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海獣の子供【通常版】Blu-ray
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商品の説明
【封入特典】
■通常版ブックレット
【映像特典】
■PV集、キャスト・スタッフインタビュー(久石譲、石橋陽彩、浦上晟周、森崎ウィン、富司純子)
2019年6月8日から全国劇場にて公開された『海獣の子供』のBlu-ray&DVDが2020年1月29日に発売決定!
光を放ちながら、地球の隅々から集う海の生物たち。
巨大なザトウクジラは“ソング”を奏でながら海底へと消えていく。
<本番>に向けて、海のすべてが移動を始めた―――。
自分の気持ちを言葉にするのが苦手な中学生の琉花は、夏休み初日に部活でチームメイトと問題を起こしてしまう。母親と距離を置いていた彼女は、長い夏の間、学校でも家でも自らの居場所を失うことに。そんな琉花が、父が働いている水族館へと足を運び、両親との思い出の詰まった大水槽に佇んでいた時、目の前で魚たちと一緒に泳ぐ不思議な少年“海”とその兄“空”と出会う。
琉花の父は言った――「彼等は、ジュゴンに育てられたんだ。」
明るく純真無垢な“海”と何もかも見透かしたような怖さを秘めた“空”。琉花は彼らに導かれるように、それまで見たことのなかった不思議な世界に触れていく。三人の出会いをきっかけに、地球上では様々な現象が起こり始める。夜空から光り輝く流星が海へと堕ちた後、海のすべての生き物たちが日本へ移動を始めた。そして、巨大なザトウクジラまでもが現れ、“ソング”とともに海の生き物たちに「祭りの<本番>が近い」ことを伝え始める。
“海と空”が超常現象と関係していると知り、彼等を利用しようとする者。そんな二人を守る海洋学者のジムやアングラード。それぞれの思惑が交錯する人間たちは、生命の謎を解き明かすことができるのか。
“海と空”はどこから来たのか、<本番>とは何か。
これは、琉花が触れた生命(いのち)の物語。
【スタッフ】
監督 : 渡辺歩
音楽 : 久石譲
キャラクターデザイン・総作画監督・演出 : 小西賢一
美術監督 : 木村真二
CGI監督 : 秋本賢一郎
色彩設計 : 伊東美由樹
音響監督 : 笠松広司
プロデューサー : 田中栄子
アニメーション制作 : STUDIO4℃
原作 : 五十嵐大介
【キャスト】
芦田愛菜/石橋陽彩/浦上晟周/森崎ウィン/稲垣吾郎/蒼井優/渡辺徹/田中泯/富司純子
©2019 五十嵐大介・小学館/「海獣の子供」製作委員会
登録情報
- 言語 : 日本語
- 製品サイズ : 30 x 10 x 20 cm; 90 g
- EAN : 4573192744619
- 監督 : 渡辺歩
- 発売日 : 2020/1/29
- 出演 : 芦田愛菜, 石橋陽彩, 浦上晟周, 森崎ウィン, 稲垣吾郎
- 販売元 : DMM pictures
- ASIN : B07ZW8Z35X
- 原産国 : 日本
- ディスク枚数 : 1
- Amazon 売れ筋ランキング: - 27,999位DVD (DVDの売れ筋ランキングを見る)
- カスタマーレビュー:
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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大好きな作品。買ってよかった
こんなに深く、映像で変化まで起こす映画は初めて見た
マンガも読んだが、抜粋した内容のはずなのに
全く違うストーリーのよう
どんな仕掛けであんな映画になったのか?
それがDVDになって嬉しい😊
だから『海獣の子供』がアニメ化される、という話を聞いた時、正直言って非常に複雑な気分になった。
いくらSTUDIO4℃であっても・・・あの大量の海洋生物を全部手描きで動かすのは不可能だろう。
CGで作られた魚の群れなんか、観たくないなぁ・・・そんなの、五十嵐作品に対する冒涜でしかないじゃないか・・・そう思っていた。
予告編の映像を観るまでは。
まさに「心を奪われた」とは、この事ではないだろうか。
巨大クジラの大ジャンプ・・・水しぶきの迫力のみならず、クジラの肌の質感まで伝わってくるような作画!
突風のように水中を泳ぎ去ってゆくジンベエザメの群れ・・・その重量感!
