意識した呼吸を使うことで「自分を超える」ドアを開けられる。
せっかく「呼吸法」に辿り着かれたのであれば、「自律神経を整えて健康を取り戻しましょう」だけで終わってしまうのは残念です。もう少し深入りしてみませんか？
流行りのサッと読めるブックレットではありませんが、難しいヨーガの技法の詰め込みでもありません。呼吸法はご自宅で安全にやっていただける簡単なものを紹介しています。呼吸と癒しのお話をヒントにして、「どう意識を持つか」ということの大切さに気づいていただけると、シンプルな呼吸法からも変容につながる恩恵を受けられると思います。
この本のスタート地点は、多くの現代人に必要な、浄化の呼吸です。
呼吸を意識して上手に使うと、重たい波動を2分で軽くする事も可能なのです。ずっと探していた、誰にでもアクセスできて安全な浄化法です。『気を入れ替える』とも言えるので、瞬時に波動を上げることが可能です。繊細でいろいろなエネルギーの影響を受けやすいと感じてしまう方、どうしてもスッキリしなくて生きづらいと感じる方、なんだか自分らしさを見失っていて、本来の自分自身を取り戻したいと感じる方に、特にお勧めしたい呼吸法です。
せっかく「2分でその先の未来の自分の波動を変えられる」と聞いても、いつかといいながら10年後に先送りしてしまう選択もあると思います。でもこういう時にこそ「今やってみるという選択もある」ということに気づかれてください。もし、ご家族やご友人がこの苦しみの中にいらっしゃったら、背中を押してあげてください。
呼吸を使って、内側から本質の自分につながることは、日常を取り巻く人間関係の調和にもつながります。
自分自身を整える癒しの呼吸は、その繋がりが強くなればなるほど、内側にゆるぎない愛をもたらします。そうすると視点が変わり思考の転換ができます。
ヒーラー歴20年の著者が究極の癒し(セルフヒーリング）を求めつづけて、ヨーガにたどり着きました。いろいろな角度から癒しのヒントや気づきなどをお伝えしています。
1人でも多くの皆様の日常に、気づきと癒しがもたらされると幸いです。
もくじ
はじめに
第1章：癒しの鍵はどこにある？
- ヨーガと悟り
- 意識してプラーナを取り入れること
- 不安定な呼吸とは？
- 息を止めてつながるところはどこ？
- ヨーガアーサナにおける息を止めること
- 頭かハートか？
- 息を止めることは思考を止めること
- 思考と今ここ
- 息、吐いてますか？
- とんとんとん、なんの音？風の音、あー良かった
- ヨーガの叡智に触れる
- 決め手は鎖骨呼吸
- 波動を変えるとふのエネルギーを寄せ付けない
- 精神疾患と霊障と自殺願望
- ずっと探していたセルフ浄化の方法をみつけた！
- 重さの要因が別にある場合
- 更には癒しのエネルギー
- チューニングセンター
- 繊細さんが気をつけるべきこともここ？
- ナチュラル・ヒーリング細胞？
- I（アイ）はエゴか？
- 脳脊髄液と呼吸
- EFT(Emotional Free Technique)も！
- 最高の癒しはもっと身近に手に入れられる
- 抵抗しない生き方
第２章
- 実践編（呼吸法）
- 呼吸法の準備と注意事項
- 呼吸の姿勢
- ヨーガの基本の呼吸
- 鎖骨呼吸
- 呼吸をより深めたい方は完全呼吸をマスターしよう
- 「呼吸を深める」ヴィローム・プラナヤーマ
- 「本質の自分につながる」ウジャイ呼吸
- 「感情の波を鎮める」サマヴリッティ・プラナヤーマ
- 「エネルギーの詰まりをほぐす」ナディ・ショーダナ
- 「頭スッキリ換気扇」カパールバティ・クリヤ
- 「脳細胞の癒し」ブラマリ
- お子さんにもぜひという時
応用セルフヒーリング
- スッキリ浄化の呼吸
- どっしり再生の呼吸
- じーんと癒しの呼吸
ムドラ
- 「落ち着けワタシ」アパン・ヴァーユー・ムドラ
- 「エネルギー循環」プラナ・ムドラ
- 「ゴウゴウ燃やして免疫アップ」リンガ・ムドラ
- 「腰痛サヨウナラ」バック・ムドラ
- 「強くなれワタシ」ガルーダ・ムドラ
第3章
- 息を思いっきり吸えない日常
- 意識した呼吸を使った祈り
- 幸せを祈ること
- わたしがわたしを超えた？
- 無我夢中になるとは？
- 悟り（サマディ）とは？
おわりに
参考文献
