前作の『熔ける』を文庫で購入したので今回は文庫になる前にと思い購入しました。
井川氏自身が多くの文学作品に触れてきたというのがよくわかる作品です。
事実に基づくので何度も読み直ししても面白い作品です。
井川氏はどんどん書かれるべきだと思います。
次回作はぜひお父様の『井川高雄』氏について書くべきだと思います。
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熔ける 再び そして会社も失った 単行本 – 2022/6/27
井川 意高
(著)
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購入オプションとあわせ買い
カジノで106億8000万円を失い、会長辞任、獄中へ。
そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「ウォーカーヒル」
3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。
果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅への一里塚か。
ギャンブラー井川意高によるバカラ放蕩記。
しかしその裏ではギャンブルよりも血がたぎる、現会長佐光一派による井川家排除のクーデターが実行されていた。
「大王製紙から井川家を排除し、自らの地位を盤石とするために、佐光は300億円も無駄金を上乗せして会社に損害を与えた。「他人のカネ300億円で買った社長の座」は、さぞかし温く心地良いことであろう。これこそ特別背任ではないか。しかも、私の金額の3倍である。有罪とすれば懲役12年だ。」(本文より)
大王製紙を舞台にした血みどろ裏切りノンフィクション!
そして懲役4年の刑期満了後に、再びカジノへ。リベンジの舞台は韓国ソウルの「ウォーカーヒル」
3000万円が9億円にまで増えるマジックモーメント(奇跡の時間)を迎える。
果たして、負けを取り戻す夢物語か、破滅への一里塚か。
ギャンブラー井川意高によるバカラ放蕩記。
しかしその裏ではギャンブルよりも血がたぎる、現会長佐光一派による井川家排除のクーデターが実行されていた。
「大王製紙から井川家を排除し、自らの地位を盤石とするために、佐光は300億円も無駄金を上乗せして会社に損害を与えた。「他人のカネ300億円で買った社長の座」は、さぞかし温く心地良いことであろう。これこそ特別背任ではないか。しかも、私の金額の3倍である。有罪とすれば懲役12年だ。」(本文より)
大王製紙を舞台にした血みどろ裏切りノンフィクション!
- 本の長さ208ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2022/6/27
- 寸法13 x 1.5 x 18.8 cm
- ISBN-104344039785
- ISBN-13978-4344039780
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商品の説明
著者について
1964年、京都府生まれ。東京大学法学部卒業後、1987年に大王製紙に入社。2007年6月、大王製紙代表取締役社長に就任、2011年6~9月に同会長を務める。社長・会長を務めていた2010年から2011年にかけて、シンガポールやマカオにおけるカジノでの使用目的で子会社から総額約106億8000万円を借り入れていた事実が発覚、2011年11月、会社法違反(特別背任)の容疑で東京地検特捜部に逮捕される。懲役4年の実刑判決が確定し、2013年10月から2016年12月まで3年2カ月間服役した。著書に累計15万部のベストセラーとなった『熔ける 大王製紙前会長 井川意高の懺悔録』(双葉社、のちに幻冬舎文庫)のほか、堀江貴文氏との共著『東大から刑務所へ』(幻冬舎新書)がある。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2022/6/27)
- 発売日 : 2022/6/27
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 208ページ
- ISBN-10 : 4344039785
- ISBN-13 : 978-4344039780
- 寸法 : 13 x 1.5 x 18.8 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 5,706位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 229位その他の思想・社会の本
