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エデュケーショナル・マルトリートメントの理解と対応: 教師と支援者が「教育虐待」を防ぐためにできること 単行本 – 2024/9/26

5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

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なぜ保護者は「子どものため」を思いながら心身の発達に害を及ぼすほどの「教育」を強いてしまうのか。本書は、エデュケーショナル・マルトリートメント(教育虐待)の全体像を明らかにし、追いつめられる子どもに対する教師や支援者のかかわりの実際を事例に沿って解説する。
従来の児童虐待とは異なる、一見「熱心な教育」や「あたりまえの親心」に見え隠れするエデュケーショナル・マルトリートメントの実態をとらえ、子どものSOSを見逃さないための具体的な対応策を紹介。
子どもにとって本当に大切なものは何か、そのために大人ができることは何かを今一度考え、行動するきっかけとなる一冊。

【目次】
はじめに
第1章 エデュケーショナル・マルトリートメントとは
第2章 「マルトリートメント的」になっている教育環境
第3章 保護者によるエデュケーショナル・マルトリートメントの全体像
第4章 事例で読む エデュケーショナル・マルトリートメントの実際
第5章 エデュケーショナル・マルトリートメントを生まないための5つの視点
あとがき

【著者】
編者
大西将史:福井大学学術研究院教育・人文社会系部門教員養成領域准教授
廣澤愛子:福井大学学術研究院教育・人文社会系部門教員養成領域教授

執筆者(50音順)
新井豊吉:東京家政大学子ども支援学部特任教授
上原幸司:兵庫県公立学校教員
大西 薫:岐阜聖徳学園大学短期大学部准教授
金澤ますみ:桃山学院大学社会学部准教授
岸 俊行:福井大学学術研究院教育・人文社会系部門教員養成領域教授
杉山晋平:天理大学人文学部准教授
内藤真由美:福井県立学校派遣スクールカウンセラー/元特別支援学校教諭
中島俊思:佐賀大学大学院学校教育学研究科准教授/ウェルビーイング創造センター学修支援部門
望月直人:大阪大学キャンパスライフ健康支援・相談センター准教授

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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 中央法規出版 (2024/9/26)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2024/9/26
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 210ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4824301254
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4824301253
  • 寸法 ‏ : ‎ 14.9 x 1.4 x 21 cm
  • カスタマーレビュー:
    5.0 5つ星のうち5.0 4個の評価

著者について

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大西将史
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知人の紹介で購入しました。子供を育てている人だけでなく、部下を育てる立場にある人にも読んで欲しい本。教育を受ける人の状態を見ること、考えることの重要性を理解し、実践することにきっと役立つと思う。
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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2024年11月30日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    エデュケーショナル・マルトリートメントは、誰にでも起こり得る。「子どもの幸せのために」という子どもを思う当たり前の気持ちが、いつの間にか、当事者たちも気づかないうちに、「子どものため」を隠れ蓑に「自分のため」の行動に移行している。

    そして、その背景は、保護者や子どもの特徴といった個人レベルの要因だけでなく、家族レベル、地域社会レベルと多層的な構造も大きく影響している。そういった社会のあり様に、当事者たちは追い込まれ、エデュケーショナル・マルトリートメントが起こる。すなわち、現在子育て中の人、子どもと関わる環境にいる人だけでなく、この社会の一員である全ての人も、自分事として考えてほしい問題である。

    多様な価値観を認め合える社会、誰かと比べることなく個の成長を喜べる社会を求め、そして、未来を担う子どもたちが主体的に人生を歩むために、自分に何ができるかを考えたい。そのように感じた一冊です!
  • 2024年11月4日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    知人の紹介で購入しました。
    子供を育てている人だけでなく、部下を育てる立場にある人にも読んで欲しい本。
    教育を受ける人の状態を見ること、考えることの重要性を理解し、実践することにきっと役立つと思う。
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    5つ星のうち5.0
    すべての育てる人に

    2024年11月4日に日本でレビュー済み
    知人の紹介で購入しました。
    子供を育てている人だけでなく、部下を育てる立場にある人にも読んで欲しい本。
    教育を受ける人の状態を見ること、考えることの重要性を理解し、実践することにきっと役立つと思う。
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  • 2024年9月30日に日本でレビュー済み
    子どもは自分で判断ができるようになるまで、親の望みが自分の望みであるかのように感じていることも多いし、親も子どものことを思うからこそ、無自覚に子どもに期待を押し付けてしまうこともある。本書は、そのような関係性が、子どもの権利を損なう可能性もあることを、調査研究から明らかになったことからわかりやすく説明してくれ、改めて自分が子どもに関わるうえで、本当に子どものことを考えているか、振り返るきっかけを与えてくれる。事例も小学生から大学生まで様々なものが取り上げられ、いろいろなレベルでリアルに想像しながら、「エデュケーショナル・マルトリートメント」を考えることができた。イラストや図も、理解の助けになり、読みやすかった。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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