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ぼくのプレミア・ライフ (新潮文庫 ホ 15-2) 文庫 – 2000/2/1

4.3 5つ星のうち4.3 1,271個の評価

商品の説明

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現在イギリスで最も人気のある作家といえば、『トレインスポッティング』のアーヴィン・ウェルシュと『Fever Pitch』(邦題『ぼくのプレミア・ライフ』)を著したニック・ホーンビィの2人といっていいだろう。

ホーンビィは1992年に処女作として本書を発表し、本国イギリスで100万部を超す大ベストセラーになった。日本では2作目『High Fidelity』の邦訳『ハイ・フィデリティ』が、先に出版された。察するに、たとえ本国で大ベストセラーであっても、邦訳の編集担当者が日本で本書を先に出すのを躊躇(ちゅうちょ)したのだろう。イングランド・プレミアリーグ、アーセナル狂の男がつづった日記を、はたして日本人が理解できるのだろうか、といういう懸念があったに違いない。

とにかく生活の中心はアーセナル、寝ても覚めてもアーセナル。ホームでの試合がある日はどんな犠牲を払ってでもハイベリーに試合を見に行くことこそ、アーセナルへの忠誠と信じて疑わない。アーセナルにかける愛をひたすら書き上げている。イギリスでは、「生涯のうち、妻を替えることはできても、応援するフットボールチームを替えることはできない」といわれているそうだ。本書を読むとそれもうなずける。

最近プレミアリーグで外国人枠が緩和されたため、選手の中にはイギリス人が少なくなり、議論の的となると同時に、ファンのチーム離れが起こったと聞く。この状況についてニックがどう考えているか知りたい。(鬼杖 猛)

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 新潮社 (2000/2/1)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2000/2/1
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 文庫 ‏ : ‎ 399ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4102202129
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4102202128
  • カスタマーレビュー:
    4.3 5つ星のうち4.3 1,271個の評価

著者について

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ニック・ホーンビィ
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カスタマーレビュー

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上位レビュー、対象国: 日本

2019年5月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
"ぼくはいろんな人に何度も説明しようとしてきたーフットボールは現実逃避でもエンターティメントの一種でもなく、まったく別の世界なのだ、と。"英国で100万部を突破し、WHスポーツ・ブック賞を獲得した人気作家のデビュー作である本書は溢れるフットボール愛もといアーセナル愛が素晴らしい。

個人的には、両親との和解よりも、大事な友達の結婚式よりも、そして観戦中に彼女が隣で失神して倒れても、はたまた教師として問題生徒と向き合う時も、その全てにおいて【アーセナルを優先する】著者に、やや当初は流石にドン引きしつつ。

アーセナルの観戦の日程と共に"意識の流れ"よろしく試合の様子と人生の振り返りが必然として交差して進む本書は、著者自身が狂信者だと自覚してるからこそ、そして自身もJリーグのセレッソ大阪の古参サポーターであるからこそ、読後には"うん、仕方ないね、この人は"と突き抜けぶりに納得させられました。またシアラーや、ガスコイン、リネカーにアルディレスなどの懐かしい名前にもホッコリ。

フットボールファンを自認する全ての人に、またフーリガンとも違う熱狂的なサポーターのリアルを知りたい誰かに、はたまた古き良き、かってのアーセナル、スタジアムの空気を追体験したい誰かにオススメ。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2004年1月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
サッカーファン、しかもプレミアファンであれば間違いなく楽しめる作品です。作者のマニアっぷりには脱帽です!
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年4月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ガナーズを愛する大先輩!いいなー。ロンドンでこんな生活がしたいー!
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2010年12月16日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
さて、人間誰しも何かに囚われて生きているものだ。

それは主に多感な時期に、遭遇した経験がもとなんてことが多い。

ニック・ホーンビィの場合は、フットボールのスタジアム。

両親が離婚し、父親が連れて行ってくれたフットボールのスタジアムが彼の逃げ場になる。

だが、思春期の危うい時期を抜け出したあとも、フットボールいや、アーセナルというチームは彼を虜にし続けた。

彼女ができても、彼女がアーセナルの話についていけなくなると、とたんに嫌になる。

逆に、自分以上に、得意げにアーセナルの話をし始めると、お前がアーセナルの何を知っているのだと喧嘩になる。

友人の結婚式に招待されても、アーセナルの試合があると断る。

物事の優先順位がアーセナルを中心に回ることになる。

でも、多分世間一般で考えると、普通じゃない。

それは分かっているけど、どうしょうもない。

普通じゃないけど、大人になりきれないけど、どうしょうもない。

だって、これが自分だから。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2017年8月7日に日本でレビュー済み
 サッカーにさほど興味を持っていない人間が、イングランドの一サッカーチームを偏愛する男のエッセイを読み進めていくには、作者へのそれなりの共感や感情移入が必要になってくる。人を殺したこともなければ、殺そうと思ったことがなくても「罪と罰」を夢中になって読んでしまうのは、ラスコーリニコフの苦悩に共感し感情移入してしまうからだ。

 そういう読み方をしようとしている者からすれば、作者がアーセナルに夢中になるきっかけとなった、初めてスタジアムを訪れた時のエピソードは実に興味深い。周りの観客たちが選手の不甲斐ないプレーに悪態をつき、「そこにいることを心の底から憎んでい」る様子を見て、作者はそこに「苦痛として娯楽」を発見し、「これこそ待ち望んでいたものだ」と思うのだ。

 アーセナルに対する偏愛ぶりやカルト的知識を嬉々として語るのではなく、それぞれのエピソードが「苦悩」がベースになって語られているので、個人的にはけっこう共感しながら読むことが出来た。また苛立ちやフラストレーションが大きい時ほど、逆にそれを表現する言い回しがユーモラスだったりして笑えたりもする。

