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王たちのセックス: 王に愛された女たちの歴史 単行本 – 2005/6/1

4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ ベストセラーズ (2005/6/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2005/6/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 380ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4584188793
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4584188798
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 6個の評価

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エレノア・ハーマン
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カスタマーレビュー

星5つ中4.6つ
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上位レビュー、対象国: 日本

2013年7月4日に日本でレビュー済み
 王たちのセックス。と言っても性生活のことではなく、王の愛人である寵姫についてヨーロッパ中世から近代にかけての歴史をまとめあげる。

 政略結婚で王妃と結婚する王にとって寵姫は必然だった。寵姫になれば富と時には権力さえ手に入る。その為の努力、献身、策略。。。 人々から羨ましがられ一方で蔑まれた寵姫という存在を歴代の多くの寵姫の姿を通して語っていく。
 そして最後にこの寵姫の歴史という視点からチャールズ皇太子とダイアナ、カミラ夫人を読み解くのだが、これが本当に腑に落ちた。出来事を歴史という視点から見ることの重要さを感じた。

 教科書では教えてくれない人がつくる本当の歴史の本。
 儚い寵姫達の人生にふれ意外な感動を覚える良書。
27人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2014年2月4日に日本でレビュー済み
・ダイアナの情事で一番有名なのは、ダイアナの乗馬教師だったジェームズ・ヒューイット大尉である。

・ヒューイット曰く、「ダイアナは性欲に飽くことがなかった。いつも、もっととせがんだ」 「ベッドで長い時間を過ごして帰った後、10分と経たずにダイアナから電話がかかってきて、愛していると言って欲しいとせがまれた。こういう電話が1日に10回もかかってきて、毎回同じことを言わされた」。

・ヒューイットとの関係が始まった直後、ダイアナは銀行家のフィリップ・ダンとも交際していた。この交際は、チャールズ皇太子も半ば容認していた。

・ダイアナの次の恋人のデヴィッド・ウォーターハウスはモールバラ公爵の孫で、ダイアナとは遠い親戚関係にある男だった。

・チャールズ皇太子と結婚した頃でさえ、チャールズは3週間に1回くらいしか、ダイアナと夜を共にしなかった。

・ダイアナがチャールズの浮気を責めたところ、「自分は愛妾のいない初めてにして唯一の皇太子になるつもりはない」と言われた。

・次男のハリー王子が生まれた後の1984年10月、ダイアナとチャールズは最後のベッドを共にした。しかし、この頃から、ダイアナは自分のボディガードのバリー・マナキー軍曹を愛人にしていた。

・バナキーはその後、不可思議なバイク事故で死亡した。ダイアナはバナキーがイギリス諜報部に暗殺されたと信じていた。

・1986年、チャールズの弟のアンドリュー王子の結婚式パーティーにダイアナが出席した際、ダイアナは銀行家のチャーリー・カーターと関係を持った。他のパーティー客の証言によれば、ダイアナとカーターは草の茂みに隠れて情事の最中だった。

・1989年夏、ダイアナは10代の頃に交際していたジェームズ・ギルビーと再会した。その後しばらくの間交際したが、ダイアナはギルビーとテレフォンセックスに興じてしまい、この時の音声は大衆紙Sunに盗聴・録音されて、後に公開されてしまった。

・チャールズと正式に別居した1992年、ダイアナはイスラム美術商のオリヴァー・ホーと交際し始めた。この関係は1994年頃まで続き、この頃からダイアナは自分にボディガードを付けるのを止めてしまった。これが後の事故死の遠因となってしまう。

・ホーの運転手によれば、ダイアナはホーに1日20回も電話することがあり、少ない日でも5~6回電話してきた。あまりに回数が多いので、ホーは最後には電話線を抜いてしまった。

・ダイアナはフィットネスクラブに通っていたが、それは体型維持のためではなく、男性を探しに行くためである。ダイアナは気に行った男性を見つけると、すぐに近寄って行って自己紹介し、いつお茶に誘ってくれるかを聞いていた。こうやって交際した男性は数しれない。

・ダイアナは有名なラグビー選手のウィル・カーリングとも交際していた。

・1996年、ダイアナとチャールズの離婚が成立した。この頃からダイアナはパキスタン人の心臓外科医のハスナット・カーンと交際を始めた。

・カーンと別れた数日後、ダイアナはドディ・アルファイドと出会って交際を始めた。アルファイドは毎月父親から10万ドルの小遣いを貰っていたが、浪費癖があり、クレジットカード会社からの催促がたびたび来た。

・アルファイドはダイアナと交際する一方で、モデルのケリー・フィッシャーと交際して婚約もしていた。

・ダイアナがフランスで死亡した当日に電話でダイアナと話した親友曰く、「ダイアナはアルファイドと別れたがっていたようだが、アルファイドはダイアナと絶対に結婚するつもりと言っていた」。

・ダイアナの個人秘書を8年間勤めたパトリック・ジョンソンは、ダイアナを執念深くて妄想症で陰険で冷血な性格だとしている。
37人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2005年8月3日に日本でレビュー済み
 ルイ14世とモンテスパン侯爵夫人、ルイ15世とポンパドゥール夫人にデュ・バリー夫人、「陽気な王様」チャールズ2世とカールスメイン夫人にネル・グィン、チャールズ皇太子とカミラ夫人、アウグスト強王とコーゼル伯爵夫人、バイエルン王ルートヴィヒ1世とローラ・モンテスら、王様の愛人こと「公認の寵姫」と呼ばれた女性たちの生涯を紹介した本書は、愛妾たちの容貌や性格、評判、君主を虜にする手練手管、嫉妬と陰謀が渦巻く宮廷でのサバイバル、途方もない金銭感覚など、読んでいて興味深いものがありました。スキャンダラスで、艶笑、逸話、時に辛らつな皮肉ありと面白く、蔑まされる立場にある彼女たちの言動は、個々の強烈な個性もあって、凄まじくも、時に男をやりこめる爽快さもあり、愉快でした。また文章の運びも、下品ではないあけすけな感じがかえって良く、決して自由ではなかった時代の女性観や、現代の王室の結婚ともからめ、当時の王侯が愛人を公然と囲った理由をうかがい知ることができます。図版は、本書に登場するカップルたちの一部の肖像画が口絵のカラーとしてあるだけだったので、少し残念な気がしました。
56人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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