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DX戦記 ゼロから挑んだ デジタル経営改革ストーリー 単行本(ソフトカバー) – 2022/12/27
購入オプションとあわせ買い
非効率極まりないアナログだらけの日常から脱却せよ!
課題山積の不動産会社はいかにして
「不動産×IT」のハイブリッド企業に進化したのか?
「失敗することでしか前進する道は切り拓けない――」
知識なし、経験なしで真っ向から挑んだDXの軌跡
デジタル化の遅れが顕著な不動産業界において著者はアナログ中心の現状に疑問と危機感を抱いていた。著者が代表取締役を務めるプロパティエージェントは、不動産開発販売事業のほかにDX事業やシステム受託開発事業を手掛けており、早くから稟議や商談、契約書の電子化など自社のDXにも力を入れてきた。
現在の日本ではDX責任者がまだ十分に育っていないため中小企業ではDX推進の責任者をおくこと自体が難しく、中堅企業でもDXに取り組んでいない会社は多い。またDXに取り組んでいたとしても「コストばかりかさむ」といった課題に直面し、「どうしたらいいか分からない」と悩みを抱えている企業も多い。このほか、電子化すること自体が目的になってしまい、「経営効率を高める」というDX本来の目的を達成できていない事例も多いと著者は指摘する。
本書では著者自身が自社のDXを進めた過程を時系列でたどり、失敗や成功、課題についてまとめることでデジタル化の過程を明示していく。そのうえで著者が経験から得た知見やノウハウをもとに、DXの必要性を伝え、多くの企業が陥りがちな課題や落とし穴についての解決方法を提示する。
【目次】
PROLOGUE
STORY1 非効率な業務からの解放、優秀な人材獲得、経営体質の変革…… デジタル化に期待した3つの効果
2018年冬、22時の光景
非効率な業務からの解放
優秀な人材が集まる会社へ
筋肉質な組織への変革
オペレーショナルエクセレンス
STORY2 「完璧なロードマップ」という幻影 DXプロジェクト立ち上げ時にはまった落とし穴
「完璧なロードマップ」という幻影
八重入力の笑撃
形骸化するミーティング
入れていくのは大きな石から
【DXの落とし穴】
➀「完璧なロードマップを作ろうとする」
②「現場の意見を鵜呑みにする」
STORY3 「ITの知識を最重視」「専任よりも兼務」という勘違い 難航したDXチームのメンバー選出
世界で注目され始めたDX
本気度が劣る「兼務」という悪手
概論よりも具体論
コミュニケーション能力と変革意欲
担当者の器
異業種採用の恩恵
【DXの落とし穴】
③「総務にいるインターネットに詳しい○○君を一旦兼任でDX担当にしてしまう」
STORY4 コストはできるだけ安く抑えたい…… 間違っていたツール選定の基準
プラットフォームにふさわしいシステム
コスト優先の落とし穴
天啓が降りる
目先のコストより大事なもの
旧環境を捨てる決断
【DXの落とし穴】
④「コスト最優先のツール選び」
STORY5 現場がラクになることを追求…… アプリケーションの実装に伴う混乱
完全自動化が正解という過ち
変革の可能性を予算で制限したくない
計算上の効果とのずれ
方針変更に困惑するDXチーム
業務負荷が倍増するというまさかの事態
手段の目的化
嵐のなかで見えた目的の重要性
シンプルな基準
厄介なPD病
見切りをつける
「会社DX」の風土を醸成
【DXの落とし穴】
⑤「完全自動化が正解という過ち」
⑥「『生産性が上がる』という思考停止ワード」
⑦「厄介なPD病」
STORY6 1500日に及んだ戦いの未に…… DXによる事業変革を実現する
コロナ禍への適応
上がり始めた社員のDXリテラシー
社内DXのゴール
スマホ環境を活用した新規事業の創出
リアルな空間と仮想空間をつなぐ 顔認証IDプラットフォーム
DX人材としての価値
意識が変われば社風が変わる
EPILOGUE
