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商品はつくるな 市場をつくれ――キリン「伝説のヒットメーカー」商品づくり24の技法 Kindle版
「自分の夢を仕事で実現させたい」
「ユーザーの気持ちがわからない」
「企画書が通らない」
「プロジェクトを成功させる方法が知りたい」など
商品開発や新規事業を生み出す上でのあらゆる悩みを解決!
「1000に3つ」や「1生涯1ヒット」と言われる食品(飲料)業界において
「麒麟淡麗<生>」「氷結」「キリンフリー」「スプリングバレーブルワリー」など
ヒット商品を生み出してきた著者が明かす、売れ続ける商品づくりの全技法。
実は入社から12年間、ヒットゼロのダメダメ社員だったという著者。
なぜ、そんな失敗だらけだった人が、ヒット商品を量産できるようになったのか?
その秘訣を実際の商品開発を事例に紹介します。
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2022/3/15
- ファイルサイズ21992 KB
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出版社より
大ヒット商品「連発」の秘訣――商品づくりの4要素
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第1章 未来の市場のド真ん中を射貫け競合ではなく、未来を見る考え方について、「淡麗」「氷結」「キリンフリー」の実例と共に解説します。 より良い商品をつくるなら、いきなり商品のことを考えてはいけません。 「氷結」の初期構想のスケッチを参考に、自分がつくる商品の未来を考えてみましょう。 |
第2章 「偶然のひらめき」を呼び込む習慣今までにない、真にオリジナルなアイディアの発想法を紹介します。 市場をつくるロングセラーには欠かせない不変の法則をつかむ方法もわかります。 私も、アイディアがどんどん出てくる天才型ではありません。だからこそ、人一倍アイディアを生み出し、記録する方法を考えてきました。 |
第3章 企画書で商品は磨かれる「企画書は、魅力的な提案をするために使うもの」と思っていませんか? 私の場合は違います。商品を「磨き上げる」ために使うのです。 「スプリングバレーブルワリー」構想時の企画書や、いつも使っているお気に入りの道具たちも大公開します。 |
第4章 純度を保ちながら、化学反応を起こす最終的に商品の明暗を分けるのはチームワーク。 チーム運営や一緒に働く人の才能の引き出し方など、人の力を借りて、想像や常識の上をいく商品をつくる方法を実際のプレゼンに使用した資料と共に解説します。 |
30年余りの経験から導きだした、ヒット商品のつくり方
これまでの30年余り、私は商品づくりに携わってきました。
手掛けたのは、チューハイ「氷結」、クラフトビールの先駆けとなった「スプリングバレーブルワリー」、発泡酒の「淡麗」、世界初のアルコール0・00%ビール「キリンフリー」など。おかげさまで数多くの大ヒット商品に恵まれ、その総売上は、およそ9兆円となりました。
本書では、「市場を切り拓く商品のつくり方」を若手からベテランまで誰でも今日からすぐに実践できるよう一冊にまとめました。
成功事例だけを紹介するだけでなく、売れなかった商品のどこがダメだったのか、どう考えればよかったのかの失敗事例の分析までも徹底的に解説しました。
さらに、発売に至らなかったボツ企画の直筆メモまで掲載しています。
商品の説明
出版社からのコメント
著者について
スプリングバレーブルワリー ファウンダー(前社長)
元キリンビール(株)エグゼクティブ・フェロー
1961年新潟県小千谷市生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業。学生時代、AIなどのコンピュータープログラミングの未知なる世界にハマりつつも、洋酒・ワインの彩り豊かで奥深い世界とライフスタイルに魅せられ、85年キリン・シーグラム(株)に入社。4年間の営業経験の後、マーケティング部でウイスキー、スピリッツなどのマーケティング、新商品開発に携わる。斬新でスタイリッシュな商品で世の中を驚かせようと果敢にチャレンジするも、ほとんどの商品が全く売れず。営業時代を含め、ヒットとは一切無縁の12年間を過ごす。 転機は97年。キリンビール(株)マーケティング部商品開発研究所で、同社初の発泡酒「麒麟淡麗〈生〉」を開発、史上空前のヒット商品に。2000年にはチューハイ市場参入プロジェクトのリーダーとなり「キリンチューハイ氷結」の開発を指揮し、大ヒット。その後シリーズを拡充。立て続けにヒットとなる。07年、キリン創業100周年プロジェクト「キリン・ザ・ゴールド」の開発を任されるも失敗に終わり、ビールよりも苦い思い出を残す。