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わが魂にあうまで Kindle版

4.2 5つ星のうち4.2 8個の評価

本書は、ビーアズ自身の悲惨な入院生活を原体験として、精神病者の処遇を改善し、精神疾患の予防運動を開始するために書かれたもので、アメリカ精神衛生運動の歴史的原点となった。

※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
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登録情報

  • ASIN ‏ : ‎ B0D1BNMBK3
  • 出版社 ‏ : ‎ 星和書店 (2003/5/14)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2003/5/14
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • ファイルサイズ ‏ : ‎ 172525 KB
  • Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) ‏ : ‎ 有効になっていません。
  • X-Ray ‏ : ‎ 有効にされていません
  • Word Wise ‏ : ‎ 有効にされていません
  • 付箋メモ ‏ : ‎ 有効になっていません
  • カスタマーレビュー:
    4.2 5つ星のうち4.2 8個の評価

カスタマーレビュー

星5つ中4.2つ
5つのうち4.2つ
8グローバルレーティング

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上位レビュー、対象国: 日本

2016年3月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
教科書に何度も、ビーアズ氏の、わが魂にあうまで。の本のこと、ピアサポーターの語源になったビーアズ氏のことを知りたくて、苦手な分野ですが読んだほうがいいと思い購入しました。
晩年のビーアズ氏のことも書いてありました。そこの部分は意外な晩年にショックを受けましたか、1900年代の前半に、このような本がある出版されていたことに驚きも感じました。この本は自分の手元から離れることなく、何度も読み返すことになると思います。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2008年6月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
19世紀、イギリスにて蒸気が原動力であることが発見され、一方で若い人たちの過酷な労働力・労働時間が資本主義/或いは帝国主義の源泉となっていた頃から当時の先進国ではとりわけ若い人たちが働き手として犠牲になっていった…そういう歴史がありました。

この本の著者であるビーアズ。彼は自分自身が大学生だった時、兄を脳腫瘍で亡くした、そのトラウマがきっかけとなり「自分自身もそうなるのではないのか?」という強い恐怖観念にとらわれます。その後精神病院生活を余儀なく強要され、入退院が何と3度。それだけでも大変な生活をした人物ですが、彼を担当した看護人による脅迫・虐待・暴力の数々…これがこの本に赤裸々に書かれています。本著が出版されたのが1908年。ちょうど100年前です。

…まるで今の日本における心ない一部の介護人にも見て取れるような、そうした悲惨な体験の数々。

ただし本著が100年を経て今も輝きを失っていないのは、その体験をもとに医師や医療関係者、精神学会などが一斉に賛同し、彼を中心に「精神衛生協会」が立ち上がった事、それがとても重要な事柄なのです。そしてビーアズはこの会の会長になります。その後「国際衛生学会」や各種財団が設立され、21世紀の今ではいわゆる「メンタルヘルス」の礎になった…こういう背景が本著にはあります。

一人の悲惨な体験が本となり…それが世界を動かし、更に現在の新たな学問領域までに関わる。こうしたとても重要な事柄を本著は100年経った今でも改めて気づかせてくれる。素晴らしい本がまだまだありますね。一読をお薦めします。
32人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2020年1月7日に日本でレビュー済み
人に勧められて読んだが、私には全く合わず、2/3ほど読み進んで断念。筆者が置かれた悲惨な境遇は さて置いて、圧倒的な自己中心的世界観には目眩がした。文学のような繊細さもなく、哲学のような理論性もない。ただただ自我欲求を満たそうと足掻く筆者の心情には近ずくことさえ出来なかった。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2014年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自らの入院経から験精神医療改革、精神障害者の人権擁護の運動に邁進したピアーズ。一度は彼の著書を読んでおきたいと思い購入しました。一度目は全体をさらっと読んだので、二度目はじっくり読もうと思います。
2人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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