そして、これでもかというほどの魚たちの群れ、群れ、群れの、銀鱗のきらめき!
これは・・・CGのようにも見えるし、手描きのようにも見える・・・いや、まるでCGと手描きのハイブリッドだ。
その通りだったのだ。このスタッフは、前代未聞の事をやってしまったのだ。
「スタッフとのやりとりの果てしない攻防は、一生語れる」
「ウチ(STUDIO4℃)でも、2度とこんなすごい作品は作れません」
- プロデューサー:田中栄子
本作への評価は真っ二つに分かれて、「これは体験する映画だ」という、映像の力に身をゆだねる喜びを感じる人がいる一方で、「意味不明」系の、物語に意味や判りやすい答えや期待通りの気持ち良さを求め、それがないとクズ認定、みたいな安直な意見も少なくなかった。中でも爆笑させて頂いたのは、「僕たちは映画館に、映像を観に来ているんじゃない。ストーリーを観に来ているんだ」という意見。…おいおい。映画って視覚メディアだぜ? 観るのは「映像」であって「ストーリー」じゃないぜ? そんなにストーリーが好きなら、映画じゃなくて小説読んでりゃいいんじゃね?
面白いなぁと思ったのは、キューブリックの『2001年宇宙の旅』('68)やテレンス・マリックの『ツリー・オブ・ライフ』(2011)に通じるものがある、という評がたまにあって、特にマリックの作品と原作の五十嵐漫画との密かな共通点に気づいている人が意外といるんだなぁ、という点に感銘を受けた。当の五十嵐さんは、原作のクライマックスを描く時に『2001年』的なイメージもあったが、そこまで行くと漫画でなくなってしまうので、自分が考える漫画の範疇の中で描いた。でも映画はもっと踏み込んだ表現になっている、と語っている。
渡辺歩監督はクライマックスのシーンを「理解不能なトリップ映像ではなく、未知なものと既知の感覚が入り混じるようなギリギリのところを狙った」とおっしゃっている。
自分はどうかと云うと、「生命とは何か? それは何処から来て、何処へ往くのか?」という事を問いかけている・・・それだけで十分だと感じた。答えが出ないのは当たり前で、でも決して意味不明なんかではなく、そして我々がずっと問い続けていかなくてはいけないテーマそのものではないか、と思う。まあ、本作に文句を呈している人たちの多くはティーンエイジャーなんだろうけどね。
やはり語りたいのは破格のアニメーション表現で、「命を懸けてます」という言葉通りに、リテイク5回や10回は当たり前…鬼神の如き仕事をした総作画監督の小西賢一氏。監督&作監はCGチームに対しても一切妥協を許さず、当初CGパートは手描きのクオリティに全く追い付かず、NGの連続でCGI監督の秋本賢一郎氏は「降ろされるんじゃないか」と覚悟したという。しかし小西氏の「こうやって、妥協の産物が世に出てしまうんですね…」という厳しい言葉に、CGIチームは奮い立つ!
「ここで燃えなきゃ男じゃねえ!」と覚悟を決めたCGIの平野浩太郎氏は、作監の小西氏が「手描きでやります」と言った巨大クジラ「ヴィーナス」の大ジャンプを「チャンスを下さい!」と食い下がる。それまでのCG制作の常識をかなぐり捨てて、ワンフレームごとに手描きで修正を入れ、CGモデリングも使用せず、全てのカットを「一から作り上げる」という方法で作り上げた。そのジャンプシーンは、自分が予告編で観て震えたカットのひとつだ。躍動感の素晴らしさは言うに及ばず、海洋生物の肌の質感まで感じられる・・・あれCGだったのかよ!