その後、飲酒運転やアルコールによる事件・事故を完全にゼロにしたいという強い想いから、世界初の完全ノンアルコールビール「キリンフリー」を開発。世界的なノンアルコール市場(0.0%市場)創造の火付け役となる。 11年、クラフトビール市場をつくり変える社内ベンチャー「スプリングバレーブルワリー」プロジェクトを立ち上げ、スプリングバレーブルワリーの代表取締役社長に就任。クラフトビール事業と飲料・食品業界の「クラフト」市場の飛躍的拡大をリード。東京・代官山、横浜、京都などに店舗を展開。現在は同社を退職。2020年、NPO政策塾「一新塾」卒塾(45期生)。現在は「0→1(ゼロイチ)」の市場創造・イノベーションの知見を活かし、商品づくりコンサルタントとして活動中。「For the Planet Inc.(フォー・ザ・プラネット合同会社)」を創設、代表を務める。生涯のビジョンである「世界平和」や地球環境保全、より良い社会を実現する新たなプラットフォーム構築を鋭意画策中。本書が初の著書。
登録情報
- ASIN : B09R47F9H7
- 出版社 : ダイヤモンド社; 第1版 (2022/3/15)
- 発売日 : 2022/3/15
- 言語 : 日本語
- ファイルサイズ : 21992 KB
- Text-to-Speech(テキスト読み上げ機能) : 有効
- X-Ray : 有効にされていません
- Word Wise : 有効にされていません
- 付箋メモ : Kindle Scribeで
- 本の長さ : 245ページ
- Amazon 売れ筋ランキング: - 11,607位Kindleストア (Kindleストアの売れ筋ランキングを見る)
- - 1,581位ビジネス・経済 (Kindleストア)
- カスタマーレビュー:
著者について
和田 徹 Toru Wada
商品づくりコンサルタント
For the Planet Inc. 代表 www.fortheplanet.jp
スプリングバレーブルワリー ファウンダー/顧問/前代表取締役社長
元キリンビール(株) マーケティング部・事業創造部 エグゼクティブ・フェロー
1961年新潟県小千谷市生まれ
慶應義塾大学経済学部卒
洋酒・ワインの彩り豊かで奥深い世界とライフスタイルに魅せられ、85年キリン・シーグラム(株)に入社。4年間の営業経験の後、マーケティング部でウイスキー、スピリッツなどのマーケティング、新商品開発に携わる。斬新な商品で世の中を驚かせようと果敢にチャレンジするも、ほとんど売れず、ヒットとは一切無縁の8年間を過ごす。
転機は97年。キリンビール(株)マーケティング部で、同社初の発泡酒「麒麟淡麗〈生〉」を開発、史上空前のヒットに。2000年にはチューハイ市場参入プロジェクトを率い「キリンチューハイ氷結」の開発を指揮、大ヒット。07年、キリン創業100周年ビール新商品プロジェクトも失敗に終わり、ビールよりも苦い思い出を残す。
その後、飲酒運転やアルコールによる事件・事故を完全にゼロにしたい強い想いから、世界初の完全ノンアルコールビール「キリンフリー」を開発。世界的なノンアルコール市場(0.0%市場)創造の火付け役となる。
クラフトビール市場をつくり変える社内ベンチャー「スプリングバレーブルワリー」プロジェクトを立ち上げ、15年、スプリングバレーブルワリー(株)の代表取締役社長に就任。東京・代官山、横浜、京都などに店舗を展開し、クラフトビール市場の拡大・定着をリード。20年、NPO政策塾「一新塾」卒塾(45期生)。「和の心」プロジェクト参画。
21年キリンビール(株)を退職し、それまでの「0→1(ゼロイチ)」の市場創造・イノベーションの知見を活かし、商品づくりアシスタントとして活動を開始。「For the Planet Inc.」(フォー・ザ・プラネット合同会社)を創設、代表を務め、生涯のビジョンである「世界平和」や地球環境保全、より良い社会を実現する新たなプラットフォーム構築を画策中。
イメージ付きのレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
つい、市場の分析が、とか、
競合の動きが、とか、ポジションがどうとか
そういったフレームワークから
はじめたくなりますが
そうではなく
市場をあらたにつくり
長期にわたって人から選ばれるロングセラーをつくるためには
人々の未来の生活、未来を描くことからですということを、淡麗や一番搾りなどの具体的な商品開発の事例から学ぶ一冊です。
カッコいいフレームワークで考えてるけどいまいちだなというときに、視座を変える一冊だと思います。
本書も、購入時にそのような場面に会い、書店で買わずにアマゾンで即座にポチッと購入してしまったもので、しばらく積読状態でした。本の整理中に再び読みたくなる衝動に駆られ、少しずつ読み進めた本です。