- 本の長さ200ページ
- 言語日本語
- 出版社幻冬舎
- 発売日2022/12/27
- 寸法18.9 x 13 x 1.5 cm
- ISBN-104344941268
- ISBN-13978-4344941267
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【話題の本ドットコム】著者インタビュー
中小企業のDX推進は落とし穴だらけ! 数々の罠にはまってきたプロパティエージェントだからこそわかるDXの極意
DX(デジタルトランスフォーメーション)の概念が提唱されてから20年近くになりますが、中小中堅企業のDXはそれほど進んでいません。
満員電車に乗って毎日出社して、紙の稟議書に判子を押して回覧して、ファイルに閉じてキャビネットに保存している会社も少なくありません。
FAXでDMを送っている会社すらあります。
なぜ中小企業のDXは進まないのでしょうか。
2018年からDXに取り組み、その過程で数多くの失敗をしてきたプロパティエージェント株式会社の中西聖社長は
「今後DXに取り組む企業に役立ててほしい」と、このたび書籍『DX 戦記 ゼロから挑んだデジタル経営改革ストーリー』を上梓しました。
本に込めた思いについて語っていただきました。
――――――――――――――
不況になっても傾かない筋肉質の会社を作るためのDX
−−『DX 戦記 ゼロから挑んだデジタル経営改革ストーリー』はどのような本ですか?
弊社は2018年から社内にDXチームを作って働き方の変革に取り組んできましたが、当時はまだDXという言葉も浸透していず、早過ぎた挑戦でロールモデルもなかったために、数々の失敗をしてきました。試行錯誤を繰り返して現在はリモートワークが当たり前というレベルに達した2021年、社内DXの推進で得たノウハウをシナジーとして生かすべく、M&Aでシステム開発会社を買収して子会社としました。
そうしてデジタルシステムの導入支援サービス事業に参入したのですが、弊社も経験した7つの落とし穴にはまっている顧客企業がとても多いことに気づきました。そこであらかじめ落とし穴を避ける知見を書籍にして、これからDXに取り組む企業に役立ててほしいと考えたのです。
書籍の内容は、弊社のDX導入ストーリーを通してノウハウをお伝えするものです。この本はDXを考えていない企業の方にもぜひ読んでほしいです。中小企業にはDXは必要ないと考えている社長さんも多いのですが、いまDXに取り組まないと働き方改革も進むなか、将来の人材採用競争で勝つのが難しくなります。中小企業でもDXはできるし、我々と同じ失敗を繰り返さないでほしいという気持ちを込めました。
−−この本はまるでテレビ番組の『しくじり先生 俺みたいになるな!!』のように学びにあふれています。そもそも御社はなぜDXに取り組もうと思ったのですか?
弊社はもともと不動産の開発販売を行う事業会社なのですが、当時、不動産業界はとても景気が良くてみんなが浮かれていました。2008年にリーマンショックが起きて景気が大きく落ち込みましたが、そののちずっと右肩上がりで成長を続けていたからです。
しかし経済危機というのは10年に1回くらいの頻度で起きるものです。リーマンショックから10年で、金融環境に危機感を持っていました。
そこで、好景気に浮かれて膨らんだコストをダイエットして、危機的状況下でもしっかりと利益を出せる筋肉質の企業体に変えていかなければと考えました。
そこで目をつけたのがDXです。
当時、不動産投資の相談をAIのチャットボットで回答するというサービスを行っていたので、デジタルテクノロジーには社会にイノベーションを起こせる何かがあるという感触もつかんでいました。
――――――――――――――
DXは総務部の仕事ではなく攻めの経営案件である
−−実際にはDXはとても難しくて失敗続きであったと本には書かれています。その原因を簡単に説明していただけますか?
