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白黒つけないベニガオザル: やられたらやり返すサルの「平和」の秘訣 (新・動物記 7) 単行本 – 2023/1/17

4.9 5つ星のうち4.9 11個の評価

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微笑みの国タイの岩山に住むベニガオザル.明確な順位関係のない「平等」な社会をもつ彼らだが,そこは各々がマイペースに振る舞い,衝突が絶えない世界だ.そんなやられたらやり返す社会の中で,なぜバラバラにならずにいられるのか? 和解のための様々な手段,仲間に見せる気遣い,特殊な性行動など,400頭のサルを見分け追い続けてきた著者がみた彼らの「平和」の秘訣.2022年度日本霊長類学会髙島賞受賞研究.
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著者について

岐阜県出身。1990年生まれ。物心ついたときから生き物に囲まれて育つ。京都大学大学院理学研究科生物科学専攻(京都大学霊長類研究所)博士後期課程修了、博士(理学)。現在、日本学術振興会特別研究員CPD(国際競争力強化研究員)。2015年にタイ王国に野生ベニガオザルの長期調査拠点を構築、以後継続的に調査を実施。研究テーマはマカク属の社会進化、オスの繁殖戦略、協力行動や社会行動など。
医者の家系に生まれながら医学部受験の重圧に挫折し、高校時代は引きこもり生活を送る。そこで出会った生物の先生に日本爬虫両棲類学会に連れて行ってもらったことがきっかけで生物学の世界に足を踏み入れ、気がつけば霊長類学者に。
2021年笹川科学研究奨励賞、2022年日本霊長類学会高島賞受賞。noteで「タイでサル調査!研究奮闘記」、日本モンキーセンター発行の雑誌『モンキー』で「タイ王国を巡る」を連載中。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 京都大学学術出版会 (2023/1/17)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/1/17
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 262ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4814004516
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4814004515
  • 寸法 ‏ : ‎ 12.9 x 1.5 x 18.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.9 5つ星のうち4.9 11個の評価

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明確な順位関係がなく、やられたらやり返すベニガオザルの社会では、多様な和解行動が発達しているんだって
5 星
明確な順位関係がなく、やられたらやり返すベニガオザルの社会では、多様な和解行動が発達しているんだって
『白黒つけないベニガオザル――やられたらやり返すサルの「平和」の秘訣』(豊田有著、京都大学学術出版会)は、ユニークな行動をするベニガオザルのタイの片田舎における観察記録です。彼らの社会は、やられたらやり返す平等な社会だというのです。「社会的順位関係が不明瞭なベニガオザルの社会。ゆえに争いが頻発し、激しい攻撃の応酬に発展することも。そんな社会の中で、彼らはいかにして『平和』な暮らしを実現しているのだろうか」。観察によって、さまざまな和解行動が明らかになってきました、「至近距離で見つめ合う、唇を噛む、腕を噛む、陰嚢を噛む・握る。やられたらやり返すケンカをエスカレートさせないために、ベニガオザルには多様な和解行動が発達している」。驚くことに、真っ白い赤ちゃんが群れの平和に貢献しているというではありませんか。「毛色が白い間はオトナから特別扱いを受ける代わりに、群れの『平和』維持のために重要な役割を担う」。繁殖も独特です。「連合を組んでメスを囲い込むオスたち、交尾中のペアに群がる仲間たち、オスの戦略を巧妙にかわすメスたち。知られざる繁殖生態の一端が、観察と遺伝解析で明らかになってきた」。私の頭の中に、これまで知らなかったベニガオザルという種名が刻み込まれました。
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上位レビュー、対象国: 日本

2023年4月21日に日本でレビュー済み
『白黒つけないベニガオザル――やられたらやり返すサルの「平和」の秘訣』(豊田有著、京都大学学術出版会)は、ユニークな行動をするベニガオザルのタイの片田舎における観察記録です。