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年2月21日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
素直になることは難しいですよね。特に親子となると難しいですよね。と考えさせられた。
2024年3月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
人生「1」で良いなど思いたくない。絶対値で大いに楽しみたいと気付かされる。
2023年9月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「溶ける」
「東大から刑務所へ」
そして「溶ける 再び」と、3作読みました。
結局この方は100億カジノに突っ込んでも尚、手放した自社株を大王製紙が高く買い取ったおかげで、悠々自適な「自称プー太郎」生活を送っています。
ホント、有り得ないレベルのどこまでも恵まれた人。
でも何故かこの人、ハナにつかないというか嫌じゃないんだよなぁ…
それはきっと、ここまで振り切った生き様は正にエンターティメントであり、良い意味でも悪意味でも楽しい人生模様を見せてくれたからかと。
ただもうネタ切れですね。
上記の3作は、かなり内容被っていますし。
最近は三木谷さんの事などをYoutubeでつぶやいていますが、この方の自伝としては語りつくした感が有り、書籍にする様なネタはもうないでしょう。
「東大から刑務所へ」
そして「溶ける 再び」と、3作読みました。
結局この方は100億カジノに突っ込んでも尚、手放した自社株を大王製紙が高く買い取ったおかげで、悠々自適な「自称プー太郎」生活を送っています。
ホント、有り得ないレベルのどこまでも恵まれた人。
でも何故かこの人、ハナにつかないというか嫌じゃないんだよなぁ…
それはきっと、ここまで振り切った生き様は正にエンターティメントであり、良い意味でも悪意味でも楽しい人生模様を見せてくれたからかと。
ただもうネタ切れですね。
上記の3作は、かなり内容被っていますし。
最近は三木谷さんの事などをYoutubeでつぶやいていますが、この方の自伝としては語りつくした感が有り、書籍にする様なネタはもうないでしょう。
2023年2月4日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
前作「溶ける」がとても面白かったので、こちらも読んでみました。
釈放されてから、著者がまた懲りずにカジノに行くところには、思わず笑いました。しかし、多額のお金を賭けても、ギャンブルにもはや夢中になれない己れを発見するところには、かなり惹きつけられました。囚藍中、獄中なのだから乗れもしないのに、フェラーリの限定車を何台も買いまくるところは、ギャンブルの代わりに、買い物に依存してる感じもしました。
著者は、「ギャンブル」や「車」がすごく好きなんだな、とは思うのですが、実は、「心の底から情熱を感じ、継続的に自分を充実させられる活動」に恵まれて来なかったんじゃないか、ギャンブルや車はその「空虚さの埋め合わせ」なのではないか、と思いました。本当に夢中になれる活動があったら、ギャンブルや車にはハマっていないし、反対に、「ギャンブル」や「車」で本当に心が満たされて充実していたら、これほどあっけなくそれらのものから気持ちが離れてはいかないのではないか、とも思います。
今は、大企業の社長という地位ではないけれど、有名だし、お金もあるし、時間もあるし、「人生のあがり」のような状態なのかもしれないですが、きっと「すごく夢中になれる何か」、があるわけでもないのだろうな、と思うと、ある意味では、退屈なのかもしれない、とも思います。
後半は、著者が資金流用した機を逃さず、のし上がって創業家を追い落とした佐光社長と、それを巡る井川家の人々、それで人生が大きく狂ってしまった家来たちのお話しです。文中でも比喩されてますが、半沢直樹や、戦国大河ドラマ並みの権力抗争が描かれています。
著作中、佐光社長は、「一見人情家に見えて、井川家の兄弟たちを佐光の側に寝返らせた狡猾な策士」のように描かれています。でもきっと、三國志みたいなもので、佐光側から絵巻物を描かせたら、井川高雄の暴君、ワンマン社長の理不尽な人事の数々、ギャンブル狂いのドラ息子を正義の鉄槌で打ち砕く、というような見え方、筋立てになっているのだろうな、と思います。