DXと聞くと、みなさんデジタルツールを導入して効率化すればいいのだと簡単に考えがちです。「導入するとコストが下がります」というツール会社の売り文句を妄信してしまうのです。しかし当然ですがツールを導入するだけでは駄目で、いかに運用するかが大事なのです。運用が伴わないと結局、非効率な使われ方しかしなくなってしまうのです。
そのため運用を管理する担当者が必要になりますが、ここでも初心者はミスをしがちです。たいていは総務部に他の仕事と兼務でDX担当者を作るのですが、そのレベルでは仕事が回りません。DXの導入は、新しく工場を作ったり事業を始めたりするくらいの規模の大仕事です。ですから工場長や事業部長に相当するような、直接に社長と意見を交わせるような専任のDX担当やパートナーが必要です。
DXはただのツールではなく全社的な業務改革ですから、
適切なリソースを集中投資することで初めて大幅な生産性向上が見込めるようになります。
−−DXがそこまでの大事業であるとのイメージはありませんでした。なぜそれだけのリソースを投入する必要があるのでしょうか?
DXが単なる生産性向上のツールではないからです。
そもそもデジタルトランスフォーメーションは、社内での働き方にとどまらず社会全体で起きていることです。つまり将来的には事業そのものをDXしなければならない事態まで想定しなければならないのです。
アナログレコードがCDに置き換わり、今は配信が主流になってCDが売れなくなったことからもわかるように、社会のデジタル化でこれまでのビジネスモデルが脅威にさらされているという自覚が必要です。社内DXは最終目的ではなく、その先には事業自体のDXがあると考えてください。
そこまでを見据えると、企業体の頭の天辺から足の先までを一気通貫で見通して考えられるような社長の意識とそれを実現するに足るDXの担当やパートナーが必要になります。そこには新規事業を立ち上げる意気込みで、適切な人材を配置する必要があります。
多くの中小企業ではDXの担当者に総務部の一社員を用意しますが、DXに必要なのは守りの人材ではなく、自分から動ける経営企画や営業のような攻めの人材です。
――――――――――――――
業務と事業のDXを行わなければ会社の未来はない
−−プロパティエージェントでは、事業のDXをどのように行っていますか?
弊社はもともと不動産の開発販売を行っていましたが、今はそれに加えて不動産のクラウドファンディングも行っています。
不動産投資をファンド化して、クラウドファンディングで少額からスマホで投資できるようにしたものです。
また、オウンドメディアを作って、ウェブ上で不動産投資に興味のある人を集客しています。ここで集めた15万人の会員から、ウェブマーケティングで不動産投資のニーズを引き出して、AIでデータ分析して、会員のニーズにあった建物をつくったり、仕入れたりして販売する試みを始めています。
さらに、投資用マンションの付加価値を高めるために、顔認証技術を用いて、エントランス、エレベーター、メールボックス、宅配ボックス、玄関ドアなどを、鍵を使わずに顔パスで利用できるようにしました。
それだけだとただの設備の進化ですが、顔認証技術は個人のIDと結びついるため、IDのプラットフォームを作ることで、将来的にはマンションの外に出てからも、その人の興味に合わせて地域の情報や近くのお店のクーポンなどが通知されるような仕組みにしていってます。
−−すごいですね。DXに取り組む前のプロパティエージェントはどのような会社だったのですか?