この映画を観て改めて思った事がある。自分は、素晴らしい作品と出逢いたいという以上に「作り手の情熱を、魂の爆発を感じたくて」サブカルチャーの海を漂っているのだと。アニメのスタッフの証言にこんなに感動したのは『さよならの朝に約束の花を飾ろう』以来だ。真に人の心を動かす作品には、常識や計算やビジネスといったものを超越した、作り手のただならぬ情念が宿っているのだ。それは観客と作り手の真剣勝負、とも云えるのではないだろうか。
結局、この映画は3回も劇場に観に行ってしまった。どケチなこのオレが(笑)。
公開当時、本作の後には、鳴り物入りでメディアに注目されていた新海誠の『天気の子』が控えていた。しかしそのスタッフが本作を観た時、「後塵を拝してしまった」とほぞを噛んだのではないだろうか。
それぐらいに『海獣の子供』は、日本の娯楽アニメの常識を軽々と飛び越えてゆくような、並ぶものなき映像表現の領域へ足を踏み込んだ、と思う。
「私は今この時代に、『海獣の子供』を作ったこと自体に、すごく大きな価値があると思っています。(中略)これほど生産性や経済性を度外視して、メッセージ性やアート性をとことん追及し、人間の表現力の可能性に懸けた作品づくりを会社として実現させるのは、一般的にはありえないことなんです。でも、それは可能なんだ!と」
ー プロデューサー・田中栄子
◆さて、この限定版には特典ディスクとして、同時期に公開されていた『トゥレップ ~「海獣の子供」を探して~』(85分)という、田中Pが制作したドキュメンタリー映画が封入されている。
これは、アニメ映画ではやむなくカットせざるを得なかった、原作の様々な要素・・・たとえば海で起きた怪異譚「海にまつわる証言」を、別の形で補完できないかと考え制作した、いわば『海獣の子供』と背中合わせの関係とも言える、貴重なドキュメンタリーである。
ここには、原作者の五十嵐大介をはじめ、生物学者の長沼毅、国立科学博物館の研究員・田島木綿子、フリーダイバーの二木あい、人類学者の中沢新一といった錚々たる人々の「証言」によって、いかに人間が科学で解明できていないものでこの世界はあふれているか。「理解」するのでなく、いかに「感じる」ことが重要なのかを、科学至上主義の文明社会へ警鐘を鳴らしてゆく。
尚、劇中で中沢新一氏が「シンデレラの物語の奥には、本当の貌が隠されている」という話をしながらも、それは何なのか説明してくれず、消化不良を起こしてしまった人も多いと思うが、それについては同氏の著書『カイエ・ソバージュ(1) 人類最古の哲学』(講談社選書メチエ)の中でじっくり語っているので、気になった方はぜひ一読を(笑)。
素晴らしいカップリングである。
あなたの、生命をめぐる長い長い長い探求が、この映画からはじまる。
水族館の水槽内、或いは海中における生き物たちの動きの描写に、思わず頷いてしまいました。
あと、個人的には、主人公が雨が降る中自転車を走らせる場面がお気に入りです。
『2001年宇宙の旅』をパクったのではとか揶揄されもし、こちらとしてもちょっと期待していた終盤部の描写は、はっきり言って残念としか表現しようがありません。
手間の掛かった場面が続くのは分かりますが、主人公のナレーションと相まって、ただのあまり面白くない説明にしかなっていないと思いました。
というか、それ以前に“大人の思惑”とやらが出てきた辺りから、内容にノレなくなっていたんですけどね…。
また、エンドクレジット後に出てくる場面は、減点の要素として決して小さくはないです。
何と言うか、『バトルシップ』のそれと同じくらい要らないと思いました。
生命宇宙起源説(パンスペルミア説)を基にした冒険ファンタジー。自然への畏敬や生命誕生の神秘といったテーマを扱っている。
港町に住む14歳の少女、安海琉花(あずみるか)は、夏休み中に、ジュゴンに育てられた不思議な兄弟、海と空に出会う。海と空は、原初の生命を海の底で再び誕生させるための「祭」の鍵を握る存在だった。
彗星が日本近海に墜ちた後のある夜、「祭」の参加者の一人に選ばれた琉花は、数多の海の生物とともに壮大な奇跡を見届ける。
設定と物語は神秘的で理解するのは難しいが、精緻な3DCGと原作漫画の画風に近い繊細な手描きの作画を組み合わせて作られた映像は斬新で見ごたえあり。特に雨や波などの水の表現が素晴らしい。
物語の舞台は神奈川県の江ノ島がモデル。
監督は渡辺歩。アニメーション制作はSTUDIO4℃。
素晴らしいBD画質。
素晴らしい包囲間・移動感の音質。
これはやはり視覚・聴覚で感じる映画なのだと思う。
是非とも出来るだけ大画面で、許す限りの大音量で体感して頂きたい。
至福の体験です。