選択したオプションを含めます。 最初の月の支払いと選択されたオプションが含まれています。 詳細
価格
小計
¥4,950
小計
初期支払いの内訳
レジで表示される配送料、配送日、注文合計 (税込)。
出荷元
Amazon.co.jp
出荷元
Amazon.co.jp
販売元
販売元
支払い方法
お客様情報を保護しています
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
支払い方法
お客様情報を保護しています
Amazonはお客様のセキュリティとプライバシーの保護に全力で取り組んでいます。Amazonの支払いセキュリティシステムは、送信中にお客様の情報を暗号化します。お客様のクレジットカード情報を出品者と共有することはありません。また、お客様の情報を他者に販売することはありません。 詳細はこちら
Kindleアプリのロゴ画像

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません

ウェブ版Kindleなら、お使いのブラウザですぐにお読みいただけます。

携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。

KindleアプリをダウンロードするためのQRコード

何か問題が発生しました。後で再度リクエストしてください。

マツタケ――不確定な時代を生きる術 単行本 – 2019/9/18

4.8 5つ星のうち4.8 11個の評価

{"desktop_buybox_group_1":[{"displayPrice":"¥4,950","priceAmount":4950.00,"currencySymbol":"¥","integerValue":"4,950","decimalSeparator":null,"fractionalValue":null,"symbolPosition":"left","hasSpace":false,"showFractionalPartIfEmpty":true,"offerListingId":"%2BvgZbRFdMPlGVbVPOv3Oui0QKAPFkZCuZp68Axo0ftPJzuIvzhsr6qahDm%2BHPaEvzrncU1E2G5aXKIybaT%2F5936%2Bujs2TAquaYCkrF1soTUzr5eqczFMyUI%2B7WOncOe8esI9QONqJVs%3D","locale":"ja-JP","buyingOptionType":"NEW","aapiBuyingOptionIndex":0}]}

購入オプションとあわせ買い

オレゴン州(米国)、ラップランド(フィンランド)、雲南省(中国)における
マルチサイテッドな調査にもとづき、日本に輸入されるマツタケのサプライ
チェーンの発達史をマツタケのみならず、マツ類や菌など人間以外の存在から
多角的に叙述するマルチスピーシーズ民族誌。

ホストツリーと共生関係を構築するマツタケは人工栽培ができず、その豊凶を
自然にゆだねざるをえない不確定な存在である。そうしたマツタケを採取する
のも、移民や難民など不安定な生活を余儀なくされてきた人びとである。

生態資源の保護か利用かといった単純な二項対立を排し、種々の不確定性が絡
まりあう現代社会の分析にふさわしい社会科学のあり方を展望する。

「進歩という概念にかわって目を向けるべきは、マツタケ狩りではなかろうか」。

続きを読む もっと少なく読む

よく一緒に購入されている商品

¥4,950
最短で5月22日 水曜日のお届け予定です
残り9点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥2,860
最短で5月23日 木曜日のお届け予定です
残り5点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
+
¥3,520
最短で5月22日 水曜日のお届け予定です
残り9点(入荷予定あり)
この商品は、Amazon.co.jpが販売および発送します。
総額:
当社の価格を見るには、これら商品をカートに追加してください。
ポイントの合計: pt
詳細
追加されました
これらの商品のうちのいくつかが他の商品より先に発送されます。
一緒に購入する商品を選択してください。

商品の説明

出版社からのコメント


著者について

アナ・チン Anna Lowenhaupt Tsing
カリフォルニア大学サンタクルス校文化人類学科教授。エール大学を卒業後、スタンフォード大学で文化人類学の博士号を取得。フェミニズム研究と環境人類学を先導する世界的権威。おもにインドネシア共和国・南カリマンタン州でフィールドワークをおこない、森林伐採問題の社会経済的背景の重層性をローカルかつグローバルな文脈からあきらかにしてきた。
著書にIn the Realm of the Diamond Queen: Marginality in an Out-of-the-Way Place (Princeton University Press, 1993), Friction: An Ethnography of Global Connection (Princeton University Press, 2004), The Mushroom at the End of the World (Princeton University Press, 2015)など、多数。


赤嶺淳(あかみね・じゅん)
一橋大学大学院社会学研究科教授。専門は東南アジア地域研究・食生活誌学。ナマコ類と鯨類を中心に野生生物の管理と利用(消費)の変容過程をローカルな文脈とグローバルな文脈の絡まりあいに注目し、あきらかにしてきた。
著書に『ナマコを歩く――現場から考える生物多様性と文化多様性』(新泉社、2010)『鯨を生きる――鯨人の個人史・鯨食の同時代史』(吉川弘文館、2017)『生態資源――モノ・場・ヒトを生かす世界』(山田勇・平田昌弘との共編著、昭和堂、2018)など。訳書にアナ・チン『マツタケ』(みすず書房、2019)など。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ みすず書房 (2019/9/18)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2019/9/18
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 448ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4622088312
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4622088318
  • 寸法 ‏ : ‎ 13.7 x 3 x 19.6 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.8 5つ星のうち4.8 11個の評価

著者について

著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。
アナ・チン
Brief content visible, double tap to read full content.
Full content visible, double tap to read brief content.

