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イメージ付きのレビュー
スマホで見る広告の先にある世界は思っているより深い
普段見ているスマホの広告の先にこんな世界や仕事があったんだなぁ…にしてもこの人恐ろしいな！と感じた本の話です。本を読んだ後の口コミは、ほとんどしません。自分にメリットはないし（手間だし時間が取られる）読んだ感想なんて、あんまり出てこない。でも、今こうして書いているのは久々に興味深い世界を知れたから。そして、正直、木下氏にしてやられた感が半端ない！と感じたから。本のタイトルから始まり、導入文、大見出し、小見出し、中だるみするところでの言葉の使い方や小籔方式（ネーミングが抜群。笑）の出し方、ラストに向かっての煽り。この人の次の本が出たら買いたいなと思ってしまっている。普通に読みやすくて、理解できて、同時に考えることができる本。「次も買いたいな」という気持ちにさせるこの心の動きこそ、本当のマーケティングなんだなと実感。してやられた。今は、マーケティングの世界とまったく違う職種ですが、読後、完全に木下氏のターゲットになった自分がいます。笑中身は言うまでもなく良く、そこらへんのマーケティング本に一石を投じる内容でファンダメンタルズ×テクニカルがいかに重要なのかが書かれていました。木下氏の頭脳を大公開！という内容ばかり。あまり書くとネタバレになっちゃうけど、特に、P102からの「伝”わ”る」＝ユーザー起点「伝”え”る」＝商品起点の解説は、いつでも読み返せるように付箋を貼っておくのがおすすめ。これはwebマーケッターだけではなく、誰に何をどう伝えるのかを迷ったとき、思うような結果が出ないときは、ここのページに立ち戻った方が良いなと思った。どんな仕事でも、伝わるのが重要だもんなぁ。久々に本を読んで、面白い世界ってまだあるんだなと感じました。良書。良き時間。
