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くらげ Kindle版

4.0 5つ星のうち4.0 23個の評価

短編小説集。
先生が逮捕されたという噂は、随分前のことだ。
結局不起訴で、そもそもが冤罪だったらしいのだけど、「逮捕された」という言葉のインパクトは
その後明らかになった事実よりも強く、多くの人の心に残った。
僕は軽い気持ちで、数年ぶりに先生の家へ向かっていた。
表題作「くらげ」他、
「孤独」と「弱さ」にまつわる短編集。
合計四作品収録。

掲載タイトル
約束です/流木/去勢/くらげ


著者紹介
奥田庵
静岡県出身。
2011年よりネット上に掌編小説の掲載を開始。
インテル、ビットウェイ、ブクログの3社が共同で開催した
DIGクリエイティブアワード2012にて
小説「ドーナツと彼女の欠片」がグランプリを受賞。 ※奥田徹名義

書籍内目安。約72000文字。

登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B07B51DQLF
  • 出版社 ‏ : ‎ 奥田徹; 第1版 (2018/2/28)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2018/2/28
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 1214 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ Kindle Scribeで
  • 本の長さ ‏ : ‎ 186ページ
  • カスタマーレビュー:
    4.0 5つ星のうち4.0 23個の評価

著者について

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奥田庵
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静岡県出身。

2011年よりネット上に掌編小説の掲載を開始。

インテル、ビットウェイ、ブクログの3社が共同で開催した

DIGクリエイティブアワード2012にて

小説「ドーナツと彼女の欠片」がグランプリを受賞。 ※奥田徹名義

著書に「小さな僕がカナブンと消えた」「家出しなかった少年」「ガソリンゼロ」「足音にロック」「恋すること」「エイプリルフールに百歳で死ぬということ」 「くらげ」「不器用なアナログレコードの挑戦」

映画監督作品に「ベリースタートっ!」「スペアキーな冒険」など。

https://lit.link/okudaan

カスタマーレビュー

星5つ中4つ
5つのうち4つ
23グローバルレーティング

この商品をレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2018年3月7日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
名作はいつも突然表れる。ノックなんかしない(ミカちゃんの絵)。「すごいだろー」(ミカちゃん)。この短編集には四編の何者でもない人達の何でもない日常の貴重で尊い営みが、哲学的な思考で描かれています。死んだおばあちゃんのフィギュア人形をポケットに入れて摺り足ゆっくり歩きで、ある一点の場所を目指すおじいちゃん。パーキングの騙し人。甘いコーヒー。芸術だな。ミカちゃん。庶民の喜びや迷いや悲しみをただただ素直に紡いでくれます。他の奥田作品に見られるいつもの疾走感はなく、燻し銀の落ち着いた作品に仕上がっています。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2018年3月3日に日本でレビュー済み
奥田さんの、優しさが作品にたくさん。
いつもそうだけど、読んでいて涙がでたり、鼻の奥がツーンとしつきて、、胸がいっぱいになり、嬉しくなる。
そして、横にいる連れ合いを幸せにしなきゃと思うのです。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2018年3月31日に日本でレビュー済み
壮大な落ちはないんだけども、たんたんと進んでいくお話がよかった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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