 本書はイントロダクションで「フットボールの消費のされ方は我々の社会や文化を読み解く鍵でもある」と書いているように、社会批評のテクストとして読まれることも意識して書かれているのだが、例えばスタジアムの内外で発生する差別や暴力に対する問題提起にしても、サッチャリズムへの反発にしても、それがイデオロギーからではなく、「フットボールを”楽しむ”ことを阻害されたくない」という個人的感情が出発点になっているので説得力がある。

 作者の個人史的な側面、サッカーを通じていかに成長したか(あるいは成長が妨げられたか)ということについては、リアム・プレイディ選手の退団をうけての総括の言葉(193頁の最後)がとても印象に残っている。本書を読んだ最大の収穫はこの文章に出会えたことかもしれない。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2005年5月4日に日本でレビュー済み
本家かつ元祖イングランドでの熱狂的な1ファンの自伝的日常。
そこには、僕ら日本のファンが「現在進行形」でそうなりつつある、究極の姿がある。
「No Life without Football」
この言葉に多少なりとも共感できるサッカーファンであるならば、ぜひとも読むべきである。
5人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2007年2月7日に日本でレビュー済み
もちろん著者はイングランドのフットボールファンの中でも特殊な部類に入ると思う。しかし、この本が英国内で100万部を超えるベストセラーになったというのだから、やはり日本とのフットボール文化の違いを感じずにはいられない。とはいっても、アーセナル(ロンドンの強豪クラブ)への偏愛と共に綴るホーンビィの人生コラムといった内容なので、少しでもサッカーに興味のある人なら楽しく読めるのではなかろうか。
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年6月29日に日本でレビュー済み
 英国の作家ニック・ホーンビィの処女作である。
 あとがきにもあるが、小説というよりもむしろスポーツエッセイであり、著者自身の個人史であり、社会批評でもある。
 熱烈いや病的なアーセナルファンとしてフットボールと対峙してきた著者自身の タマシイの変遷が、中産階級層(著者が自己規定している)からみた英国大衆社会の断面がふんだんに書きこまれているワケだ。

 ただ、本書の面白さ全てを堪能しようと思ったら、英国フットボールに対するそれなりの知識(たとえばホワイトハートレーンはどこのクラブのスタジアム?クライブ・アレンはどこのクラブのスター選手だった?→答えはいずれもトッテナム)があってなおかつ英国ポップカルチャーにも通じていなくてはならない。
 ちょうどモンティパイソンのギャグを理解するのに同様のバックグランドが必要であるようにね。
 だが、同時にそれらの知識が不充分であっても(充分な日本人が何人いるだろう?僕だってもちろんわかんない)、本書は充分に楽しめる。
 ちょうどそれらのバックグランドが不充分であってもモンティパイソンが充分楽しめるようにね。

 フットボールというものは、その国の大衆社会のありように即した形で独自に根付いていくものなんだな。本書を読んでいるとそのことが文字通り臓腑に落ちてくる。
 サポーターはこうあるべきだとか、サッカー文化の理想像だとか、そんな能書きを垂れる前にまずは本書を読んだほうが良い。
 そこにサッカー者のタマシイがあるから。
4人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Eric S
5つ星のうち5.0 A Must-Read for Any Arsenal Fan
2023年3月26日にアメリカ合衆国でレビュー済み
Amazonで購入
As a die-hard supporter of Arsenal, I was thrilled to read "Fever Pitch" by Nick Hornby. This book is a beautiful tribute to how a team and life intersect, and it's a must-read for any Arsenal fan.

Hornby's reflections on his own life and how his love for Arsenal impacted it are relatable and engaging. He writes about his personal experiences as an Arsenal supporter with a level of detail and passion that will resonate with anyone who has ever been a fan of the team. From the highs of winning titles to the lows of crushing defeats, Hornby captures the emotional rollercoaster that is supporting a sports team.

While some reviewers found the book to be too focused on Arsenal and filled with soccer jargon, as a huge supporter of the club, I appreciated the level of detail and insight into its history. Hornby's writing is captivating, and his anecdotes and reflections on sports fandom are both funny and poignant.

If you're an Arsenal fan, "Fever Pitch" is a book you won't want to miss. It's a beautifully written tribute to the club and its supporters, and it will make you feel proud to be a part of the Arsenal family. But even if you're not a fan of the team, this book is still an engaging and insightful read that explores the intersection of sports and life. I highly recommend it to anyone looking for a great sports memoir.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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Chmerino
5つ星のうち2.0 Parece usado
2022年10月16日にスペインでレビュー済み
Amazonで購入
El libro parecía usado. No me parece tan grave de no ser porque yo lo he pagado como un producto nuevo.
Nevin Fishman
5つ星のうち5.0 Well told story
2020年7月7日にカナダでレビュー済み
Amazonで購入
Well told story of growing up with professional sports
Luca Pasquarelli
5つ星のうち5.0 FANTASTICO
2020年10月8日にイタリアでレビュー済み
Amazonで購入
Lettura coinvolgente e con un inglese non del tutto complicato...una lettura che ti coinvolge sin da subito e ti porta fino alla fine in un nulla..per quello che costa è semplicemente un MUST
CARLOS ROBERTO DE ANDRADE GOUVEIA
5つ星のうち5.0 Great stuff
2017年7月21日にブラジルでレビュー済み
Amazonで購入
Certainly the best book ever written about football. I only regret not having read it sooner. Hornby should write about the post-Highbury era.
1人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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