自身は、現在社会福祉法人で勤務している。介護事業所のIT化に関する情報収集の一貫で、本著を購入。
数年前に二訂版を読みスマート介護士資格を取得したが、三訂版である本著には、更に有益な情報が詰まっていると感じたため、★５つと評価した。
特に評価した点
・最新の介護ロボットやICTが、写真を交えながら１００種類近く載っている（自身が知らない機器も多数あり参考になった）
・LIFEや科学的介護などの情報が整理されて載っている（自身の理解がかなり深まった）
・介護事業所における「情報セキュリティ」や「Wi-Fi等の通信環境構築」に対するノウハウが載っている（自身の苦手分野だったため、この本で学べて助かった）
・アメリカやヨーロッパなどの「海外のケアテック事情」に関するコラムが載っている（日本は行政からの支援が手厚く大変恵まれていることに気付かされた）
以上。
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出版社より
■目次構成
二訂版より大幅にカリキュラム内容を見直し、
介護ICTや科学的介護についてのテーマを加え、
基礎論と実践理論に分けて学びやすい構成にいたしました。
目次構成
・CHAPTER1 スマート介護士概論
・CHAPTER2 ケアテック基礎論
・CHAPTER3 科学的介護基礎論
・CHAPTER4 ケアテック導入の実践理論
・CHAPTER5 科学的介護の実践理論
■介護ロボットに関する内容の充実
ケアテック基礎論のロボット・センサー編では、介護ロボットを取り巻く状況や開発・普及としての公的な施策の紹介をはじめ、各メーカーの皆様のご協力の下、各分野様々な機器をご紹介させていただいております。
■介護ICTに関する網羅的な知識習得
ケアテック基礎論のICT編や通信環境構築編では、ICTや通信環境に関する基礎知識を充実させ、
介護現場での導入・運営を進めていくうえでの重要な点を解説しております。
■科学的介護やLIFEに対応
今後ますます必要になる科学的介護について、初歩から学んでいただけるように掲載いたしました。
厚生労働省が推進するLIFE（科学的介護情報システム）についても詳しく解説しております。
■スマート介護士資格について
広く介護ロボット機器の普及と現場での更なる活用のために、2018年に誕生したスマート介護士資格は、Basic（初級）＆Expert（中級）での試験や、専門学校等で行われているBeginner（入門） 試験を通し、
これまでに、のべ約4000人の方にご受験を頂いており、多くの介護施設やケアテック関連企業で合格者が活躍しております。
今まさに、介護現場でのテクノロジー導入が本格化し始めている中、デジタル技術に関する専門性と、介護の質の向上と効率化を成し遂げる実現力を兼ね備える介護職員を創出できるよう、テキストの改定をはじめ、資格試験のオンライン化や、専門学校での授業実施、合格者のみイベントの定期開催、ウェブでの問題掲載など大幅なリニューアルを進めております。
