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建築家のアタマのなか 単行本(ソフトカバー) – 2023/10/31

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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建築は楽しい!

日本を代表する2つの建築賞
「日本建築学会賞」「JIA日本建築大賞」を受賞した小堀哲夫が
建築の世界とその魅力について語る

建築家にとって、最も大切な能力とはなんだろう?
人をあっと驚かせるような発想力?
それとも、デザイン力?

確かにそれらの能力はあるに越したことはないけれど、
もっと大切なのは「目の前の世界に気づき、身体全体で感じる力」だ、
と著者はいいます。特別な場所へ行って特別な体験をすることが重要なのではなく、
何気ない暮らしの中で触れるものからいかにヒントを感じ取り、拾い上げるか、
それがすべての発想のもとになるのです。
そして、その発想を自分の好きなところから広げていくことで、デザインが生まれ、
作品につながっていく――そこに、著者の考える建築の面白さ、楽しさがあります。

本書は、国内外で数々の受賞歴を誇り、現代を代表するトップクラスの建築家である著者が、
自らの幼少期から現在にいたるまでのさまざまな経験をもとに、
建築の楽しさを伝えるために記したものです。建築・ものづくり・美術・デザイン・
インテリアなどに興味をもつ若い世代へ向けて、
世界の最先端を走る建築家は何を考えているのか、
その“アタマのなか”を明らかにする一冊です。
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出版社より

目次1
目次2
目次3

はじめに

建築は楽しい。毎日、建築を設計しながら、心からそう思う。

しかし、建築は難しいと思っている人も多いようだ。建築家になるには特別な能力が必要なのではないか、とも思われている。

では、建築家にとって、最も大切な能力とは何だろう?人をあっと驚かせるような発想力?それとも、デザイン力?

確かにそれらの能力はあるに越したことはない。しかし、もっと大切なことがある。それは目の前の世界に気づき、身体全体で感じる力だ。それを僕は観察する力と言っている。なにも特別な場所に行く必要はない。何気ない暮らしのなかで触れるもの、経験することに大きなヒントがある。

建築のヒントはそこかしこにある。それをどう拾うか、どう感じるか。誰にどう思われるかなんて関係ない。素直に感じればいい。それが、すべての発想のもとになる。

僕の父は大工だった。かんなで木を削り、黙々と建てていく。その姿をよく側で見ていた。小さい頃に育った岐阜の実家も、父が建てたものだった。60年ほど経って床や大黒柱は黒光りし、畳に寝転がると、天井の杉の木目が飛び出してきそうで怖かった。室内は薄暗く、庭に目をやると、木々の葉が雨上がりに陽光の下でキラキラと輝いていた。その場所は、僕の原風景だと言っていい。今でも、時折その時の身体的な感覚を思い出すことがある。

これまで、僕は大学の校舎やオフィス、旅館など、さまざまな建築を設計してきた。「ここに、こんな光が入ると気持ちいいだろうなあ」と考えるときも、不思議と子どもの頃に体感した感覚を追っていたりすることがある。

大学生になったとき、建築家を目指して東京に出た。小さな田舎の町から出れば、もっと大きな感動があると思ったからだ。

しかし、一年で東京からわざわざ、岐阜の山を登るようになった。東京に来れば何者かになれるのだと思ったけれど、そうじゃなかった。岐阜にいるときには、目の前のものを観ていなかったのだ。顔や性格が一人ひとり違うように、自分が心地よいと思える感覚も人それぞれだ。一人ひとりの居場所を見つけられる建築をつくりたいと、僕はいつも思っている。そのためにも、いろんな場所、建築を体験しておきたい。

だから僕はまず、行動する。必ずしも遠くに行く必要はないんだ。

近くの気に入った場所を何度も訪れることもある。朝のさわやかな光、茜色に染まる夕暮れ時。同じ場所、同じ時間でも、季節が変われば、まったく違った表情になる。そうやって、日常の何気ない体験が自分のなかに刻まれていく。

自然や気候風土、土地の歴史、デザイン、技術など。建築には、さまざまな要素がある。だからこそ面白い。しかし、忘れてはいけないのは、建築の中にいるのは人だということ。建築の色や形ではなく、空間の中で行われる出来事、体験も大事なのだ。

本書では、僕が小さい頃から現在に至るまでのアタマのなかで考えていることを話していきたいと思う。学生時代に夢中になった山登りの話など、一見建築とは関係ないように思えるものも多い。

しかし、そんなところにヒントはたくさん隠されている。自分の好きなことから、発想を広げていけるんだ。

なんだか建築は楽しそうだ!読み終わったときに、そう思ってもらえたら幸いである。

商品の説明

著者について

■小堀 哲夫(こぼり・てつお)
建築家・法政大学教授。1971年、岐阜県生まれ。2008年、株式会社小堀哲夫建築設計事務所設立。日本建築学会賞、JIA日本建築大賞、Dedalo Minosse国際建築特別賞など、国内外において受賞多数。代表作品に「ROKI Global Innovation Center –ROGIC-」「NICCA INNOVATION CENTER」「梅光学院大学 The Learning Station CROSSLIGHT」「光風湯圃べにや」など。その場所の歴史や自然環境と人間につながりを生む新しい建築に取り組んでいる。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 幻冬舎 (2023/10/31)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/10/31
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本(ソフトカバー) ‏ : ‎ 200ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4344946995
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4344946996
  • 寸法 ‏ : ‎ 18.9 x 13 x 1.9 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2023年11月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
『建築家のアタマの中』というタイトルの通り、著者が(おそらく)日常的に、無意識のうちに考えていること感じていることが、散文的に続きます。子どもの頃の思い出も、仕事での葛藤も喜びも、家族とのエピソードも、旅先での強い感動も、すべてが等価に、分け隔てなくつづられていて、それらすべてが著者にとって等しく大切な事柄であることが伝わってきます。自分の気持ちや感動に素直になること、ものごとを俯瞰せず、大小に関わらず自分ごととして捉えることが、この建築家の成功の秘訣(のひとつ)なのかもと思わされる一冊でした。
そして、本文の合間合間に掲載されている、内容に関連したスケッチも、一見テキストとは関係がないようなスケッチも、そして、そこに書き込まれた手書きメモも、どれもとてもすばらしく、スケッチをもっと見たい、スケッチだけの一冊も読んでみたいと思いました。
2023年11月8日に日本でレビュー済み
20世紀後半の建築家は、衒学的なセオリーやコンセプトによって未来を切り拓いていくスタイルの人が多かった印象があります。
今世紀に差し掛かったあたりから、そのスタイルが有効に働かなくなり、思考よりも実装が重要視されるようになったのではないかと思います。

スタイルがさまざまに離散化する中、改めて大事になったのは、アーキテクトの体幹とでも言うべき感受性かもしれません。
この本を書いた小堀氏は、まさにその感受性を大事に養ってきた建築家ではないかと思います。

挿絵に使われているたくさんのスケッチは、まるで散策するかのように描かれているし、テキストはスケッチをするかのように書かれている。
その書かれた断片が緩やかに関係し合う心地よさ。
居心地よい空間は、自分の心地よさをしっかり感受できている建築家にしか生み出せないのではないか。
そんなことを感じさせる建築エッセイでした。