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トランプ時代の魔術とオカルトパワー 単行本(ソフトカバー) – 2020/6/3
購入オプションとあわせ買い
ニューソート、ポジティブ・シンキング、ケイオス・マジック、思考の現実化、ユリウス・エヴォラの極右エソテリシズム、トラディショナリズム、プーチンとドゥーギンのネオ・ユーラシア主義……
アメリカ合衆国第45代大統領選を皮切りに台頭したオルタナ右翼とポピュリズムの全世界的な隆盛。その裏に通底する西洋のオカルト・秘教潮流を精緻に論じた〈オカルト・ポリティクス〉の画期的論考。
本書がたどる、政治、力/権力、秘教/オカルトの密接な結びつきと、それに派生する問題群に関与するのは、いずれも個性的でバラエティ豊かな登場人物たちだ。
・アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプと"積極的思考"の祖、ノーマン・ヴィンセント・ピール
・ケイオス・マジック(混沌魔術)の使い手たちとパンクムーヴメント
・超越主義とニューソートのティーチャーたち--R・W・エマーソン、ウィリアム・ジェイムズ、フィニアス・クインビー、エマ・ホプキンス、R・W・トライン、ネヴィル・ゴダードなど
・狂信と破滅を生み出してきた数々のグルとデマゴーグたち
・オルタナ右翼の人びと--スティーブ・バノン、リチャード・スペンサー、ブライトバート・ドットコム
・アノニマスとネット掲示板「4chan」の住人と哀れなミーム「カエルのペペ」
・原初の啓示の信仰者「トラディショナリスト」たち--ルネ・ゲノンとユリウス・エヴォラ
・EUの秘教的系譜「シナルキー」理論とサン=ティーヴ・ダルヴェイドル
・ウラジーミル・プーチンと“灰色の枢機卿"ウラジスラフ・スルコフ、そして“現代のラスプーチン"地政学者アレクサンドル・ドゥーギン
これらの人びとの言葉や行動から浮かび上がってくるのは、〈想像力〉と〈意志〉のもつ両義的な力である。ポストモダンとポスト・トゥルースのこの時代に、イマジネーションを濫用する「暗き星々」から、その本来の可能性を取り戻すための道筋も展望する。
エソテリシズム(秘教)と現代世界についての文化批評の第一人者、ゲイリー・ラックマン初の邦訳書。
- 本の長さ343ページ
- 言語日本語
- 出版社ヒカルランド
- 発売日2020/6/3
- ISBN-104864718792
- ISBN-13978-4864718790
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出版社より

魔術は現実に影響を及ぼすか? アメリカ合衆国第45代大統領選挙の背後で動いた見えないパワーに迫る!
魔術によって望むことを現実化する--古来、無数の魔術師たちが追求してきた目標です。もしそれが本当に可能であり、地球最強の権力の座にある人を送り込むことができるとしたら…?本書は誰もが驚愕した2016年アメリカ大統領選挙におけるトランプの勝利と〈隠されしパワー〉の知られざるつながりに光を当てた刺激的論考です。ニューソート、ポジティブ・シンキング、ケイオス・マジック(混沌魔術)…政治と魔術と力/権力の分かちがたい結びつきに迫ります!
登場人物たち
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あらゆる意味で予想を裏切る世界最高権力者-アメリカ合衆国第45代大統領ドナルド・トランプ大方の予想を覆して大統領の座を勝ち取り、SNSでもメディアでも爆弾発言を繰り返す。トランプは果たしてマジシャンかデマゴーグか?!若かりし日の自己啓発的教義への熱意を手がかりにかれの繰り出す「魔術」の秘密を考察します。 |
思考の現実化の飽くなき追求-ニューソートとケイオス・マジックの使い手たち西洋秘教・魔術には古からの「思考の現実化」の伝統があります。現実と心の境界線がますます曖昧になるポストモダン、ポスト・トゥルース時代において、魔術はどのような進化を遂げているのでしょうか?N・V・ピール、N・ゴダード、A・クロウリー、O・スペアなど。 |
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ロシア・ハートランドの巨人-ネオ・ユーラシア主義の唱導者たちEUに代表される大西洋主義との最終戦争に勝ち、新たな千年王国の覇権を握るのは「ユーラシア」である!ソ連崩壊後のカオスから勃興した大いなるユーラシアの思想の担い手たちの姿を描き出します。V・プーチン、V・スルコフ、A・ドゥーギン、R・グミリョフなど。 |

著者について
ユング、シュタイナー、クロウリー、コリン・ウィルソン、オカルトと政治…など著書多数。ロックバンド「ブロンディ」創設ベーシストから西洋秘教文化についての批評活動へ。異色の経歴の作家、ゲイリー・ラックマン、初の邦訳書です。古から現代まで、西洋の政治・社会の根底に脈打ってきた広漠なオカルト潮流を、縦横無尽に旅し、隠れた糸を見つけ出す。ユニークにして洞察にあふれるゲイリーの代表作をぜひお楽しみください。
商品の説明
著者について
アメリカ合衆国ニュージャージー州生まれ。作家。意識、文化、西洋の内的伝統の関わりについて執筆・講演活動をおこなう。Beyond the Robot: The Life and Work of Colin Wilson、The Secret Teachers of the Western World、Politics and the Occultなど著書多数(近刊:The Return of Holy Russia)。これまで数カ国語で翻訳されている。複数のドキュメンタリー作品に主演し、カリフォルニア総合学研究所の変容的研究付属学科で講義もおこなう。1996年からロンドン在住。ポップ音楽グループ「ブロンディ」の元メンバーであり、2006年にロックの殿堂入りを果たす。
