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空の都の神々は (ハヤカワ文庫 FT シ 8-1) 文庫 – 2011/10/21

5つ星のうち4.0 9個の評価

【ローカス賞受賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞、世界幻想文学大賞候補】
遠い昔、光の神イテンパスと闇の神ナハド、黄昏の女神エネファが戦った。激戦のすえ勝者となったイテンパスは、僕(しもべ)たるアラメリ家の人々を通じ、空中都市スカイから世界を統べはじめた――そして現在、辺境の小国の首長イェイナは世継ぎ候補としてスカイへ招かれた。母の暗殺の復讐のため命がけの後継者争いに身を投じた彼女は、奴隷として使役される神々に出会う……。名だたる賞に輝く、遠大な時空を背景に疾走する人と神々の物語

商品の説明

著者について

N・K・ジェミシン(N.K.Jemisin)  アメリカ、ニューヨーク市ブルックリン在住。2004年のデビュー以来、キャリア・カウンセラーとして勤務するかたわら多数の思弁的短篇小説をSFや主流文学の雑誌に発表しつづけている。2010年には短篇「Non-Zero Probabilities」でヒューゴー賞、ネビュラ賞にダブルノミネートされた。長篇デビュー作となる本書は2010年3月に刊行されローカス賞を受賞、ヒューゴー賞、ネビュラ賞候補となり、世界幻想文学大賞にノミネートされた。本書に始まる〈Inheritance Trilogy〉の続篇には、第2巻The Broken Kingdoms 、第3巻The Kingdom of Godsがある。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2011/10/21)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2011/10/21
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 576ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 415020537X
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150205379
  • 寸法 ‏ : ‎ 2 x 11 x 16 cm
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.0 9個の評価

著者について

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N. K. Jemisin
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2021年7月6日に日本でレビュー済み
    いや思ったより面白かった。
    話の筋としては至って単純だし、意外性も皆無なのですが。この一つの世界観(あるいは空気)を作り上げただけでもすごいと思う。素直にすごいな、と。
    いやわかります、ほかにも作り込まれた複雑精緻な世界観が素晴らしいものは、世の中存外に多いってことくらい。
    それでもいろいろ長年数だけは読んでると、ある種の緩さというか、読む手に許された想像力の余地というか、そういうまさしくそれ自体の空気でしかないものが個人的に見事にはまってくる作品がたまにあるんですよね。
    自分で書けたらいいのにと思います。こういうの書ければいいのに。書けそうで、書けない空気感。
    続編読んでるところですが、やっぱり面白いですよ。「第五の季節」も買ってしまった。

    参考までに。
    レビュー書いている本人は、ファンタジーだったらマキリップとかブランドン・サンダースンを面白いと思うような人間です。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年5月17日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    正直、読み出してからかなり頑張らないとよめませんでした。
    神々の戦いの後、敗者になった神が人間の奴隷となり・・
    魔力?神力?がありながらも人の奴隷って
    シリーズ2冊いっぺんに買った事を少し後悔しました。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年4月25日に日本でレビュー済み
    冒頭は引き込まれるのだが、徐々に話が思ったのと違うものになっていく。

    主人公が色々なタイプの男に出会ったり、その中でも危険な雰囲気の男に心魅かれていく様子などが、あまり洗練されていない紋切り型の修辞と行動で示されていくようになり、失礼ながら、「書いているうちに普段作者が読んでるハーレクイン(あるいはアメリカでよくあるロマンス要素たっぷりのファンタジーシリーズもの)の文体と展開になっちゃったのかな?」という感想を強く持ってしまった。ただのアクセントであり、内容のメインはちゃんとしているだろうと期待したのだけど、最後までそんな文章が続く。

    理想の人間像と価値観がアメリカの典型的なものになってしまっていて、物語の価値観に幅が感じられないのも欠点であると思う。主人公も自由主義の思想から、一人称の文章の中で色々語るのだが、どうしてそういう思想になったのか、登場人物の背景がまるで見えない。筆者がアメリカ人だからそうなっているとしか思えない不自然さである。

