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創造性はどこからやってくるか ――天然表現の世界 (ちくま新書 1742) 新書 – 2023/8/7

4.6 5つ星のうち4.6 24個の評価

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何も閃かない、ネタ切れ、考えが浮かばない、アタマが硬い、センスに自信がない……。
そんなあなたに想像もつかない世界の〈外部〉を召喚するためのレッスン!

各紙が注目
□読売新聞「2023年の3冊/西成活裕さん」(2023.12.24)
□毎日新聞「2023この3冊/渡邊十絲子さん」(2023.12.23)
□産経新聞「気になる!」(2023.10.8)
□朝日新聞「杉田俊介の新書速報」(2023.9.23)


悩んでいてもいいアイデアは湧いてこない。それはふいに降りてくるものだ。従来の科学モデルでは説明できない想定外で不気味なものを思いつき、作り出そうとする、計算不可能な人間の創造力。それはどこからやってくるのか。生命科学、哲学、文学から芸術理論までを自在に横断し、著者みずからも制作を実践することでみえてきた、想像もつかない世界の〈外部〉を召喚するための方法。

【目次】
はじめに
第1章 天然表現から始める
 1 外側と外部
  インスピレーションを受け取る/外部と外側
 2 創造性はどのように考えられているか
  ボーデンの創造論/価値の無際限さ
 3 いやぁ死ぬこと思い出して眠れなかったわ
  死の感覚/スティングの脂汗
 4 トラウマと暴露療法
  トラウマとストレス障害/津波におけるサバイバーズ・ギルト/持続暴露療法/暴露療法に抗う二重の困難
 5 創造とトラウマ、死の問題
  朝の喧騒に茶を喫す/創造と癒し

第2章 外部へ出るために
 1 「ただ並べよ」という声
  「とりあえず」の積極性/見たいものだけ見る・見たいように見る/書き割りと外部
 2 想定外へと踏み出す
  蕎麦かラーメンか/蕎麦とラーメンの脱色
 3 トラウマ構造
  肯定的矛盾と否定的矛盾の共立/肯定的矛盾の効用
 4 アートと日常
  デュシャンの芸術係数/初めて食べるラーメンの意味

第3章 作品における穴
 1 小説に見出されるトラウマ構造
  「意味」という綿毛/読書という降霊儀式・小説というその装置
 2 吉行淳之介の短編
  「いのししの肉」に流れる日常/「いのししの肉」の構造/「いのししの肉」に見出される否定的矛盾/作家が構成するトラウマ構造
 3 保坂和志『ハレルヤ』における「キャウ!」
  和菓子のように眠る猫/経験と理念の出会い、そして脱色/時間を変質させる「キャウ!」/一日一日という永遠
  一日一日という永遠
 4 作家性という当事者性
  完璧さと不完全さ/穴の積極性

第4章 脱色された日常
 1 箱庭的な記憶
  庭の記憶/虫たちの記憶/誰もいなくなった庭
 2 一人称と三人称の捩れ
  記憶の人称性/一人称的身体と三人称的身体/異質な身体の間の結び目
 3 天然表現の場所へ
  人の時間・物質の時間/日常が成立し、日常が成立しない/はじまりのアート、その種/脱色される遺品

第5章 虫でも人でもない痕跡
 1 並べ、折り畳み、脱色する
  虫たちの振る舞い/こけしを並べる/ハンカチと靴下の作り出す表面
 2 岩松の中のオオミミズ
  岩松のジャングル/喪服を引きずり、まるめ、自ら進む/家屋の中の虫ども
 3 皮膚をむしるように段ボールをむしる
  大量の段ボール/剥がし、引き裂き、ちぎる
 4 ギャラリーで展示する
  空いている地下室/動画・写真・インスタレーションへ/インストール
 5 作ってみて確信された
  生成の起源とはどのような問いか/当事者における確信

第6章 完全な不完全体
 1 芸術は科学と同じなのか
  フォーマリズムからミニマリズムへの変遷/形式(形相)か物質(質料)か/作家は何を見ているのか/科学の見るものと芸術の見るものの違い
 2 記号としての芸術の死
  記号化・貨幣化/芸術の死、はたして/人間中心主義批判
 3 現代思想は芸術を救うのか
  自然を取り込むことは可能なのか/現代思想における脱構築/外部を感じる者・感じない者
 4 完全な不完全体が担う作家性・当事者性・「わたし」
  「完全な不完全体」の射程/アガンベンの論じる作家性/作品の制作・鑑賞の当事者性と「わたし」の当事者性