彼らの社会は、やられたらやり返す平等な社会だというのです。「社会的順位関係が不明瞭なベニガオザルの社会。ゆえに争いが頻発し、激しい攻撃の応酬に発展することも。そんな社会の中で、彼らはいかにして『平和』な暮らしを実現しているのだろうか」。

観察によって、さまざまな和解行動が明らかになってきました、「至近距離で見つめ合う、唇を噛む、腕を噛む、陰嚢を噛む・握る。やられたらやり返すケンカをエスカレートさせないために、ベニガオザルには多様な和解行動が発達している」。

驚くことに、真っ白い赤ちゃんが群れの平和に貢献しているというではありませんか。「毛色が白い間はオトナから特別扱いを受ける代わりに、群れの『平和』維持のために重要な役割を担う」。

繁殖も独特です。「連合を組んでメスを囲い込むオスたち、交尾中のペアに群がる仲間たち、オスの戦略を巧妙にかわすメスたち。知られざる繁殖生態の一端が、観察と遺伝解析で明らかになってきた」。

私の頭の中に、これまで知らなかったベニガオザルという種名が刻み込まれました。
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5つ星のうち5.0 明確な順位関係がなく、やられたらやり返すベニガオザルの社会では、多様な和解行動が発達しているんだって
2023年4月21日に日本でレビュー済み
『白黒つけないベニガオザル――やられたらやり返すサルの「平和」の秘訣』(豊田有著、京都大学学術出版会)は、ユニークな行動をするベニガオザルのタイの片田舎における観察記録です。

彼らの社会は、やられたらやり返す平等な社会だというのです。「社会的順位関係が不明瞭なベニガオザルの社会。ゆえに争いが頻発し、激しい攻撃の応酬に発展することも。そんな社会の中で、彼らはいかにして『平和』な暮らしを実現しているのだろうか」。

観察によって、さまざまな和解行動が明らかになってきました、「至近距離で見つめ合う、唇を噛む、腕を噛む、陰嚢を噛む・握る。やられたらやり返すケンカをエスカレートさせないために、ベニガオザルには多様な和解行動が発達している」。

驚くことに、真っ白い赤ちゃんが群れの平和に貢献しているというではありませんか。「毛色が白い間はオトナから特別扱いを受ける代わりに、群れの『平和』維持のために重要な役割を担う」。

繁殖も独特です。「連合を組んでメスを囲い込むオスたち、交尾中のペアに群がる仲間たち、オスの戦略を巧妙にかわすメスたち。知られざる繁殖生態の一端が、観察と遺伝解析で明らかになってきた」。

私の頭の中に、これまで知らなかったベニガオザルという種名が刻み込まれました。
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レポート
2023年4月5日に日本でレビュー済み
ベニガオザルに魅力をおぼえ、先行・長期研究のほとんどない彼ら・彼女たちと出会うために著者はタイに乗り込む。水道の蛇口をひねると死んだ魚が出てくるような非衛生な環境に長期滞在して観察を重ねる。

本書は、新人動物学者の(しかも稀に見る心優しいサル学者による)研究報告である。ベニガオザルについて知ることができるだけでなく、デジタル機器の発達した今日のフィールドワークがどんなものかについて、また、学位を取得するための(経済面もふくめた)労苦について、そして何よりもそれらについて語る著者自身について知ることのできる著作である。

心優しい人である。著者のような人がサル社会に入るとサルも影響を受けてしまって天然野性のままではいられなくなりはすまいかと思ってしまうほどだ。子ウサギの皮をむしり取って食べようとしたベニガオザルがほとんど肉を食べずに放置したのは、著者の視線を意識しその心情を察したからではないかと評者には直観された。

ニホンザルとは異なるベニガオザルのサル社会について示される。評者はサルの生態を示す本を読むこと自体はじめてなのだが、これほどオモシロイものとは思わなかった。以前、『サル学の現在』を書いた立花隆さんが、たいへんオモシロイと言っていたが、その意味がわかった気がする。人間にちかい動物種であるだけに、読んでいると自然に比較してしまうのだろう。本書ではサルの性行動や争い、和解行動について記されて興味深い。(以下、本書主題とも関係するところを一段落抜粋してみる)