ただ、読んでいる側からすると、創業家側から書かれたものであることを差し引いても、追い落とされた井川高雄・意高親子は、最終的に根のところで、策士や悪人になりきれない、いい人たちだったからこそ追い落とされたように感じました。
そして、その後の佐光社長の末路を見ると、あれだけ社内の重要な役員たちを寝返らせたにも関わらず、なんて人望のない人なのだろう、と思いました。大企業の社長に登り詰めることは、大変なことだと思いますが、なってからずっと社長でい続けることの方がはるかに大変なことなのだ、と、この例でもわかります。佐光=明智光秀、みたいな、あっけなさ、情けなさを感じました。
前作同様、この本でも、著者と父高雄の関係性は、愛と憎悪が複雑に交錯していて、もっともっとこの部分を掘り下げて読んでみたい、と思わされます。
頭が良く、奔放な面を持ちながらも、生まれてからずっとお父さんに頭が上がらなかった著者。「社長になる」のも、「社長を辞める」のも、父の一声だけであっさり決めています。それでいて、あんな事件を起こしたものの、よくよく冷静に事態を見極めていたら、著者が社長の座に居座り続ける、という選択肢もありえたことが描かれています。著者は、実生活ではすごく我の強い自由な面を持っていながら、お父さんの言うことには、不思議なくらい思考停止してしまうんだな、という場面が多々あったのが印象的でした。
またお父さんはお父さんで、息子である著者に、「自分の人生の繰り返し」をさせようとしているように感じました。お父さんは、大王製紙が一度倒産したのを、マイナスから立て直したらしいのですが、著者が入社して後、火の車の工場の立て直しをさせようと、谷底に突き落として資金繰りに奔走させるところは、お父さんが地の底から這い上がった経験の繰り返しをさせているように見えました。
その後、社長としての経営判断も、父とは異なる著者なりの視点が芽生えてきて、それを父も認めはじめていた矢先に、ギャンブルで身を持ち崩すところには、「著者は頭がいいのになぜこうなるのだろう?」という疑問を誰しもが抱くのではないでしょうか。著者は、何らかの目標や頂点を極めそうになると、そこから転落したくなる気持ちが起きる人なのかな、と思いました。仕事では父の業績を乗り越えられなかった著者ですが、自らの破滅の渦に父をも巻き込んでしまったのは、息子の「父を倒したい」という憎しみ、潜在的な願いが具現化してしまったように見えました。
しかし、先に触れた佐光社長がその後、人望を失って失脚したのは、この本「溶ける 再び」が強く影響したのではないか、と言われていますから、著者はこの本で、「父の仇を取った」、とも言えると思います。お父さんを自分の破滅の巻き添えにしてしまったものの、一方では、「逆臣に追い落とされた父の仇」を取らずにはいられなかったんだな、と思ったら、一層、著者の父への愛と憎しみの複雑さを感じました。
それでも、この本の1番の山場は、お父さんが病に倒れてから著者が看取るまでのところではないかと思います。あれほど愛憎の激しかった2人が、死を前に、平和で静謐な時間を過ごしているところに、胸を打たれました。
釈放されてから、著者がまた懲りずにカジノに行くところには、思わず笑いました。しかし、多額のお金を賭けても、ギャンブルにもはや夢中になれない己れを発見するところには、かなり惹きつけられました。囚藍中、獄中なのだから乗れもしないのに、フェラーリの限定車を何台も買いまくるところは、ギャンブルの代わりに、買い物に依存してる感じもしました。
著者は、「ギャンブル」や「車」がすごく好きなんだな、とは思うのですが、実は、「心の底から情熱を感じ、継続的に自分を充実させられる活動」に恵まれて来なかったんじゃないか、ギャンブルや車はその「空虚さの埋め合わせ」なのではないか、と思いました。本当に夢中になれる活動があったら、ギャンブルや車にはハマっていないし、反対に、「ギャンブル」や「車」で本当に心が満たされて充実していたら、これほどあっけなくそれらのものから気持ちが離れてはいかないのではないか、とも思います。
今は、大企業の社長という地位ではないけれど、有名だし、お金もあるし、時間もあるし、「人生のあがり」のような状態なのかもしれないですが、きっと「すごく夢中になれる何か」、があるわけでもないのだろうな、と思うと、ある意味では、退屈なのかもしれない、とも思います。
後半は、著者が資金流用した機を逃さず、のし上がって創業家を追い落とした佐光社長と、それを巡る井川家の人々、それで人生が大きく狂ってしまった家来たちのお話しです。文中でも比喩されてますが、半沢直樹や、戦国大河ドラマ並みの権力抗争が描かれています。
