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分子の音 身体のなかのシンフォニー 単行本 – 2013/8/1

4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

“音楽"としか呼びようのない調べ

目には見えないものを耳によって把握する「可聴化」(ソニフィケーション)という新しい科学の最前線。

私たちの身体は、自然のなかの多くのものと同じように分子でできている。そして、それら分子は1000兆分の1秒(フェムト秒)、距離にして10億分の1メートル(ナノメートル)という非常に小さな単位で振動を続けている。
この振動を音に変換してみると、驚くことに、まるで誰かが作曲したかのような“音楽"としか呼びようのない調べが聴こえてきた。しかも、アミノ酸やビタミンなど様々の分子それぞれが、固有のメロディーや周期性を持っているとしたら……。

理化学研究所の膨大な分子動力学計算データから誕生した分子の“音楽"。血液型、アポトーシスのタンパク質Ras/Raf、アラニン、アスパラギン酸、ビタミンB1、セロトニン、アドレナリン、アンプラーグ、糖、オキシトシン。私たちの身体のなかで重要な役割を果たしている物質の“歌声"を紹介。

世界初! “分子の音楽"を収録したCDアルバム付き(全14トラック/67分)
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登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 毎日新聞社 (2013/8/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2013/8/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 単行本 ‏ : ‎ 160ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4620322024
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4620322025
  • 寸法 ‏ : ‎ 15.6 x 2 x 21.8 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.1 5つ星のうち4.1 6個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.1つ
5つのうち4.1つ
6グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2017年4月1日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サウンドスペースコンポーザー井出裕昭氏の仕事を特集したテレビ番組で紹介された取り組みです。有機体の分子の振動を一旦データ化し、音階に変換するというもので、その結果に衝撃を受けました。
テレビではその一部しか紹介されませんでしたが、何年経っても忘れられず、ひょっとしてCDがないかと調べてみたらなんと書籍化されてるではないですか。しかも14タイプの分子、例えばAB型の血液やアポトーシスなどを網羅していてそれぞれに合った楽器と奏者が当てられていました。
作曲者は分子、それを人が聴けるようにしたという画期的な研究です。
とりあえず手元に届いたらまず袋綴じを破るような勢いで(笑)CDを聴きました。私はうつ病を患っているのでアドレナリンをよく聴いています。リラックスしたいときはセロトニン。エビデンスはありませんが私には確実に効果がありました。通しで繰り返し聴いても飽きることがありません。
書籍部は、専門的な記述もありつつ井出氏の生い立ち・関係各氏の取り組み・各分子の説明・演奏したミュージシャンとの対談など多彩です。
購入の際はCDがちゃんと添付されているか確認してください。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2015年3月2日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
分子と音の関係について興味があり、タイトルに惹かれて購入してみました。
数学的なことは難しいので、この本で何かわかりやすく説明されているのかと思いましたが、少し、私には難しく思いました。構成的な問題かもしれませんが、一般の方でも日常にすぐ取り入れられるような内容が加われば良いなあと。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年1月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
付録のCDを聞くと、なぜか気持ちが落ち着きます。これを作製する苦労話も興味深く読みました。遺伝子音楽からヒッグス粒子音楽まで、いろいろつくられていますが、それぞれ個性があって楽しいです。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年11月9日に日本でレビュー済み
分子の振動を数値化したものをプログラムにより変換した楽譜をほとんどそのままアコースティックな楽器で演奏したという音楽。まるで誰かが作曲したような音楽になっているのが不思議です。本の内容はCDのライナーノーツのような意味もあり、興味深い内容です。
収録された曲は電子音の無機質な音から始まり、各音楽家の個性によりアレンジされ、それに合わせて選択されたハープ、ピアノ、マリンバなどの楽器によるアコースティックな演奏に置き換わり、楽曲としての生命を吹き込まれるというしゃれた構成になっています。
化学の生み出した無作為の分子のメロディーが一流アーチストの芸術性で彩られ奏でられる世界の誰もが初めて耳にする音楽。不思議な心地よさに包まれます。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2013年9月23日に日本でレビュー済み
CDを聴きながら食器を洗っていたのですがだんだん眠くなってきて。リビングで遊んでいた2歳の娘もやっぱりキッチンに入ってきてママ寝んねしようよ〜と服の裾を引っ張るので、片付けは明日にして娘とふたり素直に寝室にいきました。なんだか母に包まれているような安心感を体験できるCDです。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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