今から考えれば非効率な会社でした。当時の不動産業は法令で証紙の保存が義務付けられていたこともありペーパーレス化はまったく進んでいませんでした。そのため顧客データも紙ベースで保存していて、各部署で必要になるたびに元データを参照して不足分を手入力で穴埋めするような状況でした。
昔の会社であれば当然の業務だったかもしれませんが、DXによってそのような作業はなくすことができます。新卒の大学生にとって、「書類の穴埋め作業をやってください」と言われるのと、「それはAIが行うのでお客様の付加価値増加のために時間を使ってください」と言われるのと、どちらが魅力的でしょうか。日本が今後ますます人口減少していくことは明らかなので、優秀な人材を採用したいと考えるのであれば、DXに取り組まない手はないと思います。
商品の説明
著者について
1977年生まれ。高知県出身。明治大学大学院グローバルビジネス研究科修了(MBA)。ゼネコンに入社し施工管理を経験。その後不動産デベロッパーに従事し、独立を決意。2004年にプロパティエージェント株式会社を設立し代表取締役に就任。2015年JASDAQ上場。2018年には東証一部に市場変更。2020年DXYZ株式会社を設立し代表取締役に就任、2021年アヴァント株式会社取締役、同年にクラウドインテグレーションを事業とするバーナーズ株式会社代表取締役に就任。「空間の価値を創造、向上し、社会を進化させ、人の未来を育み最高の喜びを創出する」という経営理念を掲げ、新しい事業領域にも積極的に挑み続けている。現在は東京大学大学院工学系研究科博士後期課程(先端学際工学専攻)にて、顔認証IDプラットフォームの暗号化処理技術の研究にも従事。
登録情報
- 出版社 : 幻冬舎 (2022/12/27)
- 発売日 : 2022/12/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 200ページ
- ISBN-10 : 4344941268
- ISBN-13 : 978-4344941267
- 寸法 : 18.9 x 13 x 1.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 223,801位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 1,054位企業・経営
- - 1,055位その他の経営理論関連書籍
- - 1,061位経営学 (本)
- カスタマーレビュー:
-
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年という比較的早いタイミングで始めた施策。お手本になるケースが少ないなか、暗中摸索での取り組み。ロードマップの粒度、DXチームの構成、開発と運用のバランス、どれも一筋縄でいかないドラマがある。
ただ個人的には、事例の大半はDXというより昔からあるシステム導入で、近年のデジタル時代だからという事情はあまりない気がした。最後にいくつか紹介される新サービスや新規事業はDXの名にふさわしいが、ごく簡単に触れられるのみ。もっと聞きたい気分になる。
あと本書の主題とは関係ないが、ビジョンを持って時代を先取りしようとする一方で、説明不足のマイクロマネジメントに陥る創業社長の心中が描かれているのも興味深い。
総じて良書だが、これこそがDXだという印象が広まるのを懸念して星4つ。
そう思うほど共感しながら読みました。デジタル化することがゴールではなく、
その先に目指すものがないと、どれだけやっても落とし穴にはまり続ける。。。
時折ギクリとしながらも、教訓も記載されていて学びが多いです。
DX戦記とのタイトルですが、過去、就業してきた各社でもありましたが、
上長の方の考え方により、もちろん試行錯誤が生じる事は前提ですが、
大切なのは、目的、動機付けであって、そこに至る手段ではない事(試行錯誤ではありません。
試行錯誤は重要です。)を再確認出来ました。
過去の就業してきた会社でもそうでしたが、上長が試行錯誤の過程を否定される会社だと
DXに限らず、新しい仕組みの導入でも失敗してきましたので、改めて、目的、動機付けが
大切なのだなと思いました。
重要な観点を示していただき、ありがとうございました。
著者はまさにデジタル化が遅いと言われている不動産業界の会社の代表。
コロナになる前からオンライン商談、リモート化などは進めていたそう。
いち早くデジタルを取り入れ変革を促していくなか、
押し寄せる困難に立ち向かうストーリーが共感を誘う。
DXやデジタル改革を推進しようとしている経営者にはうってつけの一冊。
特に共感したのは第3章、DXチームのメンバー選出についての部分です。
専門知識と経験がある人が必要な一方で、現場の社員とうまくコミュニケーションをとりながらDXの熱意を掻き立てるようなインフルエンサーのような人物も必要。実はITの知識は後付けできるので、重要なのは結局人なのだと気づかされました。
その他にも企業が陥りがちな失敗が多く記載されています。ツール選定の基準などは大変勉強になりました。DXを進めたい方はまず読むべき一冊だと思います。