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スルメを見てイカがわかるか! (角川oneテーマ21 A 30) 新書 – 2003/12/9

5つ星のうち4.1 66個の評価

脳科学の大御所・養老孟司とクオリアのパイオニア・茂木健一郎がまじめに語った、脳・言葉・社会--。現代の見方が変わり、新しい常識が分かる、養老エッセイの決定版!!
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商品の説明

商品説明

かたやベストセラー『バカの壁』の著者にして唯脳論、脳化社会論の提唱者でもある養老孟司。かたや人間の意識上にあらわれる固有の質感、すなわちクオリアに注目した論考で知られる脳科学者の茂木健一郎。自然科学的、生物学的な知見をベースに近現代の人間と社会をユニークな視点で語る2人のコラボレーションが実現した。そんな本書の構成は、それぞれが単独で執筆した文章が両者の対談をプロローグ、エピローグ的にはさむというもの。多くの人にとって自明と思われている人間の世界認識の構造の不思議から、さまざまな話題が展開されていく。

書名の意味は、スルメという、死んで加工され静止した状態になっているものを見て、生きて動いているもとのイカがわかるのかという疑問を意味している。人間が種として社会化を進め、相互にコミュニケーションを行なっていく上でやりとりされる情報は、ほとんどこのスルメのようなものだ。一方で自然や世界のありようは、生きているイカ的な混沌そのものという性質を持っている。第3章「原理主義を超えて」ではダーウィンの進化論や資本主義が批判的に検討されているが、養老も茂木も、いわばこうしたスルメとイカのギャップを気にかけている点で共通している。

一方、そこからさらに展開された第4章「手入れの思想」では、手つかずの自然に人間が人工的にある程度の手入れをすることの積極的な意味が語られる。養老によれば、子どもの教育に関するあるべき態度がまさにこの手入れであり、茂木によれば自分自身の脳、無意識に対してさえも手入れをしていくことが重要だという。対象のすべてをコントロールするのではなく、適宜手入れをすることで調和をはかるかかわりあい方は日本人になじみやすい知恵だ、という指摘は興味深い。(松田尚之)

著者からのコメント

スルメを見てイカに至る道筋
本書は、2002年1月12日に朝日カルチャーセンター(新宿)で行われた茂木健一郎と養老孟司氏の対談を踏まえて、企画が立ち上がったものです。養老孟司さんの鎌倉の御自宅での対談などを踏まえ、企画ができてから約1年半後に出版の運びとなりました。

茂木と養老孟司さんの最初の接点は、茂木が1997年に日経サイエンス社から出版した「脳とクオリア」の書評を養老孟司さんが読売新聞に書いてくださったことでした。その後、日経サイエンスの対談で御会いしたり、養老さんが主催されている「養老シンポジウム」に参加させていただいたり、茂木が複雑系の研究者たちと開催した京都大学基礎物理学研究所での研究会に養老さんがいらしたり、さまざまな機会に御指導いただいております。(茂木健一郎 記)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ KADOKAWA (2003/12/9)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/12/9
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 192ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4047041548
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4047041547
  • カスタマーレビュー:
    5つ星のうち4.1 66個の評価

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上位レビュー、対象国: 日本

  • 2023年5月6日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    意識はわかったように振る舞うが、無意識の部分すらわかっていないのだということを肝に命じて、意識の危うさを常に思いながら、意識の部分の手入れを、続けていきたいと思わされました。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2011年10月12日に日本でレビュー済み
     ホストは茂木健一郎で、ゲストが養老孟司の格好である。茂木が脳、養老が身体を扱う。

     言語の起源は毛繕いじゃないか、なんて言う人がいて困る。養老孟司がそう言っているのが、ずっと頭の片隅で気になっていた。どうして困るんだろうと疑問に思いながら、それでいて、何かとても大切なことをこぼしているような気がしていた。その意味が分かったとき、養老言語論の視界が、パッと晴れたような気がした。

     それから、自然選択は絶対に起原を説明しない、それは外的要因である、という件も、何気なく読み飛ばしそうであるが、含蓄が深い。

     ただの放談ではない。読むに値する対談だと思う。茂木の引き立てが良い。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2021年4月6日に日本でレビュー済み
    2005 再掲

    おそらく脳科学者の茂木さんは天才だと思うのだけれど、年齢は43歳かな。
    それで養老先生との対談です。ある種、天才同士の対談。

    非常に研究者には面白いのではないでしょうか?
    科学とはなんぞや?と言う議論をする学会は確かに無いよな。
    学会イコール業界と言い切る。だから孤立してしまう人が出てくる。
    それは共通了解が出来上がっている大人だから。子供の柔軟は発想が無くなってしまうんでしょうね。