やられたらやり返す社会の中で、ベニガオザルたちがバラバラにならず集団の秩序を保って暮らせている理由は、平等だからではない。平等な社会だからこそ起きてしまう争い事を、彼らが彼らなりに努めて回避しようと工夫しているからである。順位関係があいまいで衝突が起こりがちな社会でどうやって平和を維持していくか、という問題に対するベニガオザルたちなりの一つの工夫や努力の表れが、和解行動の洗練なのだ。(p126 『3章「平和なサル」のウラの顔 平等社会を維持する努力』から)
2023年2月18日に日本でレビュー済み
研究者としての豊田さん、写真家としての豊田さん、動物好きの豊田さん、それぞれの豊田さんの能力の高さと優しさ、葛藤が読んでいて伝わりました。
遺書と思って執筆されたからこそ、こんなにも内容の詰まった面白い一冊になったのだと思います。
今後もすべての豊田さんの活躍を応援しています!
2023年2月14日に日本でレビュー済み
体裁の良い論文は研究者以外の読者が読んでもつまらない。自分との接点が感じられないからだ。しかし、この本は著者のリアルな苦悩と体験、そこから学んだ事が綴られ、今、人が一番に考えなければならない事も示唆している。
著者のnoteも大変面白い。
2023年4月22日に日本でレビュー済み
人間における口角を上げて笑う行為は、ニホンザルが強いサルに出合ったとき、歯をむき出して笑いのような表情を見せることに由来したものといわれている。しかし、楽しくて笑っているわけではない。相手に自分が劣位で、敵意がないことを知らせ相手から攻撃されないようにしているのだ。ニホンザルは食物や休み場、交尾相手などをめぐるトラブルを、すぐに勝ち負けを決めて解消しようとする性質をもっている。相手が自分より強ければすぐに敗者の態度を示し、それ以上争いがエスカレートしないようにしているのである。笑いは敗者の表情なのだ。

 このニホンザルの仲間にベニガオザルがいる。ベニガオザルの群れ社会には、ニホンザルのそれと違い明確な順位がない。どの個体も好き勝手に振る舞って、ケンカを売られたら買ってでる。叩かれれば叩き返す。噛まれれば噛み返す。順位がはっきりしない社会あやられたらやり返す社会なのだ。しかしそこには、食物分配もある。食べ物のかけらや食べかすや取っても怒られない、消極的かつ寛容な分配があるのだ。

 ベニガオザルの和解行動にはさまざまなバリエーションがある。ケンカ中に他方が腕を差し出し、他方がそれを噛んでケンカが終わる。あるいは、唇をくっつけたり、相手の肩に手を載せたり、相手の睾丸を握ったりすることで、和解が成立する。ニホンザルのように順位がはっきりした社会だと、弱者が強者い絶対に逆らわないことによって衝突の発生が回避されている。この社会は、抑止力によって戦争を未然に防ぐ国際関係と同じだが、ベニガオザルの平等社会では、このように和解行動を洗練化することで、平和を維持している。
 しかし、かなり激しいケンカで、収まりがつかないときに、白い赤ちゃんが自らの意志でヨチヨチと歩いて参入する。すると、ケンカをしていたオスがとっさに赤ちゃんを抱き上げる。相手も赤ちゃんを触りにくる。交互に赤ちゃんを触ることで、平穏になるのである。つまり、白い赤ちゃんの和解行動がエスカレーションしたケンカを治めるのだ。

 また、ベニガオザルには共感力がある。誰かが怪我をしていれば、様子を見に来る。怪我をした子どもの母親が見当たらなければ、オスが代わりに世話をする。初産で子育てに苦戦しているメスが危機に直面すれば、群れの誰かが援助するのである。
 ベニガオザルの社会を研究することで、人間社会に応用できるシステムが生まれるのではないかというヒント満載の研究成果だ。
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レポート