    ラノベとか女性向けの娯楽小説としては問題ないけど、ちゃんとした異世界を描いた作品を期待すると、それは裏切られると思います。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年11月30日に日本でレビュー済み
    本作は通常のファンタジーとは異なります。

    王道的なヒーロー、ヒロインの物語ではなく、
    闇の神と光の神、黄昏の女神とその子神らの神話であり、
    主人公は神話の観察者です。

    主人公は観察者であるため、
    主人公が主体的に行動し、事態を切り開くということは基本的にはないため、
    通常のファンタジーを期待していると肩透かしを食らいます。

    しかしながら、神々とのスリリングなやり取り、
    ストーリーの回収はお見事です。

    実体をもっている神々は多面的で、複雑なキャラクターなのですが、
    邦訳後ではそのニュアンスが読み取れ切れず悔しいです。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年11月13日に日本でレビュー済み
    その昔神々の争いがあり、敗れた神とその眷属は勝利した神を信仰する人間に使役される、そんな異世界。
    その神々を使役する王族の後継者候補として、かつて駆け落ちのため放逐された王女の娘が王都に呼び出される、というのが物語の端緒。
    最初の数十頁、特にこれという事件もなく、淡々と進むのに、すでに傑作の予感。
    後継者争いのなか、次第に明らかになる世界と主人公をめぐる真実、深まる謎、張られる伏線。

    決して濃密な文体ではないのに、世界観の造り込みが見事です。
    全く異質の世界なのに、読んでてわかりやすい。
    神々は、むしろ妖精、妖怪の印象なんですが、やっぱり神なんですね。そこらの匙加減が絶妙。

    クライマックスの盛り上がりも派手で、唐突感が否めない伏線の回収もありますが、よくぞまとめきったと。
    続編もあるようですが、この一冊それ自体で満足度は高いです。
    解説に、作者とジェンダー論との関わり云々の記述がありますが、本書に関してはそういう匂いはないので、食わず嫌いすることはないでしょう。
    ヒロイックファンタシイだけがファンタシイではないということ。オススメです。
    15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年3月10日に日本でレビュー済み
    ヒロイン、イェイナの成長物語であり、「母」をめぐる物語であり、神と人の子との恋物語でもあり。
    多面的で、とても魅力的なストーリーです。
    何回でも読み返したくなるような本は、近頃なかなか出会えなかったので、うれしいです。
    タニス・リーの平たい地球シリーズがお好きだった方は、好まれるのではないでしょうか。
    続編が待ち遠しいですね。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年9月30日に日本でレビュー済み
    読み始めると止まらなくて徹夜で読んでしまいました。とても面白かったのですが、ラストで
    どろどろしていたのが一気に爽やかになるので、ちょっと軽い印象になってしまいます。
    ハッピーエンドで嬉しいのですが、なんかちぐはぐで微妙な読後感。

    他のサイトでのレビューで、「読みやすかったけど後に残らない」とあって、その通りだなと思いました。
    「FTでなくてラノベ」という意見もあってさらに納得。女性向け(腐ではなく)のラノベ、少女漫画です。
    重厚なFTを期待すると私のような肩透かしをくらいます。でもこれはこれでかなり面白く、続編も読みたいです。
    ちなみにずっと萩尾望都の絵で脳内変換されていました。萩尾望都に漫画化して欲しいです。
    6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年12月21日に日本でレビュー済み
    「空の都」というタイトルから、華麗な神々の世界を想像してしまっていましたが、実は陰謀渦巻く血なまぐさい人間の世界が舞台でした。
    突然そこへ呼び寄せられた主人公がいかに生き残るのか、そして彼女の出生の秘密は!?というところに引き込まれ、最後までハラハラしながら読めました。
    せっかくの色々な魅力的な設定が生かしきれてないような感じも受けましたが、他のレビュアーの方が記載されてるように次回作があるようですので、次回作に期待というところでしょうか?
    とにかく続きが気になる本です!
    4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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