    スルメを見てイカがわかるか、と言うのは養老先生が東大在職中に周りから言われたようです。
    養老先生は解剖学者ですから、死体を相手にする事が多い。死んだものを見て
    生きている人間が分かるか?と言う非難なんでしょうね。
    でも本当に生きているモノを科学者が見ているか?見ているとしてもそれはある条件化でのと言う仮定がつねにあるわけですよね。
    大体学問に優劣があるわけないのですから、職業に貴賎なし、のように。

    原理主義と都会は似ているという、極力意識の外のものを排除し自然をも
    排除する。環境原理主義者は自然をそのままに残す事を主張するが、日本では里山の手入れと言う素晴らしい文化風習がある。
    これを生かせる環境保護が重要だと指摘する。
    これは白神での入山規制の問題が起こった時に根深誠さんが、森と人との係り合いと言う
    主張と全く同じだと思う。

    自然とは意識が作らなかった物、と養老先生は定義している。

    アメリカの暴力性を小説や映画から指摘、イギリスは拳銃でなくて毒殺が
    小説に多い。そんな国を文明という言葉で表したくないと。

    やはり、手入れと言う考え方や脳化しない社会が重要だと言うことでしょうか。
    英語が非常に上手い養老先生が、科学論文が殆ど英語で書かれている事をオカシイと言う。
    論文至上主義を憂いてもいる。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2013年4月13日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    表題のおもしろさにつられて購読しました。「バカの壁」の著者でもあり、そこそこの哲学的論述・視点の面白さは感じましたが、それ以上でもそれ以下でもありません。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2006年9月10日に日本でレビュー済み
    イカは活きている。
    スルメ見たくらいじゃイカの全てなんか分かりっこないですよ。
    スルメは死んだものだから、いまあるもの、つまり情報そのものだと言いたいわけですね。
    情報とはすなわちすでに死んだもの。
    めまぐるしい時代において、過ぎ去ったものにいつまでも拘泥されるとはおかしいと、言うわけです。
    経済や時事の分析なら誰でもできる。
    そこに横たわっているから。
    洞察力と観察力なのですかね?
    自然のままがよろしいかと。
    2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2017年12月12日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    私の好きな著者お二人の対談があったり、楽しんで読めました。
    こないだ茂木健一郎さんの講演会に行ったのですが、養老孟司さんのモノマネ?が意外と似ていて面白かったのもあり、この本を思い出してレビューしてみました。(買ったのは結構前)
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2003年12月24日に日本でレビュー済み
    この本は、「スルメを見てイカをわかったとする態度」に代表される、
    ナマモノを見ずにシンダモノだけを取り扱うことによって零れ落ちるものたちを
    思い出せ、想像しろ、考えろと言っているのである。
    まず言葉自体の性質、機能を確認し、必然的に取りこぼすモノたちについて意識を走らせる。
    リンゴと言った時に伝わる抽象としてのリンゴと伝わらないディーテールを持ったリンゴ。
    そして具体的な例では、患者の顔を見ずに検査結果だけを見て処置する医者の話、
    経済効率が良くなったと評価される、廃棄され堆肥にされまた作られて人の口を必要としないコンビニ弁当についての話など。
    さらに話は自然科学、環境問題や経済等にもおよび、最後にまた
    言葉を生み出した脳の問題に帰っていく。
    イカをありのままに見る態度が不足している人、五感の運動不足な人に読んで欲しい本である。
    9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
    レポート
  • 2012年2月22日に日本でレビュー済み
    Amazonで購入
    『バカの壁』『死の壁』他の著書でも広く世間に名を知らしめた養老孟司先生と
    脳科学における見解を庶民にもわかりやすく広めている茂木健一郎先生が対談形式を中心に著わした本です

    タイトルは、養老先生の主張の一部分から抜粋された表現です。
    解剖学を長くやられてきた養老先生は、するめの状態でイカをわかろうとしているのが現代のやり方であり、
    動き続けるモノをうとみ、静止した情報だけにとらわれてしまうやり方に苦言を呈しています。
    第1章から第5章までで、テーマ設定の元に対談形式を踏まえながら、「心をたがやしていくこと」や
    「無意識であることを意識していくこと」の意味を語り続けています。

    全編において、「世の中のことは自分ではどうにもならない」ことをふまえて生きていく覚悟を持ち、
    手入れすることの重要性と、それをもって他が変化することを期待するしかないという諦観に貫かれています。
    そういったことなしには、物事の本質をとらえることは難しいのです。

    巻末で、茂木先生が養老先生を「覚悟の人」と呼んでいます。
    それは、養老先生の生き方が東大医学部に籍を置きながらも、保守に与することなく自分の主義を貫いてきた
    そのことを あらゆる著書において具現なさっていることにあるのです。
    1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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