第7章 痕跡候補資格者
 1 今世紀最大の無名の画家
  書き割り少女/書き割り少女と世界拒否/ピロスマニと書き割り少女
 2 なんだか、わからないが、「できた」
  針金に苦闘し「穴」を見出す/九州へ上陸/シャルル・フーリエと天然知能
 3 フーリエの日々
  過去を持たない痕跡/痕跡・すでにして生命/痕跡候補資格者の実装
 4 『フーリエの日々』の日々
  鳥なのか虫なのか/鑑賞者は「外部」をとらまえるか/科学から芸術へ・ではなく・芸術から科学へ

第8章 創造性はどこからやってくるか
 1 芸術鑑賞としての天然表現
  鑑賞としての制作
 2 自然科学の天然表現
  カウンターライトニング/思いつきで何が悪い/意識を突破する可能性
 3 日常に広がる天然表現
  課題を解いてみる/「いき」の構造/外部を召喚する日常の哲学へ/「賭け」に対するホドロフスキー

参考文献
あとがき

創造性はどこからやってくるか
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商品の説明

著者について

郡司ペギオ幸夫(ぐんじぺぎおゆきお):1959年生まれ。東北大学理学部卒業。同大学大学院理学研究科博士後期課程修了。理学博士。神戸大学理学部地球惑星科学科教授を経て、現在、早稲田大学基幹理工学部・表現工学専攻教授。著書『生きていることの科学』(講談社現代新書)、『いきものとなまものの哲学』『生命壱号』『生命、微動だにせず』『かつてそのゲームの世界に住んでいたという記憶はどこから来るのか』(以上、青土社)、『群れは意識をもつ』(PHP サイエンス・ワールド新書)、『天然知能』(講談社選書メチエ)、『やってくる』(医学書院)、『TANKURI』(中村恭子との共著、水声社)など多数。

登録情報

  • 出版社 ‏ : ‎ 筑摩書房 (2023/8/7)
  • 発売日 ‏ : ‎ 2023/8/7
  • 言語 ‏ : ‎ 日本語
  • 新書 ‏ : ‎ 288ページ
  • ISBN-10 ‏ : ‎ 4480075755
  • ISBN-13 ‏ : ‎ 978-4480075758
  • 寸法 ‏ : ‎ 17.3 x 10.6 x 1.4 cm
  • カスタマーレビュー:
    4.6 5つ星のうち4.6 24個の評価

著者について

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郡司ペギオ幸夫
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2023年10月28日に日本でレビュー済み
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昨今、デジタル情報化の波に飲み込まれ、人間が人間たる由縁から遠ざかりつつある中で、
この本に書かれていることは、とんでもの世界ではなく、経験の中で培われてゆく、本来の人間性を紐解く大きな指針となることだろう。
8人のお客様がこれが役に立ったと考えています
レポート
2023年8月24日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
「本書は、生命基礎論の研究者である私が、「天然表現」という作品制作を思い立ち、これを実行して、インスタレーション作品『水は時折、とりわけ夜になると』や『痕跡候補資格者-転回』を制作し、「はじまりのアート」を実現するまでのドキュメントである。そして、それに伴い、芸術とは何か、作品とは何かという問いに関して、天然表現に即して論じたものである。」(本書14ページ)

ここで言うところの天然表現とは、「天然表現は、表現の結果であったり、表現を説明したりするものではない。そのような終わったことを後付けることはしない。天然表現は表現に向かうための態度であり、完全な不完全体である。」(本書17ページ)、あるいは、「天然表現とは、「外部」に接続する装置であり、外部に接続することが「作品化」される営みである。」(本書18ページ)とされている。

かように定義されるところの天然表現にかかわる理論と実践が本書では交互に論じられている。つまり、本書は全8章から構成されており、第1章以降の奇数の章で理論が、第2章以降の偶数の章で著者による実践が、それぞれ論じられているのである。理論も実践も興味深くはあるが、この本書の構成ゆえか、偶然による創作の産物について小難しく後付けの理論を付け足したように、どうしても読めてしまう。
10人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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2023年8月12日に日本でレビュー済み
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  生成の起源とはどのような問いか
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  フォーマリズムからミニマリズムへの変遷
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 完全な不完全体が担う作家性・当事者性・わたし
  アガンベンの論じる作家性
  作品の制作・鑑賞の当事者性とわたしの当事者性
痕跡候補資格者
 今世紀最大の無名の画家
  書き割り少女と世界拒否
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  鑑賞者は外部をとらまえるか
  科学から芸術へ・ではなく・芸術から科学へ
創造性はどこからやってくるか
 芸術鑑賞としての天然表現
  鑑賞としての制作
 自然科学の天然表現
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あとがき
15人のお客様がこれが役に立ったと考えています
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