監訳者 安田隆(やすだ・たかし)
1957年、兵庫県生まれ。THE ARK COMPANY代表。ミュージシャン(ドラマー)として活躍するかたわら、マインド・テクノロジー(NLP)、プロセス指向心理学(P.O.P.)、現代催眠など、西洋の様々な療法を研究し、東洋と西洋の叡智に共通する原理を発見する。95年、「THE ARK COMPANY ジ・アーク・カンパニー」設立。現在にいたるまで心・身・神を統合した独自の研究をすすめながら、世界中から相談に訪れる人々に「現代のシャーマン」として指導にあたっている。著書に『波動干渉と波動共鳴』(たま出版)、『奇跡の技法 アルケミア』(ヒカルランド)など、多数。
訳者 小澤祥子(おざわ・さちこ)
1980年、東京都生まれ。東京外国語大学アラビア語専攻卒業。編集・翻訳者。
登録情報
- 出版社 : ヒカルランド (2020/6/3)
- 発売日 : 2020/6/3
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 343ページ
- ISBN-10 : 4864718792
- ISBN-13 : 978-4864718790
- Amazon 売れ筋ランキング: - 439,544位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 3,988位超心理学・心霊
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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ラックマンはトランプとバノンの背後にある「自己啓発」と「魔術」の役割を指摘し、トランプの成功哲学の源流を牧師ノーマン・V・ピールの「ポジティブ・シンキング」に辿ります。
ピールの教えは成功を信じることで現実化するとし、これがトランプの「ライトマン」的な姿勢を育んだと論じています。
トランプとオカルトという切り口への
好奇心を押さえられずつい買い求めてしまった。
紐解いてみると予想よりずっと情報量があり
読み手にも精神世界や哲学の素養が求められる。
ひとことで言えば
トランプ政権誕生前後の
ポスト=トゥルース世界を
「魔術」「秘教」「パワー(力/権力)」
という枠組みで分析する思想・文化論である。
「何処どこの結社がトランプに魔術をかけた」
というような(ある意味)夢ある話が列挙される
ネタ本では決してない。
”2016大統領選挙のトランプ当選で
ニューソートやケイオスマジックの力は
影響を及ぼしたのか?”
という問いから、始まるが
もとよりある魔術が効果を発するかは
証明不可能であり、
この本の目的もそこにはない。
むしろ、グノーシスから
ポジティブ・シンキングまで
西洋魔術・西洋秘教と政治・政治権力との
関わりを丹念にたどっていく。
白眉はイギリスの右翼・神秘思想家の
ユリウス・エヴォラの紹介章であろう。
オルタナ右翼の雄スティーヴン・バノンや
現代ロシアのラスプーチン、ドゥーギンも
大きな影響(正しく思想を継承しているわけでなくとも)を受けているという。
権力を志向しながらも
ついにその座に就くことのなかった
エヴォラの経歴からは
貴族的・知識人的思想活動の限界
ナチスとの複雑な関係
権力への志向と暴力
など重要なテーマを多数見いだすことができよう。
また、陸と海、太陽と月、存在と生成という
世界観も興味深い。
エヴォラもそうだが
右翼思想に強い魅力があるのは
反近代の主張に一定の説得力があるからであり
「伝統とか家族とか国家とか一体性とか求めている奴、みんなバーカ」
という姿勢では決して対抗できないだろう。
なお、第4章のオルタナ右翼関連パートでの
4chan、Pepe the Frog、アノニマスなどの
インターネット関連については
木澤佐登志「ダークウェブ・アンダーグラウンド」を併読するとよいだろう。
辛口な意見を書けば
著者自身が明かしているように
当初の問いから余りに話が拡散してしまい
「で、結論は何なの?」
というのは単純に思った。
なかなか結論がつけずらいテーマではあるが・・・・
訳や注もやや粗削りな箇所があり
解説もイマイチよくわからない感は否めない。
もっとブロンディー出身であるという著者や
本の背景について説明してほしかった。
だが、オカルト界の重要人物ながら
日本ではいまだほとんど知られていない
存在を紹介する書として、
また、圧倒的な知識量で
西洋オカルト潮流の系譜を紡ぐ書として、
総じて不思議な魅力を放つ一冊であることは間違いない。
正直読ませる文章であるとは思いませんでした。
全く入り込めず、途中で諦めました。
ニューソート等に詳しく、その歴史と現在の政治との関わりについての大まかな流れを知りたい方にはいいかもしれません。
表紙の怪しげなイメージから最初は陰謀論の本かと思ったけれど、どちらかというと陰謀論を分析する側の書籍。日本でも人気の自己啓発や引き寄せの法則の元祖ニューソートやケイオス・マジックとトランプの関係性を論じる段には特に刺激的です。
ヒトラー、ムッソリーニ、ニーチェ、エヴォラ、プーチン、ドゥーギン…と果てしなく広がっていく議論を追うのは非常に骨が折れますが、オカルトと支配・被支配とそこから生まれる権力関係と本質的な構造に迫っており、読む価値ありです。
最後、非常にこの分野に造詣深いけれど学者ではなくミュージシャン出身という作者による想像力(イマジネーション)の真の可能性についての一節は、しみじみと心に沁みいるものがあり、ここにコアメッセージが込められていると感じました。
オカルト愛好者だけでなく、国際政治、現代思想、サブカルチャーなどに興味がある方にとっても面白い一冊としておすすめできます。