本書はキリンでマーケティングを行っていた著者が、麒麟淡麗や氷結、キリンフリーなど元々その市場がないところから、どのように市場を形成し商品をヒットさせていったのか、その裏方としての工程や思いというのが詰まった本になっている。
特に、飲酒運転事故で亡くなるという社会的なインパクトのあるニュースが背景に有り、その中で、キリンフリーに関しては、当初はノンアルコールビールの市場なんて無い中での認知度を得ていくことも丁寧に書かれてある。
このエピソードとして参考になるのは、225ページ以降にあるアルコール成分は0%でもプラセボ効果で酔ってしまう感覚になりはしないかという点をエビデンスを求め丹念に検証しているところである。普通は商品化を早く行うことに優先順位を高く持っていくと思うのだが、この検証結果を待つまでに時間をかけており、本当にその商品が市場に浸透していくに際してボトルネックと思われることを丹念に潰していく作業を行っていることに、単にマーケティングの本というよりは、商品の本質への深い切込みが重要であることを改めて読者に伝えているという点で、大変参考になる内容かと思う。
そのような努力があるからこそ、33ページにあるような「未来の当たり前」をつくるという観点に繋がっているのだろう。その点で、単なるマーケティングの本や、企業の自慢話的なトーンの多い他の本とは明確に違うクオリティをもつ本になっている。
また、お客様の期待値を超えるための考え方(p.68)や、5W1Hではなく最初はWhyから始める観点(p.74)、さらにインプット量がアウトプットを決めるという観点(p.86)は、わたしも同様の理解をしており、永続性の指針である「真・善・美」という考え方にも共感を覚えた。その「真・善・美」が、p.222にある才能の掛け算で結集されると、より完成度の高い製品と市場形成の土台ができてくるのだと理解した。
多くのマーケティングの本は、宣伝効果やニーズの掘り起こし等の表面的な内容で構成されているものが多いが、本書は商品を生み出すためにどのように思考しているのか、その例が描かれていて、とても参考になる良書だった。
プロとしての思いが、この本には詰められている。そんな読後感に浸ることが出来た。
新製品企画、開発のやり方やコツ?みたいなものについて既知の情報が多く、個人的には確認本みたいな感覚で読み進めました。
またサクセスストーリーみたいな感じ書かれていたのですが、小説でもないので、途中からただの自慢話の羅列に見えてきて、最後の方は読んでいてしんどかったです。
またキリンの開発者は別で有名な人がいるようなので、書き手のネームバリュー的にはそちらの方の書籍を読んだ方が良かったかなと思いました。
全然参考にならないというわけでもないので、初めて製品の企画、開発をする方には有用な書籍かもしれません。
ただ、すでに色んな情報を知っている方には物足りない内容と思います。
ちなみにこの本を勧めてくれた職場の上司にはレビューと同じ感想を言いました。
そこから本を勧めてこなくなりました。
う、うそやろ…「参考になりました!」っという回答だけ欲しかったのか。。悲しい。
ずっと記憶に残っていたのは「商品じゃない、市場を作るんです!」という言葉だった。
若い自分は、立ち上げ準備で海外ロケをしている間も、その言葉の真意はわからなかった。
新発売と同時に社会が激変した!本当に発泡酒が主役になったのだ。
リアルに新市場を作り上げていく経験はとても有意義だった。
今回の本は面白く、一気に読み終わった。当時の記憶をまざまざと思いだすとともに
なんだ、俺のマーケティング理論は徹さんに教わったものだったんだ、と今更ながら納得した。
ブランディングを仕事にする上で最高の教科書の一冊だと思う。
うちの若いスタッフも一気に読み終えていた。
アートディレクター イシザキミチヒロ
マーケティングにはそれなりに長く携わってきて手に取ったこの本。
ちょっと見「まあそうだよね、よくそう言われているよね」ということが並んでるんですが、「それを本当に、どれもちゃんとやる」ってことが大事なんだよね、って著者実績と照らしてみると思えました。
「わかる」と「やる」は違う、でそれが難しいからこそ丁寧に「ね、できるからやってみ」と伴走してくれる。自分に対してそんなの無理でしょと思っても、面倒になりそうだなとか感じても「やってみる」。踏み出せる人になろうと、マンデーブルーも吹き飛ばしてくれそうだなあと。来週もまた、きっと開きます。
情報の偏りをなくす為にオススメされている”越境”するということ。
「居場所を変える」「つきあう人を変える」「読む本を変える」の三つを挙げられていて、今の自分にとってとても響く言葉だった。
そしてひらめきを呼び込むためには、何よりインプット量を圧倒的に増やすこと。
やりたいと思ったことのまず取っ掛かりになりました。人だけでなく、本や場所も出会うタイミングって大切だなって感じました。