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう

カスタマーレビュー

星5つ中4.8つ
5つのうち4.8つ
11グローバルレーティング

この商品をレビュー

他のお客様にも意見を伝えましょう

上位レビュー、対象国: 日本

2023年5月31日に日本でレビュー済み
Anna Lowenhaupt Tsingの『The Mushroom at the End of the World : On the Possibility of Life in Capitalist Ruins』(2015年)の翻訳。
 著者はアメリカの文化人類学者。
 本書は、マツタケという存在をめぐって、さまざまな角度から切りこんだもの。北米では、日本への輸出用にマツタケが採取されているのだが、どういったひとたちが採取しているのかといえば、多くは東南アジアからの難民なのだという。それを発端として、マツタケを探して採ることのもつ意味と、経済的な側面、アメリカの森林政策との関わりなどが、実感をもって語られていく。
 さらに、日本や中国での状況も。
 マツタケというテーマをもとに、現代社会の抱える解決困難な問題が論じられている。とても難しく、先の見えない状況だ。しかし、どこか救いもあるような……。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年1月12日に日本でレビュー済み
英語の原題は"The Mushroom at the End of the World: in the Possibility of Life on the Capitalist Ruins"です。『世界の終わりのキノコ:資本主義の残骸における生命の可能性』とでも訳せるでしょうか。この本は、松茸をその共通のキーワードとして、資本主義、戦争、環境破壊その他の「近代(Modernity)」がもたらしたいろいろな「失敗」「残骸」「死と暴力」を世界中を行ったり来たりしながら蒐集し、現代のその先にある社会がどんな社会としてあるべきかということを、人間の目線の高さからではなく、まさに松茸が生える足元の目線から考える本です。
また、日本人にとってなじみ深い松茸という食材がいったい世界でどんな風に「狩り取られ」ているのかということを人類学者の目線から丹念に調べあげ、その周りにあるローカルでグローバルな文脈ごと掬い上げています。人類学の先端の知見と粘り強い調査の成果であるとともに、私たちの舌と文化が世界とどうつながっているのか興味深くまとめられた良書であると思います。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2020年6月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
着地点があったのか、なかったのか、読後としての感想である。そして、少し時間が経ってわかったのは、僕の本書の読み方に間違いがあったのだ。その事に気が付いた時に、もう一度再読した。社会は繋がっている、だけど分断されている…という禅問答みたいな側面はある。その意味では、「たかがマツタケ、されど松茸」なのだ。純粋にマツタケ流通の複雑さは、アナログの極致だし未開社会から贈与経済が誕生した経過と共通している。一方松茸の消費のされ方と五感にうったえる価値のつけ方は、新資本主義のやり方だ。つまり経済手法の、一番古い形態と一番新しい形態がマツタケと松茸によって同時に引き起こされているのだ。そんな風に松茸を見たら、もっと松茸が恋しくなる。底辺にあるのは「マツタケへの愛」かもしれない。グローバルとローカル、それぞれのルールによっていかにマツタケが松茸に変化をとげるか、松茸を触媒にした人類(ヒト)の思考や方法の進化は、今後も人は試されていく。ヒトという種の滑稽さ加減に、ひょっとしたら松茸自身が、微笑んでいるかもしれない。
マツタケファンにはなります! なかなかの好著。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2019年10月27日に日本でレビュー済み
松茸だけをネタによくもまあここまで社会学・文明的学術論を作成する事ができるものである。
松茸はあくまで取っ掛かりであり、真に論じている内容は別にあります。
かなり腰を据えて読まないと理解できない内容ですが、作者の松茸への愛を感じますね。
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年1月29日に日本でレビュー済み
オレゴンの国立公園の森では、秋になるたびにカンボジア移民が臨時の村を形成して、日本へ輸出するためのマツタケを採集しているのだという。本書を読むまで想像もしなかった。そんな、各地の「マツタケ経済」に取材した本。
 文化人類学をベースに、世界中のマツタケ産地での調査行のエピソードをふんだんに取り混ぜて語られる。日本への輸出が世界各地でマツタケ採集に始まる経済活動を喚起している、ということ自体を初めて知った。どの地域のエピソードも興味深かった。松茸を採集するという点は一致しているのに、地域ごとにアプローチが異なっている。「スケールしない」「アッセンブリーの一過性」といった表現で何度も説明されているように、地域の歴史と構成員の違いが大きく影響していて、綺麗な理論的枠組みに収まらない。それをそのままに、著者の感嘆とともに提示する文章になっている。
 日本のマツタケ研究をさして、アメリカの研究者が「記述的に過ぎ、スケールしないので参考にならない(自分たちの林分管理の手法に対して予測可能性が得られない)」と評して退ける傾向にあると指摘されている。全く耳の痛い話だが、日本の生態学研究、特に保全関連ではその傾向は強い。しかし、文化人類学こそ、そのような記述的なアプローチを根幹としてきた学問だと認識している。この本は、経済学や生物学の分野への文化人類学的なクサビにも見えた。
 訳文が下訳のレベルを出ておらず一読して意味を取れない部分が多かったため、電子書籍で原書を購入し不明瞭な部分では原文に当たりながら読むことにした。結果として誤訳や訳文のニュアンスのピンボケだと感じる部分も多かったため、このアプローチで正解だった。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート