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始まりの木 (小学館文庫 な 13-8) 文庫 – 2023/8/4
夏川 草介
(著)
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神様を探す二人の旅が始まる。
「少しばかり不思議な話を書きました。
木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語です」
--夏川草介
第一話 寄り道【主な舞台 青森県弘前市、嶽温泉、岩木山】
第二話 七色【主な舞台 京都府京都市(岩倉、鞍馬)、叡山電車】
第三話 始まりの木【主な舞台 長野県松本市、伊那谷】
第四話 同行二人【主な舞台 高知県宿毛市】
第五話 灯火【主な舞台 東京都文京区】
藤崎千佳は、東京にある国立東々大学の学生である。所属は文学部で、専攻は民俗学。指導教官である古屋神寺郎は、足が悪いことをものともせず日本国中にフィールドワークへ出かける、偏屈で優秀な民俗学者だ。古屋は北から南へ練り歩くフィールドワークを通して、“現代日本人の失ったもの”を藤崎に問いかけてゆく。学問と旅をめぐる、不思議な冒険が、始まる。
“藤崎、旅の準備をしたまえ”
【編集担当からのおすすめ情報】
生きること学ぶこと問う、新世紀の“遠野物語”。
カバーイラストは、絵本作家のいせひでこさんが担当します。
「少しばかり不思議な話を書きました。
木と森と、空と大地と、ヒトの心の物語です」
--夏川草介
第一話 寄り道【主な舞台 青森県弘前市、嶽温泉、岩木山】
第二話 七色【主な舞台 京都府京都市(岩倉、鞍馬)、叡山電車】
第三話 始まりの木【主な舞台 長野県松本市、伊那谷】
第四話 同行二人【主な舞台 高知県宿毛市】
第五話 灯火【主な舞台 東京都文京区】
藤崎千佳は、東京にある国立東々大学の学生である。所属は文学部で、専攻は民俗学。指導教官である古屋神寺郎は、足が悪いことをものともせず日本国中にフィールドワークへ出かける、偏屈で優秀な民俗学者だ。古屋は北から南へ練り歩くフィールドワークを通して、“現代日本人の失ったもの”を藤崎に問いかけてゆく。学問と旅をめぐる、不思議な冒険が、始まる。
“藤崎、旅の準備をしたまえ”
【編集担当からのおすすめ情報】
生きること学ぶこと問う、新世紀の“遠野物語”。
カバーイラストは、絵本作家のいせひでこさんが担当します。
- 本の長さ384ページ
- 言語日本語
- 出版社小学館
- 発売日2023/8/4
- 寸法10.5 x 1.4 x 15 cm
- ISBN-104094072837
- ISBN-13978-4094072839
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登録情報
- 出版社 : 小学館 (2023/8/4)
- 発売日 : 2023/8/4
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 384ページ
- ISBN-10 : 4094072837
- ISBN-13 : 978-4094072839
- 寸法 : 10.5 x 1.4 x 15 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 45,091位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
著者について
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2024年4月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の一人一人のキャラクター付けと、描写がさすがで他の作品を読んだことがあればわかるが、シーンごとの情景が脳裡に浮かびながら読むことができました。
2024年4月19日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
今の日本に忘れられている。忘れてはいけない日本人としての大切なものが、ここにあるような気がします。
2023年10月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名木に伝わる言われ、歴史に関わる言い伝えに魅せられて、今後の観光旅行楽しみに
2020年10月26日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
青森県弘前から京都の鞍馬、長野の伊那谷・・・と、日本国内五か所をめぐるロードノベル風短編集。山
紫水明や花鳥風月など叙景に技巧を凝らしている。これには確たる理由があるのだが・・・。第4話まで
はテーマの深掘りもなく冗長気味。
そんな中で興味を惹かれた点は、偏屈で尊大な民俗学者と女性大学院生とのコンビ。コナン・ドイル作
「失われた世界」に登場するチャレンジャー教授とマローンの関係を彷彿とさせる。民俗学者の毒舌に対
する院生の軽口での応酬が、絶妙な掛け合い漫才のようで面白い‼
最終章でようやく第4話までの筆致や構成の意味が明確になり、納得。欧米の一神教と異なり、日本人
にとっての神とは自然とは、そして民俗学の目指すところとは・・・が提示されます。
紫水明や花鳥風月など叙景に技巧を凝らしている。これには確たる理由があるのだが・・・。第4話まで
はテーマの深掘りもなく冗長気味。
そんな中で興味を惹かれた点は、偏屈で尊大な民俗学者と女性大学院生とのコンビ。コナン・ドイル作
「失われた世界」に登場するチャレンジャー教授とマローンの関係を彷彿とさせる。民俗学者の毒舌に対
する院生の軽口での応酬が、絶妙な掛け合い漫才のようで面白い‼
最終章でようやく第4話までの筆致や構成の意味が明確になり、納得。欧米の一神教と異なり、日本人
にとっての神とは自然とは、そして民俗学の目指すところとは・・・が提示されます。
2021年1月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
著者の医療関係の作品を二冊読んだ後の最新作を読んだ。
そのうちの一冊は、娘に送って読んでみることを勧めた。
もう少し医療関係の作品を読みたかったのだが、内容ががらりと変わっている。
著者が書きたかったことを溜めこんで書き上げているところが素晴らしい。
含蓄のある言葉が随所に書き込まれており読みごたえがある。
そのうちの一冊は、娘に送って読んでみることを勧めた。
もう少し医療関係の作品を読みたかったのだが、内容ががらりと変わっている。
著者が書きたかったことを溜めこんで書き上げているところが素晴らしい。
含蓄のある言葉が随所に書き込まれており読みごたえがある。
2020年11月24日に日本でレビュー済み
民俗学という学問が気になった事など一度もなかったけれど、この本のおかげで素敵な学問だと勉強してみたくなった。このお話が展開される場所やキーワードをネットで検索しながら読むと楽しさが倍増した。私も自然を敬い畏怖する気持ち、持ってる。巨木を見上げたら圧倒されるし森を歩けば癒される。神様や仏様や不思議な力の存在が私たちを助けてくれますように、と祈る事もある。心の貧しさで国が滅びないように「これからは民俗学の出番だ」に賛成。読後感、爽やかです。
2023年8月30日に日本でレビュー済み
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こんなものでしょう
2020年11月15日に日本でレビュー済み
まだ 途中ですが 夢中で読んでいます