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タフの方舟 2天の果実 (ハヤカワ文庫SF) 文庫 – 2005/5/25

4.7 5つ星のうち4.7 15個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 早川書房 (2005/5/25)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/5/25
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 351ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4150115168
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4150115166
  • カスタマーレビュー:
    4.7 5つ星のうち4.7 15個の評価

著者について

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ジョ−ジ・R.R.マ−ティン
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2015年5月27日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
3.4.5作と続けてほしい。マーティンさん、お願いします。
そして、是非とも映画化して欲しい。
そしてそして、ハヤカワ文庫さん、増刷してくださいね。

とまあ、べた褒めなんですが、本作は1作目に比べ、
「猫達」と「トリ―・ミューン」が目立っています。特にタフとトリ―のやりとりが
理屈っぽくて少々、飽きてきます。
一つの星、文明を容易に滅ぼしてしまうほどの最強最悪の超超巨大「胚種船」が
実力を発揮するシーンをもっと増やしてほしかった。

相変わらず異形のタフの慇懃ぶりや、複製された魔獣達の暴れっぷりも十分で、
やはり本作は★5なのでした。 

最後に、こういう傑作が中古でしか手に入らない点は、とても残念ですね。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2013年9月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今話題の海外ドラマ、ゲームオブスローンズの原作である「氷と炎の歌」のジョージ・R・R・マーティンのSF作品第2弾。
タフのキャラの立ち方、訪れる星の問題解決の仕方、最後の議論など、時代を全く感じさせない、むしろ今こそ必要なのではと思わせる内容に思わず唸ってしまいます。
2013年10月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古くない。
さくさく読める!
シリーズ化してもいけそうだと思って発行年を見たら昔であせった。

最後は示唆に富んだ感じで考えさせられた。
ねこの去勢と人の人口抑制の対比と
涙目で笑顔のコメントを出す政治家。

「どこかで先送りをやめられないとこうなるぞ」ってことだろう。
2015年2月13日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
タフの方舟1では、あこぎな商人、と書かれても余りピンと来なかったのですが、この2巻を読めば、やっぱ「あこぎ」だわ~としみじみ。
慇懃過ぎる口調にはまります。
猫好きの方にもオススメです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年3月6日に日本でレビュー済み
1巻の「パンと魚」の直接的続編となる「タフ再臨」は、これのみではややインパクトに欠けるので、間の2話を飛ばしてそのまま最終話「天の果実」を読まれる事をお勧めします。

個人的には「タフ・シリーズ」最初の作品である「魔獣売ります」が良かったです。ユニークな「魔獣」が次々に登場するだけでなく、正に「環境エンジニアリング」な含みのあるラストは痛快です。映画化するならこのエピソードか、タフがいかにして「方舟」を手に入れるに至ったかを描いた「禍つ星」(1巻)でしょうか。

「我が名はモーゼ」は方舟号の威力よりも、タフの「あこぎな商人振り」が楽しいですね。

前作が気に入った方はもちろん、連作形式ですのでこちらから読んでみられるのもアリですか?(そんな人はいないですかね)
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2006年8月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
 こちらは脇役が魅力的。トリーは総相になって一層したたか。タフとまともにやりあえるのは彼女だけだ。「わが名はモーセ」に出てくるジャイミ・クリーンの軽い三枚目ぶりがお茶目。

 タフの性格が商魂たくましくなったと感じるのは、うち2作品が初期のものだから。巻末の訳者解説が丁寧で、助かる。「天の果実」「魔獣売ります」とも、解決策に意外性はないが、もって行き方がうまい。

「サンドキングズ」のときに、新機軸やアイデアより既存のSFアイテムを使いこなすのがうまい、と評されていたマーティンらしいかも。

 作品を発表順ではなく作品内の時間順に並べ替えた編集方針も○。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年5月27日に日本でレビュー済み
そもそもジョージ・R・R・マーティンには大ヒット中の
「氷と炎の歌」以外に「サンドキングズ」「フィーバードリーム」
などの傑作があるのですが、この「タフの方舟」シリーズは
マーティンのいわゆる「千の世界(サウザンド・ワールド)」の
一環を描いたものです。
ですから大ざっぱな言い方ですが、すべての作品が
どこかでつながっているんですね。
本作もどことなく「氷と~」との関連をうかがわせるところがあって興味深い。
また1巻ではタフの「あこぎ」ぶりがそれほど発揮されていなかった感がありますが、
今回は一味違うところも書かれていて読み出したら止まりません。
「氷と~」にはまった方、また1巻の「禍つ星」を面白いと思った方、必読です!
追記:マーティンワールドの原点「サンドキングズ」の発展形とも言えるので、
ファンの方はぜひハヤカワに「サンドキングズ」復刊希望のお便りを出しましょう!
(現在版が切れています)
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年5月30日に日本でレビュー済み
あの名作「サンドキングス」のジョージ・R・R・マーティンの連作集が出ていると知って、1冊目、2冊目と早速手に入れ、夢中で読み終わりました。「宇宙一あこぎな商人」とありますが、ほんとはね、そうじゃないんです。強大なパワーを持つ方舟の支配者である彼の視点は、限りなく神に近いのかもしれません。最終話「天の果実」には、単なるエンターテイメント以上の手ごたえがあります。いやー、堪能しました!
11人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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