著作中、佐光社長は、「一見人情家に見えて、井川家の兄弟たちを佐光の側に寝返らせた狡猾な策士」のように描かれています。でもきっと、三國志みたいなもので、佐光側から絵巻物を描かせたら、井川高雄の暴君、ワンマン社長の理不尽な人事の数々、ギャンブル狂いのドラ息子を正義の鉄槌で打ち砕く、というような見え方、筋立てになっているのだろうな、と思います。
ただ、読んでいる側からすると、創業家側から書かれたものであることを差し引いても、追い落とされた井川高雄・意高親子は、最終的に根のところで、策士や悪人になりきれない、いい人たちだったからこそ追い落とされたように感じました。
そして、その後の佐光社長の末路を見ると、あれだけ社内の重要な役員たちを寝返らせたにも関わらず、なんて人望のない人なのだろう、と思いました。大企業の社長に登り詰めることは、大変なことだと思いますが、なってからずっと社長でい続けることの方がはるかに大変なことなのだ、と、この例でもわかります。佐光=明智光秀、みたいな、あっけなさ、情けなさを感じました。
前作同様、この本でも、著者と父高雄の関係性は、愛と憎悪が複雑に交錯していて、もっともっとこの部分を掘り下げて読んでみたい、と思わされます。
頭が良く、奔放な面を持ちながらも、生まれてからずっとお父さんに頭が上がらなかった著者。「社長になる」のも、「社長を辞める」のも、父の一声だけであっさり決めています。それでいて、あんな事件を起こしたものの、よくよく冷静に事態を見極めていたら、著者が社長の座に居座り続ける、という選択肢もありえたことが描かれています。著者は、実生活ではすごく我の強い自由な面を持っていながら、お父さんの言うことには、不思議なくらい思考停止してしまうんだな、という場面が多々あったのが印象的でした。
またお父さんはお父さんで、息子である著者に、「自分の人生の繰り返し」をさせようとしているように感じました。お父さんは、大王製紙が一度倒産したのを、マイナスから立て直したらしいのですが、著者が入社して後、火の車の工場の立て直しをさせようと、谷底に突き落として資金繰りに奔走させるところは、お父さんが地の底から這い上がった経験の繰り返しをさせているように見えました。
その後、社長としての経営判断も、父とは異なる著者なりの視点が芽生えてきて、それを父も認めはじめていた矢先に、ギャンブルで身を持ち崩すところには、「著者は頭がいいのになぜこうなるのだろう?」という疑問を誰しもが抱くのではないでしょうか。著者は、何らかの目標や頂点を極めそうになると、そこから転落したくなる気持ちが起きる人なのかな、と思いました。仕事では父の業績を乗り越えられなかった著者ですが、自らの破滅の渦に父をも巻き込んでしまったのは、息子の「父を倒したい」という憎しみ、潜在的な願いが具現化してしまったように見えました。
しかし、先に触れた佐光社長がその後、人望を失って失脚したのは、この本「溶ける 再び」が強く影響したのではないか、と言われていますから、著者はこの本で、「父の仇を取った」、とも言えると思います。お父さんを自分の破滅の巻き添えにしてしまったものの、一方では、「逆臣に追い落とされた父の仇」を取らずにはいられなかったんだな、と思ったら、一層、著者の父への愛と憎しみの複雑さを感じました。
それでも、この本の1番の山場は、お父さんが病に倒れてから著者が看取るまでのところではないかと思います。あれほど愛憎の激しかった2人が、死を前に、平和で静謐な時間を過ごしているところに、胸を打たれました。
2022年9月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
It’s so nice details of his life. It’s almost nonfiction.
2023年4月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
アホは、守るべきものが何か分かっていない。
アホにつける薬は無い。
アホの発生は、親の責任。
がよくわかりました。
アホにつける薬は無い。
アホの発生は、親の責任。
がよくわかりました。
2023年3月21日に日本でレビュー済み
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作者自身の貴重な経験並びにその後について、組織の中で、足元を掬われた内容が赤裸々に語られていました。人生を歩